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二章 ノメンゼン子爵の断罪
7.王都の最後の夜
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その夜も両親は貴族たちと晩餐を共にするためにわたくしとクリスタ嬢を部屋に置いて出かけて行ってしまった。
「エリザベートとクリスタ嬢は先に寝ていていいですからね」
「明日の朝食を食べたら帰るから、デボラとマルレーンは荷物を纏めておくように」
「心得ました、旦那様」
「行ってらっしゃいませ、奥様、旦那様」
両親は出かけてしまったが、デボラとマルレーンがいてくれるのでわたくしは安心だった。ドアの前にはエクムント様が立って護衛についてくれている。
クリスタ嬢が目を輝かせてエクムント様に声をかけていた。
「おちゃかいごっこをするの。エクムントさま、おきゃくさまにきてくれない?」
「私はエリザベートお嬢様とクリスタお嬢様とは食事の席を一緒にできませんよ?」
「おちゃかいごっこなの。いいでしょう?」
クリスタ嬢はなんていいことを考えたのだろう。これならば子どもの遊びに付き合うためと言ってエクムント様が座ってお茶を飲むことができる。クリスタ嬢の顔を見るとわたくしに向かって親指を立てて白い歯を煌めかせていた。
「エクムント、クリスタ嬢の遊び相手になってやってくれませんか?」
「おねえさまもおちゃにおまねきされるのよ。いいでしょう?」
「クリスタ嬢がお茶会ごっこをしたいのならば仕方がありませんね」
仕方がないという態で参加するわたくしだったが、エクムント様が隣りのソファに座るのに胸がドキドキした。クリスタ嬢はお茶会の主催になり切って挨拶をしている。
「ほんじつは、わたくしのおちゃかいにごさんかくださり、まことにありがとうございます」
「お招きいただきありがとうございます。ディッペル家のエリザベートですわ」
「エリザベートさま、よくいらっしゃいました」
「キルヒマン家のエクムントです。お招きありがとうございます」
「いらっしゃいませ、エクムントさま。すぐにおちゃのよういをさせますね」
お茶は部屋でも自由に入れられるのでマルレーンとデボラがお茶を用意して持って来てくれる。ごっこ遊びで本当にお茶が出てきたのにエクムント様は戸惑っているようだが、お茶を進めるクリスタ嬢に従ってお茶を飲んでいる。
「おうとではハインリヒでんかとノルベルトでんかのおたんじょうびのおいわいのしきてんがおこなわれているようですね」
「わたくしは招かれませんでしたからね。そうですよね、エクムント様」
「あ、はい。私は招かれていません」
ごっこ遊びの中ならばわたくしはエクムント様を様付けで呼べる。紅茶を飲みながら、部屋に用意してあったお茶菓子を摘まんで、お茶会ごっこは盛り上がった。
エクムント様もわたくしとクリスタ嬢に話を合わせてくれる。
「クリスタお嬢様、エリザベートお嬢様、これ以上食べると夕食が入らなくなりますよ」
「お茶はこの辺で終わりにした方がいいと思いますよ」
マルレーンとデボラに言われて、わたくしとクリスタ嬢はお茶会ごっこを終わらせた。
「たのしかったわ。エクムントさま、ありがとうございました」
「いえ、美味しいお茶をこちらこそありがとうございました」
「エクムント様、また遊びましょうね」
「仕事中でなければ遊びにお付き合いいたしましょう」
薔薇園で実っているローズヒップを取っておままごとをしてもいいかもしれない。年相応の遊びをするのも、エクムント様と触れ合えると思うと嫌ではなくて、わたくしは胸を高鳴らせていた。
クリスタ嬢は虐待されて放置されていた割りには虫歯はなかった。これはわたくしは前世で聞いたことがある。虫歯菌というのは周囲の世話をする人物からうつるもので、持っていない子どももいるのだ。
恐らくクリスタ嬢は幸いなことに虫歯菌を持っていなかったのだろう。クリスタ嬢に食事を与える際に口移しにしたり、自分の唾液が混じったものを上げるようなことはなかったということでもある。
クリスタ嬢が食事介助もほとんどされていなかった証拠のような気がしてわたくしは胸が痛むのだが、虫歯がないことに関しては喜ばしいことだ。
わたくしも今のところ虫歯はない。母が気を付けてくれていて、食後の歯磨きを徹底してマルレーンにしっかりと仕上げ磨きをさせているからだ。
淑女は歯も美しくなければいけないのだ。
夕食を食べるとしっかりと歯磨きをしてわたくしとクリスタ嬢はベッドに入った。灯りの落とされた部屋でクリスタ嬢がわたくしに話しかけて来る。
「おねえさま、なにかおはなしをきかせて」
「わたくしが覚えているものでよければ」
一寸法師と親指姫という、主人公が小さな物語を二つ聞かせると、クリスタ嬢は眠ってしまったようだ。
前世で小さい頃から本が大好きで絵本を読んで暮らしていた体験が今も役に立っている。ディッペル公爵家に来たばかりの頃は夜の闇を怖がっていたクリスタ嬢が、暗い部屋でも眠れるようになっていた。
わたくしも体は六歳の子どもなので眠気が襲ってくる。
目を瞑るとわたくしはぐっすりと眠りの中に落ちて行った。
前世の自分の名前をわたくしは覚えていない。
前世の自分が自分かと言われれば、今は少し違うような気がする。
前世の自分を今世の自分が飲み込んでしまって、六歳にしては少し賢いエリザベート・ディッペルが出来上がった。前世の自分のことはガラスを隔てた向こう側のように見えているのだが遠くに感じ始めていた。
わたくしは、エリザベート・ディッペル。
こうしてわたくしは今世を生きていくのだろう。
早朝に起きると、両親は戻って来ていた。
両親は先に起きていて身支度を整えているところだった。
「お父様、お母様、おはようございます。昨日も遅かったのですか?」
「昨日はハインリヒ殿下もノルベルト殿下も先にお休みになった後で、大人だけで晩餐会が続いて、日付を超えるくらいまでかかりましたよ」
「帰ったらエリザベートもクリスタ嬢もよく眠っていた。昨日は退屈をしなかったかな?」
「エクムントがお茶会ごっこに付き合って遊んでくれました。クリスタ嬢には、わたくしが寝る前にお話を二つ聞かせました」
「エクムントが遊んでくれたのですね」
「エリザベートとクリスタ嬢が退屈せずに楽しく過ごせたのだったらよかった」
両親と話していると、隣りのベッドでクリスタ嬢が起きた。ベッドの上に上半身を起こして眠そうに目を擦っていたが、はっとして目を見開いてベッドから飛び降りる。
「おてあらいー!」
「デボラ、クリスタ嬢をお手洗いに連れて行ってあげて!」
「はい! クリスタお嬢様、行きましょう」
お手洗いに連れて行ってもらって用を足したクリスタ嬢は顔も洗ってきたようで、すっきりとした顔で戻って来た。
クリスタ嬢と入れ違いにわたくしもお手洗いに行って、顔も洗って戻ってくる。
パジャマからお気に入りのワンピースに着替えると、マルレーンが髪を結ってくれる。自分でも練習しているのだが、六歳の手は小さすぎるし、子どもの髪は細くてすべすべすぎて上手く髪が結えないのだ。
クリスタ嬢はワンピースの背中のチャックをデボラに上げてもらって、髪を三つ編みに結ってもらっていた。
「おねえさま、わたくし、かわいい?」
「とても可愛いですよ」
「おねえさまもすてき!」
お互いに褒め合ってわたくしとクリスタ嬢は朝食の席に着いた。朝食は夕食と同じくソファでとる。両親も座って一緒に朝食を食べた。
「今回の王都でのお茶会は大変でしたね、クリスタ嬢」
「泣かずに対処できてとても偉かった」
「ないたらまけだとおもったの」
「そうですわ。貴族社会ではこれからもこんなことはたくさんあります。わたくしも子爵家の娘としてキルヒマン家に養子に行くまではずっと馬鹿にされて来ました」
「子爵家の娘でも、テレーゼは国一番のフェアレディだったよ」
「そう言ってくださるあなたのような方がいたから、わたくしは強くあれたのです」
両親の仲睦まじい様子を見ていると、わたくしは心底ほっとする。政略結婚だったかもしれないが、両親はこんなにも愛し合っている。
「学園に入学したテレーゼに一目惚れして、私がキルヒマン侯爵に相談したんだ。キルヒマン侯爵の長男が私と同じ年で仲がよかったからね」
「まぁ、そうだったのですね。キルヒマン侯爵家から養子の話が出たときには驚きましたが、兄もわたくしが公爵家に嫁ぐためにはそうするしかないと後押ししてくれて、キルヒマン侯爵家の養子になりました」
「キルヒマン侯爵には頭が上がらないよ」
母は知らなかったようだが、母がキルヒマン侯爵家の養子になったのは父の手回しがあったからだったようだ。両親は政略結婚なのに仲がいいと思っていたが、父は母に一目惚れして結婚しようと思ったのだったら、それも意味が分かる。
政略結婚のようでわたくしの両親は恋愛結婚だった。
わたくしもエクムント様と結婚したい。
エクムント様と結婚するためには、わたくしが成人するまでエクムント様が独り身でなければいけないのだが、それは全力でエクムント様の周囲の女性を蹴散らす覚悟はあった。
わたくしもエクムント様と恋愛結婚したい。
気持ちは強まるばかりだった。
「エリザベートとクリスタ嬢は先に寝ていていいですからね」
「明日の朝食を食べたら帰るから、デボラとマルレーンは荷物を纏めておくように」
「心得ました、旦那様」
「行ってらっしゃいませ、奥様、旦那様」
両親は出かけてしまったが、デボラとマルレーンがいてくれるのでわたくしは安心だった。ドアの前にはエクムント様が立って護衛についてくれている。
クリスタ嬢が目を輝かせてエクムント様に声をかけていた。
「おちゃかいごっこをするの。エクムントさま、おきゃくさまにきてくれない?」
「私はエリザベートお嬢様とクリスタお嬢様とは食事の席を一緒にできませんよ?」
「おちゃかいごっこなの。いいでしょう?」
クリスタ嬢はなんていいことを考えたのだろう。これならば子どもの遊びに付き合うためと言ってエクムント様が座ってお茶を飲むことができる。クリスタ嬢の顔を見るとわたくしに向かって親指を立てて白い歯を煌めかせていた。
「エクムント、クリスタ嬢の遊び相手になってやってくれませんか?」
「おねえさまもおちゃにおまねきされるのよ。いいでしょう?」
「クリスタ嬢がお茶会ごっこをしたいのならば仕方がありませんね」
仕方がないという態で参加するわたくしだったが、エクムント様が隣りのソファに座るのに胸がドキドキした。クリスタ嬢はお茶会の主催になり切って挨拶をしている。
「ほんじつは、わたくしのおちゃかいにごさんかくださり、まことにありがとうございます」
「お招きいただきありがとうございます。ディッペル家のエリザベートですわ」
「エリザベートさま、よくいらっしゃいました」
「キルヒマン家のエクムントです。お招きありがとうございます」
「いらっしゃいませ、エクムントさま。すぐにおちゃのよういをさせますね」
お茶は部屋でも自由に入れられるのでマルレーンとデボラがお茶を用意して持って来てくれる。ごっこ遊びで本当にお茶が出てきたのにエクムント様は戸惑っているようだが、お茶を進めるクリスタ嬢に従ってお茶を飲んでいる。
「おうとではハインリヒでんかとノルベルトでんかのおたんじょうびのおいわいのしきてんがおこなわれているようですね」
「わたくしは招かれませんでしたからね。そうですよね、エクムント様」
「あ、はい。私は招かれていません」
ごっこ遊びの中ならばわたくしはエクムント様を様付けで呼べる。紅茶を飲みながら、部屋に用意してあったお茶菓子を摘まんで、お茶会ごっこは盛り上がった。
エクムント様もわたくしとクリスタ嬢に話を合わせてくれる。
「クリスタお嬢様、エリザベートお嬢様、これ以上食べると夕食が入らなくなりますよ」
「お茶はこの辺で終わりにした方がいいと思いますよ」
マルレーンとデボラに言われて、わたくしとクリスタ嬢はお茶会ごっこを終わらせた。
「たのしかったわ。エクムントさま、ありがとうございました」
「いえ、美味しいお茶をこちらこそありがとうございました」
「エクムント様、また遊びましょうね」
「仕事中でなければ遊びにお付き合いいたしましょう」
薔薇園で実っているローズヒップを取っておままごとをしてもいいかもしれない。年相応の遊びをするのも、エクムント様と触れ合えると思うと嫌ではなくて、わたくしは胸を高鳴らせていた。
クリスタ嬢は虐待されて放置されていた割りには虫歯はなかった。これはわたくしは前世で聞いたことがある。虫歯菌というのは周囲の世話をする人物からうつるもので、持っていない子どももいるのだ。
恐らくクリスタ嬢は幸いなことに虫歯菌を持っていなかったのだろう。クリスタ嬢に食事を与える際に口移しにしたり、自分の唾液が混じったものを上げるようなことはなかったということでもある。
クリスタ嬢が食事介助もほとんどされていなかった証拠のような気がしてわたくしは胸が痛むのだが、虫歯がないことに関しては喜ばしいことだ。
わたくしも今のところ虫歯はない。母が気を付けてくれていて、食後の歯磨きを徹底してマルレーンにしっかりと仕上げ磨きをさせているからだ。
淑女は歯も美しくなければいけないのだ。
夕食を食べるとしっかりと歯磨きをしてわたくしとクリスタ嬢はベッドに入った。灯りの落とされた部屋でクリスタ嬢がわたくしに話しかけて来る。
「おねえさま、なにかおはなしをきかせて」
「わたくしが覚えているものでよければ」
一寸法師と親指姫という、主人公が小さな物語を二つ聞かせると、クリスタ嬢は眠ってしまったようだ。
前世で小さい頃から本が大好きで絵本を読んで暮らしていた体験が今も役に立っている。ディッペル公爵家に来たばかりの頃は夜の闇を怖がっていたクリスタ嬢が、暗い部屋でも眠れるようになっていた。
わたくしも体は六歳の子どもなので眠気が襲ってくる。
目を瞑るとわたくしはぐっすりと眠りの中に落ちて行った。
前世の自分の名前をわたくしは覚えていない。
前世の自分が自分かと言われれば、今は少し違うような気がする。
前世の自分を今世の自分が飲み込んでしまって、六歳にしては少し賢いエリザベート・ディッペルが出来上がった。前世の自分のことはガラスを隔てた向こう側のように見えているのだが遠くに感じ始めていた。
わたくしは、エリザベート・ディッペル。
こうしてわたくしは今世を生きていくのだろう。
早朝に起きると、両親は戻って来ていた。
両親は先に起きていて身支度を整えているところだった。
「お父様、お母様、おはようございます。昨日も遅かったのですか?」
「昨日はハインリヒ殿下もノルベルト殿下も先にお休みになった後で、大人だけで晩餐会が続いて、日付を超えるくらいまでかかりましたよ」
「帰ったらエリザベートもクリスタ嬢もよく眠っていた。昨日は退屈をしなかったかな?」
「エクムントがお茶会ごっこに付き合って遊んでくれました。クリスタ嬢には、わたくしが寝る前にお話を二つ聞かせました」
「エクムントが遊んでくれたのですね」
「エリザベートとクリスタ嬢が退屈せずに楽しく過ごせたのだったらよかった」
両親と話していると、隣りのベッドでクリスタ嬢が起きた。ベッドの上に上半身を起こして眠そうに目を擦っていたが、はっとして目を見開いてベッドから飛び降りる。
「おてあらいー!」
「デボラ、クリスタ嬢をお手洗いに連れて行ってあげて!」
「はい! クリスタお嬢様、行きましょう」
お手洗いに連れて行ってもらって用を足したクリスタ嬢は顔も洗ってきたようで、すっきりとした顔で戻って来た。
クリスタ嬢と入れ違いにわたくしもお手洗いに行って、顔も洗って戻ってくる。
パジャマからお気に入りのワンピースに着替えると、マルレーンが髪を結ってくれる。自分でも練習しているのだが、六歳の手は小さすぎるし、子どもの髪は細くてすべすべすぎて上手く髪が結えないのだ。
クリスタ嬢はワンピースの背中のチャックをデボラに上げてもらって、髪を三つ編みに結ってもらっていた。
「おねえさま、わたくし、かわいい?」
「とても可愛いですよ」
「おねえさまもすてき!」
お互いに褒め合ってわたくしとクリスタ嬢は朝食の席に着いた。朝食は夕食と同じくソファでとる。両親も座って一緒に朝食を食べた。
「今回の王都でのお茶会は大変でしたね、クリスタ嬢」
「泣かずに対処できてとても偉かった」
「ないたらまけだとおもったの」
「そうですわ。貴族社会ではこれからもこんなことはたくさんあります。わたくしも子爵家の娘としてキルヒマン家に養子に行くまではずっと馬鹿にされて来ました」
「子爵家の娘でも、テレーゼは国一番のフェアレディだったよ」
「そう言ってくださるあなたのような方がいたから、わたくしは強くあれたのです」
両親の仲睦まじい様子を見ていると、わたくしは心底ほっとする。政略結婚だったかもしれないが、両親はこんなにも愛し合っている。
「学園に入学したテレーゼに一目惚れして、私がキルヒマン侯爵に相談したんだ。キルヒマン侯爵の長男が私と同じ年で仲がよかったからね」
「まぁ、そうだったのですね。キルヒマン侯爵家から養子の話が出たときには驚きましたが、兄もわたくしが公爵家に嫁ぐためにはそうするしかないと後押ししてくれて、キルヒマン侯爵家の養子になりました」
「キルヒマン侯爵には頭が上がらないよ」
母は知らなかったようだが、母がキルヒマン侯爵家の養子になったのは父の手回しがあったからだったようだ。両親は政略結婚なのに仲がいいと思っていたが、父は母に一目惚れして結婚しようと思ったのだったら、それも意味が分かる。
政略結婚のようでわたくしの両親は恋愛結婚だった。
わたくしもエクムント様と結婚したい。
エクムント様と結婚するためには、わたくしが成人するまでエクムント様が独り身でなければいけないのだが、それは全力でエクムント様の周囲の女性を蹴散らす覚悟はあった。
わたくしもエクムント様と恋愛結婚したい。
気持ちは強まるばかりだった。
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