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クーベルタン市編Ⅰ 転生の章
2 そして異世界へ
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きっかけなんて大したことじゃない。
言ってみれば単なる勢いだ。
その日、俺は十五年間勤めた会社に辞表を叩きつけていた。
理由は人間関係の詰まらないトラブル。よくある話だが、でもそれが社長相手となれば簡単には済まされない。
例え地方の小さなイベント会社だとしてもね。
結局、俺はそこに居られなくなった。無理して居座ろうと思えばそうもできただろうが、当然窓際に追いやられることは目に見えていた。
そんな扱いはこっちから願い下げだ。
先行きに当てがあるわけじゃない。いや、むしろ、不安だらけだ。
幸いなことに──と言うべきか、この歳まで独身だ。別れた女房も、養わなきゃならない子供も、ついでに言うなら付き合っている恋人もいない。
淋しいことこの上ないが、今の状況を考えると却って良かったと言える。ひと月前に俺を振った経理部のマユミに感謝だ。
多少の預貯金ならあると言ってもたかが知れている。最悪、田舎の実家暮らしに戻るしかないか、そんな風に考えていた。
再来年には四十歳になるアラフォーのおっさんとしては、年老いた両親の面倒になるのは心苦しいばかりだが、少しの間くらいなら許してくれるだろう。
そんな風に肩を落として(たぶんそう見えたに違いない)歩いていた時のことだ。
いつもの駅へ向かう通い慣れた通勤経路。
普段、こんな時間に通ることはないから珍しく近くの女子高の下校時刻にぶつかってしまった。
前から歩いて来る色とりどりの女子高生の集団。
四十近いおっさんでも逃れられない悲しい男の性か、不躾にならない程度にチラリと顔を窺う。
その中に目を見張るほどの美少女がいたのには驚いた。
アイドルのオーディションとかに応募したら普通に受かりそうなレベルじゃないか。こんな子が自分の生活圏内にいたなんて、全然気づかなかったよ。
だからと言って、別にどうこうしたいと思ったわけじゃない。高嶺の花どころか、道を訊ねて声を掛けるのも憚られる。その程度の分別は弁えているつもりだ。
ただ、きれいな草花や美しい絵画を愛でるみたいに、見惚れてしまっただけのこと。
さすがにずっとその姿を追いかけているわけにはいかないから、何気なさを装って視線を逸らそうとしたその時、一瞬目が合ったように感じられて、クスッと笑われた気がするのは俺の思い過しだと信じたい。
まあ、あの美貌ならこんなことには慣れっこだろうけどさ。
どことなく緊張しながらすれ違う。いい歳をして何をしているんだか。
その娘が視界から消え、自分にしかわからない吐息を洩らした直後、「危ない!」という悲鳴に近い絶叫が背中越しに聞こえた。
反射的に振り返る。
道路の向こうへ転がっていくサッカーボール、追いかけていく小学校低学年くらいの男の子、路肩に停車したトラック、その陰から現れたスポーツタイプの乗用車、驚愕するドライバーの表情、異様な音を立てて軋むタイヤの摩擦音、その全てがスローモーションのように流れていく。
轢かれる、そう思った瞬間、視界の片隅から飛び出す影。
先程の美少女が男の子を突き飛ばしていた。自分が突っ込んで来る車の真正面に立つことも厭わずに。
他の同級生達は誰も動けていない。彼女だけが咄嗟に反応できたみたいだ。
こんな必死の形相にまで可憐さが失われていないんだな、そんな馬鹿げた感想を抱きながら俺は自分でも信じられないことをしていた。
気付いたら道路の上だった。彼女まで数十センチの距離。どうやってそこに行ったのかは覚えがない。
それでも彼女の背中へ懸命に腕を伸ばす。頭で考えたことじゃないから、そこから先をどうしようという発想があったわけでもない。
ただ、必死だっただけ。
その手が彼女の背に触れるか触れないかというその刹那──。
俺の記憶はそこで途切れていた。
次に目を醒ましたのが、あの森の中だったというわけだ。
そして今、目の前の川面に映るのは紛れもなくあの時の美少女に他ならない。
そういえば服装も彼女が着ていた高校のブレザーだ。
〈落ち着け俺。どこまでが現実の出来事だ?〉
まず会社を事実上クビになった。うん、それは間違いない。
その帰りがけ、交通事故に遭遇した。これも夢にしては細部まで憶えているから現実に相違ない。
どことも知れない森の中で盗賊風の男達に襲われた。あの凄惨な殺し合いの現場や、今にも血の匂いが漂ってきそうな記憶が、妄想の産物とはとても思えない。
そして今の自分の姿。鏡を見るまでもない。確認できる胸の膨らみや手足の細さ、頬に当たる髪の感触、触ってみた顔の造形、どこをどう切り取っても四十手前のおっさんとは似ても似つかない。
これが現実でなければ、俺はとっくにくたばっているか、頭がおかしくなっているんだろう。
天国にしては些か殺風景だな、と場違いなことを思いながら改めて全身を水面に映してよく観察してみる。
肩にかかるくらいのセミロングでストレートな黒髪。前髪は眉にかかる位置できれいに切り揃えられている。
身長は百六十センチ前後。服の上から見た感じではやや細身な体型。
長く細い指のせいか、意外と手は大きく見える。爪はマニキュアもネイルアートも無しだが、きれいに手入れされているのがわかる。
さすがに制服の下まで触って確かめるのは自重した。
他には何かないかと、内ポケットを探ってみたところ、生徒手帳が入っていた。
20XX年生まれの十七歳。高校二年生。血液型はB型。
他には学校名と住所。
そして氏名の欄に、『木南優希』とある。こなみゆうき、と読むらしい。
〈ゆうき、か……〉
俺はちょっとだけ因縁めいたものを感じる。何故なら──俺の名前も「ゆうき」だからだ。
もちろん、字は違う。岡崎祐樹というのが、俺の名だ。
単なる偶然には違いないが、これで名前を名乗っても混乱することはないな、などと自暴自棄気味に考えていると、そういえば他にもわけがわからないことがあったと思い出した。
俺を襲った男達の豹変ぶりだ。どう解釈したものか。
〈きっかけは何だった? よく思い出せ〉
あの時、確か俺は何かを口にしたはずだ。
最初の時には、やめて欲しい、と言った。その結果、奴は襲うのをやめた。
二度目の時には、勝手に殺し合え、と言った気がする。そして実際に殺し合いが始まった。
俺が口にしたことを聞いた奴は実行するのか……?
〈そういえば、マガンがどうとか言ってたな〉
マガン……魔眼……魔法の眼ってことか。それなら視線を合わせることが関係するんだろうな。
しかし、これ以上は考えても埒が明かない。確認のしようがないためだ。
〈それはそうと、これからどうしたものか〉
これが途轍もなくリアルな夢ならさっさと醒めて欲しい。さっきから喉が渇いて仕方がない。
川の水を飲むのは正直言って躊躇われた。
まあ、夢なら関係ないんだけどさ。
〈こういう時って神様とかが出てきて、詳しく説明してくれるんじゃないのかよ〉
それがお決まりの展開のはずだ。
関係者ノ説明ヲ求ム、そう心の中で叫んでも無駄だった。
俺は心底、途方に暮れた。
言ってみれば単なる勢いだ。
その日、俺は十五年間勤めた会社に辞表を叩きつけていた。
理由は人間関係の詰まらないトラブル。よくある話だが、でもそれが社長相手となれば簡単には済まされない。
例え地方の小さなイベント会社だとしてもね。
結局、俺はそこに居られなくなった。無理して居座ろうと思えばそうもできただろうが、当然窓際に追いやられることは目に見えていた。
そんな扱いはこっちから願い下げだ。
先行きに当てがあるわけじゃない。いや、むしろ、不安だらけだ。
幸いなことに──と言うべきか、この歳まで独身だ。別れた女房も、養わなきゃならない子供も、ついでに言うなら付き合っている恋人もいない。
淋しいことこの上ないが、今の状況を考えると却って良かったと言える。ひと月前に俺を振った経理部のマユミに感謝だ。
多少の預貯金ならあると言ってもたかが知れている。最悪、田舎の実家暮らしに戻るしかないか、そんな風に考えていた。
再来年には四十歳になるアラフォーのおっさんとしては、年老いた両親の面倒になるのは心苦しいばかりだが、少しの間くらいなら許してくれるだろう。
そんな風に肩を落として(たぶんそう見えたに違いない)歩いていた時のことだ。
いつもの駅へ向かう通い慣れた通勤経路。
普段、こんな時間に通ることはないから珍しく近くの女子高の下校時刻にぶつかってしまった。
前から歩いて来る色とりどりの女子高生の集団。
四十近いおっさんでも逃れられない悲しい男の性か、不躾にならない程度にチラリと顔を窺う。
その中に目を見張るほどの美少女がいたのには驚いた。
アイドルのオーディションとかに応募したら普通に受かりそうなレベルじゃないか。こんな子が自分の生活圏内にいたなんて、全然気づかなかったよ。
だからと言って、別にどうこうしたいと思ったわけじゃない。高嶺の花どころか、道を訊ねて声を掛けるのも憚られる。その程度の分別は弁えているつもりだ。
ただ、きれいな草花や美しい絵画を愛でるみたいに、見惚れてしまっただけのこと。
さすがにずっとその姿を追いかけているわけにはいかないから、何気なさを装って視線を逸らそうとしたその時、一瞬目が合ったように感じられて、クスッと笑われた気がするのは俺の思い過しだと信じたい。
まあ、あの美貌ならこんなことには慣れっこだろうけどさ。
どことなく緊張しながらすれ違う。いい歳をして何をしているんだか。
その娘が視界から消え、自分にしかわからない吐息を洩らした直後、「危ない!」という悲鳴に近い絶叫が背中越しに聞こえた。
反射的に振り返る。
道路の向こうへ転がっていくサッカーボール、追いかけていく小学校低学年くらいの男の子、路肩に停車したトラック、その陰から現れたスポーツタイプの乗用車、驚愕するドライバーの表情、異様な音を立てて軋むタイヤの摩擦音、その全てがスローモーションのように流れていく。
轢かれる、そう思った瞬間、視界の片隅から飛び出す影。
先程の美少女が男の子を突き飛ばしていた。自分が突っ込んで来る車の真正面に立つことも厭わずに。
他の同級生達は誰も動けていない。彼女だけが咄嗟に反応できたみたいだ。
こんな必死の形相にまで可憐さが失われていないんだな、そんな馬鹿げた感想を抱きながら俺は自分でも信じられないことをしていた。
気付いたら道路の上だった。彼女まで数十センチの距離。どうやってそこに行ったのかは覚えがない。
それでも彼女の背中へ懸命に腕を伸ばす。頭で考えたことじゃないから、そこから先をどうしようという発想があったわけでもない。
ただ、必死だっただけ。
その手が彼女の背に触れるか触れないかというその刹那──。
俺の記憶はそこで途切れていた。
次に目を醒ましたのが、あの森の中だったというわけだ。
そして今、目の前の川面に映るのは紛れもなくあの時の美少女に他ならない。
そういえば服装も彼女が着ていた高校のブレザーだ。
〈落ち着け俺。どこまでが現実の出来事だ?〉
まず会社を事実上クビになった。うん、それは間違いない。
その帰りがけ、交通事故に遭遇した。これも夢にしては細部まで憶えているから現実に相違ない。
どことも知れない森の中で盗賊風の男達に襲われた。あの凄惨な殺し合いの現場や、今にも血の匂いが漂ってきそうな記憶が、妄想の産物とはとても思えない。
そして今の自分の姿。鏡を見るまでもない。確認できる胸の膨らみや手足の細さ、頬に当たる髪の感触、触ってみた顔の造形、どこをどう切り取っても四十手前のおっさんとは似ても似つかない。
これが現実でなければ、俺はとっくにくたばっているか、頭がおかしくなっているんだろう。
天国にしては些か殺風景だな、と場違いなことを思いながら改めて全身を水面に映してよく観察してみる。
肩にかかるくらいのセミロングでストレートな黒髪。前髪は眉にかかる位置できれいに切り揃えられている。
身長は百六十センチ前後。服の上から見た感じではやや細身な体型。
長く細い指のせいか、意外と手は大きく見える。爪はマニキュアもネイルアートも無しだが、きれいに手入れされているのがわかる。
さすがに制服の下まで触って確かめるのは自重した。
他には何かないかと、内ポケットを探ってみたところ、生徒手帳が入っていた。
20XX年生まれの十七歳。高校二年生。血液型はB型。
他には学校名と住所。
そして氏名の欄に、『木南優希』とある。こなみゆうき、と読むらしい。
〈ゆうき、か……〉
俺はちょっとだけ因縁めいたものを感じる。何故なら──俺の名前も「ゆうき」だからだ。
もちろん、字は違う。岡崎祐樹というのが、俺の名だ。
単なる偶然には違いないが、これで名前を名乗っても混乱することはないな、などと自暴自棄気味に考えていると、そういえば他にもわけがわからないことがあったと思い出した。
俺を襲った男達の豹変ぶりだ。どう解釈したものか。
〈きっかけは何だった? よく思い出せ〉
あの時、確か俺は何かを口にしたはずだ。
最初の時には、やめて欲しい、と言った。その結果、奴は襲うのをやめた。
二度目の時には、勝手に殺し合え、と言った気がする。そして実際に殺し合いが始まった。
俺が口にしたことを聞いた奴は実行するのか……?
〈そういえば、マガンがどうとか言ってたな〉
マガン……魔眼……魔法の眼ってことか。それなら視線を合わせることが関係するんだろうな。
しかし、これ以上は考えても埒が明かない。確認のしようがないためだ。
〈それはそうと、これからどうしたものか〉
これが途轍もなくリアルな夢ならさっさと醒めて欲しい。さっきから喉が渇いて仕方がない。
川の水を飲むのは正直言って躊躇われた。
まあ、夢なら関係ないんだけどさ。
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