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あとがき
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っと、言う訳で皆さんこんにちは。幽零です。
まぁ、もうこのくだりも何回目か覚えていないので、割愛……は、できませんよな。えぇ、短編の読み切りだった予定の作品の続編ですっと、読み切りってなんだっけ?
今回ですが、前話を読んで頂けたら楽しめる要素を組み込みまして、今回の話を見て、「おぉ」と楽しんで頂けたらなぁって思います。
今回話のタイトルにもなっている「The end,and Restart」ですが「終わり、そして再び始まる」と言う感じで、前の話につながるようなタイトルになっています。物語の終わりは、また新しい物語の始まりである。そんな風にタイトルを付けさせて頂きました。
今回もイカれた街「ロスト・シティ」での日常はお楽しみ頂けたでしょうか?今回は前作に出てきたキャラ達は敢えてほとんど出していません。その代わり、また個性の強い奴らがゾロゾロ出てきました。( ˙꒳˙ )
では、今回のキャラまとめといきましょう。ガッツリネタバレ含むので、まだ本編見てない方はバックバック。
・アンス
…今回の主人公で、本名は「アンサード・バトロ」。頑なに言わなかった本名を最後の最後で名乗ると言う、ちょっと変わった構図にしてみました。キャラの構想としては、何かを背負い、そして不意に死んでしまいそうな危うい雰囲気を纏う少年と言う感じです。『視覚情報の完全理解』という才能を持っていて、目にした景色の情報全てに対し、自身の知りたい情報を引き出して、理解・把握すると言う、情報収集に適した能力を持っています。故に、『レジスタンス』では「観察者」と通称されています。ここでピンときた方は、よく読み込んで頂いていますね。そうです、前回登場した「エニグマス・バトロ」は情報全般に対する絶対的な能力を持っていました。つまり、「情報」と言う形無き物に対する能力は彼譲りという事。
前話、今話共にかなり読み込んで下さった方は、こうも感じたのでは無いでしょうか?「そもそも、なんでコイツ生きてんの?」って。まぁ、普通に考えたらエニグマスに隠れさせられていたのでしょうね。その後、何を見たのかは前回のラストシーンを考えて下されば、自ずと理解できると思います。
本編では詳しく触れていませんでしたが、アンスは額と口元に火傷を負っています。元々が美形にも関わらず、火傷の箇所がカッコよすぎて男前にもなっています。まぁ~じで主人公。
名前に関しては、「エニグマス」が「謎」という意味に対して、答えを意味する「 Answer」から命名しました。「答えを求めて、戦う男」というニュアンスですが、「バトロ」とは「背もたれの無い椅子」という意味を表します。エニグマスは、「誰に背を預けるでもなく戦う男」というニュアンスで名付けましたが、背もたれの無い椅子なら、反対側に座る誰かがいれば、お互いに背中を預けられます。彼が孤独になるか、それとも背中を預けられる仲間を得られるかは、彼のこれから次第ですね。そういった意味でも、2人目の「バトロ」を継ぐ人物に相応しいのでは無いでしょうか?
……ラストシーンで読者の皆様の性癖が歪んでしまったとしても、僕は責任取れません。ただ、アンスは後々、色んな意味で責任取らされそうですね。
・オーフィア
…今回のお姉さん枠で、ダウナー口悪ポリスオフィサーな女性。『爆破事件』の際に、タバコ休憩という名のサボりをしていた彼女は、瓦礫の下から這い出てきたアンス少年を見て、「何この子…ほっとけない」と母性全開(?)で保護しました。彼を匿ったのは、彼女自身の興味からですが、ロクに現場も見ないで『生存者0人』と確定して引き上げていった警察に見つかったら殺される可能性しかなかったからという理由もあります。
中々起きないアンスをビンタで起こしたり、ちょっと反論したアンスのこめかみに拳銃を突きつけたりと中々オテンバ。構想としては、悪に染まりきっていない、結局は面倒見の良いお姉さんという感じです。真面目に職務をこなしている非常に稀有な人物で、同期からも「珍しい」と言われています。仕事に対しては熱心なのかな?あくまで仕事に対しては。
名前に関しては「警察官」を意味する「police officer」の「オフィサー」から命名しました。今はポリスマンって言わないんですねぇ~、勉強になりました。彼女も過去に何かあるような雰囲気を漂わせていますが、「酒と煙草に金と性欲」という欲望全開な快楽によって乗り越えている感じですね。これは誰かからの受け売りのようですが、彼女の一つの価値観にもなっているようです。オーフィアはオーフィアなりに、過去を乗り越える方法持っている、知っているというのが、全てを背負い込んでしまうアンスとの大きな違いであり、「方法を知らない子供」なアンスとは対照的に、「経験のある大人な女性」のような感じを出しています。
……ラストシーンでは、自らの価値観に従って、アンスが過去を一時的にでも忘れられるように体を重ねます。彼女に取っては行為も娯楽もさほど大差無いみたいです。そして今話で唯一アンスの本名を聞き出すことに成功しました。彼女の価値観って、案外的を得てたりする???倫理観は吹っ飛んでるがな。
・マイル
…今回の「癒し」のような枠、機械に強い少女で、歯並びの良い笑顔と目ぶかに被った帽子が特徴的。機械オタクというわけでは無いが、本人は現代っ子のような感じで、「触ってたら、なんか使えるようになってた」っという感覚で通信機器を使ってます。レジスタンスでもかなり若く、アンスより年下。なぜレジスタンスにいるかは作中で明かしていませんが、こんな組織にいるのだし、あまり良い背景では無いでしょうね。この子を登場させることによって、「レジスタンスは年齢も性別もバラバラ」という印象を強くできたのでは無いかと自画自賛しています。
名前に関しては当然「笑顔」を意味する「Smile」から。服装について言及していなかったので、ここでいうと、カラフルパンクなファッションをイメージして頂けたら良いかなーと。路地裏でスケボー乗ってる感じなアレ。ただ彼女、運動神経はあんまり良くない。どうでも良い情報だが、着痩せするタイプ。
・ジャック
…本名は「ジャックレイ・クロース」で、レジスタンスでは「殺人鬼」の通称で呼ばれている。わかりやすいサイコパスで、ミリタリーな黒いジャケットにバツ印の仮面をつけている。キャラ構想と名前に関しては、「切り裂きジャック」から命名。意気揚々と任務に向かうが、特に見せ場なしで、若干不完全燃焼してた。過去に数回アンスと組んでおり、その際にアンスの「深い絶望と憎悪を宿した眼」を見て、彼を気に入る。殺人鬼でサイコパスなジャックがレジスタンスに入った理由は、義手の男に敗北して、連れてこられたから。
殺人鬼らしくナイフを得意そうに扱っているが、面倒になると普通に拳銃を使う。だが、銃の扱いが下手くそ。まぁ、持っていたとしても今回使い所なかったけどね!
・オトニエ
…今回のターゲットで、本編の時系列では一度も話さず退場した。コイツがバトロ一家に出入りしていたのは、『奴ら』から依頼を受けて、エニグマスの集めた情報が記された重要書類をコピーして、そのオリジナルを破棄していた。その達成報酬として莫大な報酬を得たのだが、そのすぐ後に『爆破事件』が発生。命の危険を感じたオトニエは、その資金で地下秘密基地のような屋敷を手に入れて閉じこもった。『爆破事件』のあったバトロ一家の建物に出入りしていた人物で、何かと辻褄の合わないこの事件にレジスタンスが目をつけて、彼から情報を引き出そうとしたが、既に死亡しており作戦は失敗……っと、本編の経緯はこんな感じ。
保身の為にエニグマスの集めた情報のコピーのコピーをメディアに流して、『奴ら』の存在を『連合政府』を通して世間に知らしめようとしたが、まさかの関係があり失敗。この関係性については後ほど解説。『連合政府』のお使いと名乗る少女から色々説教された挙句、殺されるっていう惨めな最期だった。経緯はどうあれ、『奴ら』に対抗しようとしたのはあのエニグマスと同じだが、最期の瞬間まで自分を貫いたエニグマスとは対照的に、最後の最後まで命乞いをした。オトニエとエニグマスの格の違いがわかる良いシーンに仕上がったと思います。
本名は『オトニエ・ケイリー』ですが、名前に関しては、「囮」と「生贄」のアナグラムです。ただ語呂が良いのがなんか腹立つ。取り合えず、お前とエニグマスじゃ格が違い過ぎる。出直してこい。
・シュヴァルツ
…レジスタンスの作戦開始より前に、オトニエを暗殺していた人物。作中一言も話しておらず、オトニエと会話したのは上司っぽい少女の方だった。黒い輝く全身鎧の西洋騎士のような格好をしており、身長は2メートルを超えるほど長身ですが、細身である事が言及されています。手にしているのはその身長を超える超巨大な刀剣であり、刺してよし、斬ってよし、潰してよしと言う、巨大で尚且つ鋭利な業物であることが伺えますね。ちなみに、アンスとジャックが屋敷に潜り込んだ際に人間の死体しかなかったのは、出入り口付近で全ての戦闘ロボがシュヴァルツによって既に破壊されていた為でした、強すぎ。身体の方と同じで、顔全体を覆う兜をかぶっている為、表情が全く見え無い。舞台が「ロスト・シティ」というアングラで技術も異様に発展した街で、敢えて古風で古典的な武装をしたキャラを出すことによって、その不気味さと圧倒的な強者感を演出しようと思いました。構想としては上記の他に「主人公たちの一歩先を行く強者」というイメージで作成したキャラです。
名前に関しては、ドイツ語で黒騎士を意味する『 Schwarzer Ritter』から来ています。また、「黒騎士」には、「出自を明らかにしていない騎士」という意味もありますが、これもシュヴァルツというキャラクターを考察する材料になっています。
無口なところは前話の某黒スーツサイボーグさんに似ていますが、作中一度も喋っていないシュヴァルツの方がよほど無口っぽい。
・義手の男
…名前の付いていないキャラにしては、割と好感度高そうなレジスタンスリーダー(暫定的)。外見は義手であることしか判明していないので、こちらで補足説明すると、片腕の肩から指先にかけて義手になっています。言うなれば義腕?
本編には書かれていませんが、殺人鬼ジャックレイ・クロースに襲われたが、返り討ちにしてレジスタンスに連れて行ったり、情報屋と連絡をとってオトニエの所在を明らかにしたり、アンスにレジスタンスである事を看破され連れてこさせるなど、かなり活躍しています。アンスの眼を「深い絶望と憎悪を宿したような眼」と言い、危うい雰囲気を察して何かと気にかけています。また、それ以外にもアンスと死んだ息子が重なってしまう事も関係しているようです。実は軍人上がりなので、レジスタンスにいる理由はあまり明るいものではなさそうでありますな。
・声の少女
…ボイスレコーダー越しにオトニエと会話していた自称「『連合政府』のお使い」な少女(?)。敢えて姿を見せず声だけの登場にすることで、「見えない敵」か?という雰囲気を出しつつ、実は『連合政府』の人間だったというミスリードを誘っていました。声色は幼い少女の物なのに、口調がすこぶる大人びていてギャップ萌えに悶えた読者の方もいるでしょう!(断言)
エニグマス・バトロの事を「エニグマス氏」と呼んでおり、オトニエの説教中に彼を名前を出すなど、どうやらエニグマスに対して敬意を持っている模様。反対に、最期の瞬間まで自分の保身しか考えていなかったオトニエには侮蔑の感情を抱いているみたい。シュヴァルツの上司?みたいだが、詳細は不明。調べようにも監視カメラ映像は完全に消去されてるからどうしようも無い。なんとかしてよ作者。
さて、ここで『奴ら』と『連合政府』の関係性ですが、各国から黙認されている『奴ら』は、別段情報が出回ることを気にしていない様子。逆に『奴ら』の情報が出回って困るのは、それを黙認していた『連合政府』の方であり、『奴ら』の情報を持っていたオトニエがその情報を世界にバラそうと策を企てた為、連合政府がシュヴァルツを寄越したという訳。『奴ら』がオトニエを放置していたのは、特に理由はありません。私たちが足元にダニがいようがノミがいようが眼中に無いのと一緒で、別に居ても居なくても毛ほども気にならないから、っと言った感じでしょうか。
今回の話では、「見えない敵」である『奴ら』の情報を徹底して出していません。こうする事で逆に『奴ら』に辿り着くことがいかに困難かを演出したいなぁって思いまして。あ、前回の話を読んで下さった皆様は『奴ら』がどんな名前なのかをもうご存知ですよね?ぽろっと名前を言ってはいけませんよ……じゃないと『連合政府』から回し者が……そうそう、『奴ら』の名前が『ロ…』ん?インターホンがなりましたね?こんな深夜にどなたでしょうか?
さて、今回文字数が前回の倍ぐらいあるにも関わらず、ここまで読んでくださった皆様に感謝を。
相変わらず唐突な依頼にも関わらず、イラストを担当してくださった友人のRyuさんにも感謝を。
では、この作品が続くか終わるか。アンスがこれから先どうなっていくかは私にもわかりません。ですが、また次のあとがきで皆様と出会える事を祈って、今回はこの辺で筆を置きましょう。
幽零
まぁ、もうこのくだりも何回目か覚えていないので、割愛……は、できませんよな。えぇ、短編の読み切りだった予定の作品の続編ですっと、読み切りってなんだっけ?
今回ですが、前話を読んで頂けたら楽しめる要素を組み込みまして、今回の話を見て、「おぉ」と楽しんで頂けたらなぁって思います。
今回話のタイトルにもなっている「The end,and Restart」ですが「終わり、そして再び始まる」と言う感じで、前の話につながるようなタイトルになっています。物語の終わりは、また新しい物語の始まりである。そんな風にタイトルを付けさせて頂きました。
今回もイカれた街「ロスト・シティ」での日常はお楽しみ頂けたでしょうか?今回は前作に出てきたキャラ達は敢えてほとんど出していません。その代わり、また個性の強い奴らがゾロゾロ出てきました。( ˙꒳˙ )
では、今回のキャラまとめといきましょう。ガッツリネタバレ含むので、まだ本編見てない方はバックバック。
・アンス
…今回の主人公で、本名は「アンサード・バトロ」。頑なに言わなかった本名を最後の最後で名乗ると言う、ちょっと変わった構図にしてみました。キャラの構想としては、何かを背負い、そして不意に死んでしまいそうな危うい雰囲気を纏う少年と言う感じです。『視覚情報の完全理解』という才能を持っていて、目にした景色の情報全てに対し、自身の知りたい情報を引き出して、理解・把握すると言う、情報収集に適した能力を持っています。故に、『レジスタンス』では「観察者」と通称されています。ここでピンときた方は、よく読み込んで頂いていますね。そうです、前回登場した「エニグマス・バトロ」は情報全般に対する絶対的な能力を持っていました。つまり、「情報」と言う形無き物に対する能力は彼譲りという事。
前話、今話共にかなり読み込んで下さった方は、こうも感じたのでは無いでしょうか?「そもそも、なんでコイツ生きてんの?」って。まぁ、普通に考えたらエニグマスに隠れさせられていたのでしょうね。その後、何を見たのかは前回のラストシーンを考えて下されば、自ずと理解できると思います。
本編では詳しく触れていませんでしたが、アンスは額と口元に火傷を負っています。元々が美形にも関わらず、火傷の箇所がカッコよすぎて男前にもなっています。まぁ~じで主人公。
名前に関しては、「エニグマス」が「謎」という意味に対して、答えを意味する「 Answer」から命名しました。「答えを求めて、戦う男」というニュアンスですが、「バトロ」とは「背もたれの無い椅子」という意味を表します。エニグマスは、「誰に背を預けるでもなく戦う男」というニュアンスで名付けましたが、背もたれの無い椅子なら、反対側に座る誰かがいれば、お互いに背中を預けられます。彼が孤独になるか、それとも背中を預けられる仲間を得られるかは、彼のこれから次第ですね。そういった意味でも、2人目の「バトロ」を継ぐ人物に相応しいのでは無いでしょうか?
……ラストシーンで読者の皆様の性癖が歪んでしまったとしても、僕は責任取れません。ただ、アンスは後々、色んな意味で責任取らされそうですね。
・オーフィア
…今回のお姉さん枠で、ダウナー口悪ポリスオフィサーな女性。『爆破事件』の際に、タバコ休憩という名のサボりをしていた彼女は、瓦礫の下から這い出てきたアンス少年を見て、「何この子…ほっとけない」と母性全開(?)で保護しました。彼を匿ったのは、彼女自身の興味からですが、ロクに現場も見ないで『生存者0人』と確定して引き上げていった警察に見つかったら殺される可能性しかなかったからという理由もあります。
中々起きないアンスをビンタで起こしたり、ちょっと反論したアンスのこめかみに拳銃を突きつけたりと中々オテンバ。構想としては、悪に染まりきっていない、結局は面倒見の良いお姉さんという感じです。真面目に職務をこなしている非常に稀有な人物で、同期からも「珍しい」と言われています。仕事に対しては熱心なのかな?あくまで仕事に対しては。
名前に関しては「警察官」を意味する「police officer」の「オフィサー」から命名しました。今はポリスマンって言わないんですねぇ~、勉強になりました。彼女も過去に何かあるような雰囲気を漂わせていますが、「酒と煙草に金と性欲」という欲望全開な快楽によって乗り越えている感じですね。これは誰かからの受け売りのようですが、彼女の一つの価値観にもなっているようです。オーフィアはオーフィアなりに、過去を乗り越える方法持っている、知っているというのが、全てを背負い込んでしまうアンスとの大きな違いであり、「方法を知らない子供」なアンスとは対照的に、「経験のある大人な女性」のような感じを出しています。
……ラストシーンでは、自らの価値観に従って、アンスが過去を一時的にでも忘れられるように体を重ねます。彼女に取っては行為も娯楽もさほど大差無いみたいです。そして今話で唯一アンスの本名を聞き出すことに成功しました。彼女の価値観って、案外的を得てたりする???倫理観は吹っ飛んでるがな。
・マイル
…今回の「癒し」のような枠、機械に強い少女で、歯並びの良い笑顔と目ぶかに被った帽子が特徴的。機械オタクというわけでは無いが、本人は現代っ子のような感じで、「触ってたら、なんか使えるようになってた」っという感覚で通信機器を使ってます。レジスタンスでもかなり若く、アンスより年下。なぜレジスタンスにいるかは作中で明かしていませんが、こんな組織にいるのだし、あまり良い背景では無いでしょうね。この子を登場させることによって、「レジスタンスは年齢も性別もバラバラ」という印象を強くできたのでは無いかと自画自賛しています。
名前に関しては当然「笑顔」を意味する「Smile」から。服装について言及していなかったので、ここでいうと、カラフルパンクなファッションをイメージして頂けたら良いかなーと。路地裏でスケボー乗ってる感じなアレ。ただ彼女、運動神経はあんまり良くない。どうでも良い情報だが、着痩せするタイプ。
・ジャック
…本名は「ジャックレイ・クロース」で、レジスタンスでは「殺人鬼」の通称で呼ばれている。わかりやすいサイコパスで、ミリタリーな黒いジャケットにバツ印の仮面をつけている。キャラ構想と名前に関しては、「切り裂きジャック」から命名。意気揚々と任務に向かうが、特に見せ場なしで、若干不完全燃焼してた。過去に数回アンスと組んでおり、その際にアンスの「深い絶望と憎悪を宿した眼」を見て、彼を気に入る。殺人鬼でサイコパスなジャックがレジスタンスに入った理由は、義手の男に敗北して、連れてこられたから。
殺人鬼らしくナイフを得意そうに扱っているが、面倒になると普通に拳銃を使う。だが、銃の扱いが下手くそ。まぁ、持っていたとしても今回使い所なかったけどね!
・オトニエ
…今回のターゲットで、本編の時系列では一度も話さず退場した。コイツがバトロ一家に出入りしていたのは、『奴ら』から依頼を受けて、エニグマスの集めた情報が記された重要書類をコピーして、そのオリジナルを破棄していた。その達成報酬として莫大な報酬を得たのだが、そのすぐ後に『爆破事件』が発生。命の危険を感じたオトニエは、その資金で地下秘密基地のような屋敷を手に入れて閉じこもった。『爆破事件』のあったバトロ一家の建物に出入りしていた人物で、何かと辻褄の合わないこの事件にレジスタンスが目をつけて、彼から情報を引き出そうとしたが、既に死亡しており作戦は失敗……っと、本編の経緯はこんな感じ。
保身の為にエニグマスの集めた情報のコピーのコピーをメディアに流して、『奴ら』の存在を『連合政府』を通して世間に知らしめようとしたが、まさかの関係があり失敗。この関係性については後ほど解説。『連合政府』のお使いと名乗る少女から色々説教された挙句、殺されるっていう惨めな最期だった。経緯はどうあれ、『奴ら』に対抗しようとしたのはあのエニグマスと同じだが、最期の瞬間まで自分を貫いたエニグマスとは対照的に、最後の最後まで命乞いをした。オトニエとエニグマスの格の違いがわかる良いシーンに仕上がったと思います。
本名は『オトニエ・ケイリー』ですが、名前に関しては、「囮」と「生贄」のアナグラムです。ただ語呂が良いのがなんか腹立つ。取り合えず、お前とエニグマスじゃ格が違い過ぎる。出直してこい。
・シュヴァルツ
…レジスタンスの作戦開始より前に、オトニエを暗殺していた人物。作中一言も話しておらず、オトニエと会話したのは上司っぽい少女の方だった。黒い輝く全身鎧の西洋騎士のような格好をしており、身長は2メートルを超えるほど長身ですが、細身である事が言及されています。手にしているのはその身長を超える超巨大な刀剣であり、刺してよし、斬ってよし、潰してよしと言う、巨大で尚且つ鋭利な業物であることが伺えますね。ちなみに、アンスとジャックが屋敷に潜り込んだ際に人間の死体しかなかったのは、出入り口付近で全ての戦闘ロボがシュヴァルツによって既に破壊されていた為でした、強すぎ。身体の方と同じで、顔全体を覆う兜をかぶっている為、表情が全く見え無い。舞台が「ロスト・シティ」というアングラで技術も異様に発展した街で、敢えて古風で古典的な武装をしたキャラを出すことによって、その不気味さと圧倒的な強者感を演出しようと思いました。構想としては上記の他に「主人公たちの一歩先を行く強者」というイメージで作成したキャラです。
名前に関しては、ドイツ語で黒騎士を意味する『 Schwarzer Ritter』から来ています。また、「黒騎士」には、「出自を明らかにしていない騎士」という意味もありますが、これもシュヴァルツというキャラクターを考察する材料になっています。
無口なところは前話の某黒スーツサイボーグさんに似ていますが、作中一度も喋っていないシュヴァルツの方がよほど無口っぽい。
・義手の男
…名前の付いていないキャラにしては、割と好感度高そうなレジスタンスリーダー(暫定的)。外見は義手であることしか判明していないので、こちらで補足説明すると、片腕の肩から指先にかけて義手になっています。言うなれば義腕?
本編には書かれていませんが、殺人鬼ジャックレイ・クロースに襲われたが、返り討ちにしてレジスタンスに連れて行ったり、情報屋と連絡をとってオトニエの所在を明らかにしたり、アンスにレジスタンスである事を看破され連れてこさせるなど、かなり活躍しています。アンスの眼を「深い絶望と憎悪を宿したような眼」と言い、危うい雰囲気を察して何かと気にかけています。また、それ以外にもアンスと死んだ息子が重なってしまう事も関係しているようです。実は軍人上がりなので、レジスタンスにいる理由はあまり明るいものではなさそうでありますな。
・声の少女
…ボイスレコーダー越しにオトニエと会話していた自称「『連合政府』のお使い」な少女(?)。敢えて姿を見せず声だけの登場にすることで、「見えない敵」か?という雰囲気を出しつつ、実は『連合政府』の人間だったというミスリードを誘っていました。声色は幼い少女の物なのに、口調がすこぶる大人びていてギャップ萌えに悶えた読者の方もいるでしょう!(断言)
エニグマス・バトロの事を「エニグマス氏」と呼んでおり、オトニエの説教中に彼を名前を出すなど、どうやらエニグマスに対して敬意を持っている模様。反対に、最期の瞬間まで自分の保身しか考えていなかったオトニエには侮蔑の感情を抱いているみたい。シュヴァルツの上司?みたいだが、詳細は不明。調べようにも監視カメラ映像は完全に消去されてるからどうしようも無い。なんとかしてよ作者。
さて、ここで『奴ら』と『連合政府』の関係性ですが、各国から黙認されている『奴ら』は、別段情報が出回ることを気にしていない様子。逆に『奴ら』の情報が出回って困るのは、それを黙認していた『連合政府』の方であり、『奴ら』の情報を持っていたオトニエがその情報を世界にバラそうと策を企てた為、連合政府がシュヴァルツを寄越したという訳。『奴ら』がオトニエを放置していたのは、特に理由はありません。私たちが足元にダニがいようがノミがいようが眼中に無いのと一緒で、別に居ても居なくても毛ほども気にならないから、っと言った感じでしょうか。
今回の話では、「見えない敵」である『奴ら』の情報を徹底して出していません。こうする事で逆に『奴ら』に辿り着くことがいかに困難かを演出したいなぁって思いまして。あ、前回の話を読んで下さった皆様は『奴ら』がどんな名前なのかをもうご存知ですよね?ぽろっと名前を言ってはいけませんよ……じゃないと『連合政府』から回し者が……そうそう、『奴ら』の名前が『ロ…』ん?インターホンがなりましたね?こんな深夜にどなたでしょうか?
さて、今回文字数が前回の倍ぐらいあるにも関わらず、ここまで読んでくださった皆様に感謝を。
相変わらず唐突な依頼にも関わらず、イラストを担当してくださった友人のRyuさんにも感謝を。
では、この作品が続くか終わるか。アンスがこれから先どうなっていくかは私にもわかりません。ですが、また次のあとがきで皆様と出会える事を祈って、今回はこの辺で筆を置きましょう。
幽零
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