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お泊まり③
榎本が お風呂に入りに行って 僕は おばさんと2人きりになってしまった
(どうしよう・・・ 何か話した方がいいんだけど 何を話したらいいのか わからない・・・)
僕は バスタオルで髪の毛をふいた
「悠君は お家で毎日どれくらい 勉強しているの?」
おばさんが 僕に話しかけてくれた
「ぼっ僕 家ではほとんど勉強はしないです あっでもテスト前は勉強・・・ 見直しをします」
「そう悠君は 授業でちゃんと 理解できちゃうのね」
「いいえ放課後 解らない所は 先生に聞きに行きます」
「でも ちゃんとその日のうちに 聞きに行くんでしょう それが出来ないのよね~ ほとんどの子は 解らないままにしちゃうのよ」
僕は どう答えたらいいのか わからず また バスタオルで髪の毛をふいた
「悠君は ず~っと 学年トップなんでしょう?」
「えっ あっはい 多分・・・」
(どうしよう・・・ うまく答えられない・・・)
おばさんは 覗き込む様に 僕を見た
「ね~悠君は 悠君ママに似てる?」
「あっはい よくそう言われます」
おばさんは ソファーにもたれかかった
「そう・・・ 電話でしか話した事がないんだけど 正臣と悠君みたいに 悠君ママと仲良くできるかしら」
「あっお母さんが言ってました 榎本君のお母さんって 気さくな方だって」
おばさんが 前に乗り出した
「悠君 それ本当?」
おばさんは 嬉しそうに笑った
(また母ちゃん 悠にくだらねぇ~質問して 悠を困らせているんじゃ~ね~だろうなぁ~)
俺は 素早くシャワーを浴びて 悠の所へと急いだ
「正臣 早っ」
おばさんは びっくりした様子で榎本を見た
「シャワー浴びただけなんだから 早いに決まってるだろう」
(そんな事より 悠の事が心配で ゆっくりなんかしてられっかよ)
僕は 振り向き榎本を見た 榎本は Tシャツに短パン姿で髪の毛をふいていた
「悠君 もう アイスいいんじゃない」
「あっはい いただきます」
(おばさんと話してて すっかりアイスの事を忘れてた)
僕は テーブルのアイスを手に取った
「正臣のアイスも 持って来てあげる」
「おう」
榎本は 僕の隣に座った
(榎本からシャンプーの香りが・・・ 少し ドキドキする)
「はい 正臣」
おばさんは 榎本にアイスを渡した
「サンキュー」
榎本は 直ぐにアイスのフタを開けた
「何? 話してたの?」
榎本は 僕の顔を覗き込んだ
「えっ」
僕の心臓が 大きく動いた
「母ちゃんが またくだらない事聞いて悠を 困らせてたんじゃ~ね~のか」
「そんな事ないわよね~ 悠君」
僕は 榎本にうなずた
(どう見ても 悠の様子がおかしいだろう)
「じゃ~ 母ちゃんもお風呂入って来るわね あっそうそう 明日 母ちゃん友達と会う約束してるから 朝 早く出るけど 正臣 悠君にちゃんとご飯の用意してあげてね」
「あぁ~ 任せろ」
榎本は 自信たっぷりの様子で返事をした
(おばさんも榎本の作った 料理を食べた事があるのかなぁ~?)
「悠君 正臣に いっぱいわがまま言っていいからね じゃ~お風呂入って そのまま寝るから 正臣あと お願いね 悠君 おやすみ」
「あっはい いろいろとお世話になりました おやすみなさい」
僕は 立ち上がり頭を下げた
おばさんは ニッコリと笑って小さく手を振った
(榎本と2人きりになってしまった どうしよう・・・ ドキドキする)
「ね~悠 悠のアイス ちょっとちょうだい」
「うん いいよ」
僕は 榎本の隣に座り 榎本にアイスを差し出した
僕のアイスは バニラアイスで榎本のは チョコレートアイス
榎本は 僕のアイスをスプーンで すくって食べた
榎本は スプーンをくわえたまま 僕にチョコレートアイスを差し出した
でも いくら僕がすくっても 榎本のアイスは 固くて少ししか取れない
榎本は 僕の手ごと包み込み スプーンで チョコレートアイスをすくって
そのままスプーンを僕に向け 僕はパクリとチョコレートアイスを食べた
「悠 どう?」
「うん 美味しい」
(今 何が起きた? 僕の手・・・ 榎本が 僕の口の中に・・・)
僕は 恥ずかしくなり 僕のアイスを口に入れた
僕は アイスを食べ終わり カップを置いた
「榎本 ありがとう」
「えっ? 何?」
(俺が悠に お礼を言うのはわかる だけど悠に お礼を言われるって? どういう事?)
「僕ね 初めてなんだ 友達の家にお泊まりするの」
「えっ マジで」
「うん」
榎本が 僕の方を向いて 僕は思わず 視線をそらしてしまった
「僕 お泊まりは 小学校の林間学校いらい」
「そうなんだ」
(悠とゆっくり 話ができそうだ・・・ 俺の知らない悠の事を・・・)
「俺 小学校4年生から6年生まで 毎年 サッカークラブで・・・ あぁ~4年生から合宿に参加できるんだ 隆とかと 初めて合宿に参加した時 スゲー楽しくて まくら投げとかして6年生に怒られたなぁ~」
(榎本や大塚君の様子が 何だか目に浮かぶ・・・ きっと みんな怒られてても 笑顔だったんだよね)
僕は 思わず笑ってしまった
「何かさ~少しの間 一緒に居ただけなんだけど 距離が縮まるって言うか 前よりも 相手の事を理解できる様になったって言うか うまく言えないけどそんな感じで それからめっちゃ仲良くなった」
「うん わかるよ サッカー部の人 みんな仲良さそうだもんね」
榎本が 黙ってしまった
(僕 何か変な事言った? それに アイスを食べたのに 身体がポカポカする まぶたが重い)
(ヤベ~ 何か俺 スゲー嬉しい・・・ 悠にもっと俺の事を知って欲しいし 俺も悠の事をもっと知りたい)
俺が悠を覗き込むと 悠のまぶたが 閉じたり 開いたりしていた
(悠が ウトウトしてる ヤベ~ 超~かわいい)
力が抜けて ガクンとなった悠は ゆっくりと顔を上げた
「悠 俺の部屋行こう でもちょっと待ってて」
俺は テーブルのアイスを片付け リビングのエアコンを切り 廊下の電気をつけた
俺はまたそっと悠を覗き込んだ
悠は 目をつぶっていた
(このまま悠を見ていたいけど ゼッテー風邪をひいちまう それはダメだ 悠が 体を壊したりしたら もうゼッテー 泊まるなんて事はなくなる・・・)
「悠 部屋に行こう」
俺は悠の腕を持ち上げ 悠の身体を支えた
(本当は 抱きかかえてぇ~んだけどなぁ~ 悠を ギュッと抱きしめてぇ~ でも 母ちゃんがいつ出て来るか わかんねぇ~し このまま俺のベットに寝かせたら・・・ それもダメだ シングルベッドじゃ~狭すぎる)
部屋の電気を付け 俺は悠を布団の上に・・・ すると 俺の腕から スルスルと崩れ落ちる様に悠は 布団の上にちょこんと小さく丸まってコロンと横になった
(今の何? 何が起きた? スッスゲーかわいいかったんだけど・・・ 悠は 何をしてくれるんだ 俺を寝かせね~つもりか? さっきだって・・・ あぁ~このまま悠を包み込みてぇ~ でも せっかく気持ちよさそうに 寝ている悠を 起こしたくねぇ~ どうしたらいいだよ今のこの俺の気持ち・・・)
俺は悠に タオルケットを掛けた
(悠に風が・・・)
エアコンの風が 悠を直撃していた
俺は悠を 起こさない様に 慎重にベッドに上がり 風の向きを変え温度調節をした
(これで いいかなぁ~)
俺は ベッドの小さな灯りを付け 部屋の電気を消した
部屋はとても静かで まるで いつもと変わらない
俺は ベッドに上がり悠を見た だけどベッドの小さな灯りは 悠には届かない
(悠の寝息 聞こえね~なぁ~ 本当に俺1人みたいだ 悠はもしかして疲れてた? 緊張してた? 母ちゃんも居たしなぁ~ 気を遣っていたのかもしんね~なぁ~ 泊まるの初めてだって言ってたしなぁ~ でも 悠が寝てくれて 良かったのかもしんねぇ~ もし 悠が眠れなくて この部屋で話が途切れて悠と目が合ったら 多分 俺は悠の事を・・・ 何で俺はこんなに悠の事が 好きなんだろう・・・ 悠を見た瞬間 魔法にかかったみたいな 衝撃だったなぁ~ いつか 悠に話せるかなぁ~ 悠が もっと もっと 俺の事を好きになって 離れられないくらいにならねぇ~かなぁ~・・・ 悠を この部屋に閉じ込めて 誰にも悠に触れさせない様に 俺の俺だけの悠に・・・ 俺ってどんだけ 悠を独占したいんだよ・・・ そんな怖い事思ってるって 悠が知ったら悠は 俺の事どう思うかなぁ~ 嫌われたくねぇ~なぁ~ 悠は 本当のところ俺の事 どう思ってんのかなぁ~ 前に俺の事好きって 言ってくれたけど・・・ 悠は優しいから 俺を傷つけない様に 言ってくれただけなのかもしんねぇ~し・・・ 悠が こんなに近くに居るのに 何かスゲー遠いなぁ~)
俺は そのまま眠りについた
(うわ~ めっちゃ 明るいなぁ~)
俺は目を覚まして ベッドの目覚まし時計を見た
(ゲッ まだ7時だ)
俺はそっと悠を見下ろした その瞬間 俺の身体が反応した
悠は タオルケット掛けて 向こうを向いていて 俺からは悠の顔は見えない
(何 考えてるんだ俺・・・ いくら朝でも こんな・・・ おさまれ おさまれ おさまれって・・・)
明らかに いつもの朝とは違っていた
ガッチャン 僕は 物音で目を覚ました
(あれ? 布団で寝てる 僕いつの間に布団に来たんだろう? 榎本と話してて・・・ そう言えば おばさん 出かけるって言ってたなぁ~)
僕は また 目を閉じた
榎本が 動く気配を感じた
(榎本は トイレかなぁ~?)
すると 僕のタオルケットが 持ち上がり 榎本が僕の背後にピタリと張り付いた
(えっ 何? 榎本 当たってるよ・・・ 榎本の身体が熱い 熱があるんじゃない?)
僕は ドキドキしながら榎本の様子を伺った
(つづく)
(どうしよう・・・ 何か話した方がいいんだけど 何を話したらいいのか わからない・・・)
僕は バスタオルで髪の毛をふいた
「悠君は お家で毎日どれくらい 勉強しているの?」
おばさんが 僕に話しかけてくれた
「ぼっ僕 家ではほとんど勉強はしないです あっでもテスト前は勉強・・・ 見直しをします」
「そう悠君は 授業でちゃんと 理解できちゃうのね」
「いいえ放課後 解らない所は 先生に聞きに行きます」
「でも ちゃんとその日のうちに 聞きに行くんでしょう それが出来ないのよね~ ほとんどの子は 解らないままにしちゃうのよ」
僕は どう答えたらいいのか わからず また バスタオルで髪の毛をふいた
「悠君は ず~っと 学年トップなんでしょう?」
「えっ あっはい 多分・・・」
(どうしよう・・・ うまく答えられない・・・)
おばさんは 覗き込む様に 僕を見た
「ね~悠君は 悠君ママに似てる?」
「あっはい よくそう言われます」
おばさんは ソファーにもたれかかった
「そう・・・ 電話でしか話した事がないんだけど 正臣と悠君みたいに 悠君ママと仲良くできるかしら」
「あっお母さんが言ってました 榎本君のお母さんって 気さくな方だって」
おばさんが 前に乗り出した
「悠君 それ本当?」
おばさんは 嬉しそうに笑った
(また母ちゃん 悠にくだらねぇ~質問して 悠を困らせているんじゃ~ね~だろうなぁ~)
俺は 素早くシャワーを浴びて 悠の所へと急いだ
「正臣 早っ」
おばさんは びっくりした様子で榎本を見た
「シャワー浴びただけなんだから 早いに決まってるだろう」
(そんな事より 悠の事が心配で ゆっくりなんかしてられっかよ)
僕は 振り向き榎本を見た 榎本は Tシャツに短パン姿で髪の毛をふいていた
「悠君 もう アイスいいんじゃない」
「あっはい いただきます」
(おばさんと話してて すっかりアイスの事を忘れてた)
僕は テーブルのアイスを手に取った
「正臣のアイスも 持って来てあげる」
「おう」
榎本は 僕の隣に座った
(榎本からシャンプーの香りが・・・ 少し ドキドキする)
「はい 正臣」
おばさんは 榎本にアイスを渡した
「サンキュー」
榎本は 直ぐにアイスのフタを開けた
「何? 話してたの?」
榎本は 僕の顔を覗き込んだ
「えっ」
僕の心臓が 大きく動いた
「母ちゃんが またくだらない事聞いて悠を 困らせてたんじゃ~ね~のか」
「そんな事ないわよね~ 悠君」
僕は 榎本にうなずた
(どう見ても 悠の様子がおかしいだろう)
「じゃ~ 母ちゃんもお風呂入って来るわね あっそうそう 明日 母ちゃん友達と会う約束してるから 朝 早く出るけど 正臣 悠君にちゃんとご飯の用意してあげてね」
「あぁ~ 任せろ」
榎本は 自信たっぷりの様子で返事をした
(おばさんも榎本の作った 料理を食べた事があるのかなぁ~?)
「悠君 正臣に いっぱいわがまま言っていいからね じゃ~お風呂入って そのまま寝るから 正臣あと お願いね 悠君 おやすみ」
「あっはい いろいろとお世話になりました おやすみなさい」
僕は 立ち上がり頭を下げた
おばさんは ニッコリと笑って小さく手を振った
(榎本と2人きりになってしまった どうしよう・・・ ドキドキする)
「ね~悠 悠のアイス ちょっとちょうだい」
「うん いいよ」
僕は 榎本の隣に座り 榎本にアイスを差し出した
僕のアイスは バニラアイスで榎本のは チョコレートアイス
榎本は 僕のアイスをスプーンで すくって食べた
榎本は スプーンをくわえたまま 僕にチョコレートアイスを差し出した
でも いくら僕がすくっても 榎本のアイスは 固くて少ししか取れない
榎本は 僕の手ごと包み込み スプーンで チョコレートアイスをすくって
そのままスプーンを僕に向け 僕はパクリとチョコレートアイスを食べた
「悠 どう?」
「うん 美味しい」
(今 何が起きた? 僕の手・・・ 榎本が 僕の口の中に・・・)
僕は 恥ずかしくなり 僕のアイスを口に入れた
僕は アイスを食べ終わり カップを置いた
「榎本 ありがとう」
「えっ? 何?」
(俺が悠に お礼を言うのはわかる だけど悠に お礼を言われるって? どういう事?)
「僕ね 初めてなんだ 友達の家にお泊まりするの」
「えっ マジで」
「うん」
榎本が 僕の方を向いて 僕は思わず 視線をそらしてしまった
「僕 お泊まりは 小学校の林間学校いらい」
「そうなんだ」
(悠とゆっくり 話ができそうだ・・・ 俺の知らない悠の事を・・・)
「俺 小学校4年生から6年生まで 毎年 サッカークラブで・・・ あぁ~4年生から合宿に参加できるんだ 隆とかと 初めて合宿に参加した時 スゲー楽しくて まくら投げとかして6年生に怒られたなぁ~」
(榎本や大塚君の様子が 何だか目に浮かぶ・・・ きっと みんな怒られてても 笑顔だったんだよね)
僕は 思わず笑ってしまった
「何かさ~少しの間 一緒に居ただけなんだけど 距離が縮まるって言うか 前よりも 相手の事を理解できる様になったって言うか うまく言えないけどそんな感じで それからめっちゃ仲良くなった」
「うん わかるよ サッカー部の人 みんな仲良さそうだもんね」
榎本が 黙ってしまった
(僕 何か変な事言った? それに アイスを食べたのに 身体がポカポカする まぶたが重い)
(ヤベ~ 何か俺 スゲー嬉しい・・・ 悠にもっと俺の事を知って欲しいし 俺も悠の事をもっと知りたい)
俺が悠を覗き込むと 悠のまぶたが 閉じたり 開いたりしていた
(悠が ウトウトしてる ヤベ~ 超~かわいい)
力が抜けて ガクンとなった悠は ゆっくりと顔を上げた
「悠 俺の部屋行こう でもちょっと待ってて」
俺は テーブルのアイスを片付け リビングのエアコンを切り 廊下の電気をつけた
俺はまたそっと悠を覗き込んだ
悠は 目をつぶっていた
(このまま悠を見ていたいけど ゼッテー風邪をひいちまう それはダメだ 悠が 体を壊したりしたら もうゼッテー 泊まるなんて事はなくなる・・・)
「悠 部屋に行こう」
俺は悠の腕を持ち上げ 悠の身体を支えた
(本当は 抱きかかえてぇ~んだけどなぁ~ 悠を ギュッと抱きしめてぇ~ でも 母ちゃんがいつ出て来るか わかんねぇ~し このまま俺のベットに寝かせたら・・・ それもダメだ シングルベッドじゃ~狭すぎる)
部屋の電気を付け 俺は悠を布団の上に・・・ すると 俺の腕から スルスルと崩れ落ちる様に悠は 布団の上にちょこんと小さく丸まってコロンと横になった
(今の何? 何が起きた? スッスゲーかわいいかったんだけど・・・ 悠は 何をしてくれるんだ 俺を寝かせね~つもりか? さっきだって・・・ あぁ~このまま悠を包み込みてぇ~ でも せっかく気持ちよさそうに 寝ている悠を 起こしたくねぇ~ どうしたらいいだよ今のこの俺の気持ち・・・)
俺は悠に タオルケットを掛けた
(悠に風が・・・)
エアコンの風が 悠を直撃していた
俺は悠を 起こさない様に 慎重にベッドに上がり 風の向きを変え温度調節をした
(これで いいかなぁ~)
俺は ベッドの小さな灯りを付け 部屋の電気を消した
部屋はとても静かで まるで いつもと変わらない
俺は ベッドに上がり悠を見た だけどベッドの小さな灯りは 悠には届かない
(悠の寝息 聞こえね~なぁ~ 本当に俺1人みたいだ 悠はもしかして疲れてた? 緊張してた? 母ちゃんも居たしなぁ~ 気を遣っていたのかもしんね~なぁ~ 泊まるの初めてだって言ってたしなぁ~ でも 悠が寝てくれて 良かったのかもしんねぇ~ もし 悠が眠れなくて この部屋で話が途切れて悠と目が合ったら 多分 俺は悠の事を・・・ 何で俺はこんなに悠の事が 好きなんだろう・・・ 悠を見た瞬間 魔法にかかったみたいな 衝撃だったなぁ~ いつか 悠に話せるかなぁ~ 悠が もっと もっと 俺の事を好きになって 離れられないくらいにならねぇ~かなぁ~・・・ 悠を この部屋に閉じ込めて 誰にも悠に触れさせない様に 俺の俺だけの悠に・・・ 俺ってどんだけ 悠を独占したいんだよ・・・ そんな怖い事思ってるって 悠が知ったら悠は 俺の事どう思うかなぁ~ 嫌われたくねぇ~なぁ~ 悠は 本当のところ俺の事 どう思ってんのかなぁ~ 前に俺の事好きって 言ってくれたけど・・・ 悠は優しいから 俺を傷つけない様に 言ってくれただけなのかもしんねぇ~し・・・ 悠が こんなに近くに居るのに 何かスゲー遠いなぁ~)
俺は そのまま眠りについた
(うわ~ めっちゃ 明るいなぁ~)
俺は目を覚まして ベッドの目覚まし時計を見た
(ゲッ まだ7時だ)
俺はそっと悠を見下ろした その瞬間 俺の身体が反応した
悠は タオルケット掛けて 向こうを向いていて 俺からは悠の顔は見えない
(何 考えてるんだ俺・・・ いくら朝でも こんな・・・ おさまれ おさまれ おさまれって・・・)
明らかに いつもの朝とは違っていた
ガッチャン 僕は 物音で目を覚ました
(あれ? 布団で寝てる 僕いつの間に布団に来たんだろう? 榎本と話してて・・・ そう言えば おばさん 出かけるって言ってたなぁ~)
僕は また 目を閉じた
榎本が 動く気配を感じた
(榎本は トイレかなぁ~?)
すると 僕のタオルケットが 持ち上がり 榎本が僕の背後にピタリと張り付いた
(えっ 何? 榎本 当たってるよ・・・ 榎本の身体が熱い 熱があるんじゃない?)
僕は ドキドキしながら榎本の様子を伺った
(つづく)
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