俺はただ静かに学校生活を送りたかったのに…

Re:cycle

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失われた俺のいつも

放課後は何もしないのが1番のはず

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~~~放課後~~~


そういえばどこに集合とか聞いてなかったな……
あれ、これ帰るチャンスじゃない?このままゆっくり下駄箱に向かえば帰れるんじゃない?


「おーい、優木くーん!」


ですよねぇ、分かってましたよ……


「どこ行く気?え、もしかして帰ろうとか考えてなかったよね?」

「帰ろうなんて全然考えてませんよ、校舎から一時的に離脱しようとはしましたけど。」

「うわぁ…こんな人のことをクズっていうんだろうなぁ…まぁいいけど、とりあえず付いてきて!」

「はぁ……」



それにしても大事な用って何なんだろうか…
放課後……大事な用……………っ!
もしかして…告白的なあれだろうか、
気になってたって言ってたし…
いや、俺は確かに青春なんてものにはミジンコ程にも興味はない、しかしだ、人の好意を軽々しく踏みにじるのは悪いだろう。


「あ、先に言っておくけれど、告白的なことではないから☆」



ですよね、それも知ってましたよ……いや、マジで…


「もちろんそんな期待なんてしてませんよ…それじゃあ、何の用で呼んだのかそろそろ教えてくれませんか?」

「あー、うん、そうだよね。単刀直入に言うとね、部活動に入って欲しいの!」

「はい…?」

「私がやってる部活なんだけどね、人数が少なくてこのままだと潰れちゃうの。だから入部して欲しいんだ。優木いつも1人だし、毎日暇でしょ?」

「あー、なるほど、全部合点がいきました……つまり、いつも1人の俺を見つけて、なにかそれらしいことを言って友達になって、部活に入部させようとしてた訳ですね……」

「まぁ、簡単に言うとそんなとこかな?☆」

「うわぁ…☆のマークが悪意の塊にしか見えねぇ……」

「ダメかなぁ…?」ウルウル


(うわ、なにそれズルいんだけど。こんな美少女に目ウルウルさせながらお願いされたら誰だって許したくなっちゃうでしょ。しかし…ここで入部してしまうと俺の放課後ぐだぐだタイムがなくなってしまう。どーするか……)


「ちなみにアクティブな部活ではないし、部員もいないし、ほぼ部室でだらだらして過ごしてるのがメインなんだけどねぇ……」

「入部します(`・ω・´)」

「うわぁ…とことんクズだね、君。」

「好きなことして、部費が入ってくる。メチャクチャ楽じゃないですか。」

「いや、好きなことだけしてる訳じゃないんだけど……まぁ、いいか…   じゃあ、これに名前書いて!」

「はい!」

「うわぁ…凄くいい返事……    あ!たかなし ってそんな字なんだ!」

「いや、朝に教えようとしましたけどね……」

「あれ、そーだったの?まぁ、昔のことは気にしないことだよ!それじゃあこれから宜しくね!小鳥遊優木くん!」





さて、出来ることならこの時の呑気な俺をぶん殴ってやりたい、部活の内容も聞かずに入部するなんて、この時の俺はなんてバカなのだろう……
これから起きる面倒ごとも知らずに……
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