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ギルマスと対面
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ギルマスの執務室に入ると書類の山に埋もれてる人がいた。
「テオ!報告が遅い!!」
「すまん。父に確認しなくてはならないこともあって後になった」
「ったく。簡単な報告しか上がってこないからやきもきしたわ。それが異邦人殿か?俺はギルドマスターのライガだ。よろしくな」
「あ…えと…柊琥珀と申します。こっちが弟の瑠衣と瑠華です」
「りゅいでしゅ」
「りゅかでしゅ」
手を挙げて元気に自己紹介をする2人に部屋の中がなごやかな雰囲気になる。
「コハクは俺の運命の番だから。ギルド職員には周知しておけ」
「…は?番?お前に?え…子供…」
「俺はれっきとした18歳です!成人してます!」
「婚約して父にも認めて貰っている」
「…18…?異邦人は童顔が多いのか?数百年前に来た異邦人もたしか黒髪黒目の見た目が幼い方だったと記録されていたと思うが…」
「その人も俺と故郷が同じ方なのでしょう。俺の国の人は童顔の人が多い国で年齢不詳な人はよくいました」
「子供みたいだからとコハクに手を出す奴には容赦しねぇからな。コハクは俺の嫁だからな」
俺の嫁…の言葉に顔が赤くなるのを感じたが、テオに肩を引き寄せられ厚い胸板に顔を押しつけられてしまった。
「コハク…そのように可愛い顔を他の男の前で無闇矢鱈に見せるのはよくないな」
と、耳元で囁かれたら余計に顔が熱くなる。
誰のせいでこうなってると思ってるのかな?ホント俺の旦那も無意識にこういう事やってくるからタチが悪い。いや、わかっててやってるかもしれない。
「わかったわかった。良好な関係なのはよくわかった。人前でイチャイチャするなよ。相手を煽って余計に変なのが近づいてくるぞ」
「そうしたら切り捨てるだけだ」
「テオそんな事したらだめだよ。穏便に」
「コハクがそう言うなら…」
「龍人の溺愛はすげぇからな。コハクも覚悟しときな」
「うぇ…?もう既に実感してるんだけどこれ以上なの?」
「龍人は番に尽くすことを生き甲斐にしてるところはある。俺はコハクに何不自由なく過ごしてほしいと思っているから…受け入れてくれると嬉しい…」
「…適度にお願いします…」
「他に報告することはねぇのか?」
「あぁ…これはまだ誰にも言うなよ。国家機密並みの事だと思え。」
「…聞きたくないような…」
「ギルマスのあんたにはちゃんと理解しておいてもらいたい。
これからコハクたちの生活がかかっているからな。」
「お世話になります!」
「…嫌な予感しかしねぇ!」
「コハクの弟の双子に精霊魔法のスキルがある。精霊王の加護もな。これはバレたくない。バレたら魔塔の研究バカに連れて行かれる可能性もある。双子はまだ3歳だ。家族と離すのは可哀想だ。そしてコハクは全属性魔法に魔法を作れる創造魔法のスキルがある。魔法に優れていてこれも魔塔の研究対象になりえる…。が、俺の番だから連れて行かせはしないけど。王家に報告前に魔法の使い方をマスターしてもらって、コハクには隠蔽魔法でステータスを隠してもらう予定だ。これは絶対に知られてはいけない。」
「…王家に嘘つくってことか?大丈夫か?バレた時がヤバいぞ…」
「だからコハクに頑張ってもらうしかない」
「…はぁ…とんだ爆弾が落ちてきたもんだ…」
「暫くは父上に頑張って誤魔化しておいてもらうつもりだ」
「魔法の指南は誰がするんだ?」
「ああ…それはライに任せることにした。全て知っているし、魔法に関しては一流だからな」
「チビちゃんたちも俺にかなり懐いてくれているから教えやすいしな!なーチビちゃん!」
「「あいっ!」」
「…お前すげぇ双子に構うけど…ホントに番じゃねぇのか?番囲ってるようにしか見えなんいだが…」
…テオと同じように俺もそう思ってた。こっちに来てから兄の俺よりもずっと一緒に居る気がするんだけど…?
弟たちもそれが当たり前みたいになってるし…。
普通に兄として慕っているのかな?
「…え、そんな囲ってるように見える?ただの癒し要員だよ~。俺の番はまだ現れてないよ?だってだってチビちゃんたち可愛すぎないっ?このふにふにした感じがたまらな~い!!」
そう言って弟たちのふにふにと柔らかいほっぺたをムニムニしながらへにょっと笑って抱きついているライさんが変質者に見えてしまったのは仕方ないと思う。
預ける人間違えた?大丈夫?
「まぁ、信用はしているから問題ないが…変な事教えるなよ」
「りょーかいっ!」
とりあえずギルマスとの顔合わせは終わったってことでいいのかな?
「顔合わせはギルマスだけでいいの?」
「本当はザブギルマスにも合わせる予定だったんだが今所要で使いに出てるもんでな…」
「あ、そうなんですね」
「コハク…そろそろ屋敷へ戻ろう。夕方にはギルドに人が集まってくる…目に付く前に帰ろう」
「うん、わかった。ライガさんありがとござました」
ペコリと会釈をするとまたお辞儀を制止された。
言われてたのに忘れてた。というかこれもう癖になってるというか当たり前にやってた事だから止めるの無理だよぉ~。
このくらいは勘弁してほしいな…。
モヤモヤとしながら執務室執務室を出て一階へ降りるとそこは依頼任務帰りだろう冒険者がわんさかと受付に殺到していた。
「少し遅かったか…絡まれる前に行くぞライは双子をしっかり守れ」
「了解」
テオにしっかり手を繋がれると一階へと降りて行く。
テオの姿を目にした冒険者たちはざわざわと騒ぎ始めテオと話したいのか周りに集まり始めた。
「テオさんお久しぶりです!先日の迷宮のお話聞かせてください!」
「テオ様一緒にご飯行きませんか?」
「…ちょっと貴方邪魔よ!!」
「えっ…あ…」
ドサッ
俺は女の人に押されて後ろへと倒れてしまった。
うぅ…女の人に負けるとは…情けない…。
「コハク!!」
「あ…テオ…」
「大丈夫か…?怪我は?」
「あ…大丈夫。大丈夫だからその…怒らないでね?ね?」
テオのあまりにも怖い形相にキレているのは一目瞭然だった。
俺も男なんだからこれくらい何ともないのに…。
「コハク…それは聞けない相談だなちょっとライの方へ行って待っててくれるか?」
「…う…うん…」
「コハクくん大人しくこっちおいで…」
…え…何が始まるの!?
「龍人の番至上主義を舐めない方がいい。君に手を出した奴はもうこの街にはいられないかもねぇ…」
「え!?そんな事になっちゃうの!?俺尻もちついただけだし、怪我なんて一つもしてないよ?」
「それでもだ」
テオが凄く怒ってるのはわかる…けど…。
「君は何で彼に手を出したのかな?」
「え…だって身の程知らずにもテオ様にくっついて迷惑をかけているから…」
「そっくりそのまま君に返そう。迷惑だ。身の程知らずと言うのは君の方だ。彼は俺の番だ。番に手を出しておいて何もないと?」
「え!?番!?テオ様に番…!?」
「テオ様に番が!?」
「あの女やっちまったな…」
「番と知らなくてもたとえ彼が番でなくとも俺が一緒に居た人対して理由もなく手を出した君は非常識極まりない人間だ。そんな輩とは話もしたくないね。さて、君にはこの街から出て行ってもらおうか。俺の番と顔を合わせて欲しくないからね」
「え…それは…」
「衛兵に連れられて出ていくか自ら進んで出ていくかどちらがいいかな?特別に選ばせてあげよう」
「あ…あ…そんな…」
テオはその女の人に威圧をかけているようで、ブルブルと震え出した女の人はすっかり萎縮してしまいその場に座り込んでしまっている。
いつもにこにこしているテオの別の一面を見た…。
優しいだけではなく怖い一面もあるのをしっかり見た。
これが番至上主義の溺愛か…。俺も気を付けて行動しないと周りに迷惑かけてしまいそうだ…。
「テオ!そのくらいにして!!俺はそんなの望んでないよっ!!ね!お姉さんも次からはしないよね?」
「は…はい…申し訳ありませんでした…」
「はい!これでおしまい!!テオ帰ろ?」
「…はぁ…コハクは甘いよ…君。私の番の優しさに感謝するといい。次からは私たちに近づかないと約束しろ。次近づいて来た時は容赦しない」
「は…はいっ!!申し訳ありませんでした!!」
「……。ではコハク…帰ろうか」
「うん」
俺はこの時のことを甘いと言っていたテオの言葉をちゃんと理解してればあんな事にはならなかったかも…。
テオの怒りが天元突破した大事件がすぐそこに迫っていた。
「テオ!報告が遅い!!」
「すまん。父に確認しなくてはならないこともあって後になった」
「ったく。簡単な報告しか上がってこないからやきもきしたわ。それが異邦人殿か?俺はギルドマスターのライガだ。よろしくな」
「あ…えと…柊琥珀と申します。こっちが弟の瑠衣と瑠華です」
「りゅいでしゅ」
「りゅかでしゅ」
手を挙げて元気に自己紹介をする2人に部屋の中がなごやかな雰囲気になる。
「コハクは俺の運命の番だから。ギルド職員には周知しておけ」
「…は?番?お前に?え…子供…」
「俺はれっきとした18歳です!成人してます!」
「婚約して父にも認めて貰っている」
「…18…?異邦人は童顔が多いのか?数百年前に来た異邦人もたしか黒髪黒目の見た目が幼い方だったと記録されていたと思うが…」
「その人も俺と故郷が同じ方なのでしょう。俺の国の人は童顔の人が多い国で年齢不詳な人はよくいました」
「子供みたいだからとコハクに手を出す奴には容赦しねぇからな。コハクは俺の嫁だからな」
俺の嫁…の言葉に顔が赤くなるのを感じたが、テオに肩を引き寄せられ厚い胸板に顔を押しつけられてしまった。
「コハク…そのように可愛い顔を他の男の前で無闇矢鱈に見せるのはよくないな」
と、耳元で囁かれたら余計に顔が熱くなる。
誰のせいでこうなってると思ってるのかな?ホント俺の旦那も無意識にこういう事やってくるからタチが悪い。いや、わかっててやってるかもしれない。
「わかったわかった。良好な関係なのはよくわかった。人前でイチャイチャするなよ。相手を煽って余計に変なのが近づいてくるぞ」
「そうしたら切り捨てるだけだ」
「テオそんな事したらだめだよ。穏便に」
「コハクがそう言うなら…」
「龍人の溺愛はすげぇからな。コハクも覚悟しときな」
「うぇ…?もう既に実感してるんだけどこれ以上なの?」
「龍人は番に尽くすことを生き甲斐にしてるところはある。俺はコハクに何不自由なく過ごしてほしいと思っているから…受け入れてくれると嬉しい…」
「…適度にお願いします…」
「他に報告することはねぇのか?」
「あぁ…これはまだ誰にも言うなよ。国家機密並みの事だと思え。」
「…聞きたくないような…」
「ギルマスのあんたにはちゃんと理解しておいてもらいたい。
これからコハクたちの生活がかかっているからな。」
「お世話になります!」
「…嫌な予感しかしねぇ!」
「コハクの弟の双子に精霊魔法のスキルがある。精霊王の加護もな。これはバレたくない。バレたら魔塔の研究バカに連れて行かれる可能性もある。双子はまだ3歳だ。家族と離すのは可哀想だ。そしてコハクは全属性魔法に魔法を作れる創造魔法のスキルがある。魔法に優れていてこれも魔塔の研究対象になりえる…。が、俺の番だから連れて行かせはしないけど。王家に報告前に魔法の使い方をマスターしてもらって、コハクには隠蔽魔法でステータスを隠してもらう予定だ。これは絶対に知られてはいけない。」
「…王家に嘘つくってことか?大丈夫か?バレた時がヤバいぞ…」
「だからコハクに頑張ってもらうしかない」
「…はぁ…とんだ爆弾が落ちてきたもんだ…」
「暫くは父上に頑張って誤魔化しておいてもらうつもりだ」
「魔法の指南は誰がするんだ?」
「ああ…それはライに任せることにした。全て知っているし、魔法に関しては一流だからな」
「チビちゃんたちも俺にかなり懐いてくれているから教えやすいしな!なーチビちゃん!」
「「あいっ!」」
「…お前すげぇ双子に構うけど…ホントに番じゃねぇのか?番囲ってるようにしか見えなんいだが…」
…テオと同じように俺もそう思ってた。こっちに来てから兄の俺よりもずっと一緒に居る気がするんだけど…?
弟たちもそれが当たり前みたいになってるし…。
普通に兄として慕っているのかな?
「…え、そんな囲ってるように見える?ただの癒し要員だよ~。俺の番はまだ現れてないよ?だってだってチビちゃんたち可愛すぎないっ?このふにふにした感じがたまらな~い!!」
そう言って弟たちのふにふにと柔らかいほっぺたをムニムニしながらへにょっと笑って抱きついているライさんが変質者に見えてしまったのは仕方ないと思う。
預ける人間違えた?大丈夫?
「まぁ、信用はしているから問題ないが…変な事教えるなよ」
「りょーかいっ!」
とりあえずギルマスとの顔合わせは終わったってことでいいのかな?
「顔合わせはギルマスだけでいいの?」
「本当はザブギルマスにも合わせる予定だったんだが今所要で使いに出てるもんでな…」
「あ、そうなんですね」
「コハク…そろそろ屋敷へ戻ろう。夕方にはギルドに人が集まってくる…目に付く前に帰ろう」
「うん、わかった。ライガさんありがとござました」
ペコリと会釈をするとまたお辞儀を制止された。
言われてたのに忘れてた。というかこれもう癖になってるというか当たり前にやってた事だから止めるの無理だよぉ~。
このくらいは勘弁してほしいな…。
モヤモヤとしながら執務室執務室を出て一階へ降りるとそこは依頼任務帰りだろう冒険者がわんさかと受付に殺到していた。
「少し遅かったか…絡まれる前に行くぞライは双子をしっかり守れ」
「了解」
テオにしっかり手を繋がれると一階へと降りて行く。
テオの姿を目にした冒険者たちはざわざわと騒ぎ始めテオと話したいのか周りに集まり始めた。
「テオさんお久しぶりです!先日の迷宮のお話聞かせてください!」
「テオ様一緒にご飯行きませんか?」
「…ちょっと貴方邪魔よ!!」
「えっ…あ…」
ドサッ
俺は女の人に押されて後ろへと倒れてしまった。
うぅ…女の人に負けるとは…情けない…。
「コハク!!」
「あ…テオ…」
「大丈夫か…?怪我は?」
「あ…大丈夫。大丈夫だからその…怒らないでね?ね?」
テオのあまりにも怖い形相にキレているのは一目瞭然だった。
俺も男なんだからこれくらい何ともないのに…。
「コハク…それは聞けない相談だなちょっとライの方へ行って待っててくれるか?」
「…う…うん…」
「コハクくん大人しくこっちおいで…」
…え…何が始まるの!?
「龍人の番至上主義を舐めない方がいい。君に手を出した奴はもうこの街にはいられないかもねぇ…」
「え!?そんな事になっちゃうの!?俺尻もちついただけだし、怪我なんて一つもしてないよ?」
「それでもだ」
テオが凄く怒ってるのはわかる…けど…。
「君は何で彼に手を出したのかな?」
「え…だって身の程知らずにもテオ様にくっついて迷惑をかけているから…」
「そっくりそのまま君に返そう。迷惑だ。身の程知らずと言うのは君の方だ。彼は俺の番だ。番に手を出しておいて何もないと?」
「え!?番!?テオ様に番…!?」
「テオ様に番が!?」
「あの女やっちまったな…」
「番と知らなくてもたとえ彼が番でなくとも俺が一緒に居た人対して理由もなく手を出した君は非常識極まりない人間だ。そんな輩とは話もしたくないね。さて、君にはこの街から出て行ってもらおうか。俺の番と顔を合わせて欲しくないからね」
「え…それは…」
「衛兵に連れられて出ていくか自ら進んで出ていくかどちらがいいかな?特別に選ばせてあげよう」
「あ…あ…そんな…」
テオはその女の人に威圧をかけているようで、ブルブルと震え出した女の人はすっかり萎縮してしまいその場に座り込んでしまっている。
いつもにこにこしているテオの別の一面を見た…。
優しいだけではなく怖い一面もあるのをしっかり見た。
これが番至上主義の溺愛か…。俺も気を付けて行動しないと周りに迷惑かけてしまいそうだ…。
「テオ!そのくらいにして!!俺はそんなの望んでないよっ!!ね!お姉さんも次からはしないよね?」
「は…はい…申し訳ありませんでした…」
「はい!これでおしまい!!テオ帰ろ?」
「…はぁ…コハクは甘いよ…君。私の番の優しさに感謝するといい。次からは私たちに近づかないと約束しろ。次近づいて来た時は容赦しない」
「は…はいっ!!申し訳ありませんでした!!」
「……。ではコハク…帰ろうか」
「うん」
俺はこの時のことを甘いと言っていたテオの言葉をちゃんと理解してればあんな事にはならなかったかも…。
テオの怒りが天元突破した大事件がすぐそこに迫っていた。
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