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第三章 同居開始で溺愛されてます
三十三話
届いた荷物は、麗音の家の空き部屋にちょうど納まった。
「わー、今日からここがしゅん兄ちゃんのお部屋だね!」
「そうだな、にしてもこうしてみるとやっぱり綺麗だよな、お前の家」
何しろエリアも家賃も今までとは桁違いなのだ。
綺麗で広くて当たり前だ。
「ね!引っ越しそば食べよ!」
「お、意外とそういうのはしっかりやるんだな」
「うん、……子供の頃から、引っ越しの度に母さんが作ってくれたんだ」
麗音がしんみりと話す。
「そ、そうだったのか……そば作るか!」
うん、と頷いて麗音はキッチンへと向かった。
‐
そばを食べたあと、麗音があくびをした。
「んー……眠くなってきた、かも」
「昼寝するか?」
「そうしようかな」
麗音はそう言うと寝室へ向かった。俺も自室で寝るか、と思った時、
「しゅん兄ちゃん?どこ行くの?」
寝室の前で麗音が振り返り、こちらを見ていた。
「ん?いや、俺も昼寝しようかなって」
「なんでそっちに行くの」
タタタッ、と俺の側に駆けより、袖を掴んだ。
「ねえ、一緒にお昼寝しようよ」
「はぁ!?」
「ね、お願い!」
こてん、と首を傾げてこちらを見る。
いつものおねだりポーズ、なのだが。
その瞳が、母親に甘える子供みたいで。
「……分かった」
「ありがとう、しゅん兄ちゃん!」
麗音は俺の手を取ると寝室へと向かった。
「わー、今日からここがしゅん兄ちゃんのお部屋だね!」
「そうだな、にしてもこうしてみるとやっぱり綺麗だよな、お前の家」
何しろエリアも家賃も今までとは桁違いなのだ。
綺麗で広くて当たり前だ。
「ね!引っ越しそば食べよ!」
「お、意外とそういうのはしっかりやるんだな」
「うん、……子供の頃から、引っ越しの度に母さんが作ってくれたんだ」
麗音がしんみりと話す。
「そ、そうだったのか……そば作るか!」
うん、と頷いて麗音はキッチンへと向かった。
‐
そばを食べたあと、麗音があくびをした。
「んー……眠くなってきた、かも」
「昼寝するか?」
「そうしようかな」
麗音はそう言うと寝室へ向かった。俺も自室で寝るか、と思った時、
「しゅん兄ちゃん?どこ行くの?」
寝室の前で麗音が振り返り、こちらを見ていた。
「ん?いや、俺も昼寝しようかなって」
「なんでそっちに行くの」
タタタッ、と俺の側に駆けより、袖を掴んだ。
「ねえ、一緒にお昼寝しようよ」
「はぁ!?」
「ね、お願い!」
こてん、と首を傾げてこちらを見る。
いつものおねだりポーズ、なのだが。
その瞳が、母親に甘える子供みたいで。
「……分かった」
「ありがとう、しゅん兄ちゃん!」
麗音は俺の手を取ると寝室へと向かった。
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