霧の掛かった未来 1章

良典

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霧の掛かった未来 2章

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俺は中学に上がってから、オカルトに興味を持ち来る日も来る日もオカルト関係の本を読んだり、テレビで有名な都市伝説番組を見るのが好きになった。そこで、初めて南海トラフを知った。
学校ではよく馬鹿にされたりしていた。たぶんオカルト好きだったからかもしれない、けどじいちゃんの言ったことをいつも思いながら生活していたのでいじめは怖くなかった。
来る日も来る日も、上履きを隠されたり、トイレに閉じ込められたり、時には殴られたことだってあった。
そして、いじめが続き二年になった時、感心していたサッカー部の部長が話しかかてきて。
「峡だっけ?あのさ、いつもいじめられるのを見てるんだけど...サッカー始めない?色々教えてあげるよ!」と言ってくれて、俺は不安になり
「考えてもいい?後で、言うね!」と苦笑いしながら、答えた
休み時間になると、サッカー部部長の言ったことを思い出し、食べながら考えていた。その時、いじめをなくすため、にいいと思い放課後見学に行った。
「え、えっと...見学に来ました」と部長に言うと、部長は笑顔で
「やっぱり来てくれたんだな!来ると思ってたよ!さぁ体験するよ!」そう言い、サッカー部員たちにいろいろ指導をし、その後ジャージズボンを渡し
「こっちで、色々やっておくから、その間に着替えていてね!」と続けて言い、俺は更衣室に行き着替えた。
着替えてから、サッカーコートに戻ると。
「お!峡早くこっち来い!じゃあまず簡単な試合やるか!」早速無茶を言われたが、同乗したように頷き試合が始まった。
「うわぁ!」運動神経があまりよくないため、転んでしまったがすぐに部長が手を貸してくれて、立ち上がることができ試合を続けた。
25分になると、初めての試合なのか、すぐに体力がなくなり芝生に座った。それを部長が見たのか、試合を中断した。
「峡、中々よかったぞ!で、入部するか?」そう聞かれると、久しぶりに楽しく
「問題なかったら入部したいです!」と元気良く返事をした。
時期にサッカーを覚えていき、気づいたころはもう部長と並ぶくらいのエースになっていた、時には「サッカー部、部長が変わったら?」と何度も聞いたことがある。一年だった頃のいじめはなくなり、むしろ女子にもてていた方だ。それからは、卒業までサッカー部員として活躍した。
高校は普通科の高校にしたかったが、じいちゃんと教師にスポーツ科を選んだ方がいいと言われ、上京した。
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