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ループ、10
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男爵家って、教育は施されていないのだろうか?などと後ろから囁かれ始める。
王子の次が男爵家・・・。
どう言う理屈だ?
「カルヴァイス、彼を下がらせなさい」
流石に容認できなかった王弟が自分の側近達に目配せをする。
「何故ですか⁉︎僕は挨拶をしただけです‼︎」
それが問題なんですよ。
挙句、王弟に許可を得ずに口を開いてるし。
「ユーリ、一度部屋へ行こう」
「えーっ・・・」
「待ちなさい。カルヴァイス、お前は残るんだ。誰のための茶会だと思っている?」
「叔父上が勝手に開いたのでしょう?」
嗚呼。
暴露しちゃったよ。
「カルヴァイス‼︎」
「少し宜しいでしょうか?」
ヒートアップしそうなので、その前に言いたい事は言わせてもらおう。
口を出す許可を求めると、王弟は少し媚を売る様な目線を向けて頷いた。
「許可しよう」
「有難う御座います。本日のお茶会は王家主催と招待状に明記されておりました。当然、ここに居る全員それは確認済みのはず。なのにお茶会に集められてかなりの時間が経つも、王子殿下への挨拶が開始されない。挙句、放置。しかも、殿下方はそこの男爵家の方と仲睦まじくなさっておいでだった。一体どんな理由で我々を王城へ集められたのですか?」
「白々しい。俺に目を掛けて貰いたくて、招待状を理由にやって来たくせに。言っておくが、お前達を選ぶ事は無いぞ。俺が側に置くのはユ・・・」
「口を慎め、カルヴァイス。それ以上は私が許さん」
そこまで言ってたら、もう完全アウトでしょう。
ユ・・・まで言ってしまっているし、何なら腰まで抱いてるし。
後方の子息達は、もはや呆れ顔だ。
王子の側に行けるチャンスだと思って挑んだ者も居るはず。
なのに、結果はコレ。
「王弟殿下」
「ま、まだ何か?」
「御開きにして頂いて宜しいでしょうか?王子殿下は我らに興味がお有りでないご様子なので」
「いや、それは・・・」
「何事だ?」
私と王弟やり取りの最中、威厳ある声が響く。
入口には、父様を従えた国王様が王弟を睨み付けていた。
「これは国王陛下」
「何事かと聞いている」
「それは・・・」
言い訳が見つからないのか言い淀む王弟を無視して、何故か国王様は私に尋ね出す。
「オズワルドは説明もできん様だ。代わりを頼む」
「はい。本日は王家主催のお茶会を開くとの事で、王弟殿下は我らを呼ばれました。開催のお声と共に殿下へ挨拶するのが貴族の基本。ですが、一向に開催されない処か、困る我らを放置して王子殿下と側近候補方はそちらの男爵子息と楽しくお話をされておられました。そこへ王弟殿下が今こちらにいらっしゃったという訳です」
「カルヴァイス」
「俺はこんな茶会など必要ありません。だから、彼らと話す必要は無しと判断しました」
「ならば、謝罪と終わりの挨拶をお前がするんだ」
「叔父上が勝手に開いたのです‼︎何故俺が・・・」
「ここに居る時点でお前の茶会。王族として最低限の礼はせねばならん」
「はい」
流石に馬鹿でもマズイ状況なのは分かったらしい。
悔しさが滲み出た顔をしながら私を筆頭に集められた子息達に謝罪をした。
「申し訳ない」
王子が叱られる、というハプニング以外余計な事が起きなくてよかった。
しかし、これで帰れると油断したのが悪かった。
それぞれが帰路につこうと動き出したのと同時に、パシャっと小さな音が聞こえてきた。
王子の次が男爵家・・・。
どう言う理屈だ?
「カルヴァイス、彼を下がらせなさい」
流石に容認できなかった王弟が自分の側近達に目配せをする。
「何故ですか⁉︎僕は挨拶をしただけです‼︎」
それが問題なんですよ。
挙句、王弟に許可を得ずに口を開いてるし。
「ユーリ、一度部屋へ行こう」
「えーっ・・・」
「待ちなさい。カルヴァイス、お前は残るんだ。誰のための茶会だと思っている?」
「叔父上が勝手に開いたのでしょう?」
嗚呼。
暴露しちゃったよ。
「カルヴァイス‼︎」
「少し宜しいでしょうか?」
ヒートアップしそうなので、その前に言いたい事は言わせてもらおう。
口を出す許可を求めると、王弟は少し媚を売る様な目線を向けて頷いた。
「許可しよう」
「有難う御座います。本日のお茶会は王家主催と招待状に明記されておりました。当然、ここに居る全員それは確認済みのはず。なのにお茶会に集められてかなりの時間が経つも、王子殿下への挨拶が開始されない。挙句、放置。しかも、殿下方はそこの男爵家の方と仲睦まじくなさっておいでだった。一体どんな理由で我々を王城へ集められたのですか?」
「白々しい。俺に目を掛けて貰いたくて、招待状を理由にやって来たくせに。言っておくが、お前達を選ぶ事は無いぞ。俺が側に置くのはユ・・・」
「口を慎め、カルヴァイス。それ以上は私が許さん」
そこまで言ってたら、もう完全アウトでしょう。
ユ・・・まで言ってしまっているし、何なら腰まで抱いてるし。
後方の子息達は、もはや呆れ顔だ。
王子の側に行けるチャンスだと思って挑んだ者も居るはず。
なのに、結果はコレ。
「王弟殿下」
「ま、まだ何か?」
「御開きにして頂いて宜しいでしょうか?王子殿下は我らに興味がお有りでないご様子なので」
「いや、それは・・・」
「何事だ?」
私と王弟やり取りの最中、威厳ある声が響く。
入口には、父様を従えた国王様が王弟を睨み付けていた。
「これは国王陛下」
「何事かと聞いている」
「それは・・・」
言い訳が見つからないのか言い淀む王弟を無視して、何故か国王様は私に尋ね出す。
「オズワルドは説明もできん様だ。代わりを頼む」
「はい。本日は王家主催のお茶会を開くとの事で、王弟殿下は我らを呼ばれました。開催のお声と共に殿下へ挨拶するのが貴族の基本。ですが、一向に開催されない処か、困る我らを放置して王子殿下と側近候補方はそちらの男爵子息と楽しくお話をされておられました。そこへ王弟殿下が今こちらにいらっしゃったという訳です」
「カルヴァイス」
「俺はこんな茶会など必要ありません。だから、彼らと話す必要は無しと判断しました」
「ならば、謝罪と終わりの挨拶をお前がするんだ」
「叔父上が勝手に開いたのです‼︎何故俺が・・・」
「ここに居る時点でお前の茶会。王族として最低限の礼はせねばならん」
「はい」
流石に馬鹿でもマズイ状況なのは分かったらしい。
悔しさが滲み出た顔をしながら私を筆頭に集められた子息達に謝罪をした。
「申し訳ない」
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