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43話 ファースと冒険者ギルド
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アーシャの金髪の髪がふわりと揺れる。
「では簡単にこの街での決まりなどお伝えしていきますね!」
「まず最初に大事なことから。この街の中では戦闘行為をすることができません!」
指をぴしっと立ててアーシャが念を押す。
「もし腕試しをしたいとか、勝負したいってときは闘技場を使ってください。中央広場から見える街の外れにあります。観客も入れる立派な施設なんですよ!」
「それから、お金の単位はDコインです。魔石をギルドで換金して手に入れることができます。だいたい、りんご一個が100Dコインくらいの相場ですね。生活用品や宿代も、だいたいそれを基準に考えてもらえば大丈夫です」
「そして、ギルド登録についてですが、一度登録すれば記録はすべて残ります。受付カウンターにあるこの魔石に手を当てると、登録や身分確認ができるようになっています。とっても便利ですよ!」
「それから、冒険者にはランクがあります。下から順にG、F、E、D、C、B、A、Sの八段階!」
アーシャは手を動かしながらランクの文字を空中に描くように説明する。
「依頼を達成していけばランクは上がっていきますし、もっと早く上を目指したい人は昇格試験を受けることもできます!」
「依頼をこなすと、報酬としてDコインが支払われます。そのコインは銀行に預けることも可能ですし、街中の商店でそのまま使うこともできます。もちろん、ギルドでも換金と両替の手続きができますのでご安心くださいね!」
「それとですね、、もうひとつ覚えておいてほしい大事な施設があります!」
アーシャは両手を胸の前で組みながら、少し神妙な表情になった。
「中央広場の北側にある白い建物、アルテミア教会です。あそこはこのダンジョン街の信仰の中心なんですよ」
「教会では回復や浄化の祈祷を受けることができます。軽いケガや病気ならすぐに治してもらえますし、、、」
そこで、アーシャは少し声を落として続けた。
「、、、お布施を多めに納めれば、腕や脚の欠損といった重傷でも治療してもらえるそうです。さすがに命までは戻せないみたいですけどね」
「もちろん、お布施の額は治療内容によって違います。だいたい軽い傷なら数百Dコイン、欠損の治療になると数万Dコイン以上かかるとか。でも、ちゃんとした司祭さまが施術してくれるので安心です!」
アーシャは再び笑顔を取り戻し、元気よく言った。
「冒険者さんたちはどうしてもケガが多いですから、教会にはお世話になる方が多いんです。命を張るお仕事ですからね!無理はせず、危なくなったらちゃんと教会へ行ってくださいね!」
「それから最後にもうひとつ、、、」
アーシャは、受付カウンターの窓から外を指さした。
「ギルドの前のメインストリートをずーっとまっすぐ進むと、見えるお城がありますよね? あれがこの街を治める領主様のお城、サイラス城です」
彼女は少し声を落としながら、興味を引くように続けた。
「実はあのお城、、、このダンジョンの成り立ちやなぜこの街がダンジョンの中に存在しているのかといった、普通じゃ知ることのできない情報を持っているらしいんです」
アーシャは少しだけ身を乗り出して、内緒話をするような口調になった。
「で、その情報、、、実は買えるんです。もちろん、ただではなくて、、、Dコインで」
彼女は小さく苦笑した。
「でもね、その値段がとんでもなくて。いちばん簡単な情報でも100万Dコインからだそうです。もう、庶民じゃ手が出ませんよね。冒険者の中でも、上級ランクの人たちがコツコツ貯めて、やっと少し買えるくらいだとか」
アーシャは肩をすくめてから、にっこり笑う。
「それだけ真相っていうのは価値があるってことなんでしょうね。領主様は滅多に表に出てこないんですけど、、、お城には、秘密を探る冒険者がよく訪れてるみたいですよ」
アーシャはパンっと手を叩いた。
「はい、以上がこの街とギルドの基本ルールになります! 最初はちょっと覚えることが多いかもしれませんけど、すぐに慣れますよ!!」
「では簡単にこの街での決まりなどお伝えしていきますね!」
「まず最初に大事なことから。この街の中では戦闘行為をすることができません!」
指をぴしっと立ててアーシャが念を押す。
「もし腕試しをしたいとか、勝負したいってときは闘技場を使ってください。中央広場から見える街の外れにあります。観客も入れる立派な施設なんですよ!」
「それから、お金の単位はDコインです。魔石をギルドで換金して手に入れることができます。だいたい、りんご一個が100Dコインくらいの相場ですね。生活用品や宿代も、だいたいそれを基準に考えてもらえば大丈夫です」
「そして、ギルド登録についてですが、一度登録すれば記録はすべて残ります。受付カウンターにあるこの魔石に手を当てると、登録や身分確認ができるようになっています。とっても便利ですよ!」
「それから、冒険者にはランクがあります。下から順にG、F、E、D、C、B、A、Sの八段階!」
アーシャは手を動かしながらランクの文字を空中に描くように説明する。
「依頼を達成していけばランクは上がっていきますし、もっと早く上を目指したい人は昇格試験を受けることもできます!」
「依頼をこなすと、報酬としてDコインが支払われます。そのコインは銀行に預けることも可能ですし、街中の商店でそのまま使うこともできます。もちろん、ギルドでも換金と両替の手続きができますのでご安心くださいね!」
「それとですね、、もうひとつ覚えておいてほしい大事な施設があります!」
アーシャは両手を胸の前で組みながら、少し神妙な表情になった。
「中央広場の北側にある白い建物、アルテミア教会です。あそこはこのダンジョン街の信仰の中心なんですよ」
「教会では回復や浄化の祈祷を受けることができます。軽いケガや病気ならすぐに治してもらえますし、、、」
そこで、アーシャは少し声を落として続けた。
「、、、お布施を多めに納めれば、腕や脚の欠損といった重傷でも治療してもらえるそうです。さすがに命までは戻せないみたいですけどね」
「もちろん、お布施の額は治療内容によって違います。だいたい軽い傷なら数百Dコイン、欠損の治療になると数万Dコイン以上かかるとか。でも、ちゃんとした司祭さまが施術してくれるので安心です!」
アーシャは再び笑顔を取り戻し、元気よく言った。
「冒険者さんたちはどうしてもケガが多いですから、教会にはお世話になる方が多いんです。命を張るお仕事ですからね!無理はせず、危なくなったらちゃんと教会へ行ってくださいね!」
「それから最後にもうひとつ、、、」
アーシャは、受付カウンターの窓から外を指さした。
「ギルドの前のメインストリートをずーっとまっすぐ進むと、見えるお城がありますよね? あれがこの街を治める領主様のお城、サイラス城です」
彼女は少し声を落としながら、興味を引くように続けた。
「実はあのお城、、、このダンジョンの成り立ちやなぜこの街がダンジョンの中に存在しているのかといった、普通じゃ知ることのできない情報を持っているらしいんです」
アーシャは少しだけ身を乗り出して、内緒話をするような口調になった。
「で、その情報、、、実は買えるんです。もちろん、ただではなくて、、、Dコインで」
彼女は小さく苦笑した。
「でもね、その値段がとんでもなくて。いちばん簡単な情報でも100万Dコインからだそうです。もう、庶民じゃ手が出ませんよね。冒険者の中でも、上級ランクの人たちがコツコツ貯めて、やっと少し買えるくらいだとか」
アーシャは肩をすくめてから、にっこり笑う。
「それだけ真相っていうのは価値があるってことなんでしょうね。領主様は滅多に表に出てこないんですけど、、、お城には、秘密を探る冒険者がよく訪れてるみたいですよ」
アーシャはパンっと手を叩いた。
「はい、以上がこの街とギルドの基本ルールになります! 最初はちょっと覚えることが多いかもしれませんけど、すぐに慣れますよ!!」
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