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ネオンと星屑
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しおりを挟むその時、私は足元に伝わる違和感を感じた。
賑わう声が、ざわつきに変わる。
そして次の瞬間。
地面に突き上げられるような感覚が、私を襲った。
地震だ、という中年男性の叫び声を合図に、交差点にいた人々があちらこちらに散らばる。
急停止した複数の自動車が混乱状態に陥り、その隙間で若者たちは逃げ惑う。
私はと言うと、唖然としたまま人混みに揉まれ、身動きが取れなくなっていた。
大地の激震を感じながら、逃げなければと自分に言い聞かせる。
人の流れに乗るように、やっと右足が動いた。
だが、もう遅かった。
老朽化していた高層ビルが、轟音を響かせてこちらに倒れてくる。
恐怖を感じる間も無く、私は瓦礫に飲み込まれた。
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