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九章 奏歌くんとの九年目
14.真尋さんの公演が終わって
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真尋さんの公演が終わった後に、私と奏歌くんと百合で楽屋に挨拶に行った。今日のチケットは真尋さんが用意してくれたものだったので、お礼もしたかったのだ。
お礼のために私は奏歌くんとパウンドケーキを焼いてきた。何か買ってきてもよかったのだが、その場合は私の支払いになるか、奏歌くんが払うとしてもお小遣いの範囲内になるので、奏歌くんに負担がかかってしまう。それで二人で話し合って手作りのパウンドケーキにすることにしたのだ。
楽屋に来た私と奏歌くんと百合を見て、真尋さんは茶色っぽい目を輝かせた。奏歌くんが私を見つけたときのようで、真尋さんは奏歌くんとよく似ているのだと実感させられる。
「来てくれたんですね。どうでしたか、今日の公演」
「すごく面白かった。自分たちでやるときにはどういう配役になるか考えちゃった」
「海瑠、それ、誉め言葉なの?」
最大の誉め言葉を送ったつもりなのに百合に苦笑されてしまって、私はちょっと理不尽な気分になる。
「分かる! 真尋兄さんがやった若い刑事さんが海瑠さんだよね?」
「警部は美鳥さんかな?」
「美しい人妻が百合さん!」
文句があったのは百合だけのようで、奏歌くんと真尋さんは話しをして盛り上がっている。奏歌くんも真尋さんも私と百合のファンだということが伝わって来て、私は誇らしい気持ちだった。
パウンドケーキの包みを差し出すと、真尋さんが嬉しそうに受け取ってくれる。
「奏歌くんと作ったのよ」
「海瑠さんも一緒に作ったんだよね。真尋兄さん、お母さんと食べて」
「ありがとう」
笑顔で受け取ってくれる真尋さんに、百合がバッグの中から白い封筒を取り出した。
「今日はありがとうございました。これ、お母様と真尋さんの分のクリスマスの特別公演のチケットよ」
「ありがとうございます! 母もクリスマスの特別公演には一度行ってみたいって言ってたんですけど、公演が一日だけだから全然チケットが取れなくて、毎回映画館でのライブビューイングだったんですよ」
感激して百合の手を握っている真尋さんに、百合も嫌がらずにこにこしている。ファンに握手を求められることがあるからそのときの気分なのだろう。
「お礼にまたお弁当を作りますね」
「やった! お弁当だわ。海瑠ったら、毎日奏歌くんにお弁当を作ってもらって、それを見せびらかすのよ」
「見せびらかしてるわけじゃないよ。百合ったら奏歌くんのお弁当を取ろうとするのよ」
「だって、美味しそうなんだもん」
歌うようにして喜んでいる百合に私が言えば、悪びれることなく美味しそうだから奪おうとすると言う。
「毎朝、奏歌くんが早起きして中学校に行く前に作ってくれてる大事なお弁当なの。私だって食べるのもったいなくて、写真で記録を残してるくらいなんだからね」
口に出してしまってから、私ははっとして奏歌くんの方を見た。奏歌くんが口元に手を当てて驚いた様子で私を見ている。
「僕の作ったお弁当、そんな風に思ってくれてたんだ」
「奏歌くんが毎朝早起きして作ってくれてるの、本当に嬉しいのよ。ありがとう」
「海瑠さんのためなら。今年度からは茉優ちゃんもお弁当なんだけど、毎朝やっちゃんが来て、作ってから出勤してるんだよ」
それまでは奏歌くんは早朝にやってくるやっちゃんと一緒に、私の分と美歌さんの分とやっちゃんの分のお弁当を作っていたが、今は私と美歌さんの分だけを作って、やっちゃんの分と茉優ちゃんの分はやっちゃんが作っているのだと教えてくれる。
「茉優ちゃんとやっちゃんのお弁当はお揃いなのね」
「僕も高校生になったら海瑠さんとお揃いのお弁当持っていくよ」
中学校は給食だからお弁当はいらないが、高校生になれば奏歌くんは私とお揃いのお弁当を持って高校に通う。お弁当を開く時間に奏歌くんも同じものを食べているのかと考えるのはきっと楽しいだろう。
「奏歌くんの高校入学楽しみね」
「まだ、中学二年生だけどね」
しっかりしているから奏歌くんが来年にも高校生になってしまうような気分でいるが、まだ奏歌くんは来年中学三年生で、もう一年時間がある。早く奏歌くんが大きくなってほしい気持ちと、可愛い奏歌くんの姿を留めておきたい気持ちがわき上がって、私は何とも言えない気分になっていた。
「クリスマスの特別公演、母と一緒に見に行きます。お礼に食事に誘ってもいいですか?」
「真尋さんのお母様も一緒なら別に勘繰られることもないでしょうし、いいわよ」
私と奏歌くんが話している間に、真尋さんと百合も約束をしていたが、真尋さんも律義なのだと私は思っただけだった。
クリスマスの特別公演の稽古は真尋さんの公演を見に行った後も続いている。真尋さんの公演を見に行った数日後、百合はまた重箱を抱えて踊っていた。
「私は素晴らしいものを得たー! 民衆よ、跪きなさい!」
「女王様、どうか、わたくしたちにお慈悲を!」
「寛容なお心を示してください!」
踊る百合に美鳥さんと真月さんが合わせている。重箱を高く掲げて百合が宣言する。
「私は寛容なる妖精の女王。求めるものには与えましょう」
「女王様、万歳!」
「女王様、最高!」
ダンスに私は加わらなかったけれど、美鳥さんと真月さんはやる気で加わっていた。
午前中の稽古が終わって食堂で百合が重箱を広げている。美鳥さんと真月さんも百合の近くに座って重箱が開かれるのを待っていた。開かれた重箱の中には豪華なおかずとおにぎりが入っている。
「前も疑問だったんですけど、これ、何ですかね?」
美鳥さんが奏歌くんの教えてくれたスパムを指して聞いている。
「分からないけど、美味しいからいいんじゃない?」
紙皿の上におかずとおにぎりを取り分けて食べている百合に、私は知識を披露するときだと口を開こうとしたら、百合が「あ」と声を上げてメモを読み上げていた。
「コロッケと、ポテトサラダと、唐揚げと、卵焼きと、ポーク……ポークじゃない?」
「ポーク!? これって、ポークって言うの!?」
「違うの?」
「奏歌くんはスパムって言ってたわよ」
奏歌くんの情報と違うことが書かれていて、私が驚いていると、真月さんが素早く携帯電話で調べ始めていた。
「スパムもポークも同じみたいですね。沖縄の方ではポークって言うんだそうです」
「同じものだったのね。沖縄……真尋さんのお母様の出身は沖縄なのかしら」
スパムとポークが同じもので奏歌くんの知識が間違っていたわけではないことには安心したが、真尋さんに関して疑問は湧いてきた。
篠田家も海香とお雑煮が違っていたから、出身が違うのかもしれない。
「奏歌くんの家はどこの出身なんだろう」
奏歌くんの作ったお弁当を食べながら呟くと、百合が興味津々で目を輝かせる。
「何か違うところがあったの?」
「海香のお雑煮は澄まし汁にお餅と葉っぱが入ってたんだけど、奏歌くんの家のお雑煮は澄まし汁に鰤とカツオ菜と大根が入っていて、ちょっと違ったのよね」
他にも入っていたものがあったような気がするが、私の記憶にはあまり残っていない。特に海香の方のお雑煮はお正月にも見たのに記憶がおぼろげだった。
「鰤雑煮は九州じゃなかったかしら」
「九州なんだ……」
「海香さんのは関西風じゃない?」
海香のお雑煮は関西風で、奏歌くんのお雑煮は九州のものだと知ることができた。
「真尋さんのお雑煮はどんなのかなぁ」
「どうなんだろうね」
お正月に真尋さんのお雑煮を食べに行くことは私はないだろうが、百合は興味津々だった。
百合が食欲を理由に真尋さんの家にお雑煮を食べに行くようなことが起きないだろうか。私たちはただでさえ男性と親しくなると友達でも騒がれてしまう。
百合と真尋さんのスキャンダルが雑誌を騒がせたりすることがないように私は祈りつつ、もしそんなことがあっても百合ならば大丈夫だろうとも思っていた。
お礼のために私は奏歌くんとパウンドケーキを焼いてきた。何か買ってきてもよかったのだが、その場合は私の支払いになるか、奏歌くんが払うとしてもお小遣いの範囲内になるので、奏歌くんに負担がかかってしまう。それで二人で話し合って手作りのパウンドケーキにすることにしたのだ。
楽屋に来た私と奏歌くんと百合を見て、真尋さんは茶色っぽい目を輝かせた。奏歌くんが私を見つけたときのようで、真尋さんは奏歌くんとよく似ているのだと実感させられる。
「来てくれたんですね。どうでしたか、今日の公演」
「すごく面白かった。自分たちでやるときにはどういう配役になるか考えちゃった」
「海瑠、それ、誉め言葉なの?」
最大の誉め言葉を送ったつもりなのに百合に苦笑されてしまって、私はちょっと理不尽な気分になる。
「分かる! 真尋兄さんがやった若い刑事さんが海瑠さんだよね?」
「警部は美鳥さんかな?」
「美しい人妻が百合さん!」
文句があったのは百合だけのようで、奏歌くんと真尋さんは話しをして盛り上がっている。奏歌くんも真尋さんも私と百合のファンだということが伝わって来て、私は誇らしい気持ちだった。
パウンドケーキの包みを差し出すと、真尋さんが嬉しそうに受け取ってくれる。
「奏歌くんと作ったのよ」
「海瑠さんも一緒に作ったんだよね。真尋兄さん、お母さんと食べて」
「ありがとう」
笑顔で受け取ってくれる真尋さんに、百合がバッグの中から白い封筒を取り出した。
「今日はありがとうございました。これ、お母様と真尋さんの分のクリスマスの特別公演のチケットよ」
「ありがとうございます! 母もクリスマスの特別公演には一度行ってみたいって言ってたんですけど、公演が一日だけだから全然チケットが取れなくて、毎回映画館でのライブビューイングだったんですよ」
感激して百合の手を握っている真尋さんに、百合も嫌がらずにこにこしている。ファンに握手を求められることがあるからそのときの気分なのだろう。
「お礼にまたお弁当を作りますね」
「やった! お弁当だわ。海瑠ったら、毎日奏歌くんにお弁当を作ってもらって、それを見せびらかすのよ」
「見せびらかしてるわけじゃないよ。百合ったら奏歌くんのお弁当を取ろうとするのよ」
「だって、美味しそうなんだもん」
歌うようにして喜んでいる百合に私が言えば、悪びれることなく美味しそうだから奪おうとすると言う。
「毎朝、奏歌くんが早起きして中学校に行く前に作ってくれてる大事なお弁当なの。私だって食べるのもったいなくて、写真で記録を残してるくらいなんだからね」
口に出してしまってから、私ははっとして奏歌くんの方を見た。奏歌くんが口元に手を当てて驚いた様子で私を見ている。
「僕の作ったお弁当、そんな風に思ってくれてたんだ」
「奏歌くんが毎朝早起きして作ってくれてるの、本当に嬉しいのよ。ありがとう」
「海瑠さんのためなら。今年度からは茉優ちゃんもお弁当なんだけど、毎朝やっちゃんが来て、作ってから出勤してるんだよ」
それまでは奏歌くんは早朝にやってくるやっちゃんと一緒に、私の分と美歌さんの分とやっちゃんの分のお弁当を作っていたが、今は私と美歌さんの分だけを作って、やっちゃんの分と茉優ちゃんの分はやっちゃんが作っているのだと教えてくれる。
「茉優ちゃんとやっちゃんのお弁当はお揃いなのね」
「僕も高校生になったら海瑠さんとお揃いのお弁当持っていくよ」
中学校は給食だからお弁当はいらないが、高校生になれば奏歌くんは私とお揃いのお弁当を持って高校に通う。お弁当を開く時間に奏歌くんも同じものを食べているのかと考えるのはきっと楽しいだろう。
「奏歌くんの高校入学楽しみね」
「まだ、中学二年生だけどね」
しっかりしているから奏歌くんが来年にも高校生になってしまうような気分でいるが、まだ奏歌くんは来年中学三年生で、もう一年時間がある。早く奏歌くんが大きくなってほしい気持ちと、可愛い奏歌くんの姿を留めておきたい気持ちがわき上がって、私は何とも言えない気分になっていた。
「クリスマスの特別公演、母と一緒に見に行きます。お礼に食事に誘ってもいいですか?」
「真尋さんのお母様も一緒なら別に勘繰られることもないでしょうし、いいわよ」
私と奏歌くんが話している間に、真尋さんと百合も約束をしていたが、真尋さんも律義なのだと私は思っただけだった。
クリスマスの特別公演の稽古は真尋さんの公演を見に行った後も続いている。真尋さんの公演を見に行った数日後、百合はまた重箱を抱えて踊っていた。
「私は素晴らしいものを得たー! 民衆よ、跪きなさい!」
「女王様、どうか、わたくしたちにお慈悲を!」
「寛容なお心を示してください!」
踊る百合に美鳥さんと真月さんが合わせている。重箱を高く掲げて百合が宣言する。
「私は寛容なる妖精の女王。求めるものには与えましょう」
「女王様、万歳!」
「女王様、最高!」
ダンスに私は加わらなかったけれど、美鳥さんと真月さんはやる気で加わっていた。
午前中の稽古が終わって食堂で百合が重箱を広げている。美鳥さんと真月さんも百合の近くに座って重箱が開かれるのを待っていた。開かれた重箱の中には豪華なおかずとおにぎりが入っている。
「前も疑問だったんですけど、これ、何ですかね?」
美鳥さんが奏歌くんの教えてくれたスパムを指して聞いている。
「分からないけど、美味しいからいいんじゃない?」
紙皿の上におかずとおにぎりを取り分けて食べている百合に、私は知識を披露するときだと口を開こうとしたら、百合が「あ」と声を上げてメモを読み上げていた。
「コロッケと、ポテトサラダと、唐揚げと、卵焼きと、ポーク……ポークじゃない?」
「ポーク!? これって、ポークって言うの!?」
「違うの?」
「奏歌くんはスパムって言ってたわよ」
奏歌くんの情報と違うことが書かれていて、私が驚いていると、真月さんが素早く携帯電話で調べ始めていた。
「スパムもポークも同じみたいですね。沖縄の方ではポークって言うんだそうです」
「同じものだったのね。沖縄……真尋さんのお母様の出身は沖縄なのかしら」
スパムとポークが同じもので奏歌くんの知識が間違っていたわけではないことには安心したが、真尋さんに関して疑問は湧いてきた。
篠田家も海香とお雑煮が違っていたから、出身が違うのかもしれない。
「奏歌くんの家はどこの出身なんだろう」
奏歌くんの作ったお弁当を食べながら呟くと、百合が興味津々で目を輝かせる。
「何か違うところがあったの?」
「海香のお雑煮は澄まし汁にお餅と葉っぱが入ってたんだけど、奏歌くんの家のお雑煮は澄まし汁に鰤とカツオ菜と大根が入っていて、ちょっと違ったのよね」
他にも入っていたものがあったような気がするが、私の記憶にはあまり残っていない。特に海香の方のお雑煮はお正月にも見たのに記憶がおぼろげだった。
「鰤雑煮は九州じゃなかったかしら」
「九州なんだ……」
「海香さんのは関西風じゃない?」
海香のお雑煮は関西風で、奏歌くんのお雑煮は九州のものだと知ることができた。
「真尋さんのお雑煮はどんなのかなぁ」
「どうなんだろうね」
お正月に真尋さんのお雑煮を食べに行くことは私はないだろうが、百合は興味津々だった。
百合が食欲を理由に真尋さんの家にお雑煮を食べに行くようなことが起きないだろうか。私たちはただでさえ男性と親しくなると友達でも騒がれてしまう。
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