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勉強とスポーツ
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次の日の放課後も 僕は 榎本の家へお邪魔する事になった
僕の事を好きだと言ってくれた事 僕の傍に 僕の1番近くに居たいと言ってくれた事 榎本の言葉が 僕の胸にとどまり続けていた
榎本が オートロックを操作し エレベーターへ乗り込んだ
(どうしよう・・・ また 僕は 榎本の部屋へ入ったら 榎本のニオイで 僕は動けなくなるかも・・・)
「悠 入って」
榎本が 玄関のドアを開けてくれた
「お邪魔します」
榎本が一緒に部屋に入って ベッドへ上がり エアコンを直ぐに付けてくれた
(榎本が居てくれたら 大丈夫なんだ・・・ そうだ 昨日も そうだった)
僕は 昨日と同じ様に 丸いテーブルに座った
「悠・・・ 悠だけだよ そこに ちゃんと座るの」
「えっ?」
榎本は ベッドから降りながら そう言った
「隆なんか ベッドにダイブするし 他の奴らは ベッドへ座ったり マンガ読んだり その辺 寝っ転がったり みんなスゲーんだ・・・」
「そうなんだ」
(みんな自分の家の様に・・・ それだけ 榎本と親しい間柄なんだ・・・ 僕は 友達を家へ呼んだ事ないなぁ~)
「悠 ちょっと 待ってて 俺 飲み物持って来る」
「榎本・・・ 僕 要らない」
(1人にしないで・・・ 部屋から出て行かないで・・・ 僕は また・・・)
「俺が 飲みたいんだ」
榎本は そう言って 部屋を出て行ってしまった
僕は 自分のカバンをギューと抱きしめた
(早く 戻って来て・・・ 榎本 僕が おかしくなる前に・・・)
(今日は 朝から母ちゃんが うるさかった・・・ マジで 早く帰って来るんじゃねぇ~よなぁ~)
俺は そう思いながら部屋へ
「悠 どうした? もしかして 寒い」
(悠の様子が・・・ カバンをかかえた姿は かわいいけど・・・)
「ううん 大丈夫 寒くない」
僕は 首を振って 息を吸い込んだ
(良かった・・・ でも いったい悠に 何があった?)
「悠 本当 大丈夫?」
「うん」
(悠が 笑顔になった さっきのは 何だったんだ?)
俺は 悠の前に座った
「ね~ 悠はさ~ 何で そんなに勉強ができんの?」
僕は なんて答えたらいいのか 分からず
質問をされて 質問で答えるのは ちょっと 違う事かもしれないけど 僕も 榎本に聞いてみたかった
「榎本は 何で そんなにスポーツが得意なの?」
「えっ 俺?」
榎本は 驚いた様子だった
(僕は スポーツ 全部が苦手だ・・・ 何をやっても みんなに劣る・・・ 体育の授業なんか 無ければいいとさえ思う・・・ でも 榎本は違う どんなスポーツでも 得意なのではないだろうか)
榎本は 考えている
「悠って やっぱ スゲーな」
「えっ?」
今度は 僕が驚いた
榎本が 僕のどこを見て 凄いと言ったのか 分からなかった
「俺 何で スポーツできんのか 必死に考えちゃうのに 悠は 違うだよなぁ~ 俺 体 動かすの好き・・・ まだ やった事ない スポーツもあるけど やっぱサッカーが 1番好きかも 俺に合ってると思うんだ・・・ 悠は 勉強好きなの?」
榎本は 僕の顔を覗き込んだ
「好きかって言われたら 好きなのかなぁ~? 数学とかは 答えが必ずあるから・・・ でも 本を読んでいる方が好きかも・・・ そん世界に入り込める」
僕は 自然と笑顔になった
(この頃あまり 学校で読んでる姿見ねぇ~けど・・・ 1年生の時は 良く本を読んでいる姿を見たなぁ~ 悠には まだ 言えねぇ~けどなぁ~)
「そっか」
榎本の優しい顔が そこにあった
(この顔は前にも・・・ あっ 校外学習で偶然 榎本に会った時時だ)
(昨日は ただ 悠が家に来てくれた事が 嬉しかった・・・ 今は 手を伸ばせば 悠に届く)
その時 玄関で音がした
俺は ちょっと残念な気持ちと ホッとした気持ちがしながら 悠を見ていた
榎本の部屋のドアが開いた
「母ちゃん お帰り・・・」
「お邪魔しています」
僕は 座ったまま頭を下げた
「良かった・・・ 悠君まだ居た」
「本当に 悠 目当てで帰って来たのかよ」
「だって・・・ 勉強の邪魔にならない様に 昨日は 我慢してたのよ・・・」
母ちゃんは そう言いながら 俺と悠を見ながら座った
「母ちゃん 中間テストが近いの だから悠と勉強すんの・・・ 分かる 母ちゃんの話し相手をしている 時間はないんだよ」
俺は 母ちゃんの方を向いて ハッキリと言ってやった
(どうしよう・・・ 榎本とおばさんが ケンカになる)
「そうだけど・・・ 勉強は大事だけど・・・ 悠君 テスト終わってからも 遊びに来てくれる?」
「あっ はい来ます」
僕は 慌てて言葉を出した
(ナイスだ 母ちゃん・・・ 悠を母ちゃんに 近づけさせない為に言ったのに・・・ これで悠は また俺の部屋に テストが終わっても・・・)
「正臣・・・ 変な顔しないでよ 気持ち悪い」
母ちゃんは そう言いながら 立ち上がった
「悠君 テストが終わったら いっぱいお話しようね 悠君ママとも 仲良くしたいし」
「はい よろしくお願いします」
僕は また座ったまま 頭を下げた
「じゃ~ 邪魔者は消えてあげるわよ」
そう言って おばさんは榎本の顔を見ながら 部屋を出て行った
(母ちゃんは 思ったよりも帰って来ちゃったけど これで 悠と2人きりだ・・・ 悠の事 もっと知りたい もっと話したい)
(良かった・・・ ケンカにならないで・・・ おばさんも榎本と同じで 優しい人だ 僕のお母さんの事も・・・)
榎本は 机から教科書を 僕は カバンからノートを出した
「悠・・・ 母ちゃんも言ってたけれど その・・・ テストが終わっても もちろん テストが始まるまでも 毎日 俺の勉強見てくれるんだよなぁ~」
「うん 榎本が 良ければなんだけど」
「良ければもなにも・・・」
(やったー マジか・・・ 毎日 悠とヤベー 母ちゃんのおかげも まぁ~ 少しはあるんだけどなぁ~)
「榎本 どこまで 覚えた」
「えっ まだ 何も・・・」
「じゃ~ まだ 日にちがあるから 頑張ろう」
(テスト・・・ 無かったらなぁ~ 悠と・・・ 待てよ もし俺が 今までと同じ 点数だったりしたら もしかして 悠が責任とか感じちゃうとか・・・ それって ヤバいんじゃ~」
俺は 悠の言ってくれた事を ちゃんと聞き とにかく 勉強を頑張った
悠は毎日 俺の部屋へ来て 俺の勉強を見てくれた
(つづく)
僕の事を好きだと言ってくれた事 僕の傍に 僕の1番近くに居たいと言ってくれた事 榎本の言葉が 僕の胸にとどまり続けていた
榎本が オートロックを操作し エレベーターへ乗り込んだ
(どうしよう・・・ また 僕は 榎本の部屋へ入ったら 榎本のニオイで 僕は動けなくなるかも・・・)
「悠 入って」
榎本が 玄関のドアを開けてくれた
「お邪魔します」
榎本が一緒に部屋に入って ベッドへ上がり エアコンを直ぐに付けてくれた
(榎本が居てくれたら 大丈夫なんだ・・・ そうだ 昨日も そうだった)
僕は 昨日と同じ様に 丸いテーブルに座った
「悠・・・ 悠だけだよ そこに ちゃんと座るの」
「えっ?」
榎本は ベッドから降りながら そう言った
「隆なんか ベッドにダイブするし 他の奴らは ベッドへ座ったり マンガ読んだり その辺 寝っ転がったり みんなスゲーんだ・・・」
「そうなんだ」
(みんな自分の家の様に・・・ それだけ 榎本と親しい間柄なんだ・・・ 僕は 友達を家へ呼んだ事ないなぁ~)
「悠 ちょっと 待ってて 俺 飲み物持って来る」
「榎本・・・ 僕 要らない」
(1人にしないで・・・ 部屋から出て行かないで・・・ 僕は また・・・)
「俺が 飲みたいんだ」
榎本は そう言って 部屋を出て行ってしまった
僕は 自分のカバンをギューと抱きしめた
(早く 戻って来て・・・ 榎本 僕が おかしくなる前に・・・)
(今日は 朝から母ちゃんが うるさかった・・・ マジで 早く帰って来るんじゃねぇ~よなぁ~)
俺は そう思いながら部屋へ
「悠 どうした? もしかして 寒い」
(悠の様子が・・・ カバンをかかえた姿は かわいいけど・・・)
「ううん 大丈夫 寒くない」
僕は 首を振って 息を吸い込んだ
(良かった・・・ でも いったい悠に 何があった?)
「悠 本当 大丈夫?」
「うん」
(悠が 笑顔になった さっきのは 何だったんだ?)
俺は 悠の前に座った
「ね~ 悠はさ~ 何で そんなに勉強ができんの?」
僕は なんて答えたらいいのか 分からず
質問をされて 質問で答えるのは ちょっと 違う事かもしれないけど 僕も 榎本に聞いてみたかった
「榎本は 何で そんなにスポーツが得意なの?」
「えっ 俺?」
榎本は 驚いた様子だった
(僕は スポーツ 全部が苦手だ・・・ 何をやっても みんなに劣る・・・ 体育の授業なんか 無ければいいとさえ思う・・・ でも 榎本は違う どんなスポーツでも 得意なのではないだろうか)
榎本は 考えている
「悠って やっぱ スゲーな」
「えっ?」
今度は 僕が驚いた
榎本が 僕のどこを見て 凄いと言ったのか 分からなかった
「俺 何で スポーツできんのか 必死に考えちゃうのに 悠は 違うだよなぁ~ 俺 体 動かすの好き・・・ まだ やった事ない スポーツもあるけど やっぱサッカーが 1番好きかも 俺に合ってると思うんだ・・・ 悠は 勉強好きなの?」
榎本は 僕の顔を覗き込んだ
「好きかって言われたら 好きなのかなぁ~? 数学とかは 答えが必ずあるから・・・ でも 本を読んでいる方が好きかも・・・ そん世界に入り込める」
僕は 自然と笑顔になった
(この頃あまり 学校で読んでる姿見ねぇ~けど・・・ 1年生の時は 良く本を読んでいる姿を見たなぁ~ 悠には まだ 言えねぇ~けどなぁ~)
「そっか」
榎本の優しい顔が そこにあった
(この顔は前にも・・・ あっ 校外学習で偶然 榎本に会った時時だ)
(昨日は ただ 悠が家に来てくれた事が 嬉しかった・・・ 今は 手を伸ばせば 悠に届く)
その時 玄関で音がした
俺は ちょっと残念な気持ちと ホッとした気持ちがしながら 悠を見ていた
榎本の部屋のドアが開いた
「母ちゃん お帰り・・・」
「お邪魔しています」
僕は 座ったまま頭を下げた
「良かった・・・ 悠君まだ居た」
「本当に 悠 目当てで帰って来たのかよ」
「だって・・・ 勉強の邪魔にならない様に 昨日は 我慢してたのよ・・・」
母ちゃんは そう言いながら 俺と悠を見ながら座った
「母ちゃん 中間テストが近いの だから悠と勉強すんの・・・ 分かる 母ちゃんの話し相手をしている 時間はないんだよ」
俺は 母ちゃんの方を向いて ハッキリと言ってやった
(どうしよう・・・ 榎本とおばさんが ケンカになる)
「そうだけど・・・ 勉強は大事だけど・・・ 悠君 テスト終わってからも 遊びに来てくれる?」
「あっ はい来ます」
僕は 慌てて言葉を出した
(ナイスだ 母ちゃん・・・ 悠を母ちゃんに 近づけさせない為に言ったのに・・・ これで悠は また俺の部屋に テストが終わっても・・・)
「正臣・・・ 変な顔しないでよ 気持ち悪い」
母ちゃんは そう言いながら 立ち上がった
「悠君 テストが終わったら いっぱいお話しようね 悠君ママとも 仲良くしたいし」
「はい よろしくお願いします」
僕は また座ったまま 頭を下げた
「じゃ~ 邪魔者は消えてあげるわよ」
そう言って おばさんは榎本の顔を見ながら 部屋を出て行った
(母ちゃんは 思ったよりも帰って来ちゃったけど これで 悠と2人きりだ・・・ 悠の事 もっと知りたい もっと話したい)
(良かった・・・ ケンカにならないで・・・ おばさんも榎本と同じで 優しい人だ 僕のお母さんの事も・・・)
榎本は 机から教科書を 僕は カバンからノートを出した
「悠・・・ 母ちゃんも言ってたけれど その・・・ テストが終わっても もちろん テストが始まるまでも 毎日 俺の勉強見てくれるんだよなぁ~」
「うん 榎本が 良ければなんだけど」
「良ければもなにも・・・」
(やったー マジか・・・ 毎日 悠とヤベー 母ちゃんのおかげも まぁ~ 少しはあるんだけどなぁ~)
「榎本 どこまで 覚えた」
「えっ まだ 何も・・・」
「じゃ~ まだ 日にちがあるから 頑張ろう」
(テスト・・・ 無かったらなぁ~ 悠と・・・ 待てよ もし俺が 今までと同じ 点数だったりしたら もしかして 悠が責任とか感じちゃうとか・・・ それって ヤバいんじゃ~」
俺は 悠の言ってくれた事を ちゃんと聞き とにかく 勉強を頑張った
悠は毎日 俺の部屋へ来て 俺の勉強を見てくれた
(つづく)
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