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王都来訪編Ⅰ 出立の章
3 祭りのあと
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「さて、ここからは私も初めて聞くけど、アル、具体的に何ができるか教えて頂戴」
確かに知性があって会話のできる神代の秘宝は驚きではあるものの、それだけなら単に物珍しいだけで終わってしまう。
今の俺にとって、そうしたものなら不要だ。
肝心なのは冒険にどう役立つかである。
それを有意義に感じられない限り、わざわざ装備する気にはならないだろう。
「お答えします。さほど高レベルではありませんが、自身に掛ける支援魔法ならひと通り扱うことができます。具体的には『身体強化』、『防御強化』、『再生力増強』、『毒無効化』などです。ただし、魔力自体はマスターから供給されますので、使用に当たってはご注意ください」
「要するに私がスキルを覚えたのと同じってことね。身体強化はセレス達も使っているのよね?」
これも指輪の効果なのか、初めて聞く言葉でも大体の意味がわかる。
例えば『身体強化』なら筋力やスピード、反射神経、持久力などを向上させる。『防御強化』は物理的な耐性を高め、『再生力増強』は怪我などの治りを早くし、『毒無効化』は文字通り一定レベル以下の毒を効かなくするといった具合だ。
「ええ、そうよ。身体強化系は前衛を務めるならほぼ必須と言えるスキルだもの。私の場合は魔法ではなく、教えを受けた剣の流派に伝わる技なんだけどね。ミアもそうでしょ?」
「ん、父に教わった。一族の秘伝」
なるほど。一概に身体強化と言ってもやり方は様々なようだ。
もっとも俺の場合は『身体強化』が使えるようになったからといって、即座に前衛に転向というわけにはいくまい。
それだけでとてもセレスやミアのような立ち回りができるとは思えないからだ。
それはさておき、肝心のアイテムとしての価値は如何ほどのものかとセレスに訊ねる。
「これって魔法道具としてはどうなの?」
彼女は数秒考えてから口を開く。
「今、聞いた性能だけでも相当レアだと思うわ。魔法が使えるようになるマジックアイテムは確かに存在するけど、大抵行使できる魔法は一種類のみ。複数の魔法を同時に使えるようになる魔道具なんて聞いたこともない」
それはすなわち、装備としても一級品ということに他ならない。ならば身に着けない手はないだろう。
他にも『収納箱』というスキルも使えるようになった。これはどこか別の場所に物を納めたり、取り出したりできるというファンタジーにありがちなものだ。
収納できるのは無機物に限り生物や形が一定でない物は不可な上、量も大型の衣装ケース程度と微妙だが、便利なのは間違いない。
「そうだ、アル。『灰色の魔女』という呼び名に心当たりはない?」
指輪は有り難く使わせて貰うとして俺は不死の大魔導士が口にした言葉──恐らくは以前の『魔眼』の使い手についても訊いてみた。
「残念ながらその言葉は私の記憶域には存在しません。推測するにここ二百年程の間の話ではないでしょうか。私が把握しているのは、前マスターが眠りにつく凡そ二百年前までのことなのです」
言われてみればアルは不滅のアルヴィオンと共にずっと霊廟に保管されていたのだから、その間の出来事を知らないのも無理はない。
「お役に立てず申し訳ありません」
「気にしなくていいわよ。ひと先ず確認しておきたいことはこんなところかな?」
セレスも頷いていることから問題はなさそうだ。疑問が出ればその都度確かめれば良いだろう。
「じゃあ、これから宜しくね、アル。頼りにしているわ」
「はい、マスター。ご期待に添えるよう尽力いたします」
と、まあ、そんなやり取りがあったおかげで特に騒ぎになることはなく、その後一週間をかけて無事に旅の支度も整った。
明日の朝一番には出立する予定で、世話になった人達にはそう伝えてある。
今日の祭りの賑わいを見る限り、しんみりとした別れにはならずに済みそうだ。
何しろ、あっちに居た時の感覚で会いたくなったらまた訪ねて来れば良い程度に思っていると、とんでもない思い違いを指摘されることになる。
この世界の旅は常に危険と隣り合わせの過酷なもので、普通見送りは二度と会えないくらいの覚悟を持って行うことなのだ。
思い立ったら気軽に観光旅行に出掛けられる向こう側とはわけが違う。
もっとも冒険者である俺達に、そこまでの心配は必要なかろう。
あくまで舐めていると痛い目に遭うという話だ。
「ちょっとユウキ。待ちなさいってば」
屋台が建ち並ぶ広場を一人でブラブラしていると、ミアを引き付れたセレスが追いついて来た。
二人は先程の土産物屋で選んだとおぼしき動物を模した銀細工の髪留めを身に着けている。ミアは犬か狼のどちらかで、セレスは何故か角の生えた蛙とイグアナの中間らしき不気味な生き物だ。
〈……うん、彼女のセンスについては触れないでおこう〉
「えっと、二人共よく似合っているよ」
俺は一応、そう言って誉めておく。男のままだったら下心有りとか思われそうだけど、今は女なので純粋に賛辞として受け取って貰えるだろう。
「ありがとう。女同士なのに、何だかちょっと照れるわね」
「ん、感謝」
それぞれの反応を見て、俺はオヤジ臭く微笑む。実際、おじさんなので態度としては間違っていない。
「ユウキも買えば良かったのに」
セレスが如何にも名残惜しそうにそう言う。
「私には似合わないわよ」
俺は即座に否定してこの話を打ち切ろうとするが、セレスは逃す気がないようだ。
「そんなわけないでしょ。女の私から見たって惚れ惚れする容姿なんだから」
〈いやいや、完璧なビスクドールかと見間違うセレスの方こそ、見惚れてしまう美しさなんだが〉
そう思っていたら、ミアまで「ユウキ、可愛い」と言い出した。
「変よね。そんな可愛い姿をしていて、お洒落が嫌いだなんて。もしかしてユウキって、実は男の子みたいに育てられた?」
みたいじゃなくて男なんです、とは言えないので、そんな感じだと曖昧に誤魔化しておく。
「ふーん、じゃあ、無理強いはダメね。けど、慣れておかないとこの先、社交場に招かれた時なんか苦労するわよ」
「セレスじゃあるまいし。そんな予定はないから大丈夫よ」
貴族令嬢であるセレスならともかく、平民で、しかもがさつな冒険者の俺がそんな場に呼ばれるはずがない。
「そうとは限らないと思うけど、まあ、いいわ。だったらもう少し色々と巡るとしましょうよ」
セレスの提案に俺とミアは同意して、あちらこちらを見て回った。
そして──。
いつまでも続くかと思われた祭りの賑わいも、やがて陽が傾く頃には徐々に店仕舞いする屋台が増えてきて、人通りも疎らになり始める。
俺達も最後の夜をいつもと変わらずギリルの工房で寝泊まりするため、そちらに足を向けた。
「お祭りは愉しいけど、こうして終わるのを目の当たりにすると、何だか淋しくなるわね」
セレスがポツリと呟く。俺もまったくの同感だ。
中学生くらいの頃はよく地元の祭りが終わった日の深夜、わざわざ友人達と出直して会場に舞い戻っていた。
そこでは祭りに使われた資材などの処分のため、巨大な焚き火が燃やされていたからだ。
それを見ると、祭りは終わったんだなと実感できていた。
今もこの街のどこかで似たようなことが行われているのかも知れない。
俺は床に置いただけのマットレス代わりの敷物に横になりながら、隣のベッドから微かに聞こえる二人分の寝息をBGMにして、見たことのない祭りの余韻に思いを馳せる。
そうこうするうちに、次第に眠気が高まってくる。
そろそろ気持ちを切り替えるとしよう。
明日はいよいよ旅立ちの日だ。
微睡みの中、その先にどんな冒険が待ち受けているのか、と考えたのを最後に俺は深い眠りに落ちていった。
確かに知性があって会話のできる神代の秘宝は驚きではあるものの、それだけなら単に物珍しいだけで終わってしまう。
今の俺にとって、そうしたものなら不要だ。
肝心なのは冒険にどう役立つかである。
それを有意義に感じられない限り、わざわざ装備する気にはならないだろう。
「お答えします。さほど高レベルではありませんが、自身に掛ける支援魔法ならひと通り扱うことができます。具体的には『身体強化』、『防御強化』、『再生力増強』、『毒無効化』などです。ただし、魔力自体はマスターから供給されますので、使用に当たってはご注意ください」
「要するに私がスキルを覚えたのと同じってことね。身体強化はセレス達も使っているのよね?」
これも指輪の効果なのか、初めて聞く言葉でも大体の意味がわかる。
例えば『身体強化』なら筋力やスピード、反射神経、持久力などを向上させる。『防御強化』は物理的な耐性を高め、『再生力増強』は怪我などの治りを早くし、『毒無効化』は文字通り一定レベル以下の毒を効かなくするといった具合だ。
「ええ、そうよ。身体強化系は前衛を務めるならほぼ必須と言えるスキルだもの。私の場合は魔法ではなく、教えを受けた剣の流派に伝わる技なんだけどね。ミアもそうでしょ?」
「ん、父に教わった。一族の秘伝」
なるほど。一概に身体強化と言ってもやり方は様々なようだ。
もっとも俺の場合は『身体強化』が使えるようになったからといって、即座に前衛に転向というわけにはいくまい。
それだけでとてもセレスやミアのような立ち回りができるとは思えないからだ。
それはさておき、肝心のアイテムとしての価値は如何ほどのものかとセレスに訊ねる。
「これって魔法道具としてはどうなの?」
彼女は数秒考えてから口を開く。
「今、聞いた性能だけでも相当レアだと思うわ。魔法が使えるようになるマジックアイテムは確かに存在するけど、大抵行使できる魔法は一種類のみ。複数の魔法を同時に使えるようになる魔道具なんて聞いたこともない」
それはすなわち、装備としても一級品ということに他ならない。ならば身に着けない手はないだろう。
他にも『収納箱』というスキルも使えるようになった。これはどこか別の場所に物を納めたり、取り出したりできるというファンタジーにありがちなものだ。
収納できるのは無機物に限り生物や形が一定でない物は不可な上、量も大型の衣装ケース程度と微妙だが、便利なのは間違いない。
「そうだ、アル。『灰色の魔女』という呼び名に心当たりはない?」
指輪は有り難く使わせて貰うとして俺は不死の大魔導士が口にした言葉──恐らくは以前の『魔眼』の使い手についても訊いてみた。
「残念ながらその言葉は私の記憶域には存在しません。推測するにここ二百年程の間の話ではないでしょうか。私が把握しているのは、前マスターが眠りにつく凡そ二百年前までのことなのです」
言われてみればアルは不滅のアルヴィオンと共にずっと霊廟に保管されていたのだから、その間の出来事を知らないのも無理はない。
「お役に立てず申し訳ありません」
「気にしなくていいわよ。ひと先ず確認しておきたいことはこんなところかな?」
セレスも頷いていることから問題はなさそうだ。疑問が出ればその都度確かめれば良いだろう。
「じゃあ、これから宜しくね、アル。頼りにしているわ」
「はい、マスター。ご期待に添えるよう尽力いたします」
と、まあ、そんなやり取りがあったおかげで特に騒ぎになることはなく、その後一週間をかけて無事に旅の支度も整った。
明日の朝一番には出立する予定で、世話になった人達にはそう伝えてある。
今日の祭りの賑わいを見る限り、しんみりとした別れにはならずに済みそうだ。
何しろ、あっちに居た時の感覚で会いたくなったらまた訪ねて来れば良い程度に思っていると、とんでもない思い違いを指摘されることになる。
この世界の旅は常に危険と隣り合わせの過酷なもので、普通見送りは二度と会えないくらいの覚悟を持って行うことなのだ。
思い立ったら気軽に観光旅行に出掛けられる向こう側とはわけが違う。
もっとも冒険者である俺達に、そこまでの心配は必要なかろう。
あくまで舐めていると痛い目に遭うという話だ。
「ちょっとユウキ。待ちなさいってば」
屋台が建ち並ぶ広場を一人でブラブラしていると、ミアを引き付れたセレスが追いついて来た。
二人は先程の土産物屋で選んだとおぼしき動物を模した銀細工の髪留めを身に着けている。ミアは犬か狼のどちらかで、セレスは何故か角の生えた蛙とイグアナの中間らしき不気味な生き物だ。
〈……うん、彼女のセンスについては触れないでおこう〉
「えっと、二人共よく似合っているよ」
俺は一応、そう言って誉めておく。男のままだったら下心有りとか思われそうだけど、今は女なので純粋に賛辞として受け取って貰えるだろう。
「ありがとう。女同士なのに、何だかちょっと照れるわね」
「ん、感謝」
それぞれの反応を見て、俺はオヤジ臭く微笑む。実際、おじさんなので態度としては間違っていない。
「ユウキも買えば良かったのに」
セレスが如何にも名残惜しそうにそう言う。
「私には似合わないわよ」
俺は即座に否定してこの話を打ち切ろうとするが、セレスは逃す気がないようだ。
「そんなわけないでしょ。女の私から見たって惚れ惚れする容姿なんだから」
〈いやいや、完璧なビスクドールかと見間違うセレスの方こそ、見惚れてしまう美しさなんだが〉
そう思っていたら、ミアまで「ユウキ、可愛い」と言い出した。
「変よね。そんな可愛い姿をしていて、お洒落が嫌いだなんて。もしかしてユウキって、実は男の子みたいに育てられた?」
みたいじゃなくて男なんです、とは言えないので、そんな感じだと曖昧に誤魔化しておく。
「ふーん、じゃあ、無理強いはダメね。けど、慣れておかないとこの先、社交場に招かれた時なんか苦労するわよ」
「セレスじゃあるまいし。そんな予定はないから大丈夫よ」
貴族令嬢であるセレスならともかく、平民で、しかもがさつな冒険者の俺がそんな場に呼ばれるはずがない。
「そうとは限らないと思うけど、まあ、いいわ。だったらもう少し色々と巡るとしましょうよ」
セレスの提案に俺とミアは同意して、あちらこちらを見て回った。
そして──。
いつまでも続くかと思われた祭りの賑わいも、やがて陽が傾く頃には徐々に店仕舞いする屋台が増えてきて、人通りも疎らになり始める。
俺達も最後の夜をいつもと変わらずギリルの工房で寝泊まりするため、そちらに足を向けた。
「お祭りは愉しいけど、こうして終わるのを目の当たりにすると、何だか淋しくなるわね」
セレスがポツリと呟く。俺もまったくの同感だ。
中学生くらいの頃はよく地元の祭りが終わった日の深夜、わざわざ友人達と出直して会場に舞い戻っていた。
そこでは祭りに使われた資材などの処分のため、巨大な焚き火が燃やされていたからだ。
それを見ると、祭りは終わったんだなと実感できていた。
今もこの街のどこかで似たようなことが行われているのかも知れない。
俺は床に置いただけのマットレス代わりの敷物に横になりながら、隣のベッドから微かに聞こえる二人分の寝息をBGMにして、見たことのない祭りの余韻に思いを馳せる。
そうこうするうちに、次第に眠気が高まってくる。
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