526 / 974
8月20日 涼香の誕生日編
涼香の誕生日会直前にて
しおりを挟む
「さて、そろそろ時間ね」
涼香の誕生日会の開始時刻は十一時、そして今の時間は十時五十七分。もう間も無く始まる時間だ。
涼香はどこからか『本日の主役』と書かれたタスキを取り出す。
「「どこにあった?」」
春と秋がツッコミを入れてくれるが、涼香は微笑んだだけ。
「こんなのもあるよ」
そう言って聖夜は、BIRTHDAYの形の、ピンホールタイプのメガネを渡してきた。
「いい物を持っているではないの!」
ありがたくメガネを受け取り、早速装着する涼香。
「あとこれも」
星音夏はロウソク(プラスチック製)の付いたカチューシャを涼香に装着。
そしてそのタイミングで、空き教室のドアが開かれた。
「…………………………楽しそうね」
五人を呼びに来た菜々美が、冷めた目で涼香見ていた。
「照れるわね」
「概ねいつも通りですね」
「涼音ではないの‼」
菜々美の後ろから姿を現した涼音が言う。メガネとカチューシャは知らないが、タスキはいつも通りだ。
とりあえず五人にもう始まるということを伝え、教室に戻るよう促す。
そして主役は最後ということで、涼香は廊下で待機を命じられた。
「さあ、私を楽しませられるかしら」
涼香の誕生日会の開始時刻は十一時、そして今の時間は十時五十七分。もう間も無く始まる時間だ。
涼香はどこからか『本日の主役』と書かれたタスキを取り出す。
「「どこにあった?」」
春と秋がツッコミを入れてくれるが、涼香は微笑んだだけ。
「こんなのもあるよ」
そう言って聖夜は、BIRTHDAYの形の、ピンホールタイプのメガネを渡してきた。
「いい物を持っているではないの!」
ありがたくメガネを受け取り、早速装着する涼香。
「あとこれも」
星音夏はロウソク(プラスチック製)の付いたカチューシャを涼香に装着。
そしてそのタイミングで、空き教室のドアが開かれた。
「…………………………楽しそうね」
五人を呼びに来た菜々美が、冷めた目で涼香見ていた。
「照れるわね」
「概ねいつも通りですね」
「涼音ではないの‼」
菜々美の後ろから姿を現した涼音が言う。メガネとカチューシャは知らないが、タスキはいつも通りだ。
とりあえず五人にもう始まるということを伝え、教室に戻るよう促す。
そして主役は最後ということで、涼香は廊下で待機を命じられた。
「さあ、私を楽しませられるかしら」
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ほのぼの学園百合小説 キタコミ!
水原渉
青春
ごくごく普通の女子高生の帰り道。
帰宅部の仲良し3人+1人が織り成す、ほのぼの学園百合小説。
♪ 野阪 千紗都(のさか ちさと):一人称の主人公。帰宅部部長。
♪ 猪谷 涼夏(いのや すずか):帰宅部。雑貨屋でバイトをしている。
♪ 西畑 絢音(にしはた あやね):帰宅部。塾に行っていて成績優秀。
♪ 今澤 奈都(いまざわ なつ):バトン部。千紗都の中学からの親友。
※本小説は小説家になろう等、他サイトにも掲載しております。
★Kindle情報★
1巻:https://www.amazon.co.jp/dp/B098XLYJG4
2巻:https://www.amazon.co.jp/dp/B09L6RM9SP
3巻:https://www.amazon.co.jp/dp/B09VTHS1W3
4巻:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BNQRN12P
5巻:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CHFX4THL
6巻:https://www.amazon.co.jp/dp/B0D9KFRSLZ
7巻:https://www.amazon.co.jp/dp/B0F7FLTV8P
Chit-Chat!1:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CTHQX88H
Chit-Chat!2:https://www.amazon.co.jp/dp/B0FP9YBQSL
★YouTube情報★
第1話『アイス』朗読
https://www.youtube.com/watch?v=8hEfRp8JWwE
番外編『帰宅部活動 1.ホームドア』朗読
https://www.youtube.com/watch?v=98vgjHO25XI
Chit-Chat!1
https://www.youtube.com/watch?v=cKZypuc0R34
イラスト:tojo様(@tojonatori)
ゆりいろリレーション
楠富 つかさ
青春
中学の女子剣道部で部長を務める三崎七瀬は男子よりも強く勇ましい少女。ある日、同じクラスの美少女、早乙女卯月から呼び出しを受ける。
てっきり彼女にしつこく迫る男子を懲らしめて欲しいと思っていた七瀬だったが、卯月から恋人のフリをしてほしいと頼まれる。悩んだ末にその頼みを受け入れる七瀬だが、次第に卯月への思い入れが強まり……。
二人の少女のフリだけどフリじゃない恋人生活が始まります!
百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話
釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる