我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができたら〜

一日千秋

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42話 15階層

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俺たちはまたいつものように魔法陣から出てきた階段を降りている。


「マサトー、何でダンジョンに人がいると思う?」


「いや、俺も考えてたけどマジでわからん!消えて魔石がでるのが謎なんだよな」


「確かに、魔石でるの変だよな」


そんな話をしていつもの建物から出るとあるものが目に入ってくる。


それはけっこう大きな街である。
高さ5メートルくらいの外壁に囲われて、2,3階建の石造りと木造の建物が建ち並んでいるのだ。
そこを見下ろすように丘の上に今いる場所がある。




「え、マサト!街じゃん!あれ!」 


「あれは流石に街だな。転移陣登録したら行ってみるか」


横の転移陣にのるとオープンワールド(ダンジョン街ファース)が行き先一覧に表示された。


名前までついてるちゃんとした街だった。


俺たちはその街まで一直線に歩いていく。
街の門には30代くらいの男性でイカつめの衛兵が2人立っていて、長い槍をもっている。


近くまで行くと呼び止められる。


「君たち止まりなさい。入国か?」


「はい、それでお願いします。」


「では、魔石を徴収したら入国を許す。魔石(小)が3つあれば大丈夫だ」


俺たちは収納から魔石を出し、衛兵に差し出す。

「君たち収納持ちか、羨ましいな。ギルドに行ったら良い仕事があると思うぞ、いってみなさい!」


「え、ありがとうございます。いってみます」


「ではようこそファースへ。そうだ言い忘れたが、街中では戦闘行為は一切できないのでやりたければ闘技場へ行きなさい」


衛兵はそう言い残すとまた持ち場に戻って警備を開始した。

ガッツリ人と話してる感じで、NPC感が全然なく、
決められたセリフではなさそうだ。


街は門を入るとそこから一直線にメインストリートが伸びていて、奥の方に領主の城みたいなのがある。中央には塔の建ってる中央広場っぽいところがあり、そこは横にも一直線にメインストリートが伸びているみたいだ。その他の路地は京都のように囲碁の目状に交差していて正方形な街になっている。


メインストリートには文字ではなく絵で何屋さんかわかるようになっていて、武器や薬、服、食べ物、魔法、などなどいろいろなお店があるみたいだ。

街には普通に人が生活している雰囲気がでていて活気に溢れている。老若男女が歩いていて、皆顔が整っている。西洋風な雰囲気だ。異世界転生したんじゃないかと思ってしまう。



そういえば、まずはさっきの衛兵が言っていたギルドに行ってみよう。


多分中央広場にあるあの大きめの建物で、盾の上に剣が2本クロスしているマークの所だと予想した。


そこを開けると漫画やゲームで見るような冒険者って感じの人たちで賑わっていて、受付には列ができている。


俺たちも列に並び、順番を待つことに。



そして、俺たちの番になり、受付の綺麗な女性が挨拶をしてくる。

「こんにちは!今日はどうされましたか?」


「あのぉ、俺たちこの街初めてなんですが聞きたいことがあって、、、」


「えっ!?まさかダンジョンの外から来られましたか!?」


「え、そうです、、この街はいったい何なんですか?」


「ここはダンジョン街ファースと言ってダンジョン内で初めて現れる街です。そして、ここは共有街になるのでいろんなダンジョンが繋がっているのです、なのでどのダンジョンに入っても15階層ではここに到達する仕組みになっているみたいです」


「へぇ~、そんな仕組みだったんですか!ここに住んでる人たちはNPCとかじゃないですよね?」


「エヌ、ピーなんですか?それ」


「えーと、なんか、モンスターみたいな決められた動きするやつみたいな、わかります?」


「あ、あ~!そうですね、ここに住んでるヒューマン達は普通にダンジョンの中で暮らしてる存在ですよ。倒しても魔石にはなりません。注意してください!」


「そうなんですね、気をつけます。あ、そしたらこの前の階層で倒した盗賊みたいなのは魔石になりましたが何だったんですか?」


「ああ、それはヒューマンでもダンジョンに取り込まれている人はそのようにモンスターとして現れることがあります。主に犯罪者などが多いみたいですが、、、」


「そうだったんですね」


「では簡単にこの街での決まりなどお伝えしていきますね、私、冒険者ギルド受付のアーシャと申します。よろしくお願いします!」


「よろしくお願いします」

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