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第一章 藤原篤也編

関話 魔王たり得る龍の王

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俺こと蒼樹司は絶賛世界侵略準備中。
そして、俺は今こんな敵と戦っている。

名 ヴァハムート
種族 炎龍帝
LV:1450
HP 40000/80000 MP 34000/70000
筋力 50000 耐久力 60000
素早さ 45000 器用さ 50000
ユニークスキル
炎獄之龍帝
スキル
炎雷支配 龍爪 龍牙 龍尾 炎獄吐息 炎龍支配 炎魔法 龍願魔法 龍眼
称号
炎龍 帝級存在 ユニークスキル保持者

まぁ、見事なチートぶり。
だけどな、俺の方がステは上回ってるんだよ。

ちなみに俺の現在のステータスはこんな感じ。

真名 蒼樹司(変更可能)
名 無し
種族 滅覇龍
LV:150700
職業 龍者
HP 6450000/70000000 MP 80000000/100000000
筋力 90000000 耐久力 60000000
素早さ 400000 器用さ 70000
スキル
鑑定LV:MAX 人化 龍牙 龍尾 龍爪撃 龍眼 全属性魔法LV:MAX 龍願魔法 信仰強化 神殺し
ユニークスキル
龍覇之王
呪縛
レベルアップ必要経験値自乗
称号
神を殺す龍 覇龍 万龍の主 ユニークスキル保持者 チート龍

となっている。
スキルを新しく獲得するには至らなかったがステータスがかなり伸びている。
というかそもそも元のステータスで十分なんだが・・・。
とは言えこの龍、かなり強い。
膨大にある俺のHPが550000も減っている。
だが、それもここで終わりだ。

『おい、服従すればお前を生かしてやってもいいぞ?』
『何を言う、我は誇り高き炎龍帝だ貴様などに誰が服従するものか』

はぁ、誇りか。
そんなもの服従したとて十分に与えることができるのに・・・。

『残念だ』

そう俺は言い、俺の最強技を使う。
龍としての能力、肉体の一部を変形させることができる能力を使い、首を11に増やす。
更に、戦いで落とされた鱗を変形させ合計100以上の首を作り出す。

『《アルティメットグラトニーブレス》』

百以上の、首から放たれるMPに物を言わせた強力なブレス。
爆発的な火力で一気に炎龍帝のHPを削る。

400000→1

一気に炎龍帝のHPは削られ1に。
体の大半が消し飛ばされもはや原型を残していない。

『支配』

何故、俺がこいつを生かしたか。
それは、配下とするためだ。
俺のスキル龍覇之王の龍族支配の効果を使用し。
コイツと俺を戦えない服従関係とする。
支配した後は回復してやる。
世界支配なんてでけぇことを俺一人でやるなんてめんどくさい。
配下に任せて悠々自適に世界征服するのさ。

『わ、私は・・・?』
『お前は、今から私の配下だ。私の目的は、人と神を滅ぼし世界を征服することだ。お前にはそれに協力してほしい』
『そ、そんなことできる訳が・・・!!いえ、私を圧倒したあの実力ならもしかしたら・・・。分かりましたあなたの配下として、あなたに忠誠を誓い、人族を滅ぼします』
『うむ』
『では、配下になった記念だ。お前に名を与える、お前の名前は・・・ヴリドラ。ヴリドラ・ヴァハムートだ』
『はは!!拝命致しました。あなた様から名を与えられる名誉をかみしめ精進いたします』

よしっ。
偉そうな振りは今のところ完璧だ。
それに、かなり忠誠度の高い配下を得ることができた。
かなり、いい成果だ。

『では、いってこい』
『はっ!!』

炎龍帝、改めヴリドラはそう返事をしどこかの町に飛び立っていった。

しかし、彼は知らなかった。
彼は、藤原篤也の4年前に転生しており、同時に#単語_世界の災厄_ルビ_志原佐摩_#が降臨。
彼らに、何とも思われず自身の野望を消されること。
そして、先ほどの龍は______。
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