我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができたら〜

一日千秋

文字の大きさ
61 / 78

60話 閑話2 田中麟太郎

しおりを挟む
ピロンッ
《第三エリアで2番目にオープンワールドへ入場しました。対象者に報酬が与えられます》

ピロンッ
《世界で2番目にオープンワールドへ入場しました。対象者に報酬が与えられます》

ピロンッ
《日本で1番目にオープンワールドへ入場しました。対象者に報酬が与えられます》




私はオープンワールドへ着いた時に周りを見渡すことに夢中になっていて貰った報酬を見るのを忘れていたのです。


そして、その後も無我夢中でダンジョンを進んだ結果、ダンジョンの街に入って落ち着いたときに久々にステータスを見たのだった。



田中麟太郎
LV.15
魔力 150(+100)(+500)(+500)
スキル 大地魔法SSS 再生S 収納A 植物魔法SSS
不老S 魔法耐性SSS 魔力回復S 無詠唱D



私は完全に魔法使いとして生きていくことがもう既に決定しているかのようなステータスですね。
お母さん、私は魔法に慣れてきて楽しくやっています。




今、私がいるのはファースというダンジョンの中にある街で、最初に見たときは夢なんじゃないかと思うくらいに異世界だったのです。


そして、その街で異世界を満喫してから冒険者ギルドに登録して依頼を少しこなす日々を送りました。


ですが、今のところ簡単すぎてワクワクはしません。なので、もう次の階層に進む事にします。



それからもどんどん階層を進んでいきますが心躍る瞬間はそう多くはありません。



そんなある日、ファースに戻ってきていた私は、どこかで見たことのある日本人らしき少年を見つけました。


そう、最近ネットでよく観るYoTuberの新米冒険者てっちゃんねるの彼でした。
あれ?彼は長野県で活動しているのですか?


それにしても、もうここまで来ているとは少し驚きましたね。


あの方はどこにいくのでしょうか。ちょっも申し訳ない気持ちもありましたが気になって後をつけてみる事にします。


そうして彼の後をついていくと闘技場に入っていくではありませんか。私はまだ入った事なかったので少し楽しみに闘技場へと足を踏み入れました。



今回は賭けをするだけの観戦をしてみることに。


観戦エリアに入るとすでに知らない方達の試合がやっていたのですが、その試合はすぐに決着が着いてしまいました。

そして、さっきの彼の試合が始まりました。
ランキング戦というものをやっていてファースランキングというものに出ているみたいです。


その試合もあっという間に終わってしまったのですが彼の順位が上がったようです。よかったです。



私も出場してみましょうか。
これで上位に行けばスリルのある戦いが出来るのではないかと思い、少しだけ興味が湧きました。



なので受付に行ってみるとランキング戦について詳細を丁寧に教えてくれました。


この街のランキングとダンジョン内のランキングと他のダンジョンも合わせたランキングがあるそうです。

え?他のダンジョンと情報が共有されてるんですか?それは初の情報です。

先ほどの彼も他のダンジョンから来てるって事ですかね。それなら長野じゃなくてもここで会えた事に納得です。

やはりダンジョンはまだ未知なことが多いですね、こういう事を知っていくことも楽しみの一つだと思い知りましたね。


そして、私はランキング戦に参加してみることにしました。



~~~~~


私の闘技場ネームは大魔導士タナカです。

ファースランキングはあっという間に1位になってしまいました。

その次はダンジョン内ランキングなのですが私は今そのランキングで50位のところにいます。



今、私は待合室で装備を確認しているのですが
私の装備は登山するような格好に麦わら帽子を被り、手には鍬を持っているだけなんですけどね。
さて、いきますか。


転移で闘技場へと移動していく。



『ダンジョン内ランキング戦が始まるぞォーー!今回は47位のアスラン魔法大学炎魔法の権威ぃモリーン教授だぁーーー!そして、対するはぁ、50位の大魔導士タナカだぁーーー!では!試合開始!!』



モリーン教授ですか、40代くらいのおじさまだ。
私と同類ですね。

モリーンは魔法の詠唱を始めた。するとすぐに杖の先端に魔力が集まりその魔力が炎へと変わっていく。そして、その炎は凄まじい大きさへと膨れ上がるのに3秒とかかっていない。その炎がこちらは飛んでくる。


私はすぐさま無詠唱を使い、大地魔法で闘技場の地面を底上げし、自分の目の前に分厚い壁を作る。

次の瞬間には轟音と共に炎が壁にぶつかる。その衝撃では闘技場を揺らした。


だが、私の壁は砂や岩を圧縮しているためヒビすら入らない。

それをすぐ消し、視界を確保すると同時に植物魔法で相手の後ろから強靭な太い樹木を生やし、操り、相手の手足を拘束する。


それと同時に大地魔法の壁を相手の左右横にセット。

相手は樹木を振り解こうとしているがなかなかうまくいっていないので炎で燃やそうとしている。


が、もう遅いです。

大地魔法が作動し、相手の両サイドから5メートルほどの地面が起き上がってくる。
その壁が左右からピタリとくっつき相手もろとも圧縮する。


闘技場は沈黙したあとすぐに割れんばかりの歓声が聞こえた。


あぁ、気持ちがいいですねぇ。

私はランキング中毒者になろうとしている。
もっと試合がしたいです。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

修復スキルで無限魔法!?

lion
ファンタジー
死んで転生、よくある話。でももらったスキルがいまいち微妙……。それなら工夫してなんとかするしかないじゃない!

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ

ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。 見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は? 異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。 鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~

楠富 つかさ
ファンタジー
 ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。  そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。 「やばい……これ、動けない……」  怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。 「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」  異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!

巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった

ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。 学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。 だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。 暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。 よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!? ……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい! そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。 赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。 「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」 そう、他人事のように見送った俺だったが……。 直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。 「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」 ――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。

没落港の整備士男爵 ~「構造解析」スキルで古代設備を修理(レストア)したら、大陸一の物流拠点になり、王家も公爵家も頭が上がらなくなった件~

namisan
ファンタジー
大陸の南西端に位置するベルナ子爵領。 かつては貿易で栄えたこの港町も、今は見る影もない。 海底には土砂が堆積して大型船は入港できず、倉庫街は老朽化し、特産品もない。借金まみれの父と、諦めきった家臣たち。そこにあるのは、緩やかな「死」だけだった。 そんな没落寸前の領地の嫡男、アレン(16歳)に転生した主人公には、前世の記憶があった。 それは、日本で港湾管理者兼エンジニアとして働き、現場で散った「整備士」としての知識。 そして、彼にはもう一つ、この世界で目覚めた特異な能力があった。 対象の構造や欠陥、魔力の流れが設計図のように視えるスキル――【構造解析】。 「壊れているなら、直せばいい。詰まっているなら、通せばいい」 アレンは錆びついた古代の「浚渫(しゅんせつ)ゴーレム」を修理して港を深く掘り直し、魔導冷却庫を「熱交換の最適化」で復活させて、腐るだけだった魚を「最高級の輸出品」へと変えていく。 ドケチな家令ガルシアと予算を巡って戦い、荒くれ者の港湾長ゲンと共に泥にまみれ、没落商会の女主人メリッサと手を組んで販路を開拓する。 やがてその港には、陸・海・空の物流革命が巻き起こる。 揺れない「サスペンション馬車」が貴族の移動を変え、「鮮度抜群の魚介グルメ」が王族の胃袋を掴み、気性の荒いワイバーンを手懐けた「空輸便」が世界を結ぶ。

底辺から始まった俺の異世界冒険物語!

ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
 40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。  しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。  おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。  漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。  この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

処理中です...