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帰って来た
気になるってば!
しおりを挟む次の魔王になるかもしれないのに、何一つ噂がない…の?
でもそれって、悪い噂もないわけだし…良い事なんじゃなくて?
なんて考えていたら
それを読み取ったようで
「悪い噂が無いのは良い事だと思えるがな、何一つない、って所が怖いんだ
理由は、シャルにはまだ早いな、深くは考える必要はないんだが、とにかくシャルが大人になった時、魔族は少し気をつけないといけないって覚えといて欲しいんだ」
そうお父さんが言った
「分かった…!」
そう返事をするお父さんはニコッと頷き
「そして、実は………」
とそれだけ言ったかと思ったら、何やらお父さんと少し話して
「ごめんなさい……この話はダメみたいだわ」
とお母さんが悲しそうに言った
あぁーーーー!なんで話すのやめちゃうの⁉︎
その続き気になるよぉ(泣)
なんで1人で少し悲しくなっていたら
「本当はもっと色々伝えたいが…これから話す事が最後で、そして1番大切な事だ。。。」
そうお父さんがいい
「これはね、本当に話してもいいのか、まだ話さないべきかじゃないかと悩んだのよ
だけど…今話しておかなければシャルは賢いから、いつか時が来てしまった時、不思議に思って1人で悩んでしまいそうだから話すわね。
ただ!これだけ先に言わせてちょうだい?
シャルはシャルなの、私たちの大切な大切な娘に変わりはないのよ?
それだけは信じてちょうだいね」
そうお母さんが懇願するかのような、そんな切ないような…表情で言った。
ん?待って、そこでなんでそんな表情で、そんな話が出てくるの…??
まさかの本当は実の親では…みたいな事言わないよね⁉︎泣くよ?大号泣で水浸しになっちゃうよ⁉︎
でも、前に神殿の水晶で確認したし、親子である事は間違いない…もんね??
不安になるからそんな怖い事言わないでよっ、、、
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