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二章 ご寵愛されてます
25.アレクサンテリ陛下とわたくしの経験
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シリル・ロセル侯爵令息は焦げ茶色の髪に青い目で、身長は男性の平均くらいで、顔立ちは年齢にしては少し童顔に見える。
席に戻ったわたくしはアレクサンテリ陛下に小声で聞いていた。
「シリル様とはどのような方なのですか?」
「レイシーが他の男性に興味を持つのは妬けるな」
「そういう意味ではありません。ソフィアのことを気にしているようなので、姉としてきちんと調査しないとと思ったのです」
理由を説明すると、アレクサンテリ陛下はわたくしに教えてくれた。
「シリルは侯爵家の次男だが、幼いころから約束していた婚約者を十年前に亡くしている。それから結婚も婚約も拒んでいたが、ソフィアに興味を持ったようだな」
「婚約者を亡くされているのですか。それで結婚も婚約も拒んでいたのに、ソフィアに運命を感じた……」
なんだか信じられないような気もする。
ずっと想っていた方がいるのに、気持ちを切り替えられるものだろうか。
結婚や婚約を拒んでいたのは独り身で遊べるからではないのだろうか。
疑惑の瞳を向けるわたくしに、アレクサンテリ陛下が苦笑する。
「シリルと話してみるか? レイシーはソフィアが心配でならないという顔をしている」
「話してみたいです」
その日は新年のパーティーだったので話す場を作れなかったが、近いうちにシリル様と話す場を作ってくれるとアレクサンテリ陛下は約束した。
パーティーは深夜まで続いて、わたくしは疲れてしまったが、これも妃候補としての仕事だと思って耐えて参加していた。
日付が変わってしばらく経ったころに、ようやくパーティーはお開きになった。
アレクサンテリ陛下が一番に退場するので、わたくしもエスコートしてもらって一緒に退場する。
ダンスは一回しか踊れなかったが、それ以上踊っていたら疲れてしまったので、十分だった。
ソフィアはシリル様と踊ったのだろうか。
明日もディアン伯爵家は皇宮に滞在しているというので、明日、ソフィアに直接聞こうとわたくしは思っていた。
皇帝宮に戻って部屋に帰ると、お風呂に入ってパジャマに着替えてわたくしはベッドに倒れ込む。疲れが出てそのままぐっすりと眠ってしまったようだった。
夢も見ないで眠っていたわたくしは、翌朝すっきりと起きて、アレクサンテリ陛下と朝食を共にした。
朝食の席でアレクサンテリ陛下はわたくしに提案してくれた。
「ソフィアとシリルを呼んでお茶会をしようと思うのだが、どうだろう?」
「シリル様とお茶会ですか?」
「レイシーはシリルのことが知りたいのだろう? 多分、ソフィアも同じことを考えていると思う。二人で話してみればいい」
確かに直接話をするのは手っ取り早いかもしれないが、ソフィアとシリル様を同席させるのは警戒してしまう。わたくしが微妙な顔をしていると、アレクサンテリ陛下が苦笑していた。
「幼いころから知っている身として、一応庇っておくが、シリルは一途で真面目で悪い奴ではないよ」
「陰で女遊びが激しいとかいうことはありませんか?」
「それはない。女遊びをするほど暇ではないよ」
きっぱりと言い切るアレクサンテリ陛下に、わたくしは胸の中に疑問がわいてきた。
高貴な方というのはほとんどが閨教育を受ける。女性の場合は男性のすることに身を任せて、どのようなことをされるのかをふんわりと教えてもらう程度なのだが、男性の場合は閨教育のための専用の女性と実践を交えることもあるというのは聞いていた。
学園で受けた閨教育は、花の雄しべと雌しべでどうやって種ができるかを教えるような性教育だったが、アレクサンテリ陛下や側近の方々が受けたのはどのような閨教育か分からない。
これを口に出していいのかものすごく迷ってしまうわたくしに、アレクサンテリ陛下が気付いて聞いてくれた。
「レイシー、何か聞きたいことがあるのかな? 何でも話してくれる? わたしたちは夫婦になるのだからね」
そう言われてもすぐには口に出せないし、どう言っていいのか分からない。
悩んだ挙句、わたくしは素直にアレクサンテリ陛下に聞いてみることにした。
「アレクサンテリ陛下は、その……経験がおありですか?」
「ないよ。興味がなかったからね」
「ない!? 全くないのですか?」
「不安にならなくていいよ、レイシー。女性とどんなことをするのかの知識はある。経験がなくても、最初は誰でも初めてだから恥じることではないし、わたしは心から愛した相手としかそういうことはしたくないと思っているから、今まで経験がなかったことに関して何も思ってはいないよ」
アレクサンテリ陛下には閨教育を実践で教えたような方はいなかった。
そのことに安心すると同時に、わたくしは驚きも隠せなかった。
「それでは、本当にアレクサンテリ陛下は、子作りを求められたことがなかったということですか?」
「それは常に求められていたけれど、応じなかったというのが正解かな。レイシー、考えてみてほしい。愛してもいない相手にそういうことができると思う?」
真剣に問いかけられて、わたくしはアレクサンテリ陛下ほど真面目で一途な方が、愛する相手以外とそういうことをするのは拒否反応が出るに違いないと理解していた。
子どもを求められても、アレクサンテリ陛下は適当な相手と子作りをするようなことはなかった。その点に関しては安心できる。
「レイシーはどうなのかな?」
「わたくしは、もちろん、経験はありません」
女性には貞節を求めるこの国で、未婚の女性が男性と性的に接触するというのは考えられなかった。
「口付けも、アレクサンテリ陛下が初めてです」
「わたしもレイシーが初めてだった」
「え!? アレクサンテリ陛下もですか!?」
口付けまで初めてというのは驚いてしまったわたくしに、アレクサンテリ陛下が付け加えて言う。
「頬に口付けは除外していいよね。唇に口付けたのはレイシーが初めてだよ」
口付けまでアレクサンテリ陛下は初めてだった。
それにしては落ち着いていたとは思うのだが、それは年齢のせいもあったのだろうか。
朝から妙なことを話してしまったと、わたくしは会話を軌道修正する。
「それでは、お茶の時間はソフィアとシリル様とご一緒しましょう」
「そのようにしよう」
朝食を終えると、身支度をしたアレクサンテリ陛下を見送って、わたくしは部屋で型紙を作っていた。人形やぬいぐるみの衣装の型紙は、ディアン伯爵家の領地の工場でも作られているのだが、わたくしが作っているのはわたくしとアレクサンテリ陛下の結婚式の衣装の型紙だった。
これはわたくしにしか作れないものだ。
ソフィアが言っていた。わたくしとアレクサンテリ陛下の結婚衣装を着せた人形やぬいぐるみは流行って売れるだろうと。それならば、わたくしは商売の手伝いをするしかない。
型紙が出来上がると、アレクサンテリ陛下の衣装とわたくしの衣装の型紙を別々にして封筒に入れて、メモも入れておく。
新年なのでラヴァル夫人もモンレイユ夫人もそれぞれに社交が忙しくて家庭教師として来られないのだ。
型紙が出来上がると、昼食を食べてから、わたくしは音楽室に移動してピアノと声楽の練習をした。こういうことは毎日の積み重ねが大事なのだ。
練習が終わると、アレクサンテリ陛下が皇帝宮に戻ってきていた。わたくしが気付かずに練習をしていたので、アレクサンテリ陛下が直々に音楽室まで来てくれていた。
「おかえりなさいませ、アレクサンテリ陛下」
「ただいま、レイシー」
アレクサンテリ陛下に抱き締められて、深い香水の匂いを嗅いでから、わたくしがお茶の時間の準備をしようとすると、アレクサンテリ陛下はわたくしを止めた。
「レイシー、時間があるから、一曲何か弾いてくれないかな? レイシーの演奏を聞きたい」
「それでは、弾かせていただきます」
まだピアノは完全に上達したわけではないが、弾ける曲は何曲かある。
練習を重ねた曲を披露すると、アレクサンテリ陛下は侍女に用意させた椅子に座って、静かに聞いていてくれた。演奏が終わると温かな拍手をくれる。
「ピアノが上達したね、レイシー」
「本当はもっと色々な楽器ができた方がいいと分かっていますが、わたくしにはこれが精一杯で」
「ピアノの他にレイシーは声楽もできるではないか。レイシーの歌声がわたしは好きだよ」
「ありがとうございます」
皇后になるには勉強の他に音楽や芸術の才能も必要になってくる。芸術に関しては、わたくしは刺繍や縫物や編み物ができるので、それで問題ないとラヴァル夫人に言われているのだが、音楽はピアノが練習中で、声楽もなんとか楽譜が読めて歌えるくらいの技術しかない。
これで属国や他国からの賓客をもてなせるかといえば、疑問が残る。
それでも、アレクサンテリ陛下が認めてくださるので、わたくしはそれを信じて頑張ろうと思っていた。
小さなころから積み重ねていないと、楽器の習得はどうしても難しい。
ピアノを自己流で弾いていたが、それが少しでも役に立っていることに、わたくしは過去の自分を褒めたい気分だった。
席に戻ったわたくしはアレクサンテリ陛下に小声で聞いていた。
「シリル様とはどのような方なのですか?」
「レイシーが他の男性に興味を持つのは妬けるな」
「そういう意味ではありません。ソフィアのことを気にしているようなので、姉としてきちんと調査しないとと思ったのです」
理由を説明すると、アレクサンテリ陛下はわたくしに教えてくれた。
「シリルは侯爵家の次男だが、幼いころから約束していた婚約者を十年前に亡くしている。それから結婚も婚約も拒んでいたが、ソフィアに興味を持ったようだな」
「婚約者を亡くされているのですか。それで結婚も婚約も拒んでいたのに、ソフィアに運命を感じた……」
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ずっと想っていた方がいるのに、気持ちを切り替えられるものだろうか。
結婚や婚約を拒んでいたのは独り身で遊べるからではないのだろうか。
疑惑の瞳を向けるわたくしに、アレクサンテリ陛下が苦笑する。
「シリルと話してみるか? レイシーはソフィアが心配でならないという顔をしている」
「話してみたいです」
その日は新年のパーティーだったので話す場を作れなかったが、近いうちにシリル様と話す場を作ってくれるとアレクサンテリ陛下は約束した。
パーティーは深夜まで続いて、わたくしは疲れてしまったが、これも妃候補としての仕事だと思って耐えて参加していた。
日付が変わってしばらく経ったころに、ようやくパーティーはお開きになった。
アレクサンテリ陛下が一番に退場するので、わたくしもエスコートしてもらって一緒に退場する。
ダンスは一回しか踊れなかったが、それ以上踊っていたら疲れてしまったので、十分だった。
ソフィアはシリル様と踊ったのだろうか。
明日もディアン伯爵家は皇宮に滞在しているというので、明日、ソフィアに直接聞こうとわたくしは思っていた。
皇帝宮に戻って部屋に帰ると、お風呂に入ってパジャマに着替えてわたくしはベッドに倒れ込む。疲れが出てそのままぐっすりと眠ってしまったようだった。
夢も見ないで眠っていたわたくしは、翌朝すっきりと起きて、アレクサンテリ陛下と朝食を共にした。
朝食の席でアレクサンテリ陛下はわたくしに提案してくれた。
「ソフィアとシリルを呼んでお茶会をしようと思うのだが、どうだろう?」
「シリル様とお茶会ですか?」
「レイシーはシリルのことが知りたいのだろう? 多分、ソフィアも同じことを考えていると思う。二人で話してみればいい」
確かに直接話をするのは手っ取り早いかもしれないが、ソフィアとシリル様を同席させるのは警戒してしまう。わたくしが微妙な顔をしていると、アレクサンテリ陛下が苦笑していた。
「幼いころから知っている身として、一応庇っておくが、シリルは一途で真面目で悪い奴ではないよ」
「陰で女遊びが激しいとかいうことはありませんか?」
「それはない。女遊びをするほど暇ではないよ」
きっぱりと言い切るアレクサンテリ陛下に、わたくしは胸の中に疑問がわいてきた。
高貴な方というのはほとんどが閨教育を受ける。女性の場合は男性のすることに身を任せて、どのようなことをされるのかをふんわりと教えてもらう程度なのだが、男性の場合は閨教育のための専用の女性と実践を交えることもあるというのは聞いていた。
学園で受けた閨教育は、花の雄しべと雌しべでどうやって種ができるかを教えるような性教育だったが、アレクサンテリ陛下や側近の方々が受けたのはどのような閨教育か分からない。
これを口に出していいのかものすごく迷ってしまうわたくしに、アレクサンテリ陛下が気付いて聞いてくれた。
「レイシー、何か聞きたいことがあるのかな? 何でも話してくれる? わたしたちは夫婦になるのだからね」
そう言われてもすぐには口に出せないし、どう言っていいのか分からない。
悩んだ挙句、わたくしは素直にアレクサンテリ陛下に聞いてみることにした。
「アレクサンテリ陛下は、その……経験がおありですか?」
「ないよ。興味がなかったからね」
「ない!? 全くないのですか?」
「不安にならなくていいよ、レイシー。女性とどんなことをするのかの知識はある。経験がなくても、最初は誰でも初めてだから恥じることではないし、わたしは心から愛した相手としかそういうことはしたくないと思っているから、今まで経験がなかったことに関して何も思ってはいないよ」
アレクサンテリ陛下には閨教育を実践で教えたような方はいなかった。
そのことに安心すると同時に、わたくしは驚きも隠せなかった。
「それでは、本当にアレクサンテリ陛下は、子作りを求められたことがなかったということですか?」
「それは常に求められていたけれど、応じなかったというのが正解かな。レイシー、考えてみてほしい。愛してもいない相手にそういうことができると思う?」
真剣に問いかけられて、わたくしはアレクサンテリ陛下ほど真面目で一途な方が、愛する相手以外とそういうことをするのは拒否反応が出るに違いないと理解していた。
子どもを求められても、アレクサンテリ陛下は適当な相手と子作りをするようなことはなかった。その点に関しては安心できる。
「レイシーはどうなのかな?」
「わたくしは、もちろん、経験はありません」
女性には貞節を求めるこの国で、未婚の女性が男性と性的に接触するというのは考えられなかった。
「口付けも、アレクサンテリ陛下が初めてです」
「わたしもレイシーが初めてだった」
「え!? アレクサンテリ陛下もですか!?」
口付けまで初めてというのは驚いてしまったわたくしに、アレクサンテリ陛下が付け加えて言う。
「頬に口付けは除外していいよね。唇に口付けたのはレイシーが初めてだよ」
口付けまでアレクサンテリ陛下は初めてだった。
それにしては落ち着いていたとは思うのだが、それは年齢のせいもあったのだろうか。
朝から妙なことを話してしまったと、わたくしは会話を軌道修正する。
「それでは、お茶の時間はソフィアとシリル様とご一緒しましょう」
「そのようにしよう」
朝食を終えると、身支度をしたアレクサンテリ陛下を見送って、わたくしは部屋で型紙を作っていた。人形やぬいぐるみの衣装の型紙は、ディアン伯爵家の領地の工場でも作られているのだが、わたくしが作っているのはわたくしとアレクサンテリ陛下の結婚式の衣装の型紙だった。
これはわたくしにしか作れないものだ。
ソフィアが言っていた。わたくしとアレクサンテリ陛下の結婚衣装を着せた人形やぬいぐるみは流行って売れるだろうと。それならば、わたくしは商売の手伝いをするしかない。
型紙が出来上がると、アレクサンテリ陛下の衣装とわたくしの衣装の型紙を別々にして封筒に入れて、メモも入れておく。
新年なのでラヴァル夫人もモンレイユ夫人もそれぞれに社交が忙しくて家庭教師として来られないのだ。
型紙が出来上がると、昼食を食べてから、わたくしは音楽室に移動してピアノと声楽の練習をした。こういうことは毎日の積み重ねが大事なのだ。
練習が終わると、アレクサンテリ陛下が皇帝宮に戻ってきていた。わたくしが気付かずに練習をしていたので、アレクサンテリ陛下が直々に音楽室まで来てくれていた。
「おかえりなさいませ、アレクサンテリ陛下」
「ただいま、レイシー」
アレクサンテリ陛下に抱き締められて、深い香水の匂いを嗅いでから、わたくしがお茶の時間の準備をしようとすると、アレクサンテリ陛下はわたくしを止めた。
「レイシー、時間があるから、一曲何か弾いてくれないかな? レイシーの演奏を聞きたい」
「それでは、弾かせていただきます」
まだピアノは完全に上達したわけではないが、弾ける曲は何曲かある。
練習を重ねた曲を披露すると、アレクサンテリ陛下は侍女に用意させた椅子に座って、静かに聞いていてくれた。演奏が終わると温かな拍手をくれる。
「ピアノが上達したね、レイシー」
「本当はもっと色々な楽器ができた方がいいと分かっていますが、わたくしにはこれが精一杯で」
「ピアノの他にレイシーは声楽もできるではないか。レイシーの歌声がわたしは好きだよ」
「ありがとうございます」
皇后になるには勉強の他に音楽や芸術の才能も必要になってくる。芸術に関しては、わたくしは刺繍や縫物や編み物ができるので、それで問題ないとラヴァル夫人に言われているのだが、音楽はピアノが練習中で、声楽もなんとか楽譜が読めて歌えるくらいの技術しかない。
これで属国や他国からの賓客をもてなせるかといえば、疑問が残る。
それでも、アレクサンテリ陛下が認めてくださるので、わたくしはそれを信じて頑張ろうと思っていた。
小さなころから積み重ねていないと、楽器の習得はどうしても難しい。
ピアノを自己流で弾いていたが、それが少しでも役に立っていることに、わたくしは過去の自分を褒めたい気分だった。
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