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サイレント
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それまで騒がしかった教室が、一瞬にして静まりかえった。
「信太くーん、あ~そぼ。お迎えにきましたよ~ん」
こんなくだらない誘い方に、周りの誰もが、くすりともしない。ただただ、遠巻きにそのやりとりを眺めている。声を掛けられたのは山根信太で、掛けてきたのは、太田勇とその相棒の吉野啓。
「あれ?いるんじゃない。信太く~ん、遊ぼ」
「・・・・・」
その口調はいじりレベルでなく、明らかに脅しにかかってる。こんな状況では、信太も身構えてしまい、返事ができるはずもなく明らかに怯えているのが分かる。
「おい山根、ぐずぐずそんな。ついてこい」
勇たちは信太を見つけ、嫌がるのも気にせず、教室の外に引きずり出していった。
「あれってやばくない?」
衆人たちは心配そうにみせるが、助けようとしない。、それどこらか、彼らがいなくなると、すぐに元のおしゃべりに戻っている。どうやらこの教室では、いつもの光景だ。
それでも生徒の一人が助けを求め、職員室に駆け込んで行った。
先生大変、、また勇たちが、信太を連れ出して行った
その声を聞くとすぐに、数人の教師が助けに向かう。
そんな彼らの傍若無人な振る舞いを、学校側も見過ごしてるわけではなく、その都度対応してきたが、後手後手となり、手を焼いてるのが現状だった。
1時間目の授業の途中に、信太が教室に戻ってきた。顔にアザが見られ、教師が問いかけてみたが、
転んだだけ
だと言い張って、譲らない。すると決まって、教師は次の言葉で締める。
そうか、何かあったらすぐに言って来いよ
こんな繰り返しで終わるので、信太も重々分かっている。その後は、何もなかったように授業が続けらたが、そこに、信太のスマホにメールが送られてきた。勇たちからの呼び出しだ。
「おい山根、どこ行くんだ。授業中だぞ」
教師の制止をも振り切って、再び信太は教室の外に走り出して行った。そして、数分後には元の席に戻って来た。
この日も何もなかったように、学校は動いていく。
リーン リーン リーン
いきなり廊下に設置されてる火災報知器が鳴り出した。どうせいつものいたずらと思い込み、火災発生を疑う者は、一人もいない。それもいたずらで押した犯人は、みんなが思い浮かべるまさにあの人物だ。
「おい、やったのはお前たちか?」
現場に駆けつけた教師たちが、その場にいた勇たちを問い詰めるが、
「また俺たちが犯人かよ。証拠はどこにあんだ」
と、強気で言い返してくる。
「証拠って、ここにはお前たちしかいないじゃないか?」
それでも引くことはない。
「あっそう言えば山根君が押したの見たよな、啓太」
「そうそう俺たち止めたんだけ、山根君が無理矢理押しちゃって。本当に仕方ない奴だ」
そうウソぶいてみせるが、突き止める証拠すらない。それこそ指紋を採ったり、監視カメラを付けたりとも思うが、ここは警察でなく学校だ。
「俺たち暇じゃないんで」
勇たちが去った後には、教師たちの虚無感だけが残る。
そんな絶望的な学校生活に、救世主が現れた?
「なあ明、勇たちをどうにかなんないかなあ?」
「だよな。俺たち3年は受験が間近。これじゃ授業を落ち着いて受けられないよ」
これじゃいけないと考えている生徒がいてくれる。大屋駿斗が何とかしたいと思ってた一人で、親友の草島明に真剣に打ち明けている。
「でも教師が言っても聞かないのに、俺たちが言ったところで」
まったく的を得ている。
「そう、強く出てもケンカになるだけだし」
考えが行き詰まってたところ、二人の幼なじみの吉川環が割り込んできた。
「私も何とか出来ないかと思ってたの、実は」
しかし、考えど考えど、名案が出ない。
そんなとき、環の思いつきが、事を一気に動かすことになる。
「勇たちをとことん追い込むのってどう?」
それをみんなで知恵を出していたところだ。
「そうだけど、だからどうやって?」
自信たっぷりに環がこう答えた。
「その状況の中に勇たちを押し込む。疑似体験ってやつ?」
「だから具体的にどうすんだよ」
駿斗たちの頭に??が浮かぶが、環がさらにかぶせてくる。
「文化祭の演劇を見させて気づかせるの。自由参加の部に出演する私たちがね」
納得してしまいそうだが、当然のごとく疑問が浮かんでくる。
「勇と啓太が見るわけないじゃん。そもそも授業すら出ないのに、客席でおとなしくしてるなんて考えられない」
それくらいで動じる環ではない。
「だと思うでしょ。それが必ず体育館にいるっていう計算。そのうち分かるから、とにかくやってみよ。動かなきゃ何も解決しないって、いつも言うのは駿斗じゃない」
駿斗と明の二人は、いつのまにかリ・ボーンプロジェクトに乗せられてしまっている。
ここに、環を座長とする〝たんぽぽ〟座が発足した。
学校から経費を引き出させる交渉や、役者集めのプロデューサー役は駿斗が。絵心があり趣味が音楽鑑賞の明は、大小道具や音響担当のチーフとして。そして脚本、演出は、環が担当することになった。
「旗揚げよ、それぞれの持ち場でがんばりましょ」
興奮が抑えられない。しかし、あくまでも目的は勇たちの行動を諫めることにある。
「早速だけど駿斗、この二人だけはスカウトして欲しい。その一人は山根君」
名前を聞いて、場の雰囲気が引き締まった。
「そんなのダメに決まってる。あいつこそ当事者だぞ」
「だからじゃない。というよりも山根君が出るか出ないかで、決まっちゃうかなこの劇。駿斗、ここからがあんたの出番よ」
仕方なく、駿斗は信太を誘うことにした。すると、
「実は吉川さんから連絡があり、一回集まって話しだけでも聞いて欲しいと言われてる」
と、あっさりと承諾の返事が返ってきた。
信太から了解が得られば 他は簡単
と、高をくくっていたが、勇たちからの報復を怖れて、断られ続けてしまう。
そんな苦労の中だったが、ようやく13人の役者を説得できた。
団長の環が、今回の意義を説明し始める。
「集まってくれてありがとう。なかなか勇気がいったよね。でも、嫌がらせを受けてる山根君本人が来てくれました。そもそも今回の劇をしようとしたのは・・・」
「そんなこと分かってるって。それより俺たちをどう守ってくれるんだ?」
団員たちの不安の的は、まさにその一点だ。やはり勇たちからの報復が怖い。
「それなら大丈夫。劇はセリフなしのオールサイレント。だから誰かを標的にしない」
団員たちは、ポカンとしてしまう。
「じゃあ勇にも伝わんないでしょ。そもそも会場に来るかも分かんないし」
環には予想していた反論で、すぐさま答える。
「勇たちって、バンドやってるよね。だから絶対に来る。彼らにとってはまさに檜舞台が文化祭。その上で実行委員会に頼んで、順番は私たちの後にしてもらうの」
「そりゃいいかも。そうすれば勇たちは舞台袖で俺たちの劇を見るはず。ここはストーリーをエグいのにしろよ」
そんな意見に、環はきっぱり断りを入れる。
「違う、エグくはしない。ただ事実を忠実に描くだけ。あっ、あと一人、大事な人が加わってくれたから」
練習が開始される。内容は至って明瞭、日ごろの勇たちの行動を追いかけるだけだが、セリフがないだけに、勝負は演技力となってくる。そのため台本読みにも熱が入り、本人になりきるためのハードな練習が繰り返された。
発表のときを迎えた。環、駿斗、明、信太。そして、そこに勇の双子の弟の康文が加わった。そう、勇に悪さを気付かせたくて、最後のピースとして参加してくれたのだ。
特に山根君と太田君は、ありのままでお願い
すでに会場はたくさんの生徒で埋まっている。いよいよ幕が上がっていく。
場面は進んでいくが、観客の反応が全然聞こえてこない。あまりにも静寂で不思議な会場の雰囲気に気付いたのか、ステージ袖でスタンバっていた勇たちが、客席の方をのぞき込んでみた。すると無言なのは演じ手たちだけでなく、観客の生徒たちも同じだった。あまりにも奇妙な雰囲気に、勇たちは気が動転してしまう。
「何で誰もしゃべらないんだ。それに康文の奴、あれって俺のこと?ふざけやがって」
うり二つの弟の迫真の演技に、自分の日ごろの悪行を思い知らされたようだ。
会場内での話し声が一切しない、〝たんぽぽ〟座の舞台が全て終了した。
この異様な状況下で、頭が混乱した勇たちだったが、間を置かずして、出番が回ってきた。
「おい、あんなの気にすんな。演奏で暴れようぜ」
威勢良くステージ上に飛び出した。やはり拍手が起きない中でも、自己紹介を始めた。
「今日は俺たちのために来てくれてありがとう。最高に楽しもうぜ」
そんなコールに、レスポンスがない。それどころか、客は微動だにしない。静まり返った客席からは、不気味ささえ感じさせられてしまう。
と、その瞬間、ステージ上のライトが落ち、代わって客席にスポットライトが当たった。そこには、客席に座っている観客のすべてが白い仮面をかぶっている情景が広がっていた。そして、一人の観客が席から立ち上がると、仮面を付けたまま会場の外に去って行った。その後も、一人去りまた一人去って、ついには誰もいなくなってしまった。
異様とも映る観客の行動。言葉にしない無言の抵抗は、勇たちにもかなり効いたようで、彼らはその動きを、呆然と受け止めるしかなかった。
言葉以上の強いメッセージは存在する。
「信太くーん、あ~そぼ。お迎えにきましたよ~ん」
こんなくだらない誘い方に、周りの誰もが、くすりともしない。ただただ、遠巻きにそのやりとりを眺めている。声を掛けられたのは山根信太で、掛けてきたのは、太田勇とその相棒の吉野啓。
「あれ?いるんじゃない。信太く~ん、遊ぼ」
「・・・・・」
その口調はいじりレベルでなく、明らかに脅しにかかってる。こんな状況では、信太も身構えてしまい、返事ができるはずもなく明らかに怯えているのが分かる。
「おい山根、ぐずぐずそんな。ついてこい」
勇たちは信太を見つけ、嫌がるのも気にせず、教室の外に引きずり出していった。
「あれってやばくない?」
衆人たちは心配そうにみせるが、助けようとしない。、それどこらか、彼らがいなくなると、すぐに元のおしゃべりに戻っている。どうやらこの教室では、いつもの光景だ。
それでも生徒の一人が助けを求め、職員室に駆け込んで行った。
先生大変、、また勇たちが、信太を連れ出して行った
その声を聞くとすぐに、数人の教師が助けに向かう。
そんな彼らの傍若無人な振る舞いを、学校側も見過ごしてるわけではなく、その都度対応してきたが、後手後手となり、手を焼いてるのが現状だった。
1時間目の授業の途中に、信太が教室に戻ってきた。顔にアザが見られ、教師が問いかけてみたが、
転んだだけ
だと言い張って、譲らない。すると決まって、教師は次の言葉で締める。
そうか、何かあったらすぐに言って来いよ
こんな繰り返しで終わるので、信太も重々分かっている。その後は、何もなかったように授業が続けらたが、そこに、信太のスマホにメールが送られてきた。勇たちからの呼び出しだ。
「おい山根、どこ行くんだ。授業中だぞ」
教師の制止をも振り切って、再び信太は教室の外に走り出して行った。そして、数分後には元の席に戻って来た。
この日も何もなかったように、学校は動いていく。
リーン リーン リーン
いきなり廊下に設置されてる火災報知器が鳴り出した。どうせいつものいたずらと思い込み、火災発生を疑う者は、一人もいない。それもいたずらで押した犯人は、みんなが思い浮かべるまさにあの人物だ。
「おい、やったのはお前たちか?」
現場に駆けつけた教師たちが、その場にいた勇たちを問い詰めるが、
「また俺たちが犯人かよ。証拠はどこにあんだ」
と、強気で言い返してくる。
「証拠って、ここにはお前たちしかいないじゃないか?」
それでも引くことはない。
「あっそう言えば山根君が押したの見たよな、啓太」
「そうそう俺たち止めたんだけ、山根君が無理矢理押しちゃって。本当に仕方ない奴だ」
そうウソぶいてみせるが、突き止める証拠すらない。それこそ指紋を採ったり、監視カメラを付けたりとも思うが、ここは警察でなく学校だ。
「俺たち暇じゃないんで」
勇たちが去った後には、教師たちの虚無感だけが残る。
そんな絶望的な学校生活に、救世主が現れた?
「なあ明、勇たちをどうにかなんないかなあ?」
「だよな。俺たち3年は受験が間近。これじゃ授業を落ち着いて受けられないよ」
これじゃいけないと考えている生徒がいてくれる。大屋駿斗が何とかしたいと思ってた一人で、親友の草島明に真剣に打ち明けている。
「でも教師が言っても聞かないのに、俺たちが言ったところで」
まったく的を得ている。
「そう、強く出てもケンカになるだけだし」
考えが行き詰まってたところ、二人の幼なじみの吉川環が割り込んできた。
「私も何とか出来ないかと思ってたの、実は」
しかし、考えど考えど、名案が出ない。
そんなとき、環の思いつきが、事を一気に動かすことになる。
「勇たちをとことん追い込むのってどう?」
それをみんなで知恵を出していたところだ。
「そうだけど、だからどうやって?」
自信たっぷりに環がこう答えた。
「その状況の中に勇たちを押し込む。疑似体験ってやつ?」
「だから具体的にどうすんだよ」
駿斗たちの頭に??が浮かぶが、環がさらにかぶせてくる。
「文化祭の演劇を見させて気づかせるの。自由参加の部に出演する私たちがね」
納得してしまいそうだが、当然のごとく疑問が浮かんでくる。
「勇と啓太が見るわけないじゃん。そもそも授業すら出ないのに、客席でおとなしくしてるなんて考えられない」
それくらいで動じる環ではない。
「だと思うでしょ。それが必ず体育館にいるっていう計算。そのうち分かるから、とにかくやってみよ。動かなきゃ何も解決しないって、いつも言うのは駿斗じゃない」
駿斗と明の二人は、いつのまにかリ・ボーンプロジェクトに乗せられてしまっている。
ここに、環を座長とする〝たんぽぽ〟座が発足した。
学校から経費を引き出させる交渉や、役者集めのプロデューサー役は駿斗が。絵心があり趣味が音楽鑑賞の明は、大小道具や音響担当のチーフとして。そして脚本、演出は、環が担当することになった。
「旗揚げよ、それぞれの持ち場でがんばりましょ」
興奮が抑えられない。しかし、あくまでも目的は勇たちの行動を諫めることにある。
「早速だけど駿斗、この二人だけはスカウトして欲しい。その一人は山根君」
名前を聞いて、場の雰囲気が引き締まった。
「そんなのダメに決まってる。あいつこそ当事者だぞ」
「だからじゃない。というよりも山根君が出るか出ないかで、決まっちゃうかなこの劇。駿斗、ここからがあんたの出番よ」
仕方なく、駿斗は信太を誘うことにした。すると、
「実は吉川さんから連絡があり、一回集まって話しだけでも聞いて欲しいと言われてる」
と、あっさりと承諾の返事が返ってきた。
信太から了解が得られば 他は簡単
と、高をくくっていたが、勇たちからの報復を怖れて、断られ続けてしまう。
そんな苦労の中だったが、ようやく13人の役者を説得できた。
団長の環が、今回の意義を説明し始める。
「集まってくれてありがとう。なかなか勇気がいったよね。でも、嫌がらせを受けてる山根君本人が来てくれました。そもそも今回の劇をしようとしたのは・・・」
「そんなこと分かってるって。それより俺たちをどう守ってくれるんだ?」
団員たちの不安の的は、まさにその一点だ。やはり勇たちからの報復が怖い。
「それなら大丈夫。劇はセリフなしのオールサイレント。だから誰かを標的にしない」
団員たちは、ポカンとしてしまう。
「じゃあ勇にも伝わんないでしょ。そもそも会場に来るかも分かんないし」
環には予想していた反論で、すぐさま答える。
「勇たちって、バンドやってるよね。だから絶対に来る。彼らにとってはまさに檜舞台が文化祭。その上で実行委員会に頼んで、順番は私たちの後にしてもらうの」
「そりゃいいかも。そうすれば勇たちは舞台袖で俺たちの劇を見るはず。ここはストーリーをエグいのにしろよ」
そんな意見に、環はきっぱり断りを入れる。
「違う、エグくはしない。ただ事実を忠実に描くだけ。あっ、あと一人、大事な人が加わってくれたから」
練習が開始される。内容は至って明瞭、日ごろの勇たちの行動を追いかけるだけだが、セリフがないだけに、勝負は演技力となってくる。そのため台本読みにも熱が入り、本人になりきるためのハードな練習が繰り返された。
発表のときを迎えた。環、駿斗、明、信太。そして、そこに勇の双子の弟の康文が加わった。そう、勇に悪さを気付かせたくて、最後のピースとして参加してくれたのだ。
特に山根君と太田君は、ありのままでお願い
すでに会場はたくさんの生徒で埋まっている。いよいよ幕が上がっていく。
場面は進んでいくが、観客の反応が全然聞こえてこない。あまりにも静寂で不思議な会場の雰囲気に気付いたのか、ステージ袖でスタンバっていた勇たちが、客席の方をのぞき込んでみた。すると無言なのは演じ手たちだけでなく、観客の生徒たちも同じだった。あまりにも奇妙な雰囲気に、勇たちは気が動転してしまう。
「何で誰もしゃべらないんだ。それに康文の奴、あれって俺のこと?ふざけやがって」
うり二つの弟の迫真の演技に、自分の日ごろの悪行を思い知らされたようだ。
会場内での話し声が一切しない、〝たんぽぽ〟座の舞台が全て終了した。
この異様な状況下で、頭が混乱した勇たちだったが、間を置かずして、出番が回ってきた。
「おい、あんなの気にすんな。演奏で暴れようぜ」
威勢良くステージ上に飛び出した。やはり拍手が起きない中でも、自己紹介を始めた。
「今日は俺たちのために来てくれてありがとう。最高に楽しもうぜ」
そんなコールに、レスポンスがない。それどころか、客は微動だにしない。静まり返った客席からは、不気味ささえ感じさせられてしまう。
と、その瞬間、ステージ上のライトが落ち、代わって客席にスポットライトが当たった。そこには、客席に座っている観客のすべてが白い仮面をかぶっている情景が広がっていた。そして、一人の観客が席から立ち上がると、仮面を付けたまま会場の外に去って行った。その後も、一人去りまた一人去って、ついには誰もいなくなってしまった。
異様とも映る観客の行動。言葉にしない無言の抵抗は、勇たちにもかなり効いたようで、彼らはその動きを、呆然と受け止めるしかなかった。
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