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オセロ
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榎本のお母さんが 部屋から出て行くと
僕と榎本は ハァーっと息をはいた
僕と榎本は 顔を合わせ 2人同時に 声を出して笑い出した
(榎本も同じだった? 榎本のお母さんが帰って来て 慌ててたのかなぁ~)
(良かった・・・ 母ちゃんが早く帰って来ちゃったのは 予想外だったけど・・・ 逆に 助かったかもなぁ~ あのままだったら 止められなかったかもなぁ~ 悠が俺の事を好きって・・・ マジ 嬉しかったし 俺達は これからなんだからなぁ~)
母ちゃんが帰って来た事で 俺の身体はどうにか 通常に戻りつつあった
俺は テーブルに置いたプリントに目を向けた
「悠・・・ 夏休み 俺ほとんど部活で あんまし会えないかもしんねぇ~けど・・・」
「うん・・・ 部活 頑張ってね」
(何か他に・・・ 悠と話・・・ ホントに明日から 会えねぇ~かもしんねぇ~のに・・・)
(まだ少しドキドキしてる・・・ 榎本はもう 明日から部活があるんだ 本当に凄い・・・ この暑さの中走るとか 僕にはとても出来ない)
俺は 悠の様子を伺いながら プリントから目を離した
「悠って テレビゲームとかやったりするの?」
「えっ」
榎本にそう言われ 僕は首を振った
(どうしよう・・・ 何か言わなくちゃ)
榎本は 僕に視線を向けていた
「僕・・・ テレビゲームはやった事ないんだよ そもそもゲーム機 持ってないし・・・」
「えっ そうなの?」
僕は榎本にうなずた
「一度も・・・」
僕はまた 榎本にうなずた
(ヤベー 今どき居るんだ もはや天然記念物的な・・・ いや~ 悠が テレビにかじりついて ゲームやってる姿は 想像出来ねぇ~し 悠が めちゃくちゃゲーム強かったら それはそれで何か 嫌かなぁ~)
「悠・・・ ちょっといい・・・」
榎本は 立ち上がり 僕の後ろにある クローゼットを開けた
「じゃ~さ~ オセロはやった事ある?」
「あっ あるよ・・・ でも僕 弱いよ・・・ お母さんと時々 オセロするんだけど 僕 1度も勝った事がないんだ」
榎本は 丸いテーブルに オセロを置いた
「じゃ~やろうぜ・・・ 丁度いいかもしんねぇ~な~ 俺も サッカー部の連中と勝ち抜き戦やるんだけど 誰にも勝てねぇ~ 逆に どうやったら勝てんのか 教えてほしいよ」
「僕も・・・ 始めはいいんだよね でも 気が付くと いつの間にか お母さんの色になってて 角を取っても お母さんに勝てないんだよ 本当 どうしたら勝てるのかなぁ~」
「でも今日 始めて俺 勝てるかもしんねぇ~」
「僕だって 負けないよ」
「悠 白ね」
「うん」
(良かった・・・ 悠が笑顔になった・・・ でも 勝負だからなぁ~ 俺だって負けねぇ~)
始めは 榎本と同じ様な枚数だったのに だんだん 僕の色が多くなっていった
「えっ 悠・・・ ちょっと待って いつの間に こんなに白が・・・」
(榎本が考えている・・・ 何だか本当に 今日は勝てるかもしれない)
「え~ ここかなぁ~ それとも こっち」
「榎本 ここじゃ~ない」
僕は 指をさした
「ここかぁ~」
俺は 悠の指をさした所に 黒を置いた
「あっ 榎本 ちょっ ちょっと待って ダメ ヤダ」
榎本の黒が ドンドン広がっていく
「悠が 言ったんだからな~」
(ヤベー 悠の顔が めっちゃくちゃかわいい これはヤベー キスしてぇ~)
「俺・・・ 勝てるんじゃね~」
俺は 悠の顔を 覗き込んだ
「まだ 分かんないじゃん」
(悠が必死だ ヤッベ~ 超~かわいい)
僕は 必死に考えた
(榎本に教えてあげなければ良かった・・・ これは 男と男の勝負なんだ)
僕は 何とか切り抜け 白と黒が 全部 並び終えた
「これ・・・ 分かんねぇ~な 悠・・・ 白 取って 俺 黒 取るから」
「うん 分かった」
榎本の黒と僕の白が並んだ
「やった~ 僕 勝った」
その時 榎本の部屋のドアが開いた
「何だか 凄い 盛り上がってるわね~」
榎本のお母さんが 飲み物を持って来てくれた
「あら オセロ」
「負けた~ 2枚たんね~」
「正臣 また負けたの」
「おばさん・・・ 僕 初めて勝てました」
「あら そうなの?」
「悠もオセロで 勝てた事がねぇ~んだってよ・・・ う~負けた~ 2枚差だ~」
「正臣 弱っ」
「母ちゃん 俺 途中まで 良かったんだよ・・・ な~悠」
「うん そうだね 黒がどんどん増えてきて 危なかったよ でも 僕が勝ったよ・・・ 凄く嬉しい」
(俺は 負けたけど 悠が凄く嬉しそうだ 俺まで嬉しくなるなぁ~)
「悠君が 嬉しそうだと こっちまで 嬉しくなるわね~」
「何で母ちゃんが 嬉しくなるんだよ」
「だって~ 悠君 かわいいから」
「そっ そんなの・・・」
(危なかった~ また 俺 余計な事を言いそうになった)
(このままじゃ~ 榎本と榎本のお母さんが また 言い合いになってしまうかもしれない)
僕は榎本の部屋の時計を見た
「榎本・・・ そろそろ僕 帰るね」
「悠・・・ 勝ち逃げは ズルいぞ」
「あっ ごめん また今度やろう」
僕は 榎本のお母さんが 持って来てくれた麦茶を飲んだ
「今度は 俺が 勝つからな~」
「僕だって負けないよ・・・ おばさん お邪魔しました」
「悠君 忘れ物ない?」
「はい 大丈夫です」
榎本も 丸いテーブルに置いてあった 麦茶を一気に飲み干した
「じゃ~ 母ちゃん 俺 悠を送って来る」
榎本は いつも 僕を送ってくれている
「ね~ 榎本 まだ 明るいし 送らなくても 大丈夫だよ」
「悠・・・ 俺が送りたいんだ」
榎本が 部屋を出て行ってしまった
「お邪魔しました」
僕は 榎本のお母さんに 頭を下げ部屋を出た
(もう 後悔はしたくねぇ~んだ あの時もちゃんと 悠を送って行ってあげれば良かったのに・・・ 俺の身体が 歩けないほどだったから・・・ 悠を 心配するのは もう嫌なんだ)
(明日から夏休みだけど 榎本は 多分 毎日部活で忙しい 夏休みの間は 榎本に会う事が 出来ないかもしれない)
僕のマンションまで来てしまった
「悠・・・ 俺 電話するから」
「うん」
(どうしよう 榎本が 帰ってしまう)
「悠」
僕の後ろから お母さんの声がした
「お母さん お帰り」
「ただいま・・・ 榎本君 いつも 悠を送ってくれて ありがとう」
「いいえ」
「お母さん 今日 榎本とオセロやったんだ 僕ね 榎本に勝ったんだよ」
「まぁ~」
お母さんが 驚いていた
「はい 俺 負けちゃいました」
榎本は 頭をかきながらそう言った
「悠・・・ 今度は 負けないからなぁ~」
「うん 僕も 負けない」
「じゃ~ 俺 行くね・・・ 悠 電話必ずするから」
「うん・・・ 榎本 部活 頑張ってね」
「失礼します」
榎本は お母さんに頭を下げて 走って行ってしまった
(部活 頑張ってね)
悠に言われた 言葉がずっと頭にある
(悠の言葉ってスゲーな~ 部活 頑張ってね ただ そう言われただけなのに 何でこんなにも あったかいんだろう 悠の言葉は 魔法だ・・・)
(つづく)
僕と榎本は ハァーっと息をはいた
僕と榎本は 顔を合わせ 2人同時に 声を出して笑い出した
(榎本も同じだった? 榎本のお母さんが帰って来て 慌ててたのかなぁ~)
(良かった・・・ 母ちゃんが早く帰って来ちゃったのは 予想外だったけど・・・ 逆に 助かったかもなぁ~ あのままだったら 止められなかったかもなぁ~ 悠が俺の事を好きって・・・ マジ 嬉しかったし 俺達は これからなんだからなぁ~)
母ちゃんが帰って来た事で 俺の身体はどうにか 通常に戻りつつあった
俺は テーブルに置いたプリントに目を向けた
「悠・・・ 夏休み 俺ほとんど部活で あんまし会えないかもしんねぇ~けど・・・」
「うん・・・ 部活 頑張ってね」
(何か他に・・・ 悠と話・・・ ホントに明日から 会えねぇ~かもしんねぇ~のに・・・)
(まだ少しドキドキしてる・・・ 榎本はもう 明日から部活があるんだ 本当に凄い・・・ この暑さの中走るとか 僕にはとても出来ない)
俺は 悠の様子を伺いながら プリントから目を離した
「悠って テレビゲームとかやったりするの?」
「えっ」
榎本にそう言われ 僕は首を振った
(どうしよう・・・ 何か言わなくちゃ)
榎本は 僕に視線を向けていた
「僕・・・ テレビゲームはやった事ないんだよ そもそもゲーム機 持ってないし・・・」
「えっ そうなの?」
僕は榎本にうなずた
「一度も・・・」
僕はまた 榎本にうなずた
(ヤベー 今どき居るんだ もはや天然記念物的な・・・ いや~ 悠が テレビにかじりついて ゲームやってる姿は 想像出来ねぇ~し 悠が めちゃくちゃゲーム強かったら それはそれで何か 嫌かなぁ~)
「悠・・・ ちょっといい・・・」
榎本は 立ち上がり 僕の後ろにある クローゼットを開けた
「じゃ~さ~ オセロはやった事ある?」
「あっ あるよ・・・ でも僕 弱いよ・・・ お母さんと時々 オセロするんだけど 僕 1度も勝った事がないんだ」
榎本は 丸いテーブルに オセロを置いた
「じゃ~やろうぜ・・・ 丁度いいかもしんねぇ~な~ 俺も サッカー部の連中と勝ち抜き戦やるんだけど 誰にも勝てねぇ~ 逆に どうやったら勝てんのか 教えてほしいよ」
「僕も・・・ 始めはいいんだよね でも 気が付くと いつの間にか お母さんの色になってて 角を取っても お母さんに勝てないんだよ 本当 どうしたら勝てるのかなぁ~」
「でも今日 始めて俺 勝てるかもしんねぇ~」
「僕だって 負けないよ」
「悠 白ね」
「うん」
(良かった・・・ 悠が笑顔になった・・・ でも 勝負だからなぁ~ 俺だって負けねぇ~)
始めは 榎本と同じ様な枚数だったのに だんだん 僕の色が多くなっていった
「えっ 悠・・・ ちょっと待って いつの間に こんなに白が・・・」
(榎本が考えている・・・ 何だか本当に 今日は勝てるかもしれない)
「え~ ここかなぁ~ それとも こっち」
「榎本 ここじゃ~ない」
僕は 指をさした
「ここかぁ~」
俺は 悠の指をさした所に 黒を置いた
「あっ 榎本 ちょっ ちょっと待って ダメ ヤダ」
榎本の黒が ドンドン広がっていく
「悠が 言ったんだからな~」
(ヤベー 悠の顔が めっちゃくちゃかわいい これはヤベー キスしてぇ~)
「俺・・・ 勝てるんじゃね~」
俺は 悠の顔を 覗き込んだ
「まだ 分かんないじゃん」
(悠が必死だ ヤッベ~ 超~かわいい)
僕は 必死に考えた
(榎本に教えてあげなければ良かった・・・ これは 男と男の勝負なんだ)
僕は 何とか切り抜け 白と黒が 全部 並び終えた
「これ・・・ 分かんねぇ~な 悠・・・ 白 取って 俺 黒 取るから」
「うん 分かった」
榎本の黒と僕の白が並んだ
「やった~ 僕 勝った」
その時 榎本の部屋のドアが開いた
「何だか 凄い 盛り上がってるわね~」
榎本のお母さんが 飲み物を持って来てくれた
「あら オセロ」
「負けた~ 2枚たんね~」
「正臣 また負けたの」
「おばさん・・・ 僕 初めて勝てました」
「あら そうなの?」
「悠もオセロで 勝てた事がねぇ~んだってよ・・・ う~負けた~ 2枚差だ~」
「正臣 弱っ」
「母ちゃん 俺 途中まで 良かったんだよ・・・ な~悠」
「うん そうだね 黒がどんどん増えてきて 危なかったよ でも 僕が勝ったよ・・・ 凄く嬉しい」
(俺は 負けたけど 悠が凄く嬉しそうだ 俺まで嬉しくなるなぁ~)
「悠君が 嬉しそうだと こっちまで 嬉しくなるわね~」
「何で母ちゃんが 嬉しくなるんだよ」
「だって~ 悠君 かわいいから」
「そっ そんなの・・・」
(危なかった~ また 俺 余計な事を言いそうになった)
(このままじゃ~ 榎本と榎本のお母さんが また 言い合いになってしまうかもしれない)
僕は榎本の部屋の時計を見た
「榎本・・・ そろそろ僕 帰るね」
「悠・・・ 勝ち逃げは ズルいぞ」
「あっ ごめん また今度やろう」
僕は 榎本のお母さんが 持って来てくれた麦茶を飲んだ
「今度は 俺が 勝つからな~」
「僕だって負けないよ・・・ おばさん お邪魔しました」
「悠君 忘れ物ない?」
「はい 大丈夫です」
榎本も 丸いテーブルに置いてあった 麦茶を一気に飲み干した
「じゃ~ 母ちゃん 俺 悠を送って来る」
榎本は いつも 僕を送ってくれている
「ね~ 榎本 まだ 明るいし 送らなくても 大丈夫だよ」
「悠・・・ 俺が送りたいんだ」
榎本が 部屋を出て行ってしまった
「お邪魔しました」
僕は 榎本のお母さんに 頭を下げ部屋を出た
(もう 後悔はしたくねぇ~んだ あの時もちゃんと 悠を送って行ってあげれば良かったのに・・・ 俺の身体が 歩けないほどだったから・・・ 悠を 心配するのは もう嫌なんだ)
(明日から夏休みだけど 榎本は 多分 毎日部活で忙しい 夏休みの間は 榎本に会う事が 出来ないかもしれない)
僕のマンションまで来てしまった
「悠・・・ 俺 電話するから」
「うん」
(どうしよう 榎本が 帰ってしまう)
「悠」
僕の後ろから お母さんの声がした
「お母さん お帰り」
「ただいま・・・ 榎本君 いつも 悠を送ってくれて ありがとう」
「いいえ」
「お母さん 今日 榎本とオセロやったんだ 僕ね 榎本に勝ったんだよ」
「まぁ~」
お母さんが 驚いていた
「はい 俺 負けちゃいました」
榎本は 頭をかきながらそう言った
「悠・・・ 今度は 負けないからなぁ~」
「うん 僕も 負けない」
「じゃ~ 俺 行くね・・・ 悠 電話必ずするから」
「うん・・・ 榎本 部活 頑張ってね」
「失礼します」
榎本は お母さんに頭を下げて 走って行ってしまった
(部活 頑張ってね)
悠に言われた 言葉がずっと頭にある
(悠の言葉ってスゲーな~ 部活 頑張ってね ただ そう言われただけなのに 何でこんなにも あったかいんだろう 悠の言葉は 魔法だ・・・)
(つづく)
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