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学園
人見知り
しおりを挟む私のユナ先輩が席に戻り2人が取りに行くと
「どう?クラスの子達とは仲良くなれた?」
とユナ先輩が聞いてくれたので
「1人仲良くなれそうな子がいるんです!
とっても可愛くて、優しいんですよ♪
そうだ!ユナ先輩TOP10に入ってるって本当ですか⁉︎
ペアの人がユナ先輩で羨ましいって言われたんですよ♪」
と伝えた
すると
「シャルちゃん…
私ね、怖くないのよ?
その…何故だか皆んなから距離を置かれるのだけど、安心して?ね?」
と少し慌てた様子でユナ先輩がそう言った
その反応が来るとは思ってなかったよ⁉︎
「いや、そんなこと思ってないですよ!
むしろこんな優しい先輩は他に居ないと思ってますし♪
と言うより…なんであんな噂があるんです…か?」
聞いていいのかものすごく迷ったけど、どうも本人も謎そうな表情をしていたのでそう聞いてみると
「それがね…その、当初は学園に普通に通ってたこともあって色んな子が話しかけてくれたのよ
けどね、私もユウもかなり人見知りで、、、いつも2人でいて、そして話しかけられても緊張で固まってしまっていたら、、、いつの間にか、って感じなのよね。」
と教えてくれた。
「人見知りだったんですか⁉︎
それなら、尚更こんなふうに声かけてもらえた事がすっごく嬉しいです」
そう嬉しくなって伝えたら
「頑張って良かったわっ
ここだけの話なんだけどね、、ユウは私以上に人見知りでね、2人に会いに行く前日は深夜に呼び出されて、明け方までどうしようって話してたのよ(笑)
って言っても私も今だに入学した当時の友達と、シャルちゃん以外の子に話しかけられると…緊張して強張ってしまって
けど正直今でも楽しい生活が出来てるから良いんだけれどね」
と そうえへへっと言った感じでユナさんがそう言ってくれた
それから間も無くして2人が戻ってきたので、皆んなでご飯を食べてから
「そう言えばね、クラスの子皆んな優しいの!
初め何だかみんなに心配だって声かけられて
よく分からなかったんだけど、皆んなと沢山話してたらそれから皆んな沢山話かけてくれるようになったんだ♪
ただね…選択授業(?)をね、なんでかわからないけど、皆んな何にするかすごく聞いてくれるんだ…だけど僕まだ何も決められてなくて、どうしよう?」
とミレイが言った。
んーーーー、まだ入学して片手で数えられるくらいだよ?
ミレイコミュ力凄すぎない???
いや、てかもうそれクラスの中心的に存在になってない???
明るくて話しかけやすそうなだけじゃ無くて天然ぽさも入ってるから、かな?
にしてもだよ…!
応援ありがとうございます!
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