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14.おいでませ、主人公(リテイク)
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お待たせしました~!俺は待ってなかったけど!!編入生が来た。あんたが主人公。名前はレイ。初期名だねぇ。
16歳で珍しい編入生、しかもイケメンに周りは浮き足立つ。編入から1ヶ月たった今でも廊下で囲まれている。ああ~!腹立つ!羨ましいことで!!
はっ!危ない危ない、思考が完全に悪役のそれだぞ。
クレア的バドエン回避のため主人公は妬まない・関わらない。これ大事。
編入から1ヶ月といえば、そろそろ最初のイベントが起こる。
田舎から出たてで人混みに慣れてないレイ。しかも長旅直後に編入。勉強なんて殆どせずに過ごしてきたせいで勉強は全く分からず(この後主要キャラに勉強を見てもらい、飲み込みの早いレイは直ぐに追いつくんだけど)、得意な魔術や剣は周りもハイレベルな奴が多い。慣れない環境や初めての感情にとてつもなくストレスを感じている。
そして放課後。いつもの様に廊下で囲まれていたレイは気分が優れないと言い、割と強引に立ち去る。それで最初は貴族の不興を買い、編入当初からレイに目をつけていたクレアは動き出す。破滅へのカウントダウンの始まりだ。
で。そこは良い。良くないけど、俺は別に虐めないし良しとしよう。
その後だよその後!!体調が悪いレイは中庭のベンチで休む。そこに来るのが巫女!!光魔法、つまり治癒が使える巫女!!
最初に仲間になるんですね、慈悲深い!巫女ルートは王道ルートってみんながいってた。結婚スチルめっちゃ気合い入れたらしいよ。
駄菓子菓子させぬ。俺は女の子にモテないのに、俺を殺すかもしれないお前に巫女の膝枕は味あわせぬ!!
頭に血が登った俺は早速、主人公は妬まない・関わらないの目標を忘れていた。
「ん?どうしたクレア?…編入生が気になるのかな?俺だけじゃ満足出来なかった?」
席を立った俺の手を取り、切なげに手の甲に口付けしてくる。周りが黄色い悲鳴を上げた。
俺がモテないのお前がマーキングしてくるせいでもあるんだからな??イラッとするわ。
「カイル。戯れがすぎるぞ。」
「怒った顔も可愛いな、姫。行ってらっしゃい。」
美丈夫に成長したカイルに、そんなふうに笑顔を向けられると憎みきれない。王子オーラが増し、是非とも王子様!!と呼ばせて頂きたいくらいだ。本当にイラッとする。
ゲームと同じだ。
にこにこと。その気もないのに口説き文句を並べてクレアを惚れさせて、けど、最後に処刑を言い渡すのはカイルだった。
友人に軽蔑されるのは嫌だ。けど。
主人公がうへうへと巫女の膝枕味わう方がはらたつ!!
鼻の下伸ばしやがって!!(※伸ばしてません)
「騒がしいな。廊下で騒ぐな。」
声をかけると、ざっと道が空く。俺はモーゼか。ため息を堪えつつレイを見る。
ゲームのまんまだ。イケメンギリィ。美女とイチャイチャなんてさせないぞ。そうだ、お前なんてカイルとホモになってしまえば良い。いやダメだ、数少ない親友はわたさん。
俺と違って清潔感のある髪型。少し日に焼け、制服の上からでも引き締まって居るのが分かる体。
黒髪、黒目。久々に見る懐かしい色合いに、鼻の奥がつんとする。異国の地で、同胞に会えた安心感、と言うのだろうか。
その色を、もっと近くで見たくて、
「え、あの、」
「…?」
気づけば手を握っていた。それも握手ではなく手を繋ぐ方の。
混乱した俺はそのままレイを引っ張り中庭へ向かう。
いじめてない!いじめじゃ無いから殺さないで!!
16歳で珍しい編入生、しかもイケメンに周りは浮き足立つ。編入から1ヶ月たった今でも廊下で囲まれている。ああ~!腹立つ!羨ましいことで!!
はっ!危ない危ない、思考が完全に悪役のそれだぞ。
クレア的バドエン回避のため主人公は妬まない・関わらない。これ大事。
編入から1ヶ月といえば、そろそろ最初のイベントが起こる。
田舎から出たてで人混みに慣れてないレイ。しかも長旅直後に編入。勉強なんて殆どせずに過ごしてきたせいで勉強は全く分からず(この後主要キャラに勉強を見てもらい、飲み込みの早いレイは直ぐに追いつくんだけど)、得意な魔術や剣は周りもハイレベルな奴が多い。慣れない環境や初めての感情にとてつもなくストレスを感じている。
そして放課後。いつもの様に廊下で囲まれていたレイは気分が優れないと言い、割と強引に立ち去る。それで最初は貴族の不興を買い、編入当初からレイに目をつけていたクレアは動き出す。破滅へのカウントダウンの始まりだ。
で。そこは良い。良くないけど、俺は別に虐めないし良しとしよう。
その後だよその後!!体調が悪いレイは中庭のベンチで休む。そこに来るのが巫女!!光魔法、つまり治癒が使える巫女!!
最初に仲間になるんですね、慈悲深い!巫女ルートは王道ルートってみんながいってた。結婚スチルめっちゃ気合い入れたらしいよ。
駄菓子菓子させぬ。俺は女の子にモテないのに、俺を殺すかもしれないお前に巫女の膝枕は味あわせぬ!!
頭に血が登った俺は早速、主人公は妬まない・関わらないの目標を忘れていた。
「ん?どうしたクレア?…編入生が気になるのかな?俺だけじゃ満足出来なかった?」
席を立った俺の手を取り、切なげに手の甲に口付けしてくる。周りが黄色い悲鳴を上げた。
俺がモテないのお前がマーキングしてくるせいでもあるんだからな??イラッとするわ。
「カイル。戯れがすぎるぞ。」
「怒った顔も可愛いな、姫。行ってらっしゃい。」
美丈夫に成長したカイルに、そんなふうに笑顔を向けられると憎みきれない。王子オーラが増し、是非とも王子様!!と呼ばせて頂きたいくらいだ。本当にイラッとする。
ゲームと同じだ。
にこにこと。その気もないのに口説き文句を並べてクレアを惚れさせて、けど、最後に処刑を言い渡すのはカイルだった。
友人に軽蔑されるのは嫌だ。けど。
主人公がうへうへと巫女の膝枕味わう方がはらたつ!!
鼻の下伸ばしやがって!!(※伸ばしてません)
「騒がしいな。廊下で騒ぐな。」
声をかけると、ざっと道が空く。俺はモーゼか。ため息を堪えつつレイを見る。
ゲームのまんまだ。イケメンギリィ。美女とイチャイチャなんてさせないぞ。そうだ、お前なんてカイルとホモになってしまえば良い。いやダメだ、数少ない親友はわたさん。
俺と違って清潔感のある髪型。少し日に焼け、制服の上からでも引き締まって居るのが分かる体。
黒髪、黒目。久々に見る懐かしい色合いに、鼻の奥がつんとする。異国の地で、同胞に会えた安心感、と言うのだろうか。
その色を、もっと近くで見たくて、
「え、あの、」
「…?」
気づけば手を握っていた。それも握手ではなく手を繋ぐ方の。
混乱した俺はそのままレイを引っ張り中庭へ向かう。
いじめてない!いじめじゃ無いから殺さないで!!
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※ストックが切れ次第緩やかに投稿していきます。
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