この胸の高鳴りは・・・

暁エネル

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クリスマス③

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僕と弘ちゃんはふたたびショッピングモールのおもちゃ売り場へ


「今度は飾りだね」


「うん 拓巳君と翔をびっくりさせたいよね」


「そう それ」


弘ちゃんは両手で人差し指を僕に向けた


僕は弘ちゃんの行動に笑っていた


ツリーの飾りを一通り小さなカゴに入れた


「こんなもんかなぁ~」


僕はカゴの中を見てそう言った



(まだもう少し欲しいかも・・・)



「他のお店も行ってみる?」


「うん行きたい」


僕は嬉しくなって元気良くそう言った


「わ~見て忍ちゃん」


袋にはいろいろなポーズをした 小さなサンタクロースがたくさん入っていた


「忍ちゃんこれは?」


「かわいい」


「ねぇ~これテレビの上に並べたら良くない?」


「いい 弘ちゃんいいよそれ そうしようよ」



(めちゃくちゃかわいいよきっと・・・ こんなのあるんだ・・・)



僕は小さなサンタクロースをまた見ていた


僕と弘ちゃんはそれからいろいろと店内を見て回ってみた


「ねぇ~忍ちゃんこれ飾るのはどう?」


弘ちゃんはメリークリスマスと書かれている写真を指さしていた



(風船だよね?かわいい・・・)



「風船かなぁ~?」


「えっおもしろいじゃん 浮き輪みたいに膨らませるんだって」


「弘ちゃんこれ飾ろうよ壁に貼り付けよう」


「うんいいね」


僕と弘ちゃんはまた笑顔になった


カゴの中がいっぱいになり とりあえず会計をしてもらい 


2駅先のショッピングモールへと俺と忍ちゃんは向かった


「あっ弘ちゃん」


「ううん?何?」


「翔の誕生日プレゼントは結局何にしたの?やっぱり弘ちゃん?」


「もうそんな訳ないじゃん 翔の誕生日プレゼントは俺とお揃いの部屋着にしたんだよ 部屋着なら何でもいいでしょう それに翔は部屋着がパジャマになっていたから・・・」


「弘ちゃんとお揃いかぁ~見てみたいなぁ~」


「えっ」


「弘ちゃんの顔」


僕は弘ちゃんの顔がかわいくて 思わず声を出して笑ってしまった



(嫌だ弘ちゃんかわいい・・・ きっと翔の前ではたくさんかわいい顔をしてるんだろうなぁ~)







「あの~翔」


忍さんと弘樹さんをおろし俺と翔は家電量販店へと向かっていた


「何だ拓巳」


「弘樹さん怒ってなかったですか?俺と忍さんの事・・・」


「忍と拓巳に関しては怒ってはいなかったなぁ~ ただ俺に対しての怒りは確かにあった」


「えっ何で弘樹さんが翔に・・・」


「俺も忍と拓巳の事は弘樹に黙っていたからなぁ~ 少しずつでも話してほしかったんだろう・・・」


「えっ大丈夫だったんですか?ケンカとか・・・」


「うんとなぐさめてやったから大丈夫だ もうすぐだぞ」



(なぐさめた・・・ あの弘樹さんを・・・ 翔だから出来るのかも・・・) 



翔は駐車場に車を止めた


「拓巳は何を見たいんだ?」


「あっ俺はケーキを作る材料一式見たいです」


「じゃ~初めに俺のオーブンからでいいか?」


「はい」


日曜日な事もあってか店の中はごった返していた


すぐに店員さんが俺達の所へ


「何かお探しですか?」


「オーブンを探していて 今使っているのが古くなったので買え変え様と思って・・・」


「それではご案内します」


俺と翔は案内された 


大小さまざまのオーブンの前に店員さんが丁寧に説明をしてくれた


スマホと連動している物 遠赤外線の物 石窯タイプの物それぞれ特徴があった



(凄いなぁ~どれも高い 学生の俺にはムリだ)



翔が店員さんと話をしている間 俺はいろいろなオーブンを見ていた


「拓巳これにしようと思うんだが・・・」


翔が大きなオーブンを指さした



(めちゃくちゃ大きいんですけど・・・)



俺はそう思いながら翔に顔を向けた


「俺はケーキが作れれば大丈夫です」


「それじゃ~これを下さい」


「お買い上げありがとうございます ただいま在庫を確認して参ります 少しお待ち下さい」


そう言って店員さんは行ってしまった


「翔ってそんなに悩まないタイプ?」


「あぁ~欲しい物がある時はなぁ~」


店員さんがやって来た


「在庫はありました 配送なされますか?」


「お願いします」


「ではご精算とご住所の方お願いします 本日はありがとうございました」


店員さんが深々と頭を下げていた


翔は精算を終え俺の所へ


「拓巳お待たせ」


「あっうん翔の買い物はもう無いの?」


「家電は無いかなぁ~」


「じゃ~翔 ハンドミキサー見ていい?」


「あぁ~そうだなぁ~ 拓巳はお菓子作り良くするのか?」


「えっまったくの初めてです 忍さんが甘い物が好きなので初めての挑戦です 忍さんの喜ぶ顔が見たいから失敗はしたくないです」


「そうだなぁ~ 俺も弘樹の喜ぶ顔が見たい」


「翔だいたい俺ケーキを作る上で必要な物をメモしてきました」


「それじゃ~行くか」


「はい」


俺と翔は売り場へ


ハンドミキサーを探しながら家電量販店をウロウロし


翔といろいろな話をしながら 細々した物は別の店へ行く事に


「ハンドミキサーっていろいろあるんだなぁ~」


「すいません時間がかかってしまって・・・」


「いいさ それより拓巳そろそろ何か食べないか」


「そうですねお腹すきましたね まだ買う物がありますし休憩しますか」


家電量販店を出ると辺りは薄暗くなっていた





翔は弘樹さんに電話をかけた


俺も忍さんの声が聞きたくて忍さんに電話をかけた


「もしもし忍さん」


「拓巳君そっちはどう?」


「はい今翔と家電量販店を出るところで これから翔と一緒にご飯を食べます」


「僕と弘ちゃんはさっきオムライスを食べたんだよ 凄く美味しかった」


「そうなんですね」



(忍さんの笑顔が目に浮かぶ・・・)



「忍さん今日はこのまま解散になりそうですね」


「そうだね 翔にちゃんと送ってもらってね」


「あっ大丈夫ですよ」


「拓巳君が家に着いたらラインしてね」


「はい わかりました」


「じゃ~ね」


「はい また」


俺はスマホを切った


「忍さん達もまだかかりそうだと言ってましたね」


「そうだなぁ~」


「俺初めてなんです 家族以外でクリスマスパーティーするのだから凄く楽しみで・・・」


「拓巳 俺も初めてだ」


そう言って翔は歩き出した




「拓巳は何が食べたい?」


「そうですねぇ~ あったかい鍋とか焼肉とかもいいですね」


「俺は何でもいい拓巳が決めてくれ」


「わかりました あっじゃ~あそこのとんかつ屋さんで 丁度目に入ったのでもう口がとんかつの口になりました」


「おもしろいなぁ~拓巳は・・・」



(忍さんともとんかつ屋さんへ入ったなぁ~)



俺と翔はとんかつ屋へ


「いらっしゃいお好きな席へどうぞ」


そう言われ俺と翔は隅の席へと座った


「はいいらっしゃい まぁ~ステキな殿方ねぇ~ 他にまだお客様が居ないから うんとサービスするよ」


そう言って年配のご婦人がお茶とおしぼりを持って来てくれた


「拓巳何にする?」


「そうだなぁ~ やっぱりロースカツかなぁ~」


「じゃ~俺はヒレにする」



(忍さんもヒレカツを食べていたっけ・・・)



さっきのご婦人が来て注文を終えた


「翔いろいろ相談にのってくれてありがとうございました」


「拓巳もういいって・・・」


「いや 俺と忍さんだけだったらまだ こんな風にはなってなかったと思います きっと俺は弘樹さんを怒らせていたと思います」


「そうかもしれないなぁ~ 弘樹は忍の事が好きだからなぁ~」


「はいそれはもう うらやましいくらいですよね」


「拓巳も言うねぇ~」


「はい2人共ここに居ませんからナイショですよ」


とんかつが運ばれて来た


「いただきます」


衣がサクサクでとても美味しいとんかつだった


「翔聞いてもいいですか? 弘樹さんとどうやって知り合ったんですか? 忍さんとは前からの知り合いだと聞いているんですが 弘樹さんとの繋がりがわからなくて・・・ 前にバーで忍さんとの話を盗み聞きした時はあんまり良くわからないくて・・・」


「あぁ~そうか 俺の幼なじみが弘樹の同僚でなぁ~ 忍とも一緒に以前仕事をしていたんだ 俺の幼なじみは初め忍と俺をくっつけようとしたみたいだけどなぁ~ 弘樹にも言った事なんだが 拓巳も誤解しないで聞いてほしい 俺も忍も少しも恋愛感情はおきなかったから・・・」


「えっそんな事あるんですか? だって忍さんめちゃくちゃかわいいじゃないですか?」


「拓巳が弘樹の事をそういう目で見られないのと一緒で 俺も忍にはそういう感情はない」



(忍さんもそんな事言ってたなぁ~)



「不思議ですね 世の中奇跡と偶然に溢れている」


「そうだなぁ~ 俺の幼なじみはなかなか弘樹に会わせてくれなかったけどなぁ~」


「えっ何でなんですか?」


「弘樹は部署が変わったばかりで 仕事を覚える事に大変だったらしくてなぁ~ 俺が入れるすきまもなかったみたいだ」


「そうだったんですか えっ翔は弘樹さんの事を知ってたんですか?」


「写真の弘樹はなぁ~」


「えっ写真?」


「幼なじみと一緒に写る弘樹に俺はひとめ惚れしたんだ」


「えっだって写真ですよね 実際に会わないとわからなくないですか?」


「そうだなぁ~ でもバーに弘樹が初めて入って来た時の感動は今もハッキリと覚えているんだ」


「運命の人って感じですか?」


「あぁ~多分なぁ~」


俺と翔はとんかつをペロリとたいらげ店を出た




俺と翔は残りの買い物を済ませた


「まだ時間が早いから忍のマンションでいいよなぁ~」


「あっはいお願いします」



(やった忍さんに会える)



俺は忍さんのマンションで降ろされた


「翔 今日はありがとうございました 結局翔に全部出してもらって・・・」


「学生の拓巳に財布を出させる訳にはいかないだろう・・・ その分土曜日に頑張ってもらうよ」


「はい頑張ります 今日は本当にありがとうございました」


「土曜日10時に迎えに行く 果物とか生野菜は当日の方がいいからなぁ~」


「はいよろしくお願いします 翔も気を付けて・・・」


俺はそう言って翔の車を見送った




俺は忍さんのマンションのオートロックを操作した


「忍さん開け下さい」


「えっ拓巳君」



(えっ何で拓巳君が居るの・・・)



(良かった今日はもう会えないかと思った)



自動ドアが開き俺はエレベーターへ


忍さんは玄関のドアを開けて待っていてくれた


俺は忍さんを抱きしめそのまま玄関へ


「今日は忍さんに会えないと思っていたから・・・」


「僕もだよ拓巳君」


俺は忍さんのくちびるを重ねた


「忍さんしたいです」


「時間大丈夫?」


「帰らないとダメですか?」


「いいよ 帰ったらダメかも・・・」


「忍さんロフト行って下さい」


俺はジャンパーを脱ぎ忍さんを追いかける様にロフトへ登った


俺と忍さんは裸になり身体を重ねていた


「忍さん朝我慢していた分も・・・」


「いいよ拓巳君・・・」


俺はローションを付け 忍さんのと指を忍さんの中に



(拓巳君そんなにされたらイっちゃう・・・)



俺は素早くゴムを付け忍さんの中へと押し込んだ



(拓巳君大きい・・・)



(あぁ~やっと忍さんと繋がれた・・・)



忍さんはのけぞり大きな声を出していた



(あぁ~忍さんがスゲーエッチだ・・・)



(つづく)


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