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魔女(男)とこねこ(虎)たん 3
118.ルカーシュの15歳のお誕生日
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水色の目がアデーラを見詰めている。
無邪気だった幼い頃とは違う、明らかな熱量を持った瞳に、アデーラは戸惑いを隠せなかった。
「愛しているんだ、アデーラ」
目の前にいる青年は誰だろう。
ホワイトタイガーの耳と尻尾が特徴的で、銀色と黒の混じった髪も見覚えがあるのだが、アデーラの知っている彼はこんなに大きくはない。大きいといってもアデーラよりは小さいし、国王陛下くらいだろうか。
どこか国王陛下とも印象が似ているが、国王陛下よりも甘い顔立ちをしているのは、彼が母親に似ているからだろうか。
「レオシュ……?」
「アデーラ、ずっとあなたを想っていた。あなたは美しい」
「う、美しい?」
体格のいいアデーラは確かに顔立ちは整っていたが、自分よりも数倍愛らしい顔立ちをしていて、体格も大きすぎない彼にそんなことを言われるとは思わず狼狽えた。狼狽えるアデーラの手を握り、彼が手の平に口付ける。
体中の血が燃えるように熱くなって、心臓が脈打っている。
「アデーラ……」
低くはなっているがどこか舌ったらずな甘い響きを持つ声に、アデーラは目を開けた。
「ママ、どうしたの? 魘されてたよ?」
心配そうにレオシュがアデーラの顔を覗き込んでいる。水色の目にホワイトタイガーの耳と尻尾に、くるくるふわふわとした金と黒の髪の毛。夢の中の彼と同じだが、アデーラは二人を同一人物だと認めたくはなかった。
あれが未来のレオシュの姿ならば、レオシュはアデーラを熱っぽく口説くようになるということだ。
きょとんと目を丸くしている純真で愛らしいレオシュの姿を変えたくなくて、アデーラはただの夢だとそのことを忘れようとした。
季節は夏に入っていた。
ルカーシュのお誕生日の祭典には、義理の兄弟となったフベルトとイロナも出席することになっていた。
「フベルト、イロナ、いいですか、ルカーシュ様とレオシュ様のことは、ルカーシュ殿下、レオシュ殿下で呼ぶのですよ」
「れーくんのこと、レオシュ殿下って呼ばなきゃいけないのか? なんか違和感あるな」
「ルカーシュくんのことはルカーシュ殿下って呼べばいいのね」
イロナはすぐに納得したが、フベルトは不満そうだ。
アデーラとダーシャもレオシュとルカーシュに言っておかなければいけなかった。
「フベルトくんのことは、フベルトって呼び捨てで呼ぶんだよ」
「イロナちゃんのことも、イロナって呼ぶのよ」
「ふーくんが、フベルト!? 呼び捨てにしちゃうの!?」
「フベルトくんは義兄だけど、一応は臣下にあたるからね。公の場ではそれをはっきりさせた方がいい」
「イロナちゃんはイロナだね。分かったよ」
ルカーシュは物わかりよく返事をするが、レオシュの方は納得していない様子だ。
「ねぇ、ママ、お家にいるときは、いつも通り『ふーくん』でいいでしょう?」
「それは、いいよ」
「家族以外誰も聞いてないときも、『ふーくん』でいいよね?」
「その辺はレオシュが決めていいよ」
アデーラが答えるとレオシュは安心してフベルトのところに歩いて行く。
「普段はいつも通りに『ふーくん』って呼ぶね」
「俺も、公の場じゃないときには『れーくん』って呼ぶよ」
「私たち、一生の親友だもんね」
「うん、親友だよ!」
仲良く話しているレオシュとフベルトの姿にアデーラは微笑ましくて目を細める。
「イロナちゃん、公の場以外ではいつも通りでいいからね」
「分かってるわ。ルカーシュくんもね」
イロナとルカーシュも自分たちの呼び方を決めたようだった。
祭典では去年のイロナとルカーシュの記録のおかげで冷害を乗り越えられたことが話題になっていた。
「これからもルカーシュ殿下とイロナ様には記録をつけ続けていただかないと」
「国王陛下の趣味が気象学というのもいいかもしれませんね」
ルカーシュとイロナはこれからも研究を続けていくことを貴族たちにも、国民にも認められているようだった。嬉しそうにしているイロナとルカーシュに、国王陛下が声を上げる。
「ルカーシュはこれからも気象学を学び、政治も学び、将来この国を担う人材になるだろう」
「国王になるかどうかは分かりません。私が国王に相応しいのか、弟のレオシュが国王に相応しいのか、まだ分かりませんから。どうなっても私はこの国のために勉強に励むだけです」
凛として宣言するルカーシュに拍手が上がる。歩み出てバジンカとマルケータがルカーシュに話しかけていた。
「お誕生日おめでとうございます、ルカーシュ様。昨年の働きは立派でした」
「今年は農家も持ち直して、オルシャーク領でも大量の果物が取れています」
「わずかながらお持ちしましたので、受け取ってください」
ルカーシュのお誕生日にバジンカとマルケータはオルシャーク領の果物を王宮に届けていた。
離れの棟に戻るとバジンカとマルケータの持って来たオレンジと桃が箱いっぱい届いていた。
「とても美味しそう!」
「食べたい!」
盛装を脱いで着替えて来たレオシュとルカーシュは瑞々しいオレンジと桃に目を輝かせていた。アデーラが剥いてやると喜んで食べている。
「これ、明日、お祖母様たちの家に持って行かない?」
「ブランカお祖母ちゃんなら、美味しいお菓子を作ってくれそうだよね!」
「アデーラお母さん、ダーシャお母さん、いいでしょう?」
問いかけるルカーシュにアデーラとダーシャは微笑む。
「ルカーシュがもらったものだから、ルカーシュの好きにしていいよ」
「ブランカ母さんなら色々作ってくれそうね」
了承を得て、ルカーシュは腰のポーチにオレンジと桃の箱を入れていた。
誕生日の翌日、アデーラとダーシャはレオシュとルカーシュを連れて、魔女の森に行った。これまでは魔女の森に入るときに違和感など覚えなかったのに、エリシュカの話を聞いてからは、纏わりつくような魔力を感じる気がする。
「いらっしゃい、レオシュ、ルカーシュ」
「お誕生日おめでとう、ルカーシュ」
祝われてルカーシュは誇らし気に胸を張っている。
ルカーシュが取り出した桃とオレンジに、ブランカはすぐに料理を思い付いたようだ。
ルカーシュのお誕生日のご馳走はビーフシチューが作ってあった。ことことと煮込んだビーフシチューにレオシュが声を上げる。
「これをご飯にかけたら、美味しいんじゃないだろうか」
「あぁ、すごく美味しそう!」
レオシュの言葉にルカーシュも反応している。
「ご飯も炊いてるわ。ご飯にかけて食べていいわよ」
ブランカに許可を取って、レオシュとルカーシュはビーフシチューをご飯の上にかける。それを見ていたダーシャが、はっと息を飲んで半熟卵を出して来た。
「レオシュ、これ!」
「ダーシャお母さん、天才なの!?」
ダーシャから半熟卵を渡されて、たっぷりとかかったビーフシチューの上に半熟卵を割って、レオシュが食べる。その美味しそうな姿に、ルカーシュも半熟卵をビーフシチューの上に割って入れて食べていた。
アデーラもダーシャも真似をしたが、濃厚なビーフシチューと半熟卵のハーモニーが素晴らしくて、食べるスプーンが止まらない。
食べ終わるとブランカがデザートを作っていた。
「オレンジのムースと、桃のシャーベットよ」
どちらも暑いこの時期には冷たくさっぱりとして美味しいデザートだった。
「今年はアイスクリームケーキの代わりに、お祖父様とお祖母様が下さったオレンジと桃のデザートだね」
「アイスクリームケーキも作ってもいいのよ?」
「そんなに食べられないよ」
ルカーシュにブランカが悪戯っぽく笑う。
オレンジのムースと桃のシャーベットでルカーシュのお誕生日は祝われた。
毎年アイスクリームケーキで祝っているが、今年は祖父母のバジンカとマルケータからのお誕生日お祝いを使ったデザートにしたようだ。
ルカーシュも15歳。
ひょろりと背も伸びて大人になりかけていた。
無邪気だった幼い頃とは違う、明らかな熱量を持った瞳に、アデーラは戸惑いを隠せなかった。
「愛しているんだ、アデーラ」
目の前にいる青年は誰だろう。
ホワイトタイガーの耳と尻尾が特徴的で、銀色と黒の混じった髪も見覚えがあるのだが、アデーラの知っている彼はこんなに大きくはない。大きいといってもアデーラよりは小さいし、国王陛下くらいだろうか。
どこか国王陛下とも印象が似ているが、国王陛下よりも甘い顔立ちをしているのは、彼が母親に似ているからだろうか。
「レオシュ……?」
「アデーラ、ずっとあなたを想っていた。あなたは美しい」
「う、美しい?」
体格のいいアデーラは確かに顔立ちは整っていたが、自分よりも数倍愛らしい顔立ちをしていて、体格も大きすぎない彼にそんなことを言われるとは思わず狼狽えた。狼狽えるアデーラの手を握り、彼が手の平に口付ける。
体中の血が燃えるように熱くなって、心臓が脈打っている。
「アデーラ……」
低くはなっているがどこか舌ったらずな甘い響きを持つ声に、アデーラは目を開けた。
「ママ、どうしたの? 魘されてたよ?」
心配そうにレオシュがアデーラの顔を覗き込んでいる。水色の目にホワイトタイガーの耳と尻尾に、くるくるふわふわとした金と黒の髪の毛。夢の中の彼と同じだが、アデーラは二人を同一人物だと認めたくはなかった。
あれが未来のレオシュの姿ならば、レオシュはアデーラを熱っぽく口説くようになるということだ。
きょとんと目を丸くしている純真で愛らしいレオシュの姿を変えたくなくて、アデーラはただの夢だとそのことを忘れようとした。
季節は夏に入っていた。
ルカーシュのお誕生日の祭典には、義理の兄弟となったフベルトとイロナも出席することになっていた。
「フベルト、イロナ、いいですか、ルカーシュ様とレオシュ様のことは、ルカーシュ殿下、レオシュ殿下で呼ぶのですよ」
「れーくんのこと、レオシュ殿下って呼ばなきゃいけないのか? なんか違和感あるな」
「ルカーシュくんのことはルカーシュ殿下って呼べばいいのね」
イロナはすぐに納得したが、フベルトは不満そうだ。
アデーラとダーシャもレオシュとルカーシュに言っておかなければいけなかった。
「フベルトくんのことは、フベルトって呼び捨てで呼ぶんだよ」
「イロナちゃんのことも、イロナって呼ぶのよ」
「ふーくんが、フベルト!? 呼び捨てにしちゃうの!?」
「フベルトくんは義兄だけど、一応は臣下にあたるからね。公の場ではそれをはっきりさせた方がいい」
「イロナちゃんはイロナだね。分かったよ」
ルカーシュは物わかりよく返事をするが、レオシュの方は納得していない様子だ。
「ねぇ、ママ、お家にいるときは、いつも通り『ふーくん』でいいでしょう?」
「それは、いいよ」
「家族以外誰も聞いてないときも、『ふーくん』でいいよね?」
「その辺はレオシュが決めていいよ」
アデーラが答えるとレオシュは安心してフベルトのところに歩いて行く。
「普段はいつも通りに『ふーくん』って呼ぶね」
「俺も、公の場じゃないときには『れーくん』って呼ぶよ」
「私たち、一生の親友だもんね」
「うん、親友だよ!」
仲良く話しているレオシュとフベルトの姿にアデーラは微笑ましくて目を細める。
「イロナちゃん、公の場以外ではいつも通りでいいからね」
「分かってるわ。ルカーシュくんもね」
イロナとルカーシュも自分たちの呼び方を決めたようだった。
祭典では去年のイロナとルカーシュの記録のおかげで冷害を乗り越えられたことが話題になっていた。
「これからもルカーシュ殿下とイロナ様には記録をつけ続けていただかないと」
「国王陛下の趣味が気象学というのもいいかもしれませんね」
ルカーシュとイロナはこれからも研究を続けていくことを貴族たちにも、国民にも認められているようだった。嬉しそうにしているイロナとルカーシュに、国王陛下が声を上げる。
「ルカーシュはこれからも気象学を学び、政治も学び、将来この国を担う人材になるだろう」
「国王になるかどうかは分かりません。私が国王に相応しいのか、弟のレオシュが国王に相応しいのか、まだ分かりませんから。どうなっても私はこの国のために勉強に励むだけです」
凛として宣言するルカーシュに拍手が上がる。歩み出てバジンカとマルケータがルカーシュに話しかけていた。
「お誕生日おめでとうございます、ルカーシュ様。昨年の働きは立派でした」
「今年は農家も持ち直して、オルシャーク領でも大量の果物が取れています」
「わずかながらお持ちしましたので、受け取ってください」
ルカーシュのお誕生日にバジンカとマルケータはオルシャーク領の果物を王宮に届けていた。
離れの棟に戻るとバジンカとマルケータの持って来たオレンジと桃が箱いっぱい届いていた。
「とても美味しそう!」
「食べたい!」
盛装を脱いで着替えて来たレオシュとルカーシュは瑞々しいオレンジと桃に目を輝かせていた。アデーラが剥いてやると喜んで食べている。
「これ、明日、お祖母様たちの家に持って行かない?」
「ブランカお祖母ちゃんなら、美味しいお菓子を作ってくれそうだよね!」
「アデーラお母さん、ダーシャお母さん、いいでしょう?」
問いかけるルカーシュにアデーラとダーシャは微笑む。
「ルカーシュがもらったものだから、ルカーシュの好きにしていいよ」
「ブランカ母さんなら色々作ってくれそうね」
了承を得て、ルカーシュは腰のポーチにオレンジと桃の箱を入れていた。
誕生日の翌日、アデーラとダーシャはレオシュとルカーシュを連れて、魔女の森に行った。これまでは魔女の森に入るときに違和感など覚えなかったのに、エリシュカの話を聞いてからは、纏わりつくような魔力を感じる気がする。
「いらっしゃい、レオシュ、ルカーシュ」
「お誕生日おめでとう、ルカーシュ」
祝われてルカーシュは誇らし気に胸を張っている。
ルカーシュが取り出した桃とオレンジに、ブランカはすぐに料理を思い付いたようだ。
ルカーシュのお誕生日のご馳走はビーフシチューが作ってあった。ことことと煮込んだビーフシチューにレオシュが声を上げる。
「これをご飯にかけたら、美味しいんじゃないだろうか」
「あぁ、すごく美味しそう!」
レオシュの言葉にルカーシュも反応している。
「ご飯も炊いてるわ。ご飯にかけて食べていいわよ」
ブランカに許可を取って、レオシュとルカーシュはビーフシチューをご飯の上にかける。それを見ていたダーシャが、はっと息を飲んで半熟卵を出して来た。
「レオシュ、これ!」
「ダーシャお母さん、天才なの!?」
ダーシャから半熟卵を渡されて、たっぷりとかかったビーフシチューの上に半熟卵を割って、レオシュが食べる。その美味しそうな姿に、ルカーシュも半熟卵をビーフシチューの上に割って入れて食べていた。
アデーラもダーシャも真似をしたが、濃厚なビーフシチューと半熟卵のハーモニーが素晴らしくて、食べるスプーンが止まらない。
食べ終わるとブランカがデザートを作っていた。
「オレンジのムースと、桃のシャーベットよ」
どちらも暑いこの時期には冷たくさっぱりとして美味しいデザートだった。
「今年はアイスクリームケーキの代わりに、お祖父様とお祖母様が下さったオレンジと桃のデザートだね」
「アイスクリームケーキも作ってもいいのよ?」
「そんなに食べられないよ」
ルカーシュにブランカが悪戯っぽく笑う。
オレンジのムースと桃のシャーベットでルカーシュのお誕生日は祝われた。
毎年アイスクリームケーキで祝っているが、今年は祖父母のバジンカとマルケータからのお誕生日お祝いを使ったデザートにしたようだ。
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