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第11節 真の英雄
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気絶していたのは一瞬のことだったのだろう。
突撃してきた〈サンダーフェザー〉の姿はなく、決闘を見守っている二つの戦艦の状況も変わっていない。
「奴はどこだ……?」
爆風の直撃からは逃れられたが、被害を完全に回避することはできなかった。
レーザーソードの柄は取り落とし、レーザーライフルは腰部から外れて行方不明になっている。
残った武器はもう一本のレーザーソードだけだ。
背部のブースターは一部が破損し、全体としての機能も低下している。
衝撃による影響か、エナジーの残量も目に見えて減っていた。
あの爆発だ。いくら軌道を逸らしていても、〈サンダーフェザー〉も無事では済まなかっただろう。
まず間違いなく〈エレクトラ〉以上のダメージを受けているはずだ。
それでも、あのノージェが自爆攻撃をしたとは考えがたい。
爆雷の残骸が散らばる中に、片腕を失くしたメテオムーバーの姿があった。
〈サンダーフェザー〉は機能を停止していなかったのだ。
「無事だったか、ノージェ」
そう言ってみたものの、その姿はもはやメテオムーバーの原型を留めていなかった。
右腕と左足は辛うじて残っているものの、右足は爆発に巻き込まれて先端が消失しており、剥き出しになっていた左肩の部分にはダメージが集中したためか損傷が著しい。
バリアフィールドを展開した胸部にはほとんど被害を受けていない。
すなわち、ここに至っても奴は戦えるということだ。
『ああ、どうにかね。まだ降参するつもりはない』
「望む所だ。俺の機体も長くは持たんが、お互い、ここで勝負を降りるような人間ではないだろう」
『その通りだ。剣一本で何ができるか。証明してみせよう』
〈サンダーフェザー〉が残った右手でレーザーソードを掴む。
お互い、武器はこれだけだ。
タイムリミットはどちらかの剣が折れるか、エナジー残量が切れるまで。
条件は悪くない。
「……最後に、貴様に聞いておきたいことがある」
『何でも聞いてくれたまえ。手短に頼むよ』
「ナドック隊長と、今の俺。貴様にとって、どちらが上だ?」
『……』
今でこそノージェの好敵手は俺だというのが軍でも民間でも常識になっているが、あの作戦で倒されるまでは、ナドック隊長こそがノージェにとって最大の目標であり、ライバルであったはずだ。
俺はノージェに隊長を殺されて地獄に落ちたが、ノージェが新兵だった頃、当時からエースであったナドック隊長は初期型〈ナベリウス〉を駆り、単機でノージェの小隊を全滅させたという。
ナドック隊長が撃墜されたのは圧倒的兵力差の中での不意打ちに過ぎず、自らの手で正々堂々と倒せなかったことは、ノージェにとっては最大の悔やみ事であったのだろう。
「俺は貴様に僚機を撃墜されたことがない。俺は貴様の僚機を何度も撃墜したことがあるが、貴様を討つことはできなかった。ナドック隊長も、それは同じだった。ここでお前を討てれば、俺は隊長を超えられるか?」
『そうだね……』
少し考えてから、ノージェは静かに答え始めた。
『アティグス大尉。君には申し訳ないが、あの方が亡くなった後も、私にとって最高の好敵手は変わっていなかったのだと思う。なぜなら、君の戦いには人間性が無いからだ。それは私も同じだがね。あの事件さえ無ければ、今頃はあの方のような、真の英雄になれていたのかも知れない……』
人間性。
真の英雄。
戦闘狂のように振る舞い、自らをワグネル軍最強のエースと自負してきた人間の口から出たとは思えないような言葉だった。
『君はあの事件があって以来、今日に至るまでは、部下を一人も死なせなかった。それは誇るべきことであって、結果的に全員を死なせてしまったとしても、君のその栄誉が消え去ることはない。そこで、私には一つ思うことがある』
ここでノージェが言ったことを、俺は今でも忘れられない。
『部下を全員生かして、自らは散っていった隊長。部下を全員犠牲にしてでも、最後まで生き残った隊長。君は、どちらに人間性があると思う?』
「そうだな……」
どう答えるかはすぐに決まったが、それは結論と呼べるものではなかった。
「明確な答えは、今の俺には分からない。どちらが正しいなどと判断できないが、どちらも同等に優れているのかも知れないし、どちらも軍人としては失格なのかも知れない。だが……」
そこまで言うと、〈エレクトラ〉の右手でレーザーソードを引き抜き、光の刃を展開する。
「この戦いに勝てば、俺はナドック隊長に近付ける」
そうだ。
俺が、ここまで生き残ろうとしてきた理由は。
『それが君の答えか。よろしい、決着を付けよう』
夢を砕かれ、地獄に落ち、部下を失い、巨神の断罪を蹴り飛ばして、ここに戻ってきた理由は。
そして、これからも生きようとしている理由は。
『どうした、動かないのか? ならば、こちらから行くぞ!』
あの人に、負けたくなかったからだ。
「ああ、受けて立ってやる! 来いっ、ノージェ!」
背部のブースターを点火させ、〈サンダーフェザー〉は最後の力で銀翼を羽ばたかせる。
もはや特殊マニューバはできない。真っ直ぐに突っ込んでくるだけだ。
こちらも、これ以上テクニックには頼れない。
背部ブースターの出力を最大にして、突撃してくる〈サンダーフェザー〉にぶつかっていく。
『アティグス大尉! 私は今、確信した! 君は! いや、君がっ!』
「俺がどうした、ノージェ!」
『私を倒したとき、君は真の英雄になる! そして、君を倒したとき、私は……』
お互いに、刃を振りかざして。
二つの人型が激突し、一瞬のうちにすれ違う。
ノージェの言葉は最後まで発せられることなく、途切れた。
〈エレクトラ〉の上半身と下半身が両断されたのが分かった。
機内からはアラームがやかましく鳴り響いているし、機体損傷モニターでは機体の下半身が真っ赤に染まっている。
それでもコクピットは無事だった。
俺は生きているし、〈エレクトラ〉も上半身だけで動ける。
肩部と背部のブースターを調整して、後方に振り向く。
突撃する前から中破していた〈サンダーフェザー〉は、一見すると何も変わっていないようだった。
だが、その巨大な胸部を真正面から貫くように、レーザーソードが突き刺さっていた。
最後の一撃になると分かった時点で、俺はコクピットの中央部だけを狙っていた。
相手より一瞬でも早くパイロットを殺せれば、その刃が俺を斬り裂くことはないと分かっていたからだ。
ワグネルの英雄、レディン・ノージェは死んだ。
そして、俺だけが生き残った。
眼前に、散っていった部下たちの姿が浮かんでくる。
そこにナドック隊長の姿はなかった。
なぜなら。
これからは、俺があの人のように、戦っていくからだ。
「勝ったぞ、俺は……」
そう呟いた途端、急激な眠気が全身を襲ってきたので、俺は欲求に身を任せることにした。
よく考えれば、二つの死闘と一つの決断を連続して終わらせた身だ。
俺には休む権利があるはずだ。
辛うじて生きているモニターに目をやると、死者を追悼する意味の信号を出した後、敵の戦艦が撤退していくのが見えた。
ノージェの遺志は尊重されたらしい。
もはや心配することはない。後の事はナヴィがやってくれる。
そう安堵した瞬間、俺の意識は真っ黒な海の底に沈んでいった。
突撃してきた〈サンダーフェザー〉の姿はなく、決闘を見守っている二つの戦艦の状況も変わっていない。
「奴はどこだ……?」
爆風の直撃からは逃れられたが、被害を完全に回避することはできなかった。
レーザーソードの柄は取り落とし、レーザーライフルは腰部から外れて行方不明になっている。
残った武器はもう一本のレーザーソードだけだ。
背部のブースターは一部が破損し、全体としての機能も低下している。
衝撃による影響か、エナジーの残量も目に見えて減っていた。
あの爆発だ。いくら軌道を逸らしていても、〈サンダーフェザー〉も無事では済まなかっただろう。
まず間違いなく〈エレクトラ〉以上のダメージを受けているはずだ。
それでも、あのノージェが自爆攻撃をしたとは考えがたい。
爆雷の残骸が散らばる中に、片腕を失くしたメテオムーバーの姿があった。
〈サンダーフェザー〉は機能を停止していなかったのだ。
「無事だったか、ノージェ」
そう言ってみたものの、その姿はもはやメテオムーバーの原型を留めていなかった。
右腕と左足は辛うじて残っているものの、右足は爆発に巻き込まれて先端が消失しており、剥き出しになっていた左肩の部分にはダメージが集中したためか損傷が著しい。
バリアフィールドを展開した胸部にはほとんど被害を受けていない。
すなわち、ここに至っても奴は戦えるということだ。
『ああ、どうにかね。まだ降参するつもりはない』
「望む所だ。俺の機体も長くは持たんが、お互い、ここで勝負を降りるような人間ではないだろう」
『その通りだ。剣一本で何ができるか。証明してみせよう』
〈サンダーフェザー〉が残った右手でレーザーソードを掴む。
お互い、武器はこれだけだ。
タイムリミットはどちらかの剣が折れるか、エナジー残量が切れるまで。
条件は悪くない。
「……最後に、貴様に聞いておきたいことがある」
『何でも聞いてくれたまえ。手短に頼むよ』
「ナドック隊長と、今の俺。貴様にとって、どちらが上だ?」
『……』
今でこそノージェの好敵手は俺だというのが軍でも民間でも常識になっているが、あの作戦で倒されるまでは、ナドック隊長こそがノージェにとって最大の目標であり、ライバルであったはずだ。
俺はノージェに隊長を殺されて地獄に落ちたが、ノージェが新兵だった頃、当時からエースであったナドック隊長は初期型〈ナベリウス〉を駆り、単機でノージェの小隊を全滅させたという。
ナドック隊長が撃墜されたのは圧倒的兵力差の中での不意打ちに過ぎず、自らの手で正々堂々と倒せなかったことは、ノージェにとっては最大の悔やみ事であったのだろう。
「俺は貴様に僚機を撃墜されたことがない。俺は貴様の僚機を何度も撃墜したことがあるが、貴様を討つことはできなかった。ナドック隊長も、それは同じだった。ここでお前を討てれば、俺は隊長を超えられるか?」
『そうだね……』
少し考えてから、ノージェは静かに答え始めた。
『アティグス大尉。君には申し訳ないが、あの方が亡くなった後も、私にとって最高の好敵手は変わっていなかったのだと思う。なぜなら、君の戦いには人間性が無いからだ。それは私も同じだがね。あの事件さえ無ければ、今頃はあの方のような、真の英雄になれていたのかも知れない……』
人間性。
真の英雄。
戦闘狂のように振る舞い、自らをワグネル軍最強のエースと自負してきた人間の口から出たとは思えないような言葉だった。
『君はあの事件があって以来、今日に至るまでは、部下を一人も死なせなかった。それは誇るべきことであって、結果的に全員を死なせてしまったとしても、君のその栄誉が消え去ることはない。そこで、私には一つ思うことがある』
ここでノージェが言ったことを、俺は今でも忘れられない。
『部下を全員生かして、自らは散っていった隊長。部下を全員犠牲にしてでも、最後まで生き残った隊長。君は、どちらに人間性があると思う?』
「そうだな……」
どう答えるかはすぐに決まったが、それは結論と呼べるものではなかった。
「明確な答えは、今の俺には分からない。どちらが正しいなどと判断できないが、どちらも同等に優れているのかも知れないし、どちらも軍人としては失格なのかも知れない。だが……」
そこまで言うと、〈エレクトラ〉の右手でレーザーソードを引き抜き、光の刃を展開する。
「この戦いに勝てば、俺はナドック隊長に近付ける」
そうだ。
俺が、ここまで生き残ろうとしてきた理由は。
『それが君の答えか。よろしい、決着を付けよう』
夢を砕かれ、地獄に落ち、部下を失い、巨神の断罪を蹴り飛ばして、ここに戻ってきた理由は。
そして、これからも生きようとしている理由は。
『どうした、動かないのか? ならば、こちらから行くぞ!』
あの人に、負けたくなかったからだ。
「ああ、受けて立ってやる! 来いっ、ノージェ!」
背部のブースターを点火させ、〈サンダーフェザー〉は最後の力で銀翼を羽ばたかせる。
もはや特殊マニューバはできない。真っ直ぐに突っ込んでくるだけだ。
こちらも、これ以上テクニックには頼れない。
背部ブースターの出力を最大にして、突撃してくる〈サンダーフェザー〉にぶつかっていく。
『アティグス大尉! 私は今、確信した! 君は! いや、君がっ!』
「俺がどうした、ノージェ!」
『私を倒したとき、君は真の英雄になる! そして、君を倒したとき、私は……』
お互いに、刃を振りかざして。
二つの人型が激突し、一瞬のうちにすれ違う。
ノージェの言葉は最後まで発せられることなく、途切れた。
〈エレクトラ〉の上半身と下半身が両断されたのが分かった。
機内からはアラームがやかましく鳴り響いているし、機体損傷モニターでは機体の下半身が真っ赤に染まっている。
それでもコクピットは無事だった。
俺は生きているし、〈エレクトラ〉も上半身だけで動ける。
肩部と背部のブースターを調整して、後方に振り向く。
突撃する前から中破していた〈サンダーフェザー〉は、一見すると何も変わっていないようだった。
だが、その巨大な胸部を真正面から貫くように、レーザーソードが突き刺さっていた。
最後の一撃になると分かった時点で、俺はコクピットの中央部だけを狙っていた。
相手より一瞬でも早くパイロットを殺せれば、その刃が俺を斬り裂くことはないと分かっていたからだ。
ワグネルの英雄、レディン・ノージェは死んだ。
そして、俺だけが生き残った。
眼前に、散っていった部下たちの姿が浮かんでくる。
そこにナドック隊長の姿はなかった。
なぜなら。
これからは、俺があの人のように、戦っていくからだ。
「勝ったぞ、俺は……」
そう呟いた途端、急激な眠気が全身を襲ってきたので、俺は欲求に身を任せることにした。
よく考えれば、二つの死闘と一つの決断を連続して終わらせた身だ。
俺には休む権利があるはずだ。
辛うじて生きているモニターに目をやると、死者を追悼する意味の信号を出した後、敵の戦艦が撤退していくのが見えた。
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