恋する乙女のチート異世界転生物語

三日月龍神

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はじめまして…よろしく!異世界!

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「ーーーーーー……………んぁぅ?……」

老女と別れて目を開ければ見慣れない天井。
周りを見渡せば窓以外は全て白く、母親らしき存在がそばにいた。

その女性は私を見るなり、名前を呼ぶ。
「…アリティシア。あなたはアリティシアよ!
これからよろしくね。私の愛しい子。」

私は驚きで母親をじっと見つめる。
母親の背中に四つの白く虹色に輝く翼が生えていたのだ。
それなら、私にも生えているのでは?と考えた私は咄嗟に体を動かし確認して見る。

「………。あぅううう!」

あった。確かにあった。
YES!!神様バンザイ!!!万々歳!!!
いやー最高だよあんた!!さすが叶えてくれるねぇ~!!!

涙ぐみながら密かにガッツポーズをとった私。
母親は心配して、私を抱きかかえる。

「大丈夫?アリティシア。
どこか痛いのかしら?」

心配させたようだ…。
すると私は必死に愛想を振りまく。
それも満面の笑みで。

ふと、私は思う。
父親の存在が見当たらないことに。

母親はご飯を作らなきゃと言って、私を赤子用のベッドに寝かせ台所へと向かう。

おそらく、私の体のサイズからして離乳食では無いだろうか?
この世界の食事はどのようなものだろうかと警戒していたら出てきたのはコーンスープ。
しかもものすごく美味しい!
警戒して損だわーと少し反省した。

今の自分を確認するには体が出来ていないので、どれくらい時間がかかるのだろうか検討もつかない。
向こうで家族は元気にしているだろうか。
泣いてないだろうか。次々にそんなことが頭に浮かぶ。

でも、異世界に転生した以上、今の母親は目の前にいる彼女だ。心配させないよう、しっかりと親孝行しよう。
そう決めた私であった。

ーーーー 5年後 ーーーー

そして、5年が経ち、私は今では1人で歩き、家にある書物を読み漁っていた。

わかったことは私が生まれたのは天界と呼ばれる場所で、私のような翼の生えたものは天族と呼ばれる。
そして、翼の枚数によって王族・貴族・平民に別れるようだ。
もちろんのこと王族・貴族の家系にもまれに翼の枚数が少ないものも生まれるようだ。

私の翼の枚数は現在だけで八枚。
母親は普通の二枚。

現在の国王は十枚。
そのほかの貴族の翼の平均は四枚から六枚。

なお、今の私は6歳だ。
天族は幼少から成人するまでに二枚から四枚は増えるそうだ。
天族の成人は大体200歳とされている。
どんだけ長命だよ!!
さらに、天族は稀に生まれた時から力の強い子供が生まれてくる……つまりは、そういった力ある天族は神族と呼ばれ天族の進化した種族となる。

稀に成人の儀で神族に進化するものもいるという。
だが、親族として生まれてくるのは1万年に1人の確率だそうだ……。

やばい。選択肢間違えたかな~。でも長生きすればやりたいこといっぱいできるよね!!
……深く考えるのをやめました。

意外と翼は重くない。むしろ軽く感じる。人間だった時より軽いかもしれない!
だが、私は歩けるようになるまで自分の姿が分からなかった。
ついに鏡が見れるようになるくらいには歩けるようになり、鏡で自分の姿を拝見してみた。
見た目は我ながら可愛いと思う。
白く虹色に輝く髪に翡翠色と澄んだ青色の瞳。
鼻筋は高めで彫りの深い小顔。
髪と同じまつ毛とタレ眉。

もう一度言おう。
神様ありがとうございます!!
転生してよかったよ!!
ありがとうございます!!

話を戻そう。
この天界は空を浮かび、世界をまたにかけて移動する。
その存在は地上に住むものには絶対不可視の結界魔法がかけられているそうだ。
それも代々国王が結界を張るそうだ。
それの補助に携わるのが巫女と呼ばれる存在。
むしろ巫女が主体と言っても過言ではない。
国王はそれに神力を持って力を巫女に流し込むそうだ。

たまに神力の強い子供も生まれるので成人の儀を早めに迎える天族も多いそうだ。

ゲームのようにステータスがあり、確認しようと思えばいくらでも確認が出来るそうだ。
もちろん、それをほかの人に見せることも可能だそうだ。だが、それを水晶を使用して羊皮紙に記録をすることで相手に見せることがかのうになるのだそうだ。

ちなみに成人の儀を迎える子供の判断は成績で決まるそうだ。
大体十歳から天族の学校に入る。
その中で神力の使い方や魔法の使い方を学ぶ。
そして、万が一にも地上や魔界に落ちた場合も考え、擬態の勉強なども。

噂によると現国王が一度魔界に落ちたことがあるとかないとか…。

まあそんなことはどうでもいい。
魔法!!!異世界に転生したら一度は使ってみたいよね!!

魔法の存在を知った私は急いで魔法の本を読み漁り勉強するのであった…。



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