転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?

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転生

何が〜いいかなぁ♪

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「言いましたね⁉︎
 なら~やっぱり私が今までずっと絶対欲しいって思ってた~

 時間停止機能を自由につけれる、無限に入るインベントリと、元の世界にあるネットの知識とか全部♪
 それと元の世界の物が注文できる何か!!!」

 まぁ欲張りなのは承知の上で勢いよくそう伝えると


『インベントリと商品についてはなんとか出来るでしょう
 しかし知識については、一度にそれを頭に入れてしまった場合貴方自身の精神等が耐えられないと思います

 ですので…全部は無理ですけど、いくつかの知識を、、でも宜しければ』
 と言われた。


「なら…料理のレシピがいいです!
 私今まで食べてきた料理が無いと絶対耐えられないと思うけど、料理そこまで得意じゃないのでレシピ入ってないと厳しそうで」
 とえへへとちょっと照れつつそう伝えた


 すると
『分かりました
 それではレシピと、その代わりと言ってはなんですが、転生先の言語が全て理解できる様にしておきますね』
 と言ってもらえた



え、、、、、最高かって!!





 1人ニッコニコ笑顔で喜んでいると
『それでは次に、使ってみたい魔法属性や武器等はありますか?』
 と聞かれた。


「え???全部に決まってるくないですかね?」
 もはやこれで終わってあとは運や努力かと思っていた私は、これでもかと言うくらいくらいついた。


『少し…近い…かと』
 心無しかビクッとしたかと思ったら小声でそういわれた。


「すみません(照)」
 つい嬉しすぎて


『いえ、貴方の始めの反応からして喜んでいただけるとは思っていましたから。』
 そう言われると…なんか更に恥ずかしくなっちゃうじゃん!!


 恥ずかしがっていると、少し間を空けて

『そして全部は正直無理です。
 と言うのも全ての基礎的才能なら可能です、しかし生まれた時からその全て使えるのは身体が持ちません

 ですので、基礎的才能は全てつけるのと魔法に関しては全て初めから使えるようにしておきますね。

 剣術や弓術、体術等は色々な意味で身体が付いていけないですから、それは成長と共に身につけるのがいいでしょう。』
 と言われた。



「いや…反対に良いんですか⁈
 てっきり良くて属性のどれか一つだと思ってました!!
 ありがとうございます♪」
 とは言え…ここまで来るとマジでこの神様が神対応過ぎて…反対に怖いけどね。


『それなら良かったです。
 それでは最後に、貴方が生まれ変わる種族ですが生まれつき魔法に特化していると言うことも含めると、エルフ族になります。

 大丈夫ですか?』
 と、なんだか少し不安が漂う雰囲気で聞かれたけれど


「もちろんです!」
 むしろ嬉しいよ⁇
 だってあのエルフでしょ♪
 いや、待て…

「その聞き方って事は…なんか、、私の想像してるエルフの方とは違う感じですかね」
 と、心配になりきいた。


 普通に考えてそうだよね、だって私の想像はあくまで漫画やアニメの姿だもん!
 これで実はめっちゃ短命とか、それこそ…人間と戦争とかする感じならちょっとどころでなくキツいよ

 いや…人とじゃなくても戦争あったら嫌だけども。


『それなら安心してください。
 貴方の想像するエルフ族でほぼ間違いはありません

 一つ言うならば、、、他の種族より格段に長生きなので他の人と時間の感じ方がずれやすく、気がついたら相手がかなり歳をとってしまってる事があるので気をつけないと、ってくらいですかね。』
と言われた。


なるほど、確かにそうなるのかな。
でも
「大丈夫です!

 多分寂しい事や悲しい事はあるって分かってるんですけど、それ以上に色んな人や色んなところに行って新しい世界を見てみたいので」


異世界に行ける。
 その中で1番やりたい事は、魔法や剣術、魔物を倒す。それをこの手で使ったり見る事。


 …じゃなくって、ずっと夢だった異世界、その世界を全部見てまわることなんだもん♪


『そうですか、分かりました。良かったです。
 (本当に、良かったです。
 貴方は“ハイ”エルフとして、新しく生きてもらう必要があるから)』







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