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クリスマスイブ
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榎本と何度も学校で会っているのに 今日の話は1度も出なかった
電話で約束はしたものの 具体的な話はしていなかった
お母さんが僕の部屋へ
「悠 今日は学校 早いのよねぇ~」
「あっうん 終業式だけだよ」
「榎本君とどこかへ 行くんでしょう」
「うん多分・・・ 僕 何も聞いてないけど・・・ 約束したんだ」
「そう・・・ 榎本君忙しかったんでしょう」
お母さんが お昼ご飯のお金をくれた
「はいこれ」
「ありがとうお母さん・・・ じゃ~僕 いってきます」
「いってらっしゃい 榎本君によろしくねぇ~」
僕はいつも通りに家を出た
風が冷たく でも町は何だかあたたかい
「高橋君 おはよう」
委員長と副ちゃんは仲良く 教室に入って来た
「おはよう 委員長 副ちゃん」
「今日で2学期が 終わっちゃうねぇ~」
副ちゃんはいつもの様に 僕に話かけてくれた
「うん 何だか早かったねぇ~」
「そうだね さっきも委員長とそう話てたんだよねぇ~」
副ちゃんは僕から委員長に視線をうつし 笑顔で向き合っていた
(本当に素敵な2人だ)
僕はそんな2人に見とれてしまっていた
リーダーと須藤さんが教室に入って来ると 続いて榎本と大塚君が 教室に入って来て 僕の周りが一気に賑やかになった
放送が入り 僕達は体育館へ移動した
体育館は背の順に並ぶ為 僕はクラスの1番前に並んだ
体育館の後ろには先生が 何人か立っていて 榎本はクラスの後ろに並んだ
(悠に話すタイミングがねぇ~ 今日の事 みんなの前じゃ~話せねぇ~ 特に副ちゃんの前ではなぁ~ あぁ~ 早く学校終わんねぇ~かなぁ~ 今日は悠と・・・ 明日も悠と・・・)
終業式が終わり 3年生から体育館を退場していった
僕は2年生の1番最後に出ようと ゆっくりと進んでいった
「ゆ~う」
榎本が手を振り みんなの流れに逆らいながら 僕のところまで来てくれた
僕は少し驚いていた
「どうしたの榎本」
「いや~さぁ~今日の事 みんなの前じゃ~な」
榎本は照れながら 小さな声でそう言った
(何だか 榎本がかわいい)
榎本は より小さな声でこう言った
「今日の夕方4時半に迎えに行く イルミネーション見に行こう」
「えっイルミネーション」
僕が聞き返すと 榎本が僕の口を手で塞いでいた
榎本の顔が近づいて 榎本のくちびるに人差し指が立てられた
僕は榎本に 口を塞がれたまま うなずいた
(こんなに榎本が近い・・・ それに迎えに来るって そういう事だったの・・・)
一瞬の出来事に 僕は動けなくなっていた
「悠?どうした」
「あっ何でもない・・・ 何でも・・・」
(良かった~ 榎本に気づかれてない・・・ 凄くドキドキした)
「榎本・・・ 僕待ってるね」
僕は小さな声でそう言うと 榎本の嬉しそうな笑顔がそこにあった
僕と榎本は そのまま話ながら教室に向かって階段を上っていると 後ろから声をかけられた
「悠が こんなに楽しそうに話ているの見るの 初めてかもしれないなぁ~」
僕と榎本が振り返ると 榊先生が通知表を持って 笑顔でそこに立っていた
「先生 脅かすなよー」
「あぁ~すまんすまん正臣・・・ いや~ 脅かすつもりはなかったんだけどなぁ~ 本当に仲がいいんだなぁ~と思って いや~いい事だ・・・」
榊先生は笑いながらそう言った
僕は後ろのドアから教室に入った
「みんな~ 座ってくれ・・・」
先生はそう言いながら 榎本と教室に入った
「高橋君 遅かったね」
副ちゃんが 笑顔で僕にそう言った
「あっうん 榎本と話をしてて・・・」
僕がそう言いながら 副ちゃんの方を見ると 副ちゃんは口に手を当てて 僕を見ていた
「ねぇ~今日は 榎本君とどこかへ行くの?」
副ちゃんにそう聞かれ 僕はどうしたらいいのかわからず 前を向いてしまった
榊先生は 1人1人に通知表を渡した
「それじゃ~みんな また元気な姿でこの教室で会おう」
そう言って榊先生は教室を出て行った
僕は 副ちゃんに顔を向けられないままだった
みんなが席を立って 委員長は副ちゃんの前へ
「副ちゃん 帰ろう」
僕は机の中に 何もないかを確認していた
「高橋君 じゃ~またね」
副ちゃんの声に顔を上げた
「委員長 副ちゃん 3学期にね」
「うん高橋君も 良いクリスマスと良いお年を・・・」
委員長の言葉に 副ちゃんは手を振った
僕は 委員長と副ちゃんを見送り 大きく息を静かにはいた
(副ちゃん 僕に聞きたかったんだよね でも僕は・・・ 副ちゃんに悪い事しちゃったかなぁ~)
僕は後ろのドアを見てそう思っていた
「悠 帰ろう」
榎本の声で僕は 立ち上がり榎本の方へと歩いた
榎本と大塚君 リーダーと須藤さんと校門で僕は別れ コンビニへ行きお昼ご飯を買った
(1人で食べるお昼ご飯は 久しぶりの様な気がする・・・)
悠と別れた俺達は 何となく変空気になり でもすぐに隆や須藤が話出した
(一瞬 変な雰囲気だったなぁ~ 悠が校門でさよならするの初めてか?・・・ それにしても 終業式にも部活とか・・・ 早く悠との時間にならねぇ~かなぁ~)
俺は部活を終え シャワーを浴びて悠の家へと急いだ
(あぁ~早く 悠の顔が見てぇ~)
僕の家のチャイムが鳴った
僕がドアを開けると 榎本の笑顔がそこにあった
「悠 行こう」
「榎本ちょっと待ってて コート取ってくるから」
僕は ドキドキしながら自分の部屋へ
「榎本 お待たせ」
「悠・・・ 外いい感じに暗くなったなぁ~」
僕は 榎本の顔を見られず 玄関の鍵を閉めた
(どうしてこんなにドキドキするんだ・・・ 榎本がこの時間に来る事は知っていたのに・・・ 学校でも普通だったのに・・・ 榎本の顔を見た瞬間からドキドキが止まらない)
「悠寒くない?」
「あっうん大丈夫」
(何か悠が変だ いまいち・・・ もしかして 夕方誘ったのマズかったかぁ~)
俺は 悠の様子を伺いながら 悠に話かけた
「悠 商店街のクリスマスツリーって知ってる?」
「えっ知らない」
「商店街の外れに クリスマスツリーがあるんだ そんなに大きくはないんだけど・・・ 悠と見たくてさぁ~」
僕はやっと 榎本の顔を見る事が出来た
「あとほら」
榎本が指をさした先には マンションのベランダのイルミネーションや 庭の木に飾り付けをしている家があり凄くキレイだった
「榎本 あそこサンタクロースがよじ登ってるよ かわいい」
(いつもの悠が戻って来たなぁ~)
僕と榎本は 家々のイルミネーションを見て回った
「榎本」
「ううん何?」
「商店街に行くんでしょう」
「あぁ~」
「その・・・ 誰か知ってる人に会うんじゃない?」
僕はもし 委員長と副ちゃんがイルミネーションを見に来て居たらと思って ハラハラしていた
「別に誰が居ても俺には関係ない・・・ 俺は悠とクリスマスツリーが見たいんだ もし委員長や副ちゃんが居たら ダブルデートすればいい」
(えっ榎本は今何て言った・・・ ダブルデート これってデートなの?)
僕は榎本の言葉に またドキドキしてしまった
「悠 あそこから商店街に入ろう」
「うん」
商店街は クリスマスの音楽が流れ どのお店もクリスマスの飾り付けがされていた
僕と榎本は 商店街の奥へと進んだ
「悠 見て」
榎本の優しい言葉に 僕は目を奪われた
クリスマスツリーが 下からライトアップされ 暗闇にクリスマスツリーが 浮かび上がった様に見えた
親子連れや学生 スーツ姿にケーキを片手に スマホで写真を撮っている人も居た
みんなクリスマスツリーに夢中で 周りを見ていなかった
「悠 もう少し近づこう」
そう言って榎本は 僕の背中に手を添えた
「榎本 キレイだね・・・ 僕初めてだよ こんなにキレイなクリスマスツリー」
僕はツリーを見ながらそう言った
(ヤベーって・・・ 悠のこの嬉しそうな横顔・・・ たまんねぇ~ 誰も居なかったら 俺 悠にキスててもおかしくねぇ~ それにしても 早く悠を独り占めしてぇ~ この雰囲気はたまんねぇ~よ)
「俺 悠と見たかったんだ」
「うん榎本 ありがとう僕忘れない」
僕はそう言って 榎本に顔を向けた
(悠この顔は反則だろう・・・ 悠はゼッテー 今どんな顔で俺をみているのか 自覚がまったくねぇ~んだろうなぁ~)
僕と榎本はしばらく クリスマスツリーをながめていた
「悠 人が多くなって来た そろそろ帰るか」
「うん そうだね」
僕と榎本は クリスマスツリーから離れた
商店街を通らず 榎本は細い道を進んで行った
街頭も少なく暗い 僕は何だか怖くなり 榎本に近づきながら歩いた
「榎本 道わかるの?」
僕は不安になり 榎本に聞いていた
(暗くて怖い・・・ 僕が知らない道だ・・・)
「あぁ~大丈夫だ」
(この暗さなら大丈夫だろう・・・ 誰も居ねぇ~)
俺は悠にキスをする タイミングをうかがって歩いていた
僕は ふと夜空を見上げた
「ねぇ~榎本見て・・・ 凄いよ」
夜空にはたくさんの星が見えていた
「僕さっきのクリスマスツリーもそうだけど こんなにたくさんの星 初めて見た」
(凄くキレイだ・・・)
(クソー今日は悠にやられっぱなしだ・・・ まぁ~悠がこんなに嬉しそうだし キスはいつでも出来るよなぁ~)
榎本も夜空を見上げていた
「悠」
「ううん 何榎本」
「明日もその・・・ 家に来る前に会えないかなぁ~」
「僕は大丈夫だよ」
「ホント? じゃ~そうだなぁ~ 昼1時に悠の家に行くよ」
「うんわかった 待ってる」
(ヤッター どうしよう悠とどこへ行こう)
俺は夜空を見上げながら 悠の嬉しそうな顔を見ていた
(つづく)
電話で約束はしたものの 具体的な話はしていなかった
お母さんが僕の部屋へ
「悠 今日は学校 早いのよねぇ~」
「あっうん 終業式だけだよ」
「榎本君とどこかへ 行くんでしょう」
「うん多分・・・ 僕 何も聞いてないけど・・・ 約束したんだ」
「そう・・・ 榎本君忙しかったんでしょう」
お母さんが お昼ご飯のお金をくれた
「はいこれ」
「ありがとうお母さん・・・ じゃ~僕 いってきます」
「いってらっしゃい 榎本君によろしくねぇ~」
僕はいつも通りに家を出た
風が冷たく でも町は何だかあたたかい
「高橋君 おはよう」
委員長と副ちゃんは仲良く 教室に入って来た
「おはよう 委員長 副ちゃん」
「今日で2学期が 終わっちゃうねぇ~」
副ちゃんはいつもの様に 僕に話かけてくれた
「うん 何だか早かったねぇ~」
「そうだね さっきも委員長とそう話てたんだよねぇ~」
副ちゃんは僕から委員長に視線をうつし 笑顔で向き合っていた
(本当に素敵な2人だ)
僕はそんな2人に見とれてしまっていた
リーダーと須藤さんが教室に入って来ると 続いて榎本と大塚君が 教室に入って来て 僕の周りが一気に賑やかになった
放送が入り 僕達は体育館へ移動した
体育館は背の順に並ぶ為 僕はクラスの1番前に並んだ
体育館の後ろには先生が 何人か立っていて 榎本はクラスの後ろに並んだ
(悠に話すタイミングがねぇ~ 今日の事 みんなの前じゃ~話せねぇ~ 特に副ちゃんの前ではなぁ~ あぁ~ 早く学校終わんねぇ~かなぁ~ 今日は悠と・・・ 明日も悠と・・・)
終業式が終わり 3年生から体育館を退場していった
僕は2年生の1番最後に出ようと ゆっくりと進んでいった
「ゆ~う」
榎本が手を振り みんなの流れに逆らいながら 僕のところまで来てくれた
僕は少し驚いていた
「どうしたの榎本」
「いや~さぁ~今日の事 みんなの前じゃ~な」
榎本は照れながら 小さな声でそう言った
(何だか 榎本がかわいい)
榎本は より小さな声でこう言った
「今日の夕方4時半に迎えに行く イルミネーション見に行こう」
「えっイルミネーション」
僕が聞き返すと 榎本が僕の口を手で塞いでいた
榎本の顔が近づいて 榎本のくちびるに人差し指が立てられた
僕は榎本に 口を塞がれたまま うなずいた
(こんなに榎本が近い・・・ それに迎えに来るって そういう事だったの・・・)
一瞬の出来事に 僕は動けなくなっていた
「悠?どうした」
「あっ何でもない・・・ 何でも・・・」
(良かった~ 榎本に気づかれてない・・・ 凄くドキドキした)
「榎本・・・ 僕待ってるね」
僕は小さな声でそう言うと 榎本の嬉しそうな笑顔がそこにあった
僕と榎本は そのまま話ながら教室に向かって階段を上っていると 後ろから声をかけられた
「悠が こんなに楽しそうに話ているの見るの 初めてかもしれないなぁ~」
僕と榎本が振り返ると 榊先生が通知表を持って 笑顔でそこに立っていた
「先生 脅かすなよー」
「あぁ~すまんすまん正臣・・・ いや~ 脅かすつもりはなかったんだけどなぁ~ 本当に仲がいいんだなぁ~と思って いや~いい事だ・・・」
榊先生は笑いながらそう言った
僕は後ろのドアから教室に入った
「みんな~ 座ってくれ・・・」
先生はそう言いながら 榎本と教室に入った
「高橋君 遅かったね」
副ちゃんが 笑顔で僕にそう言った
「あっうん 榎本と話をしてて・・・」
僕がそう言いながら 副ちゃんの方を見ると 副ちゃんは口に手を当てて 僕を見ていた
「ねぇ~今日は 榎本君とどこかへ行くの?」
副ちゃんにそう聞かれ 僕はどうしたらいいのかわからず 前を向いてしまった
榊先生は 1人1人に通知表を渡した
「それじゃ~みんな また元気な姿でこの教室で会おう」
そう言って榊先生は教室を出て行った
僕は 副ちゃんに顔を向けられないままだった
みんなが席を立って 委員長は副ちゃんの前へ
「副ちゃん 帰ろう」
僕は机の中に 何もないかを確認していた
「高橋君 じゃ~またね」
副ちゃんの声に顔を上げた
「委員長 副ちゃん 3学期にね」
「うん高橋君も 良いクリスマスと良いお年を・・・」
委員長の言葉に 副ちゃんは手を振った
僕は 委員長と副ちゃんを見送り 大きく息を静かにはいた
(副ちゃん 僕に聞きたかったんだよね でも僕は・・・ 副ちゃんに悪い事しちゃったかなぁ~)
僕は後ろのドアを見てそう思っていた
「悠 帰ろう」
榎本の声で僕は 立ち上がり榎本の方へと歩いた
榎本と大塚君 リーダーと須藤さんと校門で僕は別れ コンビニへ行きお昼ご飯を買った
(1人で食べるお昼ご飯は 久しぶりの様な気がする・・・)
悠と別れた俺達は 何となく変空気になり でもすぐに隆や須藤が話出した
(一瞬 変な雰囲気だったなぁ~ 悠が校門でさよならするの初めてか?・・・ それにしても 終業式にも部活とか・・・ 早く悠との時間にならねぇ~かなぁ~)
俺は部活を終え シャワーを浴びて悠の家へと急いだ
(あぁ~早く 悠の顔が見てぇ~)
僕の家のチャイムが鳴った
僕がドアを開けると 榎本の笑顔がそこにあった
「悠 行こう」
「榎本ちょっと待ってて コート取ってくるから」
僕は ドキドキしながら自分の部屋へ
「榎本 お待たせ」
「悠・・・ 外いい感じに暗くなったなぁ~」
僕は 榎本の顔を見られず 玄関の鍵を閉めた
(どうしてこんなにドキドキするんだ・・・ 榎本がこの時間に来る事は知っていたのに・・・ 学校でも普通だったのに・・・ 榎本の顔を見た瞬間からドキドキが止まらない)
「悠寒くない?」
「あっうん大丈夫」
(何か悠が変だ いまいち・・・ もしかして 夕方誘ったのマズかったかぁ~)
俺は 悠の様子を伺いながら 悠に話かけた
「悠 商店街のクリスマスツリーって知ってる?」
「えっ知らない」
「商店街の外れに クリスマスツリーがあるんだ そんなに大きくはないんだけど・・・ 悠と見たくてさぁ~」
僕はやっと 榎本の顔を見る事が出来た
「あとほら」
榎本が指をさした先には マンションのベランダのイルミネーションや 庭の木に飾り付けをしている家があり凄くキレイだった
「榎本 あそこサンタクロースがよじ登ってるよ かわいい」
(いつもの悠が戻って来たなぁ~)
僕と榎本は 家々のイルミネーションを見て回った
「榎本」
「ううん何?」
「商店街に行くんでしょう」
「あぁ~」
「その・・・ 誰か知ってる人に会うんじゃない?」
僕はもし 委員長と副ちゃんがイルミネーションを見に来て居たらと思って ハラハラしていた
「別に誰が居ても俺には関係ない・・・ 俺は悠とクリスマスツリーが見たいんだ もし委員長や副ちゃんが居たら ダブルデートすればいい」
(えっ榎本は今何て言った・・・ ダブルデート これってデートなの?)
僕は榎本の言葉に またドキドキしてしまった
「悠 あそこから商店街に入ろう」
「うん」
商店街は クリスマスの音楽が流れ どのお店もクリスマスの飾り付けがされていた
僕と榎本は 商店街の奥へと進んだ
「悠 見て」
榎本の優しい言葉に 僕は目を奪われた
クリスマスツリーが 下からライトアップされ 暗闇にクリスマスツリーが 浮かび上がった様に見えた
親子連れや学生 スーツ姿にケーキを片手に スマホで写真を撮っている人も居た
みんなクリスマスツリーに夢中で 周りを見ていなかった
「悠 もう少し近づこう」
そう言って榎本は 僕の背中に手を添えた
「榎本 キレイだね・・・ 僕初めてだよ こんなにキレイなクリスマスツリー」
僕はツリーを見ながらそう言った
(ヤベーって・・・ 悠のこの嬉しそうな横顔・・・ たまんねぇ~ 誰も居なかったら 俺 悠にキスててもおかしくねぇ~ それにしても 早く悠を独り占めしてぇ~ この雰囲気はたまんねぇ~よ)
「俺 悠と見たかったんだ」
「うん榎本 ありがとう僕忘れない」
僕はそう言って 榎本に顔を向けた
(悠この顔は反則だろう・・・ 悠はゼッテー 今どんな顔で俺をみているのか 自覚がまったくねぇ~んだろうなぁ~)
僕と榎本はしばらく クリスマスツリーをながめていた
「悠 人が多くなって来た そろそろ帰るか」
「うん そうだね」
僕と榎本は クリスマスツリーから離れた
商店街を通らず 榎本は細い道を進んで行った
街頭も少なく暗い 僕は何だか怖くなり 榎本に近づきながら歩いた
「榎本 道わかるの?」
僕は不安になり 榎本に聞いていた
(暗くて怖い・・・ 僕が知らない道だ・・・)
「あぁ~大丈夫だ」
(この暗さなら大丈夫だろう・・・ 誰も居ねぇ~)
俺は悠にキスをする タイミングをうかがって歩いていた
僕は ふと夜空を見上げた
「ねぇ~榎本見て・・・ 凄いよ」
夜空にはたくさんの星が見えていた
「僕さっきのクリスマスツリーもそうだけど こんなにたくさんの星 初めて見た」
(凄くキレイだ・・・)
(クソー今日は悠にやられっぱなしだ・・・ まぁ~悠がこんなに嬉しそうだし キスはいつでも出来るよなぁ~)
榎本も夜空を見上げていた
「悠」
「ううん 何榎本」
「明日もその・・・ 家に来る前に会えないかなぁ~」
「僕は大丈夫だよ」
「ホント? じゃ~そうだなぁ~ 昼1時に悠の家に行くよ」
「うんわかった 待ってる」
(ヤッター どうしよう悠とどこへ行こう)
俺は夜空を見上げながら 悠の嬉しそうな顔を見ていた
(つづく)
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