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脚本の神様
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僕は億単位と言われている大人気脚本家、
「花園 七星」の映画を見に行った。その名も
「星に生まれ変わった君」と言う感動作だ。
内容は余命宣告を受けた少女と幼馴染みの少年に恋する話で、最終的には少女が星に生まれ変わるというハンカチ必需品な内容だった。北斗はある日「星に生まれ変わった君」のインタビューに向かった。そして花園 七星が言ったある一言に心と人生が動いた。それは「私は脚本を書く事に必ず気をつけることがあって、脚本を書く時に必ず神様が宿っていることを忘れず書いている。」という言葉からだ。そして北斗もその言葉と共に憧れ、本業としてやろうと決めたのだがしかし、「脚本家」という職業は甘くなく、思いついたのはいいのだがゴミになる一方だった。そんな日々を送る毎日だったのだが、北斗のスマホに一通のDMが来た。「突然DMしてしまい申し訳ありません。貴方がやっているHPを拝見させて頂きましたが、もしご興味があるのでしたら「(株)花園事務所」まで来ていただけないでしょうか?こちらの住所は東京都目黒区△△△-○○-□□です。お待ちしています。」という連絡だ。一瞬花園 七星の事務所かと思ったがそんな偶然あるはずもないと思った。そして「(株)花園事務所」にたどり着いたのだか、思った以上に小さい事務所で花園 七星なら億以上も稼いでいるという自分勝手なイメージと共に中に入った。
「あ、もしかして天井 北斗さんでしょうか?私、「(株)花園事務所」のマネージャーをしています。成宮 蘭と申します。」と言われ
「あ、天井 北斗と言います。あの~、なぜ僕なんかを?」
「こちらの(株)花園事務所は、花園 七星の事務所になっておりまして、七星がペアを組んで脚本を作りたいと申し上げられましたので。」
「私はペアを組みたいと一言も言った覚えないけど」
「あ、そうでしたか、すいません。」
「誰?」
「あ、天井 北斗さんと言う脚本家の方です。」
「へぇー。そう、」
「って、ええぇぇ!!いやいや待て待て、、ええぇぇ!!まじか、、」と北斗は思わず花園 七星本人を目の前にして大声を出してしまった。
「花園事務所って花園 七星、、だったのか、、」
「君、ここ自分の家じゃないんだから大声出さないで。」
「あ、すいません。つい、、あ、僕映画「星に生まれ変わった君」がきっかけで花園 七星さんみたいな脚本家になろうと決めてって頭の中が混乱して何話したらいいか分からないのですが、サインいいですか?」
「私そんなの受け付けてないから。仕事戻るから邪魔。」
「じゃ、邪魔って、そんな言い方、、せめて握手だけでも??」
「だからそんなの受け付けないって言ったでしょ?」ドンッと北斗に向かって椅子をけったのだ。
「いってぇな、何すんだよ!!」
「そっちがさきにわがまま言ったんでしょ?」
「はぁ?世の中にはファンサとかあるでしょ、サインがダメでも握手ぐらい、、」
「貴方にはそういう世界観があったとしても私にはファンサも何にもないの、私が必要としているのは脚本を書く原稿用紙があれば私はそれで十分なの。もういい、帰って。」
と花園 七星は強い口調で言ったのだ。そう彼女はドSな脚本家だったのだ。
「こんなところでやってやれっかよ、、」
と北斗も言った。
「すいません。七星が、、」
「俺は大丈夫です。失礼します。」
と拗ねた顔でマネージャーに言った。
「あ、君ちょっと待って」と七星が北斗に向かって一言放った。
「今度はなんだよ?」
「これ貴方自身の実力がみたいから1ヶ月後までに原稿用紙10枚以上書いてきて。もし書いてこなかったら貴方は脚本家という職業は出来ないから。」と七星がドS感を出し北斗に言って仕事に戻ったのだ。
「1ヶ月後までに原稿用紙10枚以上ってどんな神経してんだよ。」ブツブツっているとマネージャーが
「花園 七星は1ヶ月に100枚以上の原稿用紙を書いているので、七星にとって普通ですよ。 」
とマネージャーは日常のように言ってきた。
「1ヶ月に100枚以上ってやっぱおかしいって」
「とにかく1ヶ月前後ぐらいにお待ちしています。DMで詳細を送るのでよろしくお願いします。」と言われ北斗は事務所を出た。
北斗は家に帰ってさっそく原稿用紙を手に取り取り掛かった。
「んな1ヶ月以内にできるかよっ、こんなの!」と怒りをあげて言った。そしてついに1ヶ月がたった、、花園事務所に着き七星が言った言葉とは、、どんな反応で北斗に向かって言ったのか。Next time‥‥
「花園 七星」の映画を見に行った。その名も
「星に生まれ変わった君」と言う感動作だ。
内容は余命宣告を受けた少女と幼馴染みの少年に恋する話で、最終的には少女が星に生まれ変わるというハンカチ必需品な内容だった。北斗はある日「星に生まれ変わった君」のインタビューに向かった。そして花園 七星が言ったある一言に心と人生が動いた。それは「私は脚本を書く事に必ず気をつけることがあって、脚本を書く時に必ず神様が宿っていることを忘れず書いている。」という言葉からだ。そして北斗もその言葉と共に憧れ、本業としてやろうと決めたのだがしかし、「脚本家」という職業は甘くなく、思いついたのはいいのだがゴミになる一方だった。そんな日々を送る毎日だったのだが、北斗のスマホに一通のDMが来た。「突然DMしてしまい申し訳ありません。貴方がやっているHPを拝見させて頂きましたが、もしご興味があるのでしたら「(株)花園事務所」まで来ていただけないでしょうか?こちらの住所は東京都目黒区△△△-○○-□□です。お待ちしています。」という連絡だ。一瞬花園 七星の事務所かと思ったがそんな偶然あるはずもないと思った。そして「(株)花園事務所」にたどり着いたのだか、思った以上に小さい事務所で花園 七星なら億以上も稼いでいるという自分勝手なイメージと共に中に入った。
「あ、もしかして天井 北斗さんでしょうか?私、「(株)花園事務所」のマネージャーをしています。成宮 蘭と申します。」と言われ
「あ、天井 北斗と言います。あの~、なぜ僕なんかを?」
「こちらの(株)花園事務所は、花園 七星の事務所になっておりまして、七星がペアを組んで脚本を作りたいと申し上げられましたので。」
「私はペアを組みたいと一言も言った覚えないけど」
「あ、そうでしたか、すいません。」
「誰?」
「あ、天井 北斗さんと言う脚本家の方です。」
「へぇー。そう、」
「って、ええぇぇ!!いやいや待て待て、、ええぇぇ!!まじか、、」と北斗は思わず花園 七星本人を目の前にして大声を出してしまった。
「花園事務所って花園 七星、、だったのか、、」
「君、ここ自分の家じゃないんだから大声出さないで。」
「あ、すいません。つい、、あ、僕映画「星に生まれ変わった君」がきっかけで花園 七星さんみたいな脚本家になろうと決めてって頭の中が混乱して何話したらいいか分からないのですが、サインいいですか?」
「私そんなの受け付けてないから。仕事戻るから邪魔。」
「じゃ、邪魔って、そんな言い方、、せめて握手だけでも??」
「だからそんなの受け付けないって言ったでしょ?」ドンッと北斗に向かって椅子をけったのだ。
「いってぇな、何すんだよ!!」
「そっちがさきにわがまま言ったんでしょ?」
「はぁ?世の中にはファンサとかあるでしょ、サインがダメでも握手ぐらい、、」
「貴方にはそういう世界観があったとしても私にはファンサも何にもないの、私が必要としているのは脚本を書く原稿用紙があれば私はそれで十分なの。もういい、帰って。」
と花園 七星は強い口調で言ったのだ。そう彼女はドSな脚本家だったのだ。
「こんなところでやってやれっかよ、、」
と北斗も言った。
「すいません。七星が、、」
「俺は大丈夫です。失礼します。」
と拗ねた顔でマネージャーに言った。
「あ、君ちょっと待って」と七星が北斗に向かって一言放った。
「今度はなんだよ?」
「これ貴方自身の実力がみたいから1ヶ月後までに原稿用紙10枚以上書いてきて。もし書いてこなかったら貴方は脚本家という職業は出来ないから。」と七星がドS感を出し北斗に言って仕事に戻ったのだ。
「1ヶ月後までに原稿用紙10枚以上ってどんな神経してんだよ。」ブツブツっているとマネージャーが
「花園 七星は1ヶ月に100枚以上の原稿用紙を書いているので、七星にとって普通ですよ。 」
とマネージャーは日常のように言ってきた。
「1ヶ月に100枚以上ってやっぱおかしいって」
「とにかく1ヶ月前後ぐらいにお待ちしています。DMで詳細を送るのでよろしくお願いします。」と言われ北斗は事務所を出た。
北斗は家に帰ってさっそく原稿用紙を手に取り取り掛かった。
「んな1ヶ月以内にできるかよっ、こんなの!」と怒りをあげて言った。そしてついに1ヶ月がたった、、花園事務所に着き七星が言った言葉とは、、どんな反応で北斗に向かって言ったのか。Next time‥‥
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