無手の異世界ライフ

ヨシオ@

文字の大きさ
17 / 33
これが異世界だ!!

男の戦い?

しおりを挟む
俺の抵抗も虚しくカヌーに決まってしまった…
そして一週間がたった頃、
「皆さん!明日は第一回カヌーレースが始まります!」
「この日を待ってたぜ!」とゴッツイおっさんが言い、
「優勝は俺のもんだぜ!」とめっちゃマッチョなおっさんが言った。
うん、もうなにも言わない…
俺はとりあえず家に帰り、
「明日のカヌー大会スミスとレミどっちが出たい?」と聞くと、
「私は水の上は苦手だったので遠慮しときます…」と少し震えて言っていた、
なぜなら、俺は昨日レミと一緒にカヌーを漕いでみたのだが…
レミが予想以上に下手くそだったので二人仲良く湖に落ちてしまったのだ。
しかも、レミは泳ぐのが苦手らしいのだ…
今回のカヌーはペアで出るので二人いるのだ。
「じゃあ、後ろの席に魔道人形でも置いておくか。」と言うと、
「なんで!私は泳げるし(ヒール)もできるから隆太が一位になれるわよ!」と言ってきた。
「嘘だよ、分かってるから俺の胸ぐらを掴むのはやめてください!」と焦りながら言った。
「よし!じゃあ明日頑張ろうぜスミス!」と言うと、
「まぁ、私にかかれば楽勝よ!」と謎の余裕を見せつけてきた、
漕ぐのは俺なんですがね…
「レミには応援を頼みたいから明日はこの衣装を着ていってくれ!」と俺は言いながら衣装をレミに渡した…
「はい!私は応援頑張りますね!」と元気よく答えてくれた。
「よし、俺達が一位になるぞ!」とかなりテンション高めで言うと、
「「おお~!」」と同じくらいのテンションで返してくれた。
~隣の家にて~
「いいか、日本人よ!明日の大会は力を合わせてこそ意味があるのだ!」とメモリアムが言うと、
「はい!僕がメモリアムさんを優勝させてみせます!」と林太郎が言った。
「では、ワイ達の力をあの拳の日本人に見せてやろう!」と言ったので、
「僕がメモリアムさんに恥をかかせないように頑張ります!」と頼もしい返事をしてくれたので、
「よし!今日は明日に備えはやくねるんやで!」
~吉田さんの牧場~
「明日は、稼ぎ時だ!じゃんじゃん売って稼ぐぞ!」とこちらは別のことで盛り上がりをみせていたのだ、
「いいか!明日は商店街の皆さんが出店を出すので俺達も他の人達に負けないようにいくぞ!」と言うと、
「「「はいっ!分かりました!吉田さんに恥をかかせないように努力します!」」」と何人かの牧場で働いている人達が気合を入れて言っていた。
「わかればいい!では明日は激しい戦いになるので今日は終了だ!」と言うと、
「「「はい!ありがとうございました!」」」とまるで軍隊のようにしていた…
それぞれの目標の達成に向けての話し合いはおわり次の日を迎えた…
「皆さんが待ちに待ったこの日がやって来ました!」と受付のお姉さんが言った…
その声で歓声があがった、
「よっしゃ!俺が優勝はもらうぜ!」と痩せているおっさんが、
「いや、お前は優勝を取れない!なぜなら俺がとるからなぁ!」と俺がオッサン風に言ってみた…
「では!大会に出る人は準備をしてください!」
「それでは、最後にルール説明をしますので準備をしながら聞いてくださいね!」
「まず、攻撃魔法は禁止!そして他のカヌーへの攻撃も禁止します!後はドーピングも禁止ですからね隆太さん!」と言われてしまった…
ちくしょう!せっかく用意したポーションが使えないじゃないか!
「まぁ、そりゃダメでしょう…私でもわかるわ。」とスミスにも言われた…
「まぁ、俺としてはレミが応援してくれるだけでいいのだかな…」とボソッと言うと、
「え!あんた優勝は狙ってないの?」と聞かれたが、
正直ドーピングがダメなら勝ち目がないんですよ…
「隆太さん!頑張ってください!」とチア服を着たレミが言ってきた…
「よし!ドーピングなしでも今のを見たら勝てるぜ!」と気合いを入れ直すと、
レミがカメラみたいな魔道具を持った連中に撮影されていた…
あいつら、後で俺にも一枚くれよな!と心で思っていると、
スミスが、「また、何かおかしなことを考えてませんか?」と聞いてきた、
「これが男の戦いなんだよ!」と適当に答えた…
そんなことを言っていると、
「いらっしゃい!家の牧場で取れたミルクを使ったアイスは入らないかい!いまならなんと三百メニだよ!」と吉田さんが商売をしている声が聞こえた、
「吉田さん位気合を入れて頑張ろうぜ!スミス。」と言うと、
「流石にあれは、やりすぎでしょ…」と少し驚きながら言っていた。
「おい!日本人よ!今回のカヌー大会はワイらが優勝はもろたで!」とヘンテコ悪魔が話し掛けてきたが、
「ざんねんだが、お前の魔法は使えない!だからレミでドーピングしたおれの勝ちだ!」と言うと、
「ふん!負けてからほざいても知らんぞ!日本人よ!」と言ってきやがった、
「お前こそ負けたからってやけ酒すんなよ!」と挑発し返した…
「さぁ!それではそろそろ始めますよ!選手の皆さんは湖にカヌーを浮かべて下さい!」
「それではカウントダウンをしますよ!」
「3、2、1、0スタートです!」その合図と共に一斉にスタートした…
「よっしゃ!俺のドーピングパワーを思い知れ!」と言いながら漕いでいった、
「ふん!ドーピングをしたのはお前だけではない!俺だってドーピングした!」と漁師風のおっさんとお菓子を作ってそうなオッサンのコンビが凄い速さで漕いでいく、
「ふははははー!どけどけ!勇者が通るぞ!」とヘンテコ悪魔と勇者のコンビが凄まじい速さで漕いでいく!
「おい!勇者はせこいだろ!」と言うと、
「だから負けてもほざくなといったんや!」と言われた…
「よし!スミス回復をしてくれ!俺が全力で漕ぐから!」と言うと、
「わかったわ!さぁ!あのヘンテコ悪魔を追い抜きなさい!」と言ってくれたので、
「フルパワーで飛ばします!オラオラ!」と全力で漕いでいく…
「俺らだって負けていられないぞ!」とオッサンコンビが後ろで何か言っていた…
「あの姿を思い出せ…よし!まだ行けるぞ!」と何かにとりつかれたように漕いできた!
正直怖いっす!
「この調子なら優勝できるぞ勇者よ!」
「はい!頑張ります!」
「まて、こら~!」と俺が全力で漕いできたのを見て…
「ふははははー!このまま逃げっきってやるで!」と笑いながら言ってきやがった、
俺が待ちやがれ!という前に…
謎の生物が現れたのであった…
誰かが言った、
「ヤバイ!この湖の奥底に封印されているはずの(スッシー)が目覚めたぞー!」と言った。
「(スッシー)ってなんか旨そうな名前してんな。」と俺が冗談半分で言うとスッシーが、
「ゴァー!」とかなりお怒りの様子で声を出した…
「どけどけ!魚の親戚みたいな怪物よ!ワイが優勝するので邪魔するんじゃないで!」と言うと、
メモリアムのカヌー…いや、俺たち全体に向けてブレスを吐きやがった!
「ふははははー!そんなものワイが張った(魔力障壁の前には無効だ!」といつ張ったのか分からないバリアで守っていた、
俺は勿論メモリアム達の後ろに行っていたので無傷だったが、他の参加者は全滅していた…
「では、ここで決着をつけようやないか!」とヘンテコ悪魔が言ってきたが、
「まずは先にコイツを倒すぞ!」と俺が言うと、
「わかったで!まずはあの魚の親戚を倒すんやで!」と言った。
「よし勇者よ!お前の力とワイの力であいつを倒すで!」
「はい!わかりました僕も頑張ります!」
「よし!俺達もいくぞスミス!」
「回復は任せてちょうだい!」
俺がまず最近覚えた(水面走り)スキルをつかい(スッシー)に近づいていく、
「おら!くらえ、(雷鳴拳)!」と俺が雷系のスキルを放つ!
「おい!変わった日本人よ!こっちにまで電撃は浴びせなくていいで!」と少しキレ気味に言ってきたので、
「すまん!でも倒すまでの辛抱だ!」と言った。
「ワイが特別魔法をあいつに食らわせてやるで!(イフリート・ファイヤー)!」とかなり強そうな魔法を放つ。
(スッシー)の表面が燃えている、
「すげぇー!何その魔法!」
「これは悪魔にしか使えん魔法やで!」と自慢げに言ってきた…
「じゃあ、僕も頑張ります!(エナジー・スラッシュ)!」と勇者がこれまた強そうな技を放つ!
「やば!真っ二つじゃん!」
「よし、これでレースが再開できるな!」
「(スッシー)ほっといていいの?」とスミスが言うと、
「うむ!あいつは10年に一度目覚める怪物でな、真っ二つになったくらいではまた10年後に復活しておるんやで!」と言った。
スッシー再生力すげぇ~!
「ワイ達が優勝を貰うで!」と話の最中に逃げやがった…
「てめ!待ちやがれ!」と俺も追いかけていった…
そして俺達は同時にゴールしたが、
「メモリアムさんペア隆太さんペア失格です!」とお姉さんに言われてしまった、
「「何でや!」」俺とメモリアムが同時に言ったが、
「私はルール説明の時に、の禁止とは禁止しますと言ったはずです!」と言われてしまった…
「「ぐっ!」」と俺とメモリアムが言った。
「じゃあ今回の優勝者はいないのか…」と俺後聞くと、
「いや、さっきゴールしたマイケルさんとカインさんが優勝ですよ!」と言われたが、
「カインさん出てましたってけ?」と聞くと、
「いや、マイケルさんのペアのトニーさんがお腹を壊したのでカインさんが代わりに出たということです。」
「ていうか!マイケルって誰?」と言いながら見てみると、
昨日見ためっちゃマッチョなおっさんだったのだ!
「それでは、優勝したペアには商店街の常に三十パーセント割引カードを差し上げます!」
ちくしょう!来年は絶対俺が勝つ!と思っていると、
横で同じ様に悔しそうにしているメモリアムがいた…
コイツ本当に悪魔なの?
俺達は大会が終わったので家に帰ると…
「すいません!今日は私が応援しなかったばっかりに!」とレミが言ったが、
「いや、レミが居てくれただけで本気になれたよ!」とほとんど本当のことを言った。
「でもレミも大変だったわね…」とスミスがダルそうに言った。
「はい、大変でした!いろんな人からこっちに向いてくれと言われましたので…」
とりあえず後から写真を撮った奴から写真を貰う…いやレミの写真を俺が回収するのだ!
いや、俺が別にほしい訳じゃないよ!と心で思っていると、
「まぁ、今日は疲れたから私が先にお風呂に入ってくるわね!」とスミスが言い、
「私も入るので置いていかないで下さい~!」とレミが慌てて追いかけていった…
「うん?てことは…俺が風呂洗うのかよ!」と疲れながら言った、
「まぁ今日は皆頑張ったからいいか…」
この騒がしい一日はやっと終わったのであった…
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

転生後はゆっくりと

衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。 日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。 そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。 でも、リリは悲観しない。 前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。 目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。 全25話(予定)

犬の散歩中に異世界召喚されました

おばあ
ファンタジー
そろそろ定年後とか終活とか考えなきゃいけないというくらいの歳になって飼い犬と一緒に異世界とやらへ飛ばされました。 何勝手なことをしてくれてんだいと腹が立ちましたので好き勝手やらせてもらいます。 カミサマの許可はもらいました。

【完結】20年後の真実

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。 マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。 それから20年。 マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。 そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。 おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。 全4話書き上げ済み。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。

蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。 これで、貴方も私も自由です。 ……だから、もういいですよね? 私も、自由にして……。 5年後。 私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、 親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、 今日も幸せに子育てをしています。 だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。 私のことは忘れて……。 これは、すれ違いの末に離れ離れになった夫婦の物語。 再会したとき、二人が選ぶのは「離婚」か、それとも「再構築」か。 妻を一途に想い続ける夫と、 その想いを一ミリも知らない妻。 ――攻防戦の幕が、いま上がる。

金の羊亭へようこそ! 〝元〟聖女様の宿屋経営物語

紗々置 遼嘉
ファンタジー
アルシャインは真面目な聖女だった。 しかし、神聖力が枯渇して〝偽聖女〟と罵られて国を追い出された。 郊外に館を貰ったアルシャインは、護衛騎士を付けられた。  そして、そこが酒場兼宿屋だと分かると、復活させようと決意した。 そこには戦争孤児もいて、アルシャインはその子達を養うと決める。 アルシャインの食事処兼、宿屋経営の夢がどんどん形になっていく。 そして、孤児達の成長と日常、たまに恋愛がある物語である。

処理中です...