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部活の帰り道
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とある日の部活の帰り道。
ニイクラ先輩とに同級生1人と歩いていると後ろからサッカーボールの音が聞こえてきた。歩いてきたのは星名とサッカー部2人。
「よう。部活終わったのか?おつかれ!」
「うん、帰るところだよ。どこ行くの?」
聞くところ、クラブハウスなどの寮生は、敷地内の学生食堂で朝食や夕飯を食べるらしい。学食行くのにもサッカーボール持って行くとか、キャプテン翼かよ。
僕と星名が偶然出会ったことを気遣ってか、星名の連れも、ニイクラ先輩たちも、少し距離をあけてそれぞれ話しながら歩き始めた。
「途中まで一緒に行くか?」
「うん、いいよ」
「部活って何曜日が休み?」
「月曜日。休みってことになってるけど、やりたかったら勝手に自主練みたいに遊んじゃってるけどね。サッカー部は?」
「俺らも同じかな。月曜だけど軽く練習したりすることある」
「そっか、一緒だね」
「あのさ、休みが一緒なら今度どっか一緒に行くか?」
「うん、いいけど、どこ行くの?」
「ホント?じゃあさ、仁科がよく行く所に行こうぜ」
「学校帰りに駅前のモスバーガーはよく行くかな」
「マックじゃねぇの?」
「マクドナルドはポテトしか食べれない...」
「何だよそれ。ま、いっか。じゃあ今度行こうぜ」
「大野くんとか誘ってくれてもいいよ~」
「何で?大野ちゃんのこと好きなの?」
「好きとかそんなのじゃなくて、話してみたいなぁっていうのと、2人より大人数の方がいいのかなって思って」
「アイツはいいの!俺は仁科とふ...」
「僕と?なに? ていうか、さっきもだけど名前で呼んだの初めてじゃない?」
「初めてじゃねぇよ」
「いや、初めてだよ!だって名前で呼ばれたの記憶にないもん」
「いや、ある!」
「ない!」
「ある!」
「絶対ない!!」
「...いや、あのな。確かに普段は呼んだことないよ。でもな、心ん中ではいつも呼んでんだよ。『仁科~、仁科~』って」
「何それ、なんか怖い!!(笑)」
「だからさ、お前が目の前に現れた時に『仁科!』って呼ぼうとするんだけど、周りに誰かいると急に恥ずかしくなって、つい『お前』って呼んじゃうんだよ」
「今『お前』って言ったよね?」
「それは言葉のあやだよ」
「そんなこと言って、本当は星名が俺様だから、僕のことお前って呼んでるだけじゃないの~?」
「俺様っていうかさ、お前って呼ばないと他の奴にとられるような気がするんだよ。いや、仁科が物じゃないのは分かってんだけどさ」
「『とられる』って何?自分の物にしたいの?」
「あ、いや、オレ何言ってんだろ...だからさ、ほら...」
「おい、太聖~、行くぞ?」
サッカー部員のアヅマくんが、星名を連れに横に来て肩を組んだ。話している内にとっくに学食付近まで来ていたようだ。
「あのな、お前は俺のオモチャなの!だから俺の物になんのが当たり前だろ!じゃあな!」
すっごく消化不良な会話...
アヅマくんが真横に来たから手のひら返したのか、それともオモチャが本音なのか...
その場で立ち尽くしたままあれこれ考えていると
「仁科~!!気を付けて帰れよ!!また明日な!!」
遠くから星名が叫んでいた。
...そんな大きな声で名前呼んで、その行為自体は恥ずかくないのかよ...変な奴。
「アイツ、話に聞いてるほど嫌な奴じゃないじゃん。見てて思ったけど、アイツ結構優しいんじゃないかな」
横に来たニイクラ先輩がふとつぶやく。
「先輩~、なんかアイツのことがよく分かりません!!」
「ま、色々と駄々漏れだったけどね」
「何がですか??ねぇ、教えて下さいよぉぉ」
ニイクラ先輩とに同級生1人と歩いていると後ろからサッカーボールの音が聞こえてきた。歩いてきたのは星名とサッカー部2人。
「よう。部活終わったのか?おつかれ!」
「うん、帰るところだよ。どこ行くの?」
聞くところ、クラブハウスなどの寮生は、敷地内の学生食堂で朝食や夕飯を食べるらしい。学食行くのにもサッカーボール持って行くとか、キャプテン翼かよ。
僕と星名が偶然出会ったことを気遣ってか、星名の連れも、ニイクラ先輩たちも、少し距離をあけてそれぞれ話しながら歩き始めた。
「途中まで一緒に行くか?」
「うん、いいよ」
「部活って何曜日が休み?」
「月曜日。休みってことになってるけど、やりたかったら勝手に自主練みたいに遊んじゃってるけどね。サッカー部は?」
「俺らも同じかな。月曜だけど軽く練習したりすることある」
「そっか、一緒だね」
「あのさ、休みが一緒なら今度どっか一緒に行くか?」
「うん、いいけど、どこ行くの?」
「ホント?じゃあさ、仁科がよく行く所に行こうぜ」
「学校帰りに駅前のモスバーガーはよく行くかな」
「マックじゃねぇの?」
「マクドナルドはポテトしか食べれない...」
「何だよそれ。ま、いっか。じゃあ今度行こうぜ」
「大野くんとか誘ってくれてもいいよ~」
「何で?大野ちゃんのこと好きなの?」
「好きとかそんなのじゃなくて、話してみたいなぁっていうのと、2人より大人数の方がいいのかなって思って」
「アイツはいいの!俺は仁科とふ...」
「僕と?なに? ていうか、さっきもだけど名前で呼んだの初めてじゃない?」
「初めてじゃねぇよ」
「いや、初めてだよ!だって名前で呼ばれたの記憶にないもん」
「いや、ある!」
「ない!」
「ある!」
「絶対ない!!」
「...いや、あのな。確かに普段は呼んだことないよ。でもな、心ん中ではいつも呼んでんだよ。『仁科~、仁科~』って」
「何それ、なんか怖い!!(笑)」
「だからさ、お前が目の前に現れた時に『仁科!』って呼ぼうとするんだけど、周りに誰かいると急に恥ずかしくなって、つい『お前』って呼んじゃうんだよ」
「今『お前』って言ったよね?」
「それは言葉のあやだよ」
「そんなこと言って、本当は星名が俺様だから、僕のことお前って呼んでるだけじゃないの~?」
「俺様っていうかさ、お前って呼ばないと他の奴にとられるような気がするんだよ。いや、仁科が物じゃないのは分かってんだけどさ」
「『とられる』って何?自分の物にしたいの?」
「あ、いや、オレ何言ってんだろ...だからさ、ほら...」
「おい、太聖~、行くぞ?」
サッカー部員のアヅマくんが、星名を連れに横に来て肩を組んだ。話している内にとっくに学食付近まで来ていたようだ。
「あのな、お前は俺のオモチャなの!だから俺の物になんのが当たり前だろ!じゃあな!」
すっごく消化不良な会話...
アヅマくんが真横に来たから手のひら返したのか、それともオモチャが本音なのか...
その場で立ち尽くしたままあれこれ考えていると
「仁科~!!気を付けて帰れよ!!また明日な!!」
遠くから星名が叫んでいた。
...そんな大きな声で名前呼んで、その行為自体は恥ずかくないのかよ...変な奴。
「アイツ、話に聞いてるほど嫌な奴じゃないじゃん。見てて思ったけど、アイツ結構優しいんじゃないかな」
横に来たニイクラ先輩がふとつぶやく。
「先輩~、なんかアイツのことがよく分かりません!!」
「ま、色々と駄々漏れだったけどね」
「何がですか??ねぇ、教えて下さいよぉぉ」
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