治癒師の非日常~ゆるくないカリエの冒険

コリモ

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第3章一度戻ります

美味しいおやつ

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「このお菓子は?」とカリエが聞くと
「こちらは、西のタンクル王国でつくられているカスティーリャというお菓子です。甘いお菓子ですから、カフィコーヒーやクセのないハーブティーがオススメです」そう言って、私たちの知らない飲み物を出してくれた。
「貴方は無限収納持ちかな?タンクルといえばこの大陸の西の端の国だ。そこからこの国に車で最低半年はかかるのだからこの柔らかさはあり得ない」とグレアスが言うと
「さすが賢帝と呼ばれるだけはありますね。この国は貴方で持っているとまで言われています。だからこそ姻戚関係を結びたいと色々な貴族などから打診が多いと聞きました。」というと
「そんなことはありませんよ。皆それぞれ相手を自分自身で探してきていますし、カリエもそのうち自分で連れてきてくれると思っています」と答えた。
「しかし、貴方のその力はいったいどこからきているのですか?見た目は我々とおなじ魔族ですが、どうも幻影を使われているようだ」とグレアスが聞くと
「隠し事が出来ませんね。いかにも私は幻影を使っています。さすがにこれを解くには皆さんの反応が気になるのですが、驚かないでくださいね」というと幻影を解いた。
先ほどまで魔族としてのキースが立っていたところには体格や背はそんなに変わらないが、種族の特徴である尖った耳を持った姿をしたキースがそこにいた。
「かっこいい」とおもわず私は声に出して言ったら
「ありがとうございます。しかし、この姿で虐げられることもおいものですから、この大陸では皆さんと同じ魔族の姿になっています」と言ってまた元の魔族の姿に戻った。
「このモレア領は誰でも生活できる領として発展させてきたつもりだ。本当にすまないねガントくん」とガントにに突然振られて彼はびっくりしていた。
「なぜ私の名前を?」とガントが聞くと、
「簡単だよ。私のスキルは〔看破〕だからね」と答えた。
そう。この父は〔看破〕のスキルを使って相手の考えていることやステータスを見るなど相手の情報を見たり、各ギルドから報告を受けているので、誰がどういう種族で何があったかなどは承知の上なのだ。
「の割には、今回のゲラマ子爵との縁談では発揮されなかったみたいですね」とエリーがツッコミを入れると
「すまん。一応確認してみたのだが阻害魔法を使われてな、どうにもゲラマ殿の考えていることがわからなかったのだ。それでお前が家を出るきっかけを利用して裏から奴を追い込んだ。というかその前からイリスがゲラマ殿を怪しんでジン殿と調べていたらしい」
「それで迅速にあの処分が下せたのですね。さすがイリス様」とエリーが言うと二人ははにかんでいた。
「話を戻すが、ガントくんとサマンサさんはこの後どこか言う予定があるのかね?」とグレアスが聞くと、
「一応、この辺りの巡回と生活を支えるだけでなく、ポーションなどの製作についての研修を受けてくるように。とのことでこちらに来たのですが、研修を受けれる施設はございますでしょうか?」と聞いてきた。
「一応エミーの実家がその対象だったのだが、80年ほど前に貴女たちが急襲したためにその施設も無くなってしまった」と寂しそうに呟いた。
「すいません私たちはそのことを何も知らされていなくて。ただ、この土地に残った天使族の話を聞いただけなので…」とサマンサさんが答えた。
「仕方がないですよ。私が一度あの場所に行ったら物の見事に何も無くなっていましたから。ただ、母のお腹にいた兄弟が両親とともにどうなったのか気になってはいますがね」とエミーが言うと
「天界に変えることがあったら確認してみますね」とガントが言ってくれた。
「ありがとう。それじゃあこの街で貴女たちとお別れかしら?」と聞くと
「いいえ。現ゲマラ子爵領まではご一緒させてください」と二人から言われたので
「行商しながらの移動になるけどいいかしら?」と私が聞いたら
「よろしくおねがします」と言ってキースさんにも頭を下げていた。
「というわけで、私たちはこの後行商をしながら隣国から他の大陸へ渡ろうかと思っています。結婚式には顔を出そうと思っていますので、いいお話をお聞かせくださいね」と言って私たちとキースさんは晩御飯を食べた後元の隣町に戻った。
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