俺の知らなかった世界

暁エネル

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春休み

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俺は龍の家へと向かっていた



「今日は忍と遊ぶとして 龍の家はやっぱ人がたくさん居て龍と2人きりになるって難しいよなぁ~ どうにかして龍を俺の家へ来てもらう様にしたいんだけど・・・ どうすっかなぁ~)



俺はこのまま龍の家に行き続けたら


ずっと龍を触らず高校生なってしまう


そんな後悔をしてしまいそうで怖かった





俺は龍の部屋へ


「龍 入るよ・・・」


そう言いながら俺はフスマを開けた


龍は本を読んでいたらしくその本を閉じていた


「龍 高校の制服って取りに行くの?」


「いや郵送されて来るだろう・・・」


「そうだなぁ~ 龍ってネクタイ結べるの?」


「オヤジの付き添いでスーツを着た時になぁ~」


「龍 教えて・・・」


「真彦の父さんが居るだろう・・・」


「俺は龍に教えてほしいんだ」


「そうかよ わかった」



(やった・・・ これで龍は俺の家に来る口実が出来た・・・)





忍は恥ずかしそうにしながら龍の部屋へと入って来た


「忍も大きくなったなぁ~」


俺はそう言いながら忍を持ち上げ抱き上げた


忍は嬉しそうに笑ってくれた


「忍も小学生かぁ~ ランドセル何色? あぁ~待って当てる」


俺はそう言いながら忍の口に手を伸ばしていた



(忍だったら紺色いや~ キレイな青色・・・ どっちだ?)



「忍は紺色だろう・・・」


「黒」


「えっ 龍そうなの?」


「俺も青系の物を選ぶと思ったんだけどなぁ~」


「忍 何で黒?」


俺は忍の顔を覗き込む様にして聞いた


「兄さんと真さんの学ランが黒でかっこ良かったから・・・」


俺と龍は顔を見合わせていた


「そうだったのかぁ~ それで黒・・・」


「いいんじゃ黒 俺と龍もランドセル黒だったしなぁ~ 黒はカッコイイよなぁ~」


思わず俺は忍をフォローする形になってしまった


その後も忍と楽しく遊ぶ事が出来た





忍と遊ぶ日が続き


俺は俺達が小学生の頃の事を思い出していた



(もしかして忍も龍みたいに遠巻きに忍の事を見るんだろうか・・・ 龍と違って忍はそんな目にあっても大丈夫なんだろうか・・・ 忍は凄く優しい子なんだ そんな事をされたら学校へ行きずらくならないだろうか・・・)



俺は忍の事が心配でならなかった


俺は龍の家へと急いでいた


「龍・・・」


俺はおもいきり龍の部屋を開けていた


「どうしたそんなに慌てて・・・」


「龍・・・ どうしょう忍が小学生になっていじめとかにあったら・・・」


「真彦落ち着け・・・ 忍は俺と渚の弟だぞ・・・」


「そうだけど でも学校っていう組織の中で忍は大丈夫なのか 俺スゲー心配だよ」


「真彦 忍が幼稚園に入る時も同じ事言ってたぞ・・・」



(そうだったかぁ~? そんな事忘れたよ でも学校は幼稚園とは違う)



「真彦 忍も強くなったんだ 幼稚園でもいろいろあったみたいでなぁ~ でもそこは藤堂家の血なんじゃ~ねぇ~の忍もちゃんと友達とうまくやってた」


「そうなのか?」



(真彦の忍への思いは父親とも兄とも取れるなぁ~ ここらで真彦の心配事を吹き飛ばしてやるか・・・)



「真彦 明日は俺は真彦の家に行く」


「えっホント龍・・・」



(ほらスゲー嬉しそうだ・・・)



(龍が家に来るって事はいいんだよなぁ~ 龍もそのつもりで来るって事で・・・)



俺はつい嬉しくて笑顔が止まらず忍と遊んでいた





俺の家に制服と体操着が届いた


俺は早速ネクタイの練習を始めた



(やっぱムズイ 明日龍に教えてもらおう・・・)



俺は1人では手に負えず早々に諦めた



(あぁ~早く明日にならねぇ~かなぁ~ 高校生になる前に龍を抱けるとは思わなかったなぁ~ 龍もそのつもりで来るんだよなぁ~ でも高校生になったら俺はバイトを始めるし 龍とそんなに一緒に居られねぇ~かも・・・)





次の日龍が俺の家へとやって来た


「真彦制服来たか?」


「うん昨日」


「俺も昨日来た」


そう言いながら階段を上った


「ネクタイ見てやる」


「うん」


俺は箱からネクタイを出した


龍は俺の前に立った


「真彦 ベッドに座れやりにくい」


「あぁ~そうだなぁ~」


俺はベッドに座り


龍はスルスルとネクタイを俺にしめていた


「こんなもんか」


龍はそう言ってネクタイをほどいた


「真彦 自分の見える位置で大丈夫だ いくらでも調節は出来る まず慣れる事だ」


龍は丁寧に教えてくれた


俺はだいぶいい感じに結べる様になっていた


「龍 ありがとう」


俺はそう言ってネクタイをほどいた


「じゃ~今度は俺が龍にお礼をする番だ」


俺は目の前の龍の足開かせて


俺にまたがって座らせた


龍を見上げ龍の胸が俺の目の前に


俺は龍のTシャツをまくり胸をなめまわした



(真彦になめられると何でこうなる・・・)



(龍の小さな声がカワイイ・・・)



俺は龍のTシャツを脱がせると龍をベッドへ



(久しぶりだからか? 真彦に刺激されたからか ヤベ~もう待てねぇ~)



俺はローションを取り急いで裸になった


龍のズボンを脱がせ指にローションをたらした



(スゲーもう龍がカチコチだ・・・)



龍の中に指を入れ俺は龍に顔を近づけ


龍の口が開き俺は龍に舌を絡ませた


「龍・・・ 今どんな気分? 俺は早く龍の中に入れて龍を気持ち良くさせたい 龍の声や龍のカワイイ顔が見たい」



(今までこんなにじらされた事がねぇ~ いいから早く真彦・・・)



「ねぇ~龍 スゲー龍の先っぽから出てる 龍触って欲しい?」


「真彦・・・」


「何?龍・・・」


「早く・・・」


「早く何?」


「欲しい真彦が・・・」


「龍のおおせのままに・・・」


俺は龍の腰を持ち上げ一気に奥まで押し込んだ


龍は声を出しのけぞって勢い良く吹き出していた



(スゲー飛んで来た 我慢してた分気持ち良かったって事なのか・・・)



(真彦が触ってないのにまた出た 俺は真彦に触られれなくても出る様になってしまったのか・・・)



「龍 スゲー気持ちいい ずっと龍の中に入れいたい」


俺はそう言って腰を動かした



(あっヤベ~止まらねぇ~ 気持ちいい・・・)



(真彦・・・ 激しい・・・)



俺は真彦にしがみついていた



(真彦・・・ また出る・・・)



(龍が・・・)



俺は龍の中から引き抜き


またすぐに龍の中へと押し入れた


俺と龍は息を切らしお互い見つめ合っていた



(龍がスゲーカワイイ・・・ こんな顔を見られるの俺だけなんだよなぁ~)



(今日は真彦のを凄く感じる じらされたからなのか このままずっと真彦と繋がっていたい・・・)



「龍も気持ちいい? 気持ちいい顔してる 俺もスゲー気持ちいい・・・ ずっと龍と離れずくっついていたい・・・」



(マジか真彦も俺と同じ事を・・・ これを言ったら俺は大変な事になりそうだから絶対に言わねぇ~けどなぁ~)



「龍・・・ 高校生になったら 俺はすぐにバイト探す そしたら龍とこうしてゆっくりと出来ねぇ~かもしれねぇ~ それは凄く嫌なんだだから・・・」


「バイトが休みの日ぐらいあるだろう・・・」


「また俺の部屋に来てくれる?」


「真彦の部屋は真彦のニオイがスゲーんだ」


「えっ俺の? 俺のニオイってくせぇ~の?」


「いや 真彦を意識してからこの部屋に入ると 真彦に抱きしめられているみたいになるんだ」


「龍・・・ 龍はずっとそうだったの?」



(俺のニオイで龍が俺に抱きしめられてる・・・)



(おい真彦・・・ 俺の中で動かすな・・・)



(龍が・・・ 声を出した・・・)



(真彦・・・)



俺はもだえてる龍に顔を近づけ舌を絡ませた


俺はくちびるを離し


腰を動かしながら龍のに手を伸ばしてた



(あっ真彦それすぐ出る・・・)



龍は俺が触るとすぐに吹き出し


俺は腰を激しく動かした



(あっ気持ちいい・・・ ずっと続け・・・)



俺は動きを止め龍から離れた


俺は龍の隣に寝転んで


龍の方を向き腕を伸ばすと


龍が俺の腕に頭を乗せた



(うわ~自然に出来た・・・ 龍が龍の頭が龍がめちゃくちゃ近い・・・ 何だよこれ~スゲー幸せだ・・・)



(これで真彦は動けない・・・ それにしても奥がジンジンする・・・)



「龍・・・」


「ううん?」


「高校生になったらまた俺ん家に来てくれる?」



(何て答えるのが正解なんだ? ここで下手な事を言ったら このあとえらい目にあいそうだし・・・)



「真彦のバイトがどうなるのかにもよるんじゃねぇ~のか?」


「そうなんだけど・・・」



(お金を貯めたけど龍も抱きたい・・・ バイトを始めてみねぇ~と何とも言えねぇ~よなぁ~)



俺は身体を龍の方へと向け


龍のお腹に手を置いた


「龍・・・ 身体が冷えて来た このままじゃ~カゼをひく・・・」


「そうだなぁ~」


俺はゆっくりと起き上がった


すると真彦も起き上がり


俺の肩に腕を回して来た


俺は思わず真彦の方へと顔を向けると


真彦のくちびるが重なり舌を絡ませた



(もう今日はこれ以上ムリだからなぁ~真彦・・・)



俺は龍を抱きしめていた



(あぁ~ず~っと龍とキスしていたけど 龍の身体がこんなにも冷たい・・・)



俺はゆっくりと龍のくちびるを離した


(つづく)



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