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転生
街へ行きたい!
しおりを挟むパッと振り返ると
ミレイがムッとした表情でこっちを見つめて居た
うるうる目で。
『ごめん‼︎
忘れてたとかじゃなくて、スイが神様と話してたって聞いてびっくりして!
これから3人で沢山思い出作ろうね!』
3人で会話できたら良いのに!っと思いながら最後にそう一言付け加えたら
『『うん!』』
と言う2人の声が響いて来た
あ…出来るのね(笑)
『そう言えば…おじちゃんなんか怒ってる、、訳ではなさそうだけど、話の続きしたいみたいだよ』
とミレイが教えてくれて
そっと見てみると、しっぽの先の方をテシテシしながらこっちを見て居た
あ…あれ怒ってるって言うより、1人ぼーっとしてて寂しい感じなのでは⁉︎
やっぱりこの世界可愛いしか存在しないのか?
幸せだな、おい!
『ねねミレイ、おじちゃんにスイと契約出来たから街に行きたいんだけど、知ってるか聞いてくれないかな?』
とお願いした。
ミレイがスーッと赤いドラゴンさんの前まで飛んでいったかと思ったらすぐ
「街にはまだ行かない方がいい」
と言われた
『なんで⁉︎』
とついつい心の中で叫ぶとミレイにも届いたようで、赤いドラゴンさんと顔を合わせて教えてくれたようで
「理由はな、単純にお主が普通でないからだ」
と言われた。
…普通ですけども、なにか???
そんなムッとした表情が分かったのか
「いや…ステータスが見れないのもだが、そんな髪と瞳の色で街に行ったら、即城に連れて行かれて面倒な事になるぞ?」
と言われた。
え…この容姿ダメだったの⁉︎
『ミレイ、スイ…しってた?』
そう2人に聞くて
ミレイは
『いや‥僕知らなかったや』
と言い
『黒髪は魔物以外だと、今この世界で2人しか存在しないのと、紫の瞳は今はこの世界には居ないって言うのは聞いたよ!』
とスイが言った
あ…なるほど、ダメな理由分かったや…
スイさんよ、早く教えてよ!!!
って言いたいところだけど、普通にスイにとっては急に教えて貰った訳だし、大事なことがあまり分かんないよね(笑)
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