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1.ヒート事故
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人身売買の闇オークションが開かれる。
その情報をサイモンが掴んだとき、闇オークションまでの日にちはあと少ししかなかった。
サイモンの属する警察チームは闇オークションに乗り込むことになった。
売られるのはオメガだという噂なので、人選は非常に神経を使った。
この世界には男女という二つの性の他に、アルファ、ベータ、オメガという性が存在する。
アルファは男女問わず女性かオメガを妊娠させることができて、頭脳明晰、ヒエラルキーの頂点に立つための優れた性と言われている。
ベータはごく平凡なありふれた人間。
オメガは男女問わずヒートと呼ばれる発情期があり、ヒートの期間は妊娠することができる。オメガはヒートがあるせいで日常生活がしにくく、アルファと番うと優秀な子どもを産むということで珍重されているが、社会的にまだまだ保証が行き届いていない。
アルファがこの世界の人口の一割程度、ベータが八割以上、オメガは一割以下という確率でしか生まれてこないので、オメガは非常に珍重されていた。
そのせいで闇オークションなどが開かれるのだ。
警察の情報部であるサイモンは闇オークションに同行しないことになっていたが、当日になってチームの仲間のジルベルトが体調を崩したので、潜入組に加えられてしまった。
サイモンはアルファである。
数日前から慎重に強い抑制剤を服用して、絶対にオメガに反応しない状態にして、更に強い緊急用の小型注射器の抑制剤も準備して臨んだ闇オークション。
ごく普通のオークションと変わらない美術品や骨董品が売られていく中、あまり歴史的価値のなさそうな肖像画がオークションにかけられたときに、前の方の席に座っていた男性が不自然に立ち上がった。
競りに参加する場合には立ち上がらなければいけないのだが、サイモンが特殊な双眼鏡で確認すると、顔はあまりよく見えないが男性は肖像画とそっくりの顔をしているのが分かる。
競りは値段がつり上がっていく。
これまでの美術品や骨董品が嘘だったかのような値段に、サイモンのチームは動き始めた。
「レミ、前方の男性を確保。イポリート、外で待機している警察官に突入を。おれは舞台裏に駆け込む」
指示を出してサイモンが壇上まで一気に駆け下りると、レミに確保されている男性の横を通ったときにむせ返るほどの甘い香りを感じた。
相当強い抑制剤を飲んでいるのでオメガのフェロモンは感じないはずである。
それなのに反応してしまったサイモンはポケットから筒状の緊急抑制剤を取り出して太ももに押し付けた。
筒からは針が出て緊急抑制剤が注入されるようになっている。
アルファの発情期であるラット状態になってはいけない。
必死に耐えて壇上に上がると、主催者を捕まえるべくサイモンは走った。
どうしてもフェロモンの香りが頭から消えずに、頭の芯が痺れそうになるが、耐える。
抑制剤を飲んでいないときにヒート事故を起こそうとヒートになったオメガに近寄られたことがあったが、あのときは緊急抑制剤でなんとかなった。今回も緊急抑制剤を使えばなんとかなると思っていた。
周辺で待機していた警察官が突入してきて、オークション会場は大騒ぎになる。
客も捕らえつつ、オークションの主催者も捕らえていくサイモンたち警察官に、会場は大混乱に陥ったが、サイモンはなんとか逃げ出そうとしているオークションの主催者を捕らえることができた。
「警察だ、抵抗すると撃つ! 両手を頭に置いて、跪け!」
檻の中に男女のオメガが入れられた舞台裏で、オークション主催者の女性を追い詰めたところで、女性がオメガの檻の鍵を開けてサイモンに襲い掛からせようとする。ヒート状態になっているオメガたちはアルファのサイモンを見ると理性をなくして飛び掛かってくる。
軽々とオメガたちを押さえ付け、昏倒させていくサイモンだが、このオメガたちは例外なくヒートになっているのに、壇上近くにいたオメガの男性のようにフェロモンの香りは全く感じられなかった。
強い抑制剤を服用している挙句、緊急抑制剤まで打ったのだから当然だが、なぜあのオメガの男性の香りだけはまだ体に染みついているかのように頭に残っているのか分からない。
分からないままでも、サイモンは駆け付けた警察官に襲い掛かってきたオメガを預け、オークション主催者の女性を捕らえた。
黒幕はまだどこか別の場所にいるのかもしれない。
今捕らえられるのは彼女までだと判断して、サイモンはオークション会場の片付けにかかる警察官を残して、先に警察署に帰らせてもらうことにした。
警察官の資格も持っているが、サイモンは基本的に情報部の人間なのだ。オメガで女性のジルベルトがヒートになって休暇を取ったので人数合わせで参加したが、普段は後方支援を担当している。
事件が解決に向かっているのならば、情報面からチームを支えたかった。
何より、あの強い甘い香りが残るこの会場から少しでも早く逃げ出したかったのだ。
しかし、先に帰ったことでサイモンは後悔することになる。
あのオメガも酷いヒート状態だったようで、先に警察署に送られていたのだ。
アルファらしい長身で鍛え上げられた体付きのサイモンよりも更に長身のオメガが警察署に保護されていて、医務室で治療を受けているとサイモンは知らなかった。
医務室の前を通ったとき、あのむせ返るような甘い香りに包まれて、サイモンは理性を失った。
強い抑制剤を服用している上に、緊急抑制剤も使っているので、舞台裏で襲い掛かってきた他のオメガのフェロモンは全く感じなかったのに、あの男性のオメガのフェロモンだけがサイモンの本能を強く揺さぶる。
サイモンは医務室のドアを開けて、中に入っていた。
医務室には在中の医者がいるはずなのだが、今は席を外しているようだった。
ベッドには短い銀髪に菫色の目の男性のオメガが座っている。頬が紅潮し、吐息が荒いのは発情しているからに違いない。
サイモンは男性のオメガの体をベッドに押し倒した。
理性など完全にはじけ飛んでいる。
引きちぎらん勢いで男性のオメガの三つ揃いのスーツを脱がして、性急に体を繋げ、首に巻かれているそれなりに頑丈なチョーカーを噛みちぎって、そのままうなじに歯を立てた。
ヒート中に性交をして、うなじに歯を立てると、アルファとオメガは番になる。
番というのはお互いのフェロモンしか感じられなくなって、オメガにとっては一生に一度、アルファは番を解消することができるので一生に一度ではないが、特別な関係になる。
男性のオメガは抵抗しなかった。
ヒート中のオメガは快感に弱く、アルファに襲い掛かられたら全く抵抗できないのだ。
一度では足りなくて、何度もうなじに噛み付いて、滲んだ血を舐めて行為を続けるサイモンに、戻ってきた医者が叫び声を上げているのが聞こえた気がした。
サイモンは男性のオメガから引き離されて、何人もの警察官に押さえ付けられても暴れていたようだが、麻酔薬を打たれて昏倒した。
男性のオメガはあられもない姿でベッドに横たわり、それを呆然と見ていたようだった。
気が付いたときには、サイモンは仮眠室のベッドの上に寝かされていて、体は拘束されていた。
自分でも何をしたかほとんど覚えていない。
ただ、覚えているのはむせ返るような甘い香りと、フェロモンの混じった血の味だけだった。
サイモンが目覚めたことに気付いた同僚のレミとイポリートが仮眠室に駆け込んでくる。
「何をしたか覚えているか?」
「すまない、あまり覚えていない」
「相手のオメガはお前に会いたがっている。どうする?」
血の味を覚えているのだから、恐らくは番にしてしまったのだろうと思ったが、番になったオメガは番のアルファ以外にヒートを治めてもらうことができなくなるので、ヒートがまだ続いているのならばどれだけ強要された嫌な行為だったとしても、サイモンを求めなければならないのだろう。
「会う……けど、おれを拘束したままで、同席してくれるか?」
二人きりで会うのはまずいし、これ以上サイモンはあの男性オメガに無理を強いたくなかった。
アルファでも壊せない手錠で厳重に拘束されて、取調室のテーブルに手錠を固定して動けないようにして、サイモンはレミの同席のもとであの男性のオメガに会うことになった。
その情報をサイモンが掴んだとき、闇オークションまでの日にちはあと少ししかなかった。
サイモンの属する警察チームは闇オークションに乗り込むことになった。
売られるのはオメガだという噂なので、人選は非常に神経を使った。
この世界には男女という二つの性の他に、アルファ、ベータ、オメガという性が存在する。
アルファは男女問わず女性かオメガを妊娠させることができて、頭脳明晰、ヒエラルキーの頂点に立つための優れた性と言われている。
ベータはごく平凡なありふれた人間。
オメガは男女問わずヒートと呼ばれる発情期があり、ヒートの期間は妊娠することができる。オメガはヒートがあるせいで日常生活がしにくく、アルファと番うと優秀な子どもを産むということで珍重されているが、社会的にまだまだ保証が行き届いていない。
アルファがこの世界の人口の一割程度、ベータが八割以上、オメガは一割以下という確率でしか生まれてこないので、オメガは非常に珍重されていた。
そのせいで闇オークションなどが開かれるのだ。
警察の情報部であるサイモンは闇オークションに同行しないことになっていたが、当日になってチームの仲間のジルベルトが体調を崩したので、潜入組に加えられてしまった。
サイモンはアルファである。
数日前から慎重に強い抑制剤を服用して、絶対にオメガに反応しない状態にして、更に強い緊急用の小型注射器の抑制剤も準備して臨んだ闇オークション。
ごく普通のオークションと変わらない美術品や骨董品が売られていく中、あまり歴史的価値のなさそうな肖像画がオークションにかけられたときに、前の方の席に座っていた男性が不自然に立ち上がった。
競りに参加する場合には立ち上がらなければいけないのだが、サイモンが特殊な双眼鏡で確認すると、顔はあまりよく見えないが男性は肖像画とそっくりの顔をしているのが分かる。
競りは値段がつり上がっていく。
これまでの美術品や骨董品が嘘だったかのような値段に、サイモンのチームは動き始めた。
「レミ、前方の男性を確保。イポリート、外で待機している警察官に突入を。おれは舞台裏に駆け込む」
指示を出してサイモンが壇上まで一気に駆け下りると、レミに確保されている男性の横を通ったときにむせ返るほどの甘い香りを感じた。
相当強い抑制剤を飲んでいるのでオメガのフェロモンは感じないはずである。
それなのに反応してしまったサイモンはポケットから筒状の緊急抑制剤を取り出して太ももに押し付けた。
筒からは針が出て緊急抑制剤が注入されるようになっている。
アルファの発情期であるラット状態になってはいけない。
必死に耐えて壇上に上がると、主催者を捕まえるべくサイモンは走った。
どうしてもフェロモンの香りが頭から消えずに、頭の芯が痺れそうになるが、耐える。
抑制剤を飲んでいないときにヒート事故を起こそうとヒートになったオメガに近寄られたことがあったが、あのときは緊急抑制剤でなんとかなった。今回も緊急抑制剤を使えばなんとかなると思っていた。
周辺で待機していた警察官が突入してきて、オークション会場は大騒ぎになる。
客も捕らえつつ、オークションの主催者も捕らえていくサイモンたち警察官に、会場は大混乱に陥ったが、サイモンはなんとか逃げ出そうとしているオークションの主催者を捕らえることができた。
「警察だ、抵抗すると撃つ! 両手を頭に置いて、跪け!」
檻の中に男女のオメガが入れられた舞台裏で、オークション主催者の女性を追い詰めたところで、女性がオメガの檻の鍵を開けてサイモンに襲い掛からせようとする。ヒート状態になっているオメガたちはアルファのサイモンを見ると理性をなくして飛び掛かってくる。
軽々とオメガたちを押さえ付け、昏倒させていくサイモンだが、このオメガたちは例外なくヒートになっているのに、壇上近くにいたオメガの男性のようにフェロモンの香りは全く感じられなかった。
強い抑制剤を服用している挙句、緊急抑制剤まで打ったのだから当然だが、なぜあのオメガの男性の香りだけはまだ体に染みついているかのように頭に残っているのか分からない。
分からないままでも、サイモンは駆け付けた警察官に襲い掛かってきたオメガを預け、オークション主催者の女性を捕らえた。
黒幕はまだどこか別の場所にいるのかもしれない。
今捕らえられるのは彼女までだと判断して、サイモンはオークション会場の片付けにかかる警察官を残して、先に警察署に帰らせてもらうことにした。
警察官の資格も持っているが、サイモンは基本的に情報部の人間なのだ。オメガで女性のジルベルトがヒートになって休暇を取ったので人数合わせで参加したが、普段は後方支援を担当している。
事件が解決に向かっているのならば、情報面からチームを支えたかった。
何より、あの強い甘い香りが残るこの会場から少しでも早く逃げ出したかったのだ。
しかし、先に帰ったことでサイモンは後悔することになる。
あのオメガも酷いヒート状態だったようで、先に警察署に送られていたのだ。
アルファらしい長身で鍛え上げられた体付きのサイモンよりも更に長身のオメガが警察署に保護されていて、医務室で治療を受けているとサイモンは知らなかった。
医務室の前を通ったとき、あのむせ返るような甘い香りに包まれて、サイモンは理性を失った。
強い抑制剤を服用している上に、緊急抑制剤も使っているので、舞台裏で襲い掛かってきた他のオメガのフェロモンは全く感じなかったのに、あの男性のオメガのフェロモンだけがサイモンの本能を強く揺さぶる。
サイモンは医務室のドアを開けて、中に入っていた。
医務室には在中の医者がいるはずなのだが、今は席を外しているようだった。
ベッドには短い銀髪に菫色の目の男性のオメガが座っている。頬が紅潮し、吐息が荒いのは発情しているからに違いない。
サイモンは男性のオメガの体をベッドに押し倒した。
理性など完全にはじけ飛んでいる。
引きちぎらん勢いで男性のオメガの三つ揃いのスーツを脱がして、性急に体を繋げ、首に巻かれているそれなりに頑丈なチョーカーを噛みちぎって、そのままうなじに歯を立てた。
ヒート中に性交をして、うなじに歯を立てると、アルファとオメガは番になる。
番というのはお互いのフェロモンしか感じられなくなって、オメガにとっては一生に一度、アルファは番を解消することができるので一生に一度ではないが、特別な関係になる。
男性のオメガは抵抗しなかった。
ヒート中のオメガは快感に弱く、アルファに襲い掛かられたら全く抵抗できないのだ。
一度では足りなくて、何度もうなじに噛み付いて、滲んだ血を舐めて行為を続けるサイモンに、戻ってきた医者が叫び声を上げているのが聞こえた気がした。
サイモンは男性のオメガから引き離されて、何人もの警察官に押さえ付けられても暴れていたようだが、麻酔薬を打たれて昏倒した。
男性のオメガはあられもない姿でベッドに横たわり、それを呆然と見ていたようだった。
気が付いたときには、サイモンは仮眠室のベッドの上に寝かされていて、体は拘束されていた。
自分でも何をしたかほとんど覚えていない。
ただ、覚えているのはむせ返るような甘い香りと、フェロモンの混じった血の味だけだった。
サイモンが目覚めたことに気付いた同僚のレミとイポリートが仮眠室に駆け込んでくる。
「何をしたか覚えているか?」
「すまない、あまり覚えていない」
「相手のオメガはお前に会いたがっている。どうする?」
血の味を覚えているのだから、恐らくは番にしてしまったのだろうと思ったが、番になったオメガは番のアルファ以外にヒートを治めてもらうことができなくなるので、ヒートがまだ続いているのならばどれだけ強要された嫌な行為だったとしても、サイモンを求めなければならないのだろう。
「会う……けど、おれを拘束したままで、同席してくれるか?」
二人きりで会うのはまずいし、これ以上サイモンはあの男性オメガに無理を強いたくなかった。
アルファでも壊せない手錠で厳重に拘束されて、取調室のテーブルに手錠を固定して動けないようにして、サイモンはレミの同席のもとであの男性のオメガに会うことになった。
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