俺はただ静かに学校生活を送りたかったのに…

Re:cycle

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初めての仕事

順調?な後輩美少女

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「それじゃあこれからはその友達と一緒にお昼食べるんだね?☆」

「はい!やっと楽しく学校生活を送れそうです!」



それから小柄な美少女は時々報告に来るようになった。


「今日はもう一人増えたんですよ!」



「話が盛り上がって楽しんですよ!」



そう話す小柄な美少女はとても嬉しそうであった、

3日ほど経つと、俺と色花さんと柊さんの距離は近くなり。
1週間がたつと、柊さんの報告が少なくなってきた。
放課後は友達と遊ぶのに忙しいのだろう。




「んー、双葉ちゃん、上手くいってるようで良かったねぇ☆」

「もともと友達作るのに困るような性格ではないからな。」

「ところで、最初のお仕事は終わりに近づいている訳だけど、これからどうするの?部活は続けるの?」


そうだった、先延ばしにしたままだった……


「少し…考えさせてくれ……。」

困ったことを先延ばしにするのは、俺の悪い癖だ


「ちょっと、飲み物買ってくる…」

居づらくなってしまったので、少し部室から出ることにしよう。

「あ、うん、行ってらっしゃい」

そう言うと彼女は手を小さく振ってきた。
ぶっちゃけ可愛いくて惚れるところだったのは黙っておこう。

~~~    ~~~     ~~~     ~~~     ~~~

販売機に着くと目に写ったのは、
ココ最近何度か目にした小柄な後ろ姿だった。

「おーい、ひいらぎー」

振り向いた小柄な美少女は、一瞬、いや、結構な時間驚いた顔をした後に、営業スマイルを顔に貼り付けて話しかけてきた……

「先輩じゃないですかぁ」


柊は、手に3つの甘そうな飲み物を持っていた。
いや、甘い飲み物を否定する訳では無い。むしろ俺は甘い方が好きだ。ブラックコーヒーなんてなにがいいのか分からない。


「それ、全部飲むのか?」

「そんな訳ないじゃないですかぁ、友達の分ですよぉ。」

「え、まさかとは思うけどそれ毎日やってるの?」

「え、はい。いやいや別に買わされてる訳じゃないですよ?私が買いたいから買ってるだけですから。」


なんだろう、少し嫌な予感がする……


「先輩は何しにきたんですか?  もしかして
最近私が来なくて寂しくなってつけてきたんですか?
 すいません、この前言ったとおり先輩と付き合う気はないんです……」

「なわけあるか、飲み物買いに来ただけだよ。」

そう話しながら、慣れた手つきでいつものイチゴミルクを買う。

「うわぁ…先輩そんなの飲むんですね…軽めに言うとドン引きです。」

「お前はもう少し優しさのレベルを上げた方がいいと思う…」


なんてたわいないことを言いながら柊を教室まで送っていった。
教室に着いた柊は友達2人と楽しそうに話していた。
やはり俺の考え過ぎだったのだろうか…



ガラガラ

部室のドアを開けると、

「おかえりー☆」

色花が元気に声をかけてきた。


「ああ、ただいま。」

「どーしたの?難しい顔して?」

「いや、ちょっと気になることがあってな……」

「へぇー、小鳥遊くんも考えることってあるんだねぇ…」

「ああ、たまにな…」

「もぉー、小鳥遊くんつまんないよぉー、いつものウザイツッコミはどーしたの?」


うん、流石に傷つく


「あ、そう言えば柊にあったよ。」

「ホント!?どーだった?」

「友達と楽しそうにお喋りしてたよ。」

「へぇー、このまま続くといいね!」

「そうだな…」


まったくその通りだ、ようやく出来た友達を失うのは辛いだろうから…   出来れば傷つかずにすんでほしい、俺の思い違いであってほしい。
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