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転生の時
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現在朝8:20分20秒。本来なら俺の学校は登校時間だ。
俺の名は赤海嶺二。高校二年生か?
前まではごくごく普通の学生だった・・・・。そう、だった のだ。
俺は中学生までは元気で真面目な生徒だった。
しかし高校に入学してから、別人のように勉強だるいわ、部活だるいわ、でサボりつつあり、たまに学校に行くと、赤男とか呼ばれいじられつつあった。なぜ赤男なのかは俺は知らない。
しかし、俺はそれに耐えられなくなったというのを言い訳についに自称不登校(リフュサラー)になってしまったのだ。
毎日毎日親に怒られながらも1日中ゲーム、ゲーム、ゲームでおしまいだ。そんな頃俺は、
「異世界にいきてぇなぁ」
といつも思うようになった。
「せめてでも生まれ変わってイケメンになりたいなぁ」
俺はいつもそんなくだらないことしか考えていなかった。
俺には妹がいる。俺の唯一の癒し☆名は赤海結奈だ。中学1年生。
とっても可愛い。しかし妹に俺は嫌われている・・・もしくはそう思い込んでいるだけかもしれないけどな。
俺と結奈は1年前までは仲は悪くはなかった。しかし、一年前あの出来事があってからは俺と結奈は一切口をきかなくなってしまった・・・
1年前のある日
俺は結奈と家の近くの公園で遊んだいた。
「兄さんと遊ぶの何年ぶりだろうね?」
「そうだなぁ。思い返せばいつぶりだろ。
まあそんなことよりさ、久々なんだから思いきりあそぼーぜ!!」
「うん!」
とか言って遊んでいたんだ。
でもなぜか俺は突然キレだした。
意味もわからない。結奈はなにもしていないのに。
俺は結奈のスマホを川に投げた。もちろん結奈はキレた。
「どーして私のスマホ川に投げたの!?」
「お前がうざいからだよ!」
「もー兄さんなんて大っ嫌い!しね!」
そりゃキレるわな。俺も結奈が帰ってからはなぜスマホを捨てたのか後悔している。
そこからは1年前から今まで喋っていないのだ。
そしてある日、俺は近くのコンビニに歩いていったのだ。カップ麺とフランクフルト買って帰ろうとした。俺は信号を渡ろうとしたその瞬間、俺はスピードオーバーした車に信号無視されて車に轢かれた。
その後病院に運ばれてから、家族はきてくれたものの、意識がもうろうとしたまま、俺は死んだ。
そう死んだのだ。
なにもせずに死んでしまったのだ。しかし、しばらくすると、意識が覚醒した、
「俺は死んだんじゃないのか?」
そう思い、周りを見渡すとそこは見たこともない世界。見知らぬ人ばかり。
「一体ここはどこなんだァァァァァァァァ!!!」
叫んでも無意味か。と思ったので俺は街ゆく人に話しかけた。偶然にも俺の言葉が通じるみたいだ。
「ここはエルガーラ王国ですけど・・・」
「ひょ、ひょっとしてお、俺は、異世界に来てしまったのかァァァァァ!?」
よく見るとこの国の住人は皆猫耳がある。
しかし俺にはついていない。
これは異世界から飛んで来たからか?
ならば、
「俺みたいに異世界から来た人がいるかもしれん!!探してみる価値はある!!」といい、探してみると早速一人いた。
泣いている女の子。
声をかけると
「大丈夫か?」
「うん、だいじょ・・・・・。あ、兄さん!!!」
「結奈!!どうしてここに!?」
「私ね、兄さんが死んじゃった時、すごく悲しかったの。まだ兄さんと一緒に居たかった。話はしなかったけど、私は兄さんのことは嫌いになってはないよ?でね、私、悲しくて一人で帰ろうとしたのね、でも兄さんといられないならもう生きる意味がないと思った。」
「そんな・・・」
「だから私は自殺したの。ほんとは怖かったけど兄さんを追うためならって。そして死んだらなんか見知らぬとこに飛んで来てわからなくなった。怖かった。だから泣いていたの。でも兄さんがそこにいる。そう思った瞬間嬉しかった。」
「結奈・・・・・」
「べ、別に好きとかそんな意味じゃないから。」
「ありがとな」
「と、とりあえずここで生活しなきゃだから、必需品揃えよ。」
「そーだな。」
そして、俺と結奈は再会し、新たな物語をリスタートすることとなった。
俺の名は赤海嶺二。高校二年生か?
前まではごくごく普通の学生だった・・・・。そう、だった のだ。
俺は中学生までは元気で真面目な生徒だった。
しかし高校に入学してから、別人のように勉強だるいわ、部活だるいわ、でサボりつつあり、たまに学校に行くと、赤男とか呼ばれいじられつつあった。なぜ赤男なのかは俺は知らない。
しかし、俺はそれに耐えられなくなったというのを言い訳についに自称不登校(リフュサラー)になってしまったのだ。
毎日毎日親に怒られながらも1日中ゲーム、ゲーム、ゲームでおしまいだ。そんな頃俺は、
「異世界にいきてぇなぁ」
といつも思うようになった。
「せめてでも生まれ変わってイケメンになりたいなぁ」
俺はいつもそんなくだらないことしか考えていなかった。
俺には妹がいる。俺の唯一の癒し☆名は赤海結奈だ。中学1年生。
とっても可愛い。しかし妹に俺は嫌われている・・・もしくはそう思い込んでいるだけかもしれないけどな。
俺と結奈は1年前までは仲は悪くはなかった。しかし、一年前あの出来事があってからは俺と結奈は一切口をきかなくなってしまった・・・
1年前のある日
俺は結奈と家の近くの公園で遊んだいた。
「兄さんと遊ぶの何年ぶりだろうね?」
「そうだなぁ。思い返せばいつぶりだろ。
まあそんなことよりさ、久々なんだから思いきりあそぼーぜ!!」
「うん!」
とか言って遊んでいたんだ。
でもなぜか俺は突然キレだした。
意味もわからない。結奈はなにもしていないのに。
俺は結奈のスマホを川に投げた。もちろん結奈はキレた。
「どーして私のスマホ川に投げたの!?」
「お前がうざいからだよ!」
「もー兄さんなんて大っ嫌い!しね!」
そりゃキレるわな。俺も結奈が帰ってからはなぜスマホを捨てたのか後悔している。
そこからは1年前から今まで喋っていないのだ。
そしてある日、俺は近くのコンビニに歩いていったのだ。カップ麺とフランクフルト買って帰ろうとした。俺は信号を渡ろうとしたその瞬間、俺はスピードオーバーした車に信号無視されて車に轢かれた。
その後病院に運ばれてから、家族はきてくれたものの、意識がもうろうとしたまま、俺は死んだ。
そう死んだのだ。
なにもせずに死んでしまったのだ。しかし、しばらくすると、意識が覚醒した、
「俺は死んだんじゃないのか?」
そう思い、周りを見渡すとそこは見たこともない世界。見知らぬ人ばかり。
「一体ここはどこなんだァァァァァァァァ!!!」
叫んでも無意味か。と思ったので俺は街ゆく人に話しかけた。偶然にも俺の言葉が通じるみたいだ。
「ここはエルガーラ王国ですけど・・・」
「ひょ、ひょっとしてお、俺は、異世界に来てしまったのかァァァァァ!?」
よく見るとこの国の住人は皆猫耳がある。
しかし俺にはついていない。
これは異世界から飛んで来たからか?
ならば、
「俺みたいに異世界から来た人がいるかもしれん!!探してみる価値はある!!」といい、探してみると早速一人いた。
泣いている女の子。
声をかけると
「大丈夫か?」
「うん、だいじょ・・・・・。あ、兄さん!!!」
「結奈!!どうしてここに!?」
「私ね、兄さんが死んじゃった時、すごく悲しかったの。まだ兄さんと一緒に居たかった。話はしなかったけど、私は兄さんのことは嫌いになってはないよ?でね、私、悲しくて一人で帰ろうとしたのね、でも兄さんといられないならもう生きる意味がないと思った。」
「そんな・・・」
「だから私は自殺したの。ほんとは怖かったけど兄さんを追うためならって。そして死んだらなんか見知らぬとこに飛んで来てわからなくなった。怖かった。だから泣いていたの。でも兄さんがそこにいる。そう思った瞬間嬉しかった。」
「結奈・・・・・」
「べ、別に好きとかそんな意味じゃないから。」
「ありがとな」
「と、とりあえずここで生活しなきゃだから、必需品揃えよ。」
「そーだな。」
そして、俺と結奈は再会し、新たな物語をリスタートすることとなった。
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