三角形(三角関係BL)(R18)(黒い春スピンオフ)(単品でもお読みいただけます)

Oj

文字の大きさ
24 / 25

※24

しおりを挟む
部屋に、ジュンが到着した。連れてきてくれたコンシェルジュに礼を伝えてジュンを部屋に入れる。ジュンは昴の胸ぐらを掴んで昴を壁に叩きつけた。
「てめぇ、どぉいうつもりだよ!」
「まぁまぁ、落ち着いて。話がしたいんだよ。今日は時間大丈夫?」
「勇斗はどこだ。何したんだよ、なぁ!?」
「奥にいるよ。見てごらん」
ジュンは乱暴に昴を放って歩き出した。バスローブの合わせはぐちゃぐちゃにされてしまった。あえてわかりやすいようにバスローブを着ていたが、効果てきめんだった。頭に血が上っているジュンは迷わず部屋の奥に入っていった。
怒り狂うジュンに、部屋の中の勇斗はさぞ刺激的に映ることだろう。
ジュンの後ろをついていくと、ベッドに横たわる勇斗を見てジュンは立ち止まった。危うくぶつかるところだった。
「は、はぅう♡ジュン、君♡おそい、ぃ♡」
全裸の勇斗はベッドの上でジュンに向けて蕾を開き、腰を振り動かす。立ち上がった中心は蜜を振りまいている。
立ち込める匂いに、ジュンが勘違いしてしまうかもしれない。昴はジュンに声をかけた。
「勇斗ね、ジュンを待ってたんだけど…あまりに遅いから一度抜いてあげたんだ。逆に火がついちゃったみたいで。可哀想だから早く、可愛がってあげてよ」
「ジュン、くん♡はや、く♡早く、ぅ♡」
「な…なんだよ、これ…てめぇ、勇斗、に、」
「口でしただけ。それ以上触れてないよ。ジュンに同意を得てからと思ってね」
ジュンは昴と勇斗を見比べた。痴態を晒す勇斗にどうしたらいいのかわからなくなったようだ。焦れた勇斗はベッドを転がるように降りてジュンのそばにより、ジュンのチャックを下ろす。
「勇斗、おい!おまえ、何、して…!?」
「ジュンくん、しよ?セックス、しよぉ♡んぷ♡はむっ♡あ、あぷっ♡んぶっ♡」
「上手だね、勇斗」
勇斗はジュンを口に含んだまま、得意げに笑った。普段の幼い彼からは想像つかない、蠱惑的な笑みだ。昴は背中を泡立てながら勇斗の頭を撫でる。
「話がしたいって言ったでしょ。ジュン、そのまま聞いてほしいんだ」
「あ?てめ、何言って…聞けるわけ、ねぇだろ…っ、勇斗、やめ、…っ」
「俺はね、母さんから平等に人を愛せって教えられてきたんだよ。誰かを特別視せず、平等に。人よりも少し恵まれている俺は、別け隔てなく与える側にならなければならない」
勇斗の、ジュンを追い立てる水音が響く。ジュンは耐えながらも頬を染めている。勇斗の頬に添えたジュンの手は、引き離すことができないでいた。
昴はその様子を眺めてまた口を開く。
「平等に、別け隔てなく。周りから不興を買わないように。だから俺は姫を作らずに一人でいたんだ。特定の誰かを作れば、その誰かに縛られる。周りからは羨ましいとやっかまれる。みんな姫を作りたいからね。俺が不平等を生んではいけない。俺は容姿も、頭も、全てが人よりも遥かに恵まれているからね…でもね、最近学園で周りを見ていると、どうにも我慢できなくなってきちゃって。なんで俺だけ姫を作っちゃいけないんだろう。俺も姫に、愛する人にそばにいてほしいなぁって思うようになっちゃったんだよね」
「だから!松本大翔、だろ?お前が、好きなの!っふ…藤野に、借りろ、よ、っ、」
「ジュン、くん…ひゃんと、ひいて、すあるしゃまの、おはなひ…」
「勇斗っ、喋っ…く、ぅうっ、ゆ、勇斗、…」
「ん、んぶ、んぐ、ぐっ、ぐぅっ」
ジュンは勇斗の後頭部を抑えた。喉奥を突かれて勇斗はくぐもった声を上げている。それでも上手にジュンに奉仕をしている。きっと何度もしてきたのだろう。二人の仲の良さに、増々笑みが溢れてしまう。
はたして話を聞いてくれているだろうか。ジュンがフィニッシュを迎える前に結論を話す。
「俺ね、勇斗もジュンも、好きなんだ。愛してる。二人で俺の姫になってくれないかな?」
「は?なに、言っ、勇斗、待て、待、って、っ」
「ん、んん、んぶっ!んぅうっ」
ジュンは勇斗の口内に放ったらしい。音を立てて吸い上げる勇斗に、ジュンは全身を痙攣させている。頬を染めて愛しい勇斗の口淫を受けるジュンの、なんと可愛らしいことか。
平等に人を愛する。この、母の教えに背いて特定の相手を作る。ましてそれが二人なんて。母は卒倒してしまうかもしれない。
昴は二人をまとめて抱きしめる。少し呆けていたジュンはギョッとしていた。
「二人共、すごく可愛いよ。俺ね、二人を姫にしたいんだ。ジュンが嫌なら、俺は見てるだけでいい」
勇斗は頬を染めて昴を見上げて何度も頷いた。すり寄る姿はまるで小さな愛玩動物のようで、本当に可愛らしい。
「…ふざけんなよ…だれが、てめぇの姫だ!勇斗も!お前、俺の姫だろ!なんなんだよ、これっ…」
「姫は嫌かな。俺がジュンのお姫様になったほうがいい?」
「ふざけんな!てめぇで勃つかよ、気持ち悪ぃこと言ってんじゃね…!」
勇斗は立ち上がり、ジュンの胸に顔を寄せた。勇斗が顔を離すと、ジュンのシャツに白い粘液が添えられている。粘液が糸を引き、勇斗の舌とジュンのシャツが繋がっていた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

月弥総合病院

御月様(旧名 僕君☽☽‪︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

チョコのように蕩ける露出狂と5歳児

ミクリ21
BL
露出狂と5歳児の話。

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

処理中です...