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ループ、5
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「良かったですね。許可が降りて」
同行していたマリウスが安堵していた。
「うん。マリウスも習っているんでしょ?キツイ?」
専属侍従のマリウスは、護衛術は必須。
私を護る為にね。
でも、それに甘えていてはいけない。
主人も100%護られているだけなのは、ハッキリ言って邪魔なだけな気がする。
機微に動けないと駄目だろう。
走って逃げるとか、物陰に隠れるとかね。
まぁ、私が習いたいのはそんなレベルではないけど。
「リオン様をお護りする為のものですから、厳しくして頂いております」
「・・・大変だよね」
『御免ね』とは言ってはいけない。
彼の矜持なのだから。
言いかけた言葉を飲み込むと、分かっていたのかマリウスが柔らかく笑う。
「そのお気持ちだけで幸せです」
「うん。いつもありがとう」
「はい」
笑い合って、マリウスの手を取る。
「キールの所に行こうか」
「今なら護衛執務室にいらっしゃるかもしれませんね」
護衛宿舎の隊長専用執務室の事だろう。
隊長は書類整理もあるからそこに居るかもしれないとの事。
脳筋だけでは公爵家の護衛は務まらない。
「父様が呼んでるから、早く報告に行こう」
急かされている訳でもないが、やはり父様を待たせるのは気が引ける。
時間を無駄にしない様に少しだけ早足でキールの元へと向かった。
同行していたマリウスが安堵していた。
「うん。マリウスも習っているんでしょ?キツイ?」
専属侍従のマリウスは、護衛術は必須。
私を護る為にね。
でも、それに甘えていてはいけない。
主人も100%護られているだけなのは、ハッキリ言って邪魔なだけな気がする。
機微に動けないと駄目だろう。
走って逃げるとか、物陰に隠れるとかね。
まぁ、私が習いたいのはそんなレベルではないけど。
「リオン様をお護りする為のものですから、厳しくして頂いております」
「・・・大変だよね」
『御免ね』とは言ってはいけない。
彼の矜持なのだから。
言いかけた言葉を飲み込むと、分かっていたのかマリウスが柔らかく笑う。
「そのお気持ちだけで幸せです」
「うん。いつもありがとう」
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時間を無駄にしない様に少しだけ早足でキールの元へと向かった。
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