月下のヴェアヴォルフ

行間＆イラスト

こんにちは、お久しぶりです幽零です。

読切…というよりは、短編予定で作ったのが今回の作品になります。


まぁ、きっかけは表紙のイラストなんですけどね。


今回は「アトラ」と呼ばれる国に渦巻く、陰謀論をめぐるような話になっています。教団と国の戦いである「アトラ大戦」を軸に話が展開されていき、主人公達はその大戦で活躍した筈の人間達でした。

今作は定期的にあとがきやサクッとキャラ解説を挟もうと思います。


・シグルト（『月下のヴェアヴォルフ』）
…今作の主人公で、『超人部隊』に編成されていた人間の一人です。表紙絵のキャラです。戦闘スタイルは肉厚な曲剣の二刀流。どんな能力なのかは追って判明するでしょう。撃たれた弾丸を後出しで弾き返せるほどの超人的な動体視力の持ち主。外見は西洋の全身甲冑に、フード付きの黒衣と、某死にゲーを彷彿とさせるデザイン。暗殺者っぽくもあり、義を持ち合わせていそうな感じですね。


・アラクネ
…シグルトと違い、こちらはコードネーム。本名が出る予定はない。アラビアン風の踊り子衣装に、ワイヤー使いの暗殺者であるっていうステキなお姉さん。アラクネという名前の通り、顔も肢体もかなり魅力的。ただ忘れてはいけないのは彼女も『超人部隊』に編成されていた一員であること。シグルトとの関係はかなり謎。仲は良さそうだが。


・ルシル
…今作の黒幕で、ラスボスで、現在は低音ボイスイケおじ。『アトラ大戦』の英雄だが、その腹の中は急に停電した我が家より真っ黒。英雄として名を馳せる一方、政府関係者たちと色々悪いことしてるみたい。政府関係者が殺されまくっていたので、『死神デュラハン』の譲渡をめちゃめちゃ急いでいた。何故なら権限を持っている人が殺されたら、その切り札がお蔵入りになっちゃうから。
 やってる事は裏切りなのに、お偉いさん達を真っ先に逃がしたり、戦後の混乱を避ける為に裏切ったりと、国から見たら超絶優秀な人物。なるほど、これは確かに英雄……
 まぁ、シグルトには頑張って追って貰おう。


・デュラハン
…今作強キャラ枠として出場。馬鎧をつけた馬に跨った、黒騎士風の男。普通乗馬した騎士は槍を持ってるイメージだが、片刃の大鉈にした。『断頭』ってイメージと禍々しい雰囲気が出たから満足。一応『グリム計画』で生み出されたのだが、シグルトやアラクネのような『超人部隊』のメンツには存在を知らされていなかった。ゲームで言えば「遭遇＝死」のようなキャラ。




今回はここまで。『グリム計画』や『超人部隊』など用語の解説は作中の進度に応じて明らかになります。


では、次の解説回でお会いしましょう。



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初めまして
表紙と挿絵を担当させて頂きました十六夜と申します。
昔から趣味で絵を描いていましたが、まさかの表紙や挿絵を担当させて頂けるとは
思ってもおりませんでした。基本的に全身甲冑系が主だった為、アラクネの様な軽装備系は結構苦戦しましたね。
なかなか納得のいく出来で満足しております。
今回を機に色んなキャラを描いていくつもりですので
これからよろしくお願いします。




【イラストコーナー】

たびたび、行間にイラストを担当して頂いた十六夜さんからのイラストを、このコーナーに展示致します。

今回はこの人ッ！

・『アトラの英雄』ルシル