上 下
6 / 6

視力9.0の世界観

しおりを挟む
因みに
視力9.0くらいあると木星の衛星が4つくらい見えるらしいのです。

あー、もちろん友希には木星自体見えないですけど、視力9.0なら木星の周りを衛星が回っている様子が見えるようです。
有名な大赤斑も見えてしまうそうです。

この予備知識あると、木星神が最高神の神話が生まれる理由がわかるというものです。
いっぱい子分を連れ回してる訳ですので。
大赤斑も如何にもそこから星が飛び出しそうにみえるのもポイントでしょう。

気合いと視力で見えているだけなので、地球も木星も太陽の周りを回ってることにまでは気付いてない感じなのがちょっとリアルなのです。

さらに角度によっては土星の輪の一部が見えてしまうそうです。
角度によって、一部というのがポイントになるのです。

ギリシャ神話では土星神が自分の子供を食べてしまうという。これも見えたのですね。途切れ途切れの輪が現れたり消えたりするのが元ネタなのでしょう。

ギリシャ神話の惑星神。古代ギリシャ人の視力が9.0近くの方が結構いたと考えれば納得なのです。

色々辻褄あってしまって驚きですが、図らずも古代ギリシャ人が地球の丸さを感じれる視力があれば、神話の元ネタが想像できてしまうという。

別の言い方をすれば
ギリシャ神話を読み、元ネタの状況が見えるような視力があれば、地球は球体であると感じられるという話なのですよ。


つまり、古代ギリシャ人は視力が良かったから地球が丸いことを感じられたが、中世辺りに目が悪くなり、地球が平らに感じるようになったのではないかという話なのです



しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...