転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?

N

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帰って来た

ただいま

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 そんなお母さんを見て、お父さんが直ぐに駆け寄り
「大丈夫か⁉︎」
 と言うと


「えぇ、実は…シャルが帰ってくるかもしれないとさっき連絡を貰ってから少し調子がいいのよ

 それにね会う前に少しでもと思って食べ物を準備してもらったら、さっきフルーツを少し食べられたのよ♪


 シャル…おかえりなさい。
本当なら私があなたに会いに行きたいのだけど…今は少しそれが難しいの、こっちへ来てくれるかしら?」
 お母さんが私の方を向いてそう言った。


 そっと頷きやっくり近づくと、特別顔色が悪いだとか、痩せこけている

 とかそういう感じではなく、見た目は元気な人と差して変わらない。
 なのに…何故か生きているのか不安になるような、そんな雰囲気を醸し出していた。


 そしてそばへと辿り着き
「お母さん…さん?」
 と声をかけると


「そうよ、大きくなったわね、、、
 会えて嬉しいわ」
 と言いながら、ゆっくり頭を撫でてくれた。


 その様子を見届けたお父さんが
「さっここに座るんだ

 そして…良ければ今まで何処にいたのか、何をしていたのか、聞かせてはくれないか?」
 と言った。


 なので
「はいっ」
 そう返事をしてから

 目が覚めたら森にいて、そこでミレイやスイ、ドラゴンのおじちゃんに出会った事

 そしてそれからは今年に入るまでドラゴンの里で暮らしていた事

 今は王都で、調味料を売ったりしながら過ごしている事

 そしてそこでお世話になっている人にここまで送ってもらった事など

 沢山話した。


 そして最後に
「本当はもっと早く帰って来られたのに…勝手に怖がって、ごめんなさい。」
 と謝ると


「何を言ってるの⁉︎
 そんなの当たり前じゃない、、普通森に1人にされたら、怖いし不安だわ

 それにね、いつかなんて関係なく戻って来てくれたのが、何より嬉しいのよ」
 そうお母さんが言ってくれ


「そうだぞ?
 むしろ…まだ私達も力不足で、ドラゴン族とはまだ交流を出来ていなくて…

 王都や人間国にいると思い込んで行動出来ていなくてすまない。」
 とお父さんが言った。




 でも、本当に戻って来て良かったや!

 ただ…本当に族長なのか、病気は治るのか、この後しっかり聞かないとだよね⁉︎

 後!お告げの事も。







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