転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ？

学園

食堂

「凄い…ですね⁉︎」
　ただただその言葉しか出てこずそう言うと


「そうよね～本当便利でありがたいわ♪

　他にも部屋の温度を変える魔石とかも有料にはなってしまうけど、普通に買うよりは安く売店に売ってるのよ！

　ただ購入して実家に送る、って事がないように、購入したら直接寮母さんに届けられて、って感じになるのだけどね」
　そう教えてくれた


　待って…もうそれエアコンじゃん！
　んでもって環境にも優しいし、なにより、、、電気代がかからない！魔石自体が高いけどね。。。



　まぁそんな事を考えていたら食堂に着いた訳なんだけど、話に夢中になり過ぎて道が…不安。


　ユナ先輩について食堂の中を進んでいくと、ミレイとユナ先輩の双子さん(？)が座って待ってくれていて、私たちに気がつくとパッと立ち上がってこっちへ来てくれた


　そして
「シャルっ
　同室の子達ね、皆んな良い人だったよ♪

　それにね～部屋結構広くてびっくりしたんだぁ
　なんかね、一応6人入るから他の部屋より少しだけど広くなってるんだって、ユウ先輩が教えてくれたのっ」
　とミレイが言った


　するとそれを聞いたユナ先輩が
「あらっユウも先輩呼びして貰えたのね？やっぱり良いわよねぇ♪」
　と言った。


　双子の人はユウさんって言うのか！！
　そして…やっぱり双子、考えが似てる…のかな？


　てか
「ミレイもう部屋の仕組み聞いた⁉︎
　音もだけど、部屋の温度変えられるの凄くない⁉︎」
　と聞いてみたところ


「実はね…僕の部屋、1人貴族の人がいてね、事前に頼んで入れといてくれて、さっき自由に付けて良いって言ってくれたんだよ♪

　いいでしょ～」
　と言われたら


　それは…素直に羨ましいぞっ


　なんてミレイと話していたら
「楽しくお喋りしてるところごめんね？

　ここで立ち話もなんだから、先に並んで食事を受け取ってからゆっくり話しましょ」
　とユナ先輩が言ってくれたので、他の人も並んでいる列へと並んだ


　因みに！
　メニューは安定のステーキとサラダ、そして他にはまさかの揚げ物料理があったの、、、、

　え？神ってない？

　って言っても、パン粉とかの概念はまだないみたいで、野菜の素揚げとか鶏肉のような物をパリパリに揚げ焼きされてるみたいな感じだったけど、これは食べるしかないっ


　そんなこんなでお腹いっぱいご飯を食べて、3人とたくさん話して、部屋へと返った。

　因みに新入生だけ今日と明日は無料なんだって♪

　明日以降は、毎日一食だけは学生証を機械にかざすと無料で、それ以外は学園外よりは安いけどやっぱりかかるみたい


　でもお金がない人でも食べられるように、色々な手伝い等、仕組みがあるみたいで、また時間があったら私も経験の為にやらせてもらえないかな？