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30.そして家族になりました
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骨盤が開くタイプの男性オメガだという診断は出ていたので、ティエリーは産み月のふた月前まで仕事に通い、それから産休を取った。
男性オメガの妊娠期間は女性よりも若干短い。
九月の始めにティエリーは陣痛を感じて病院に行った。
そこから安産で可愛い黒髪の男の子を産んだ。
目の色はティエリーに似た菫色だった。
男の子の名前は、いくつか考えていたが、ティエリーは最終的にはサイモンに選んでほしかった。
「サイモン、名前をお願いします」
「おれでいいの?」
「候補までは一緒に考えたじゃないですか。いいのでお願いします」
サイモンに頼むと、サイモンが名前を付けてくれた。
「ルカ。君はルカだよ」
漢字も二人で決めたものがある。
「瑠歌」という漢字をサイモンと二人で選んで決めた。
「男の子だったか。ティエリー、頑張ってくれてありがとう」
「無事に産めてほっとしています。ルカ、お母さんですよ」
産着を着せられてお包みに包まれたルカを抱き締めると、もぞもぞと動いて力なく泣き出す。
お乳が欲しいのかと胸を寛げて乳首を含ませると一生懸命吸っていた。
ティエリーは母乳の出る男性オメガだったようだ。母乳を飲んでお腹がいっぱいになるとルカは健やかに眠った。
ルカの体重も三千グラムに近かったし、ティエリーも安産だったので、三日間だけ入院してすぐに退院した。ベビードレスを着せてサイモンの運転する車の後部座席のベビーシートに乗せたルカはしばらくは嫌がって泣いていたが、マンションに帰るまでに眠ってしまった。
「ルカがもう少し大きくなったら、広い部屋に引っ越そうか」
「この部屋から離れるのは寂しいです」
「でも、子ども部屋がないよ。それに、まだ子どもは増えるかもしれないし」
サイモンも二十九歳、ティエリーも二十六歳なので、まだ子どもが増える可能性はある。
出産から一年くらいはヒートも起きないようだし、行為も控えるように言われている。ヒートが起こるようになっても、出産から次の妊娠まで一年半は間を空けるように医者から言われていた。
できればもっと早くに妊娠したいし、子どもはたくさんほしいのだが、無理やり妊娠させることもDVになるし、母体のためにはよくないとサイモンも言っているので、ティエリーも大人しく医者に従うことにした。
「次は女の子が欲しいですね」
「気が早いよ。ルカがどう育つかも分からないし」
「サイモン、子どもは何人ほしいですか?」
「おれは、ティエリーに無理はしてほしくない」
「わたしは、二人以上は欲しいんです。サイモンとレイモンの兄弟に憧れます」
子どもの数も授かりものなので口には出さないサイモンに、ティエリーの方が夢を語ってしまう。
まずはルカの子育てを考えなければいけなかったが、一人目が生まれるとあまりの可愛さに二人目も欲しくなってしまうのは仕方がないだろう。
車から眠ったまま連れて来て、部屋に用意しておいたベビーベッドにルカを寝かせると、そのまま眠っているので、その間にサイモンに料理をしてもらって、ティエリーはシャワーを浴びる。
大急ぎでシャワーから出て来ると、ルカが泣いているので、オムツを見て、取り換え、母乳を飲ませる。
新生児は一度にたくさん飲めないので、一時間から二時間ごとに授乳をしなければいけないが、サイモンは母乳をあげることはできない。ティエリーだけの仕事だと思うとルカが可愛くてたまらなく感じる。
「ティエリーは授乳とルカの世話以外のことは何もしなくていいから。ルカの世話もおれができることは何でもする。料理も、掃除も、洗濯も、全部おれがやるし、買い物には一緒に行こう」
「わたしもできることはします」
「おれは今育児休暇中なの。ルカとティエリーのことをするために休んでいるんだよ。ティエリーは体を休めて、眠れるときに眠って」
ルカが四か月になったら保育園に預ける手続きもしているが、ティエリーはこの小さな息子が可愛くて離れるのが寂しくなりそうだった。
夜中も容赦なくルカはオムツが汚れて起き、お腹を空かせて起き、ティエリーを寝かせてくれなかったが、オムツだけのときにはサイモンが替えてくれたし、授乳のときにもサイモンは絶対に起きてティエリーを気遣ってくれた。
やっとルカが眠ったと思ったら、サイモンが紅茶をカップに入れて渡してくれる。サイモンの入れてくれる紅茶がティエリーは一番好きなので、ありがたくそれを飲んで温まってベッドに入った。
その後すぐに起こされても、授乳以外のときにはサイモンが抱っこしてくれるし、寝かしつけもしてくれる。
サイモンはルカをお風呂に入れるのも上手だった。
「どこでこういうスキルを習ったんですか?」
「本で読んだのとイメージトレーニング?」
「わたしも上手になりたいです」
「風呂は毎日入れるんだし、お尻が汚れたら洗うし、そんなに神経質になりすぎないことも重要じゃないかな。洗い忘れがあっても、明日洗えばいいくらいの気持ちでいると楽だよ」
新米の父親なのに落ち着いているサイモンはやはり頼りがいがあるとティエリーは惚れ直していた。
ルカを産んで一年後にヒートが再開して、ティエリーはサイモンに抱いてもらったが、サイモンは避妊具をしっかりと付けていた。ヒートの期間中はルカはサイモンの両親のところに預けていたが、祖父母が大好きでご機嫌で過ごしていたようだ。
保育園にもすっかり慣れて、可愛さを振り撒いている様子である。ルカが四か月のときからミルクに切り替えていたので、母乳はそのころに出なくなっていた。
「サイモン、二人目、欲しいです」
「まだ早い」
「これ、いらなくないです?」
「ティエリー、ダメだよ」
避妊具を外させようとしても、サイモンは絶対にそれを外して抱いてくれなかった。
ティエリーのヒートの周期は二か月ごとなので、ルカを産んで一年半後に来たヒートで、ティエリーはサイモンに縋ってお願いして、避妊具を外して抱いてもらった。
その一か月後には妊娠が発覚して、サイモンは複雑そうな顔をしていた。
「一年半って言われたから、きっちり一年半で妊娠しなくてもいいと思うんだけど」
「わたしが欲しかったんです!」
ティエリーも二十八歳になっているし、いつまで子どもが産めるか分からない。
真剣にそう言えば、サイモンが苦笑する。
「ティエリーはまだ若いよ」
「わたしはもう売れ残りのオメガなんて自分のことを思っていませんけど、後産めるだけ何人でも産みたいんです」
次の出産からも一年半空けないといけないとなると、ティエリーは三十歳を超えることになる。
「このご時世、三十歳を超えても出産するひとは普通だし、四十代でも出産するひとはいるよ」
「サイモンは四十代のわたしでも抱けますか?」
「もちろん」
即答されたので、ティエリーは少しだけ安心する。
男性のオメガは三十歳を超えると妊娠率が下がってくると本には書いてあったが、今後本当にどれだけティエリーが子どもを産めるかは分からない。
とりあえず、二人目は女の子を。
そう願っていたら、生まれてきた子どもが女の子で、ティエリーは泣くほど喜んだ。
「サイモン、名前を決めてください」
「今度もおれでいいの?」
「サイモンに決めてほしいんです」
候補は二人で考えたし、最終的にはティエリーは名前はサイモンに決めてほしかった。
悩んだ後で、サイモンは銀髪の女の子を抱っこして告げた。
「アンナ。この子の名前はアンナ」
「アンナですね。初めまして、アンナ。お母さんですよ」
アンナにも漢字を考えてあった。「杏南」という漢字は、サイモンに方角の「西」が入っているので、「南」を入れようと選んだものだった。
こうして、サイモンとティエリーは家族になった。
男性オメガの妊娠期間は女性よりも若干短い。
九月の始めにティエリーは陣痛を感じて病院に行った。
そこから安産で可愛い黒髪の男の子を産んだ。
目の色はティエリーに似た菫色だった。
男の子の名前は、いくつか考えていたが、ティエリーは最終的にはサイモンに選んでほしかった。
「サイモン、名前をお願いします」
「おれでいいの?」
「候補までは一緒に考えたじゃないですか。いいのでお願いします」
サイモンに頼むと、サイモンが名前を付けてくれた。
「ルカ。君はルカだよ」
漢字も二人で決めたものがある。
「瑠歌」という漢字をサイモンと二人で選んで決めた。
「男の子だったか。ティエリー、頑張ってくれてありがとう」
「無事に産めてほっとしています。ルカ、お母さんですよ」
産着を着せられてお包みに包まれたルカを抱き締めると、もぞもぞと動いて力なく泣き出す。
お乳が欲しいのかと胸を寛げて乳首を含ませると一生懸命吸っていた。
ティエリーは母乳の出る男性オメガだったようだ。母乳を飲んでお腹がいっぱいになるとルカは健やかに眠った。
ルカの体重も三千グラムに近かったし、ティエリーも安産だったので、三日間だけ入院してすぐに退院した。ベビードレスを着せてサイモンの運転する車の後部座席のベビーシートに乗せたルカはしばらくは嫌がって泣いていたが、マンションに帰るまでに眠ってしまった。
「ルカがもう少し大きくなったら、広い部屋に引っ越そうか」
「この部屋から離れるのは寂しいです」
「でも、子ども部屋がないよ。それに、まだ子どもは増えるかもしれないし」
サイモンも二十九歳、ティエリーも二十六歳なので、まだ子どもが増える可能性はある。
出産から一年くらいはヒートも起きないようだし、行為も控えるように言われている。ヒートが起こるようになっても、出産から次の妊娠まで一年半は間を空けるように医者から言われていた。
できればもっと早くに妊娠したいし、子どもはたくさんほしいのだが、無理やり妊娠させることもDVになるし、母体のためにはよくないとサイモンも言っているので、ティエリーも大人しく医者に従うことにした。
「次は女の子が欲しいですね」
「気が早いよ。ルカがどう育つかも分からないし」
「サイモン、子どもは何人ほしいですか?」
「おれは、ティエリーに無理はしてほしくない」
「わたしは、二人以上は欲しいんです。サイモンとレイモンの兄弟に憧れます」
子どもの数も授かりものなので口には出さないサイモンに、ティエリーの方が夢を語ってしまう。
まずはルカの子育てを考えなければいけなかったが、一人目が生まれるとあまりの可愛さに二人目も欲しくなってしまうのは仕方がないだろう。
車から眠ったまま連れて来て、部屋に用意しておいたベビーベッドにルカを寝かせると、そのまま眠っているので、その間にサイモンに料理をしてもらって、ティエリーはシャワーを浴びる。
大急ぎでシャワーから出て来ると、ルカが泣いているので、オムツを見て、取り換え、母乳を飲ませる。
新生児は一度にたくさん飲めないので、一時間から二時間ごとに授乳をしなければいけないが、サイモンは母乳をあげることはできない。ティエリーだけの仕事だと思うとルカが可愛くてたまらなく感じる。
「ティエリーは授乳とルカの世話以外のことは何もしなくていいから。ルカの世話もおれができることは何でもする。料理も、掃除も、洗濯も、全部おれがやるし、買い物には一緒に行こう」
「わたしもできることはします」
「おれは今育児休暇中なの。ルカとティエリーのことをするために休んでいるんだよ。ティエリーは体を休めて、眠れるときに眠って」
ルカが四か月になったら保育園に預ける手続きもしているが、ティエリーはこの小さな息子が可愛くて離れるのが寂しくなりそうだった。
夜中も容赦なくルカはオムツが汚れて起き、お腹を空かせて起き、ティエリーを寝かせてくれなかったが、オムツだけのときにはサイモンが替えてくれたし、授乳のときにもサイモンは絶対に起きてティエリーを気遣ってくれた。
やっとルカが眠ったと思ったら、サイモンが紅茶をカップに入れて渡してくれる。サイモンの入れてくれる紅茶がティエリーは一番好きなので、ありがたくそれを飲んで温まってベッドに入った。
その後すぐに起こされても、授乳以外のときにはサイモンが抱っこしてくれるし、寝かしつけもしてくれる。
サイモンはルカをお風呂に入れるのも上手だった。
「どこでこういうスキルを習ったんですか?」
「本で読んだのとイメージトレーニング?」
「わたしも上手になりたいです」
「風呂は毎日入れるんだし、お尻が汚れたら洗うし、そんなに神経質になりすぎないことも重要じゃないかな。洗い忘れがあっても、明日洗えばいいくらいの気持ちでいると楽だよ」
新米の父親なのに落ち着いているサイモンはやはり頼りがいがあるとティエリーは惚れ直していた。
ルカを産んで一年後にヒートが再開して、ティエリーはサイモンに抱いてもらったが、サイモンは避妊具をしっかりと付けていた。ヒートの期間中はルカはサイモンの両親のところに預けていたが、祖父母が大好きでご機嫌で過ごしていたようだ。
保育園にもすっかり慣れて、可愛さを振り撒いている様子である。ルカが四か月のときからミルクに切り替えていたので、母乳はそのころに出なくなっていた。
「サイモン、二人目、欲しいです」
「まだ早い」
「これ、いらなくないです?」
「ティエリー、ダメだよ」
避妊具を外させようとしても、サイモンは絶対にそれを外して抱いてくれなかった。
ティエリーのヒートの周期は二か月ごとなので、ルカを産んで一年半後に来たヒートで、ティエリーはサイモンに縋ってお願いして、避妊具を外して抱いてもらった。
その一か月後には妊娠が発覚して、サイモンは複雑そうな顔をしていた。
「一年半って言われたから、きっちり一年半で妊娠しなくてもいいと思うんだけど」
「わたしが欲しかったんです!」
ティエリーも二十八歳になっているし、いつまで子どもが産めるか分からない。
真剣にそう言えば、サイモンが苦笑する。
「ティエリーはまだ若いよ」
「わたしはもう売れ残りのオメガなんて自分のことを思っていませんけど、後産めるだけ何人でも産みたいんです」
次の出産からも一年半空けないといけないとなると、ティエリーは三十歳を超えることになる。
「このご時世、三十歳を超えても出産するひとは普通だし、四十代でも出産するひとはいるよ」
「サイモンは四十代のわたしでも抱けますか?」
「もちろん」
即答されたので、ティエリーは少しだけ安心する。
男性のオメガは三十歳を超えると妊娠率が下がってくると本には書いてあったが、今後本当にどれだけティエリーが子どもを産めるかは分からない。
とりあえず、二人目は女の子を。
そう願っていたら、生まれてきた子どもが女の子で、ティエリーは泣くほど喜んだ。
「サイモン、名前を決めてください」
「今度もおれでいいの?」
「サイモンに決めてほしいんです」
候補は二人で考えたし、最終的にはティエリーは名前はサイモンに決めてほしかった。
悩んだ後で、サイモンは銀髪の女の子を抱っこして告げた。
「アンナ。この子の名前はアンナ」
「アンナですね。初めまして、アンナ。お母さんですよ」
アンナにも漢字を考えてあった。「杏南」という漢字は、サイモンに方角の「西」が入っているので、「南」を入れようと選んだものだった。
こうして、サイモンとティエリーは家族になった。
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いなば海羽丸様
読んでいただきありがとうございます。
オメガバース初心者なのにこの話を読んでくださってありがとうございます。
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サイモンとティエリーの関係にハラハラしていただき、最後まで読んでいただけて嬉しいです。
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読んでいただき、感想までいただけてとても嬉しいです。
本当にありがとうございました。