71 / 286
第2章 バリガンガルド編
61 冒険者ギルドへ行こう!
しおりを挟む
バリガンガルドの街に入った俺、ロロコ、クラクラの三人。
俺たちはまず、路地裏に入った。
クラクラが、身につけていた鎧=俺を脱ぐためだ。
ちなみに、俺の意思でパーツを動かせるので、普通の鎧を脱ぐよりだいぶ楽だと思う。
「うまく街に入れたな」
〈ああ、助かったぜ〉
「それで、これからどうするのだ?」
クラクラに問われ、俺とロロコは顔を合わせる。
ええと、そもそも俺たちの目的は――。
「冒険者ギルドで、リビタンの鎧を手に入れる」
〈そうだそうだ〉
兜だけになってた時、そんな話をしたな。
冒険書をロロコのものってことにして、ギルドで借り受けられるとかなんとか。
けど、今の俺は全身鎧を手に入れてしまったからな。
で、もう一つの目的は、自警団長のラッカムさんと合流することだ。
ラッカムさんには『帝国で一番近い冒険者ギルドに向かう』と伝えた。
つまり彼も、このバリガンガルドのギルドに向かってくれてるはず。
〈よし、じゃあ冒険者ギルに行こう〉
「では自分と同じだな」
クラクラが歩き出した。
〈場所わかるのか?〉
「ああ。以前ここに来た騎士団の仲間に聞いてある」
◆◇◆◇◆
というわけで、やってきました冒険者ギルド!
メインストリートを歩いて行った正面に構える、でかい建物だった。
中も明るくて綺麗な雰囲気だ。
正面にカウンターがいくつか並んでいる。
右手には酒場かカフェか、そんな感じのコーナーがある。
左手には掲示板があって、冒険者たちがたくさんいた。
クラクラはカウンターの一つへ向かった。
俺たちはとりあえず後ろから眺めていることにする。
「冒険者登録を行いたいのだが」
「かしこまりました」
受付の女性が笑みを浮かべて答える。
女性っていうか、女の子……というか子供みたいだな。
背が低くて、多分台かなんかに乗ってる。
そうじゃないと、カウンターから顔が出ないだろう。
しかし、表情というか、佇まいは大人な雰囲気がある。
「あれはドワーフ」
ロロコが言った。
なるほど、もともと小柄な種族なんだな。
ドワーフの受付嬢は、クラクラにいろいろ説明する。
「冒険者登録には、5以上のスキルポイントと、レベル20以上の冒険者の紹介状か魔物の討伐証明部位5つが必要となります」
そういや、そんな話をロロコとしたことがあったな。
俺のステータスを例にすれば――
『スキル:霊体感覚+3、霊体操作+5、霊体転移+2、霊体分割+1』
――俺のスキルポイントは11だ。
おお、俺も冒険者になれるな。
ただ、紹介状なんてもらえる当てはない。
モンスターを倒してこなきゃいけないな。
クラクラは受付嬢に紹介状を渡す。
受付嬢がそれを開封して確認した。
「問題ありませんので受理いたします。次にスキルポイントを確認させていただきます」
「どうするのだ?」
受付嬢は、カウンターに占い師の水晶玉みたいなものを置く。
「こちらに手をかざしてください。スキルポイントが5以上あれば発光します」
「なるほど」
クラクラが両手を水晶玉に近づけると、玉は淡く光を放った。
「はい。問題ありません。それでは、こちらの紙に必要事項をご記入ください」
「承知した」
クラクラはペンを走らせる。
名前とか出身地とかを書いてるのかな?
「これで良いか?」
「はい、ありがとうございます。これで手続きは完了です」
受付嬢はクラクラに腕輪を差し出した。
前に、ロロコを追っていた男たちが持っていたのと同じものだな。
「こちらが冒険書の腕輪です」
「ありがとう」
「動作不良などがあった場合は交換いたしますので、すぐにお持ちください」
「承知した」
クラクラは腕輪を受け取った。
そして後ろで待っていた俺たちに頭を下げてくる。
「リビタン殿、ロロコ殿。そなたたちのおかげで無事、冒険者となることができた」
〈そんな、俺たちは何も〉
「こっちも助けられた」
ロロコの言う通りだ。
クラクラと会ってなければ、俺たちはまだダンジョンをウロウロしてたかもしれない。
と、そうだそうだ。
〈あの、すみません〉
俺は冒険書(腕輪じゃなくて本のやつ)をカウンターに置いた。
〈これって、腕輪と交換することできるんですか?〉
「これは……第一世代型の冒険書ですね。あなたが使っているのですか?」
〈まあ、一応〉
俺は、行倒れた冒険者の持ち物を使っていることを簡単に説明した。
「あなた自身は、冒険者登録はされていないのですね?」
〈はい〉
「うーん……」
受付嬢は、小首を傾げてちょっと考え込む。
ちょっと早まったかな?
素性とか聞かれたらどうしよう……。
「申し訳ありません、前例がありませんもので。ちょっと上のものに確認してみます」
〈すみません〉
「カウンターの近くでお待ち下さい」
そう言って、受付嬢は、奥のドアから出て行った。
〈悪い、なんか時間がかかりそうだ〉
「なに、かまわないさ」
クラクラは軽く頷く。
ロロコは、カウンターから離れ、掲示板の方へいく。
俺も見てみるかな。
〈…………〉
見てみたけど、なにもわからんな……。
言葉は通じるけど、相変わらず文字は読めない。
どういう理屈か分からないけど、そういうことになってる。
掲示板に貼られてるのは、冒険者への依頼とか、冒険者同士の連絡とかのようだ。
「ラッカムのメッセージはない」
ロロコが一通り見渡して言う。
ってことは、あの人はまだこの街についてないのかな?
そうなると、しばらく滞在して、彼が到着するのを待つのが得策だろうか――。
「お待たせしました」
と、ドワーフの受付嬢が、わざわざ俺たちのところまで来てくれた。
「ええとですね――」
と、彼女が説明しようとした時だ。
――どごごごごごごごおおおおん!
激しい揺れがギルドの建物を襲った。
「地震か!?」
「ただの揺れじゃねえぞ」
「魔響震も混ざってやがる!」
周りの冒険者たちが声をあげる。
魔響震――この世界の空気中に満ちている魔力の揺れのことだ。
それと、普通の地震が同時に起こっているらしい。
揺れは収まるどころかどんどん激しくなる。
「はわわわわわ……!」
受付嬢がオロオロと両手を地面に着いた。
クラクラが駆け寄ってくる。
「危険だ。一旦表に出よう」
〈ああ、そうだな〉
「わかった」
普通の地震でも、それが鉄則だもんな。
押さない、走らない、喋らないで――くっ!?
〈ぐぁ――!?〉
「どうした、リビタン殿?」
〈わかんねぇ……なんか急に頭が痛くなって……〉
頭が痛いってなんだ?
俺の頭はからっぽだぞ?
そもそも、痛いなんて感覚は、リビングアーマーになって初めてだった。
揺れはどんどん激しくなる。
地震も、魔響震もだ。
ギルドは次第に混乱に支配されていく。
冒険者たちは、我先に出口へと駆け出した。
「おい、邪魔だぞデケエの!」
その一人にぶつかられて、俺は倒れる。
そのまま、鎧のパーツがバラバラになってしまう。
おかしいぞ。
鎧がうまく操れなくなってる。
やばい……。
元にもどさ……なきゃ……。
けど、意識が薄れて……。
揺れが大きく……。
頭が割れそう……。
――そして、俺は気を失った。
俺たちはまず、路地裏に入った。
クラクラが、身につけていた鎧=俺を脱ぐためだ。
ちなみに、俺の意思でパーツを動かせるので、普通の鎧を脱ぐよりだいぶ楽だと思う。
「うまく街に入れたな」
〈ああ、助かったぜ〉
「それで、これからどうするのだ?」
クラクラに問われ、俺とロロコは顔を合わせる。
ええと、そもそも俺たちの目的は――。
「冒険者ギルドで、リビタンの鎧を手に入れる」
〈そうだそうだ〉
兜だけになってた時、そんな話をしたな。
冒険書をロロコのものってことにして、ギルドで借り受けられるとかなんとか。
けど、今の俺は全身鎧を手に入れてしまったからな。
で、もう一つの目的は、自警団長のラッカムさんと合流することだ。
ラッカムさんには『帝国で一番近い冒険者ギルドに向かう』と伝えた。
つまり彼も、このバリガンガルドのギルドに向かってくれてるはず。
〈よし、じゃあ冒険者ギルに行こう〉
「では自分と同じだな」
クラクラが歩き出した。
〈場所わかるのか?〉
「ああ。以前ここに来た騎士団の仲間に聞いてある」
◆◇◆◇◆
というわけで、やってきました冒険者ギルド!
メインストリートを歩いて行った正面に構える、でかい建物だった。
中も明るくて綺麗な雰囲気だ。
正面にカウンターがいくつか並んでいる。
右手には酒場かカフェか、そんな感じのコーナーがある。
左手には掲示板があって、冒険者たちがたくさんいた。
クラクラはカウンターの一つへ向かった。
俺たちはとりあえず後ろから眺めていることにする。
「冒険者登録を行いたいのだが」
「かしこまりました」
受付の女性が笑みを浮かべて答える。
女性っていうか、女の子……というか子供みたいだな。
背が低くて、多分台かなんかに乗ってる。
そうじゃないと、カウンターから顔が出ないだろう。
しかし、表情というか、佇まいは大人な雰囲気がある。
「あれはドワーフ」
ロロコが言った。
なるほど、もともと小柄な種族なんだな。
ドワーフの受付嬢は、クラクラにいろいろ説明する。
「冒険者登録には、5以上のスキルポイントと、レベル20以上の冒険者の紹介状か魔物の討伐証明部位5つが必要となります」
そういや、そんな話をロロコとしたことがあったな。
俺のステータスを例にすれば――
『スキル:霊体感覚+3、霊体操作+5、霊体転移+2、霊体分割+1』
――俺のスキルポイントは11だ。
おお、俺も冒険者になれるな。
ただ、紹介状なんてもらえる当てはない。
モンスターを倒してこなきゃいけないな。
クラクラは受付嬢に紹介状を渡す。
受付嬢がそれを開封して確認した。
「問題ありませんので受理いたします。次にスキルポイントを確認させていただきます」
「どうするのだ?」
受付嬢は、カウンターに占い師の水晶玉みたいなものを置く。
「こちらに手をかざしてください。スキルポイントが5以上あれば発光します」
「なるほど」
クラクラが両手を水晶玉に近づけると、玉は淡く光を放った。
「はい。問題ありません。それでは、こちらの紙に必要事項をご記入ください」
「承知した」
クラクラはペンを走らせる。
名前とか出身地とかを書いてるのかな?
「これで良いか?」
「はい、ありがとうございます。これで手続きは完了です」
受付嬢はクラクラに腕輪を差し出した。
前に、ロロコを追っていた男たちが持っていたのと同じものだな。
「こちらが冒険書の腕輪です」
「ありがとう」
「動作不良などがあった場合は交換いたしますので、すぐにお持ちください」
「承知した」
クラクラは腕輪を受け取った。
そして後ろで待っていた俺たちに頭を下げてくる。
「リビタン殿、ロロコ殿。そなたたちのおかげで無事、冒険者となることができた」
〈そんな、俺たちは何も〉
「こっちも助けられた」
ロロコの言う通りだ。
クラクラと会ってなければ、俺たちはまだダンジョンをウロウロしてたかもしれない。
と、そうだそうだ。
〈あの、すみません〉
俺は冒険書(腕輪じゃなくて本のやつ)をカウンターに置いた。
〈これって、腕輪と交換することできるんですか?〉
「これは……第一世代型の冒険書ですね。あなたが使っているのですか?」
〈まあ、一応〉
俺は、行倒れた冒険者の持ち物を使っていることを簡単に説明した。
「あなた自身は、冒険者登録はされていないのですね?」
〈はい〉
「うーん……」
受付嬢は、小首を傾げてちょっと考え込む。
ちょっと早まったかな?
素性とか聞かれたらどうしよう……。
「申し訳ありません、前例がありませんもので。ちょっと上のものに確認してみます」
〈すみません〉
「カウンターの近くでお待ち下さい」
そう言って、受付嬢は、奥のドアから出て行った。
〈悪い、なんか時間がかかりそうだ〉
「なに、かまわないさ」
クラクラは軽く頷く。
ロロコは、カウンターから離れ、掲示板の方へいく。
俺も見てみるかな。
〈…………〉
見てみたけど、なにもわからんな……。
言葉は通じるけど、相変わらず文字は読めない。
どういう理屈か分からないけど、そういうことになってる。
掲示板に貼られてるのは、冒険者への依頼とか、冒険者同士の連絡とかのようだ。
「ラッカムのメッセージはない」
ロロコが一通り見渡して言う。
ってことは、あの人はまだこの街についてないのかな?
そうなると、しばらく滞在して、彼が到着するのを待つのが得策だろうか――。
「お待たせしました」
と、ドワーフの受付嬢が、わざわざ俺たちのところまで来てくれた。
「ええとですね――」
と、彼女が説明しようとした時だ。
――どごごごごごごごおおおおん!
激しい揺れがギルドの建物を襲った。
「地震か!?」
「ただの揺れじゃねえぞ」
「魔響震も混ざってやがる!」
周りの冒険者たちが声をあげる。
魔響震――この世界の空気中に満ちている魔力の揺れのことだ。
それと、普通の地震が同時に起こっているらしい。
揺れは収まるどころかどんどん激しくなる。
「はわわわわわ……!」
受付嬢がオロオロと両手を地面に着いた。
クラクラが駆け寄ってくる。
「危険だ。一旦表に出よう」
〈ああ、そうだな〉
「わかった」
普通の地震でも、それが鉄則だもんな。
押さない、走らない、喋らないで――くっ!?
〈ぐぁ――!?〉
「どうした、リビタン殿?」
〈わかんねぇ……なんか急に頭が痛くなって……〉
頭が痛いってなんだ?
俺の頭はからっぽだぞ?
そもそも、痛いなんて感覚は、リビングアーマーになって初めてだった。
揺れはどんどん激しくなる。
地震も、魔響震もだ。
ギルドは次第に混乱に支配されていく。
冒険者たちは、我先に出口へと駆け出した。
「おい、邪魔だぞデケエの!」
その一人にぶつかられて、俺は倒れる。
そのまま、鎧のパーツがバラバラになってしまう。
おかしいぞ。
鎧がうまく操れなくなってる。
やばい……。
元にもどさ……なきゃ……。
けど、意識が薄れて……。
揺れが大きく……。
頭が割れそう……。
――そして、俺は気を失った。
0
あなたにおすすめの小説
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
異世界亜人熟女ハーレム製作者
†真・筋坊主 しんなるきんちゃん†
ファンタジー
異世界転生して亜人の熟女ハーレムを作る話です
【注意】この作品は全てフィクションであり実在、歴史上の人物、場所、概念とは異なります。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる