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本編
22.司法取引
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人身売買組織のボスの情報を聞き出すために、ジャンルカに命じられてルーカスとエルネストは取り引きをしたいという人員に聞き取り調査をすることになった。
あくまでも取り引きは最終手段として、情報を聞き出すことに集中しなければいけない。
取り引きをしたいという人員は中年の女性だった。
「私も若いころには代理出産をさせられて、そのまま組織に残って仕事をさせられた。私も被害者なんだ」
そう主張する女性だったが、ルーカスは彼女をただの被害者とは考えられなかった。他の被害者から聞いた話では、彼女は被害者を酷く扱っていたようだし、保護対象者の始末命令を出したのも彼女だという話が他の人員から出ている。
代理出産をさせられていたというのは同情を買うための嘘で、本当はずっと組織の上の方に君臨していたのではないか。ルーカスはそれを疑っていた。
「子どもに関する犯罪を刑務所の受刑者は許さない。君は刑務所に入れられたら、酷い扱いを受けるだろうね」
「それが分かっているから、取り引きすると言ってるんじゃないか!」
「その情報が本物かどうか分からない以上、取り引きに応じることはできない」
普段は柔らかな印象のエルネストも、今回に限っては厳しく女性を睨み付けている。その金色の瞳で睨み付けられて、女性が胸を張って答える。
「被害者を救済するのが警察じゃないのか? 私は被害者だったんだよ!」
「君は被害者だったかもしれないが、その後、他の被害者に酷い扱いをしたり、警察に保護を求めてきた被害者を始末するように命令を出したりしている」
「そうしないと、私が酷く扱われるからだよ。死にたくなかったんだ」
頼む、助けてくれ!
縋ろうとする女性をエルネストは振り払った。
「話を聞こう。それで、取り引きをするだけの価値があると判断したら、取り引きをしよう」
「それじゃ、私が話した段階で、『価値はなかった』ということにして、取り引きに持ち込めないようにしようとしてるんじゃないか? きちんと手順を踏んで司法取引をしたい!」
女性の方にも司法取引の知識があったようだ。
検察官と被告の女性との間で話し合いがされて、弁護士が同席する中で、司法取引が行われた。
結果として得た情報が真実で、人身売買組織のボスが捕らえられたら条件のいい刑務所に入れるという約束で司法取引は成立した。
被告の女性の出してきた情報をルーカスとエルネストはタブレット端末に送ってもらって確認した。
「ボスは若い男性の人外。正体は鷹。人身売買組織を支配するかたわら、攫ってきた子どものうち目を付けたものを仲間に引き入れている」
「これだけじゃ何も分からないね」
「大学生に声をかけて攫ったり、仲間に引き入れたりしているとも書いてある」
「大学の関係者を装っているってこと?」
大学に関係している単語が出てくるとエルネストが鋭く指摘する。
人外の教授や助教授は数が少ないので、重宝されているところはある。人外に人間の常識を教えるために、人外の教授や助教授は経歴をそれほど調べずに雇い入れている人外向けの科がある大学がいくつもあるのだ。
「大学を転々としている教授が助教授か講師……その辺かもしれないな」
「有り得るね。調べてみよう」
ルーカスとエルネストだけでは調べきれないので、情報捜査班にも協力してもらって、大学関係者を調べてもらう。
その中に、怪しい若い大学講師が浮かび上がってきた。
名前や経歴はばらばらなのだが、彼が大学で講師をしている期間に、大学生が何人か消えている。その消えた大学生には保護者から捜索願が出されているものあったが、出されていないものが圧倒的に多かった。
「孤独を抱えた大学生を甘い言葉で自分の組織に引きずり込んだのか」
「多分そうだろうね」
数年ごとに場所を変えて大学を転々としている若い人外の大学講師は、今どこにいるかは分からない。これから探していくしかないだろう。
時間のかかる捜査になるかもしれないので、エルネストもルーカスも急ぎすぎないように気を付けていた。気が急くのはどうしようもないが、焦ってしまっては大物を追い詰められない。
「両親や家族との縁の薄い大学生を狙ってるってことだろう。許せないな」
「必ず捕まえよう。ルーカス、今は情報を集めるときだよ」
「分かってる、エルネスト」
すぐにでも走り出しそうになるルーカスをエルネストは宥めてくれた。
エルネストの声を聞いているとルーカスも暴走せずに済む。
「エルネスト、ありがとう」
「僕と君は相棒じゃないか」
感謝を伝えればエルネストは微笑んでそう言ってくれた。
仕事を終えてマンションに戻ってから、エルネストが夕食を作ってくれている間、ルーカスは洗濯をして洗濯物を干していた。食事はほとんどエルネストが作るのだが、バスルームを掃除したり、部屋に掃除機をかけたり、洗濯をしたりするのはルーカスがやっていた。食事の後の食器の片付けもルーカスの仕事だ。
料理はどう考えてもエルネストの方が上手だし、エルネストが料理をするのが好きなようなので頼んでいるが、それ以外のことはルーカスでもできる。
家事の分担もできるようになって、ルーカスはまた一歩結婚に近付いてきたと感じていた。
夜の営みも相性がいいのか、ルーカスはエルネストに溺れるほど感じてしまう。エルネストもルーカスを受け入れて快感を覚えているようだった。
「お待たせ、今日も手抜きだけど」
「作ってくれるだけでありがたいよ。いつも美味しいし」
「そう言ってもらえると嬉しいよ」
エルネストの作ってくれた夕食を食べて、バスルームに入る。最近は一緒にシャワーを浴びるようになった。一緒にシャワーを浴びるにはバスルームは狭いのだが、エルネストと離れたくない思いが先に立つ。エルネストも窮屈そうだが嫌そうにはしていない。
「エルネスト、本性に戻ってもいいぞ」
「え!?」
「本性に戻って寝たいんだろう?」
我慢させておくのは不本意なのでエルネストに言えば、エルネストは遠慮しながらも狼の姿になってベッドに上がってきた。
ものすごく大きい。
ベッドを占領されるくらいの大きさがある狼にどうやって寝ようかと考えていると、エルネストが提案してくる。
「ルーカスも本性に戻ったらいいよ」
「えぇ!?」
「僕が足元に丸くなるから、ルーカスは頭の方に丸くなればいい」
提案されて、ルーカスもチーターの姿になってベッドに上がって丸くなる。本性でいるときの方が実のところリラックスはできるのだが、ルーカスは小さいころから本性を見せるのはよくないと教育されてきたので最初は落ち着かなかった。
「僕がこの姿で寝てると、兄さんたちがベッドを覗き込んでくるんだ」
「ボドワン義兄さんとドナシアン義兄さんが?」
「そうだよ。それで、僕が寝たふりをしていると、『うちの弟は世界一可愛い』『うちの弟が尊い』って言って来るんだよ」
「気持ちは分かる」
「えぇ!? 分かるの!?」
「俺もエルネストの寝顔を見ながら、なんて美しいんだと拝んでる時がある」
「嘘!? やめてよね!?」
「美しいんだから仕方がないだろう!」
初めて会ったときからなんてきれいな男性なのだろうとルーカスは思っていた。それが無防備に目を閉じて眠っている姿など、拝むしかない。
「多分、俺はエルネストが初めて狼の姿になったときに惚れたんだ。こんなに美しい生き物はいないと思って」
「僕もルーカスがチーターになったときに、とても美しいと思った」
お互いを美しいと思って惚れたのだと言い合うと、チーターの姿ではキスができないので、ルーカスは鼻先をエルネストの鼻先に合わせた。
「愛してる」
「僕も、愛してるよ」
お互いに気持ちを言い合って、ルーカスは胸が幸せに満たされていた。
あくまでも取り引きは最終手段として、情報を聞き出すことに集中しなければいけない。
取り引きをしたいという人員は中年の女性だった。
「私も若いころには代理出産をさせられて、そのまま組織に残って仕事をさせられた。私も被害者なんだ」
そう主張する女性だったが、ルーカスは彼女をただの被害者とは考えられなかった。他の被害者から聞いた話では、彼女は被害者を酷く扱っていたようだし、保護対象者の始末命令を出したのも彼女だという話が他の人員から出ている。
代理出産をさせられていたというのは同情を買うための嘘で、本当はずっと組織の上の方に君臨していたのではないか。ルーカスはそれを疑っていた。
「子どもに関する犯罪を刑務所の受刑者は許さない。君は刑務所に入れられたら、酷い扱いを受けるだろうね」
「それが分かっているから、取り引きすると言ってるんじゃないか!」
「その情報が本物かどうか分からない以上、取り引きに応じることはできない」
普段は柔らかな印象のエルネストも、今回に限っては厳しく女性を睨み付けている。その金色の瞳で睨み付けられて、女性が胸を張って答える。
「被害者を救済するのが警察じゃないのか? 私は被害者だったんだよ!」
「君は被害者だったかもしれないが、その後、他の被害者に酷い扱いをしたり、警察に保護を求めてきた被害者を始末するように命令を出したりしている」
「そうしないと、私が酷く扱われるからだよ。死にたくなかったんだ」
頼む、助けてくれ!
縋ろうとする女性をエルネストは振り払った。
「話を聞こう。それで、取り引きをするだけの価値があると判断したら、取り引きをしよう」
「それじゃ、私が話した段階で、『価値はなかった』ということにして、取り引きに持ち込めないようにしようとしてるんじゃないか? きちんと手順を踏んで司法取引をしたい!」
女性の方にも司法取引の知識があったようだ。
検察官と被告の女性との間で話し合いがされて、弁護士が同席する中で、司法取引が行われた。
結果として得た情報が真実で、人身売買組織のボスが捕らえられたら条件のいい刑務所に入れるという約束で司法取引は成立した。
被告の女性の出してきた情報をルーカスとエルネストはタブレット端末に送ってもらって確認した。
「ボスは若い男性の人外。正体は鷹。人身売買組織を支配するかたわら、攫ってきた子どものうち目を付けたものを仲間に引き入れている」
「これだけじゃ何も分からないね」
「大学生に声をかけて攫ったり、仲間に引き入れたりしているとも書いてある」
「大学の関係者を装っているってこと?」
大学に関係している単語が出てくるとエルネストが鋭く指摘する。
人外の教授や助教授は数が少ないので、重宝されているところはある。人外に人間の常識を教えるために、人外の教授や助教授は経歴をそれほど調べずに雇い入れている人外向けの科がある大学がいくつもあるのだ。
「大学を転々としている教授が助教授か講師……その辺かもしれないな」
「有り得るね。調べてみよう」
ルーカスとエルネストだけでは調べきれないので、情報捜査班にも協力してもらって、大学関係者を調べてもらう。
その中に、怪しい若い大学講師が浮かび上がってきた。
名前や経歴はばらばらなのだが、彼が大学で講師をしている期間に、大学生が何人か消えている。その消えた大学生には保護者から捜索願が出されているものあったが、出されていないものが圧倒的に多かった。
「孤独を抱えた大学生を甘い言葉で自分の組織に引きずり込んだのか」
「多分そうだろうね」
数年ごとに場所を変えて大学を転々としている若い人外の大学講師は、今どこにいるかは分からない。これから探していくしかないだろう。
時間のかかる捜査になるかもしれないので、エルネストもルーカスも急ぎすぎないように気を付けていた。気が急くのはどうしようもないが、焦ってしまっては大物を追い詰められない。
「両親や家族との縁の薄い大学生を狙ってるってことだろう。許せないな」
「必ず捕まえよう。ルーカス、今は情報を集めるときだよ」
「分かってる、エルネスト」
すぐにでも走り出しそうになるルーカスをエルネストは宥めてくれた。
エルネストの声を聞いているとルーカスも暴走せずに済む。
「エルネスト、ありがとう」
「僕と君は相棒じゃないか」
感謝を伝えればエルネストは微笑んでそう言ってくれた。
仕事を終えてマンションに戻ってから、エルネストが夕食を作ってくれている間、ルーカスは洗濯をして洗濯物を干していた。食事はほとんどエルネストが作るのだが、バスルームを掃除したり、部屋に掃除機をかけたり、洗濯をしたりするのはルーカスがやっていた。食事の後の食器の片付けもルーカスの仕事だ。
料理はどう考えてもエルネストの方が上手だし、エルネストが料理をするのが好きなようなので頼んでいるが、それ以外のことはルーカスでもできる。
家事の分担もできるようになって、ルーカスはまた一歩結婚に近付いてきたと感じていた。
夜の営みも相性がいいのか、ルーカスはエルネストに溺れるほど感じてしまう。エルネストもルーカスを受け入れて快感を覚えているようだった。
「お待たせ、今日も手抜きだけど」
「作ってくれるだけでありがたいよ。いつも美味しいし」
「そう言ってもらえると嬉しいよ」
エルネストの作ってくれた夕食を食べて、バスルームに入る。最近は一緒にシャワーを浴びるようになった。一緒にシャワーを浴びるにはバスルームは狭いのだが、エルネストと離れたくない思いが先に立つ。エルネストも窮屈そうだが嫌そうにはしていない。
「エルネスト、本性に戻ってもいいぞ」
「え!?」
「本性に戻って寝たいんだろう?」
我慢させておくのは不本意なのでエルネストに言えば、エルネストは遠慮しながらも狼の姿になってベッドに上がってきた。
ものすごく大きい。
ベッドを占領されるくらいの大きさがある狼にどうやって寝ようかと考えていると、エルネストが提案してくる。
「ルーカスも本性に戻ったらいいよ」
「えぇ!?」
「僕が足元に丸くなるから、ルーカスは頭の方に丸くなればいい」
提案されて、ルーカスもチーターの姿になってベッドに上がって丸くなる。本性でいるときの方が実のところリラックスはできるのだが、ルーカスは小さいころから本性を見せるのはよくないと教育されてきたので最初は落ち着かなかった。
「僕がこの姿で寝てると、兄さんたちがベッドを覗き込んでくるんだ」
「ボドワン義兄さんとドナシアン義兄さんが?」
「そうだよ。それで、僕が寝たふりをしていると、『うちの弟は世界一可愛い』『うちの弟が尊い』って言って来るんだよ」
「気持ちは分かる」
「えぇ!? 分かるの!?」
「俺もエルネストの寝顔を見ながら、なんて美しいんだと拝んでる時がある」
「嘘!? やめてよね!?」
「美しいんだから仕方がないだろう!」
初めて会ったときからなんてきれいな男性なのだろうとルーカスは思っていた。それが無防備に目を閉じて眠っている姿など、拝むしかない。
「多分、俺はエルネストが初めて狼の姿になったときに惚れたんだ。こんなに美しい生き物はいないと思って」
「僕もルーカスがチーターになったときに、とても美しいと思った」
お互いを美しいと思って惚れたのだと言い合うと、チーターの姿ではキスができないので、ルーカスは鼻先をエルネストの鼻先に合わせた。
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お互いに気持ちを言い合って、ルーカスは胸が幸せに満たされていた。
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