☆リセマラ神様☆

新世界

二人の目の前には雄大は草原が広がる世界が広がった。

『ここが、神様が言っていた世界ですかね？』と楓が言った。

『そうだと思うよ。ゲームの世界みたいだね？』と返事を返した。

空を見上げると、青色で晴天だった。
鳥が飛んでいるのも見える。

まこが空を眺めていると大きな塊が降ってきて顔面に直撃した！

『うっげ！』と声を上げる。

『大丈夫ですか！』と楓が駆け寄る。

頭に擦り傷を負った、まこ。
重量感がある宝箱だった。

『大丈夫、大丈夫。それより宝箱の中身は何かな？』と宝箱をまこが開けてみる。

中に入っていたのは、2人分の指輪と1枚の地図と1枚の紙切れだった。

地図を広げる。おおよそ、今いる世界の地図だろう。現在地を赤い印で示されている。

建造物や川などの絵も描かれていた。

指輪は取り敢えず人差し指に付けてみた。お互いの指の大きさに合わせてあり見分けは付いた。しかし何も起こらなかった。

『んー。付けましたが何も起きませんね』
『ですよね。何も変化ないですよね』

楓は最後に紙切れを見てみようと手を伸ばす。紙切れには【指輪の使い方】と記載されていた。

『まこさん、指輪の使い方が書いてるみたいですよ。』と楓が言う。

『本当ですか！』とまこが言った瞬間。まこが横に弾き飛ばされた。

『うっげー！』を声を出し。まこが地面に擦る様な感じで倒れた。

目の前には、獣だろうか。イノシシの様な動物が立つ。

コイツが体当たりをしてきたらしい…。

『ぶっしし！』と鼻息を荒げていた。

まこは体当たりの衝撃で気絶をした。

『まこさんー！』を楓の声が聞こえてきた。