5 / 36
ep4. 同級生が召喚師だった件
しおりを挟む
この状況はどうやら夢ではなさそうだ。
カナデがそう気づき始めたのは、服を着替えたあたりだった。
薬を飲んだ後、たくさんのメイドっぽい女性たちがカナデを浴室に連れて行った。風呂に入れられ全身を磨かれて、服を着せられ髪を整えられた。
着替えた服は正装のようで、これから偉い人に会うのだと否応なく理解できた。
「あの、リアナさん。俺はこれから誰に会うのでしょうか? 今って、どういった状況でしょうか?」
控えの間で隣に座るリアナに、恐る恐る問う。
「国王陛下に帰還の御挨拶をするのですわ。少し前に、マイが戻ったの。一緒に謁見しますから、マイラを待ちなさい」
カナデは首を傾げた。
マイラなんてキャラは、ゲームに登場しない。
(ここって乙女ゲの世界なんじゃないのか? 帰還て、俺、帰ってきたってことなの? そんなイベント、ゲームにはなかった気が)
何となく、乙女ゲの主人公ポジションに異世界転移した夢でも見ているのだろうと思っていた。
(夢じゃなさそうな気もするけど、さすがにこれが現実とか、ラノベみたいな錯覚するのだけは恥ずかしいしな)
とはいえ、この状況をどう理解していいかも、わからない。だから、とりあえず夢が続いている、という認識でいることにした。
「なぁ、リア。マイラって、どこから帰ってくるんだ? ていうか、どんな……」
どんな人? と問おうとした時、控えの間の扉が開いた。
「まぁ、記憶が戻ってるなら、私はそれでいいけどさぁ。朝まで添い寝してたら、そりゃ、リアも怒ると思うよ」
「せめてマイだけは、朝まで耐えた俺を労ってくれないか。心が折れそうだよ」
「ははは、ウケる」
セスと談笑しながら部屋に入ってきたのは、同じ吹奏楽部の鈴城舞だ。カナデに「旋律は愛をのせて」という乙女ゲームを押し付けた張本人だ。
カナデは思わず立ち上がった。
「鈴城! お前、鈴城だよな? 何で、お前までここにいるんだよ。てか、俺、今どうなってんの? お前なら、わかるの? 説明してくれんの? この状況!」
がっつりと舞の肩を掴む。
呆然とカナデを見上げていた舞が、ぽつりと聞いた。
「自分の名前と性別を言ってごらん」
「音無奏、男だよ。何だよ、何なんだよ」
全く意味が分からない。
そんなカナデの顔を眺めていた舞が、首を横に振った。
「全然、記憶、戻ってないよ。二人とも、何を見ていたの?」
舞がセスティとリアナを振り返る。
「え?」
「えぇ⁉」
同じようなリアクションで、二人が同じように驚いている。
「記憶って、何?」
とりあえず舞に聞いてみる。
「あのさ、もしかすると多分だけど、自分が乙女ゲの世界に転移した、とか思ってないかにゃ?」
思いっきり言い当てられて、恥ずかしさに顔が熱くなる。
舞が、あからさまに大きく息を吐いた。
「転移したんじゃなくて、戻ってきただけ。カナデは記憶を消されて異世界に飛ばされてたの。探し出してこっちに連れて帰ってきたのが、召喚師である私にゃ」
バン、と胸を張って舞が得意げな顔をする。
「は? 戻って? 俺が、乙女ゲの世界の住人てことなのか?」
舞の言葉が半分も理解できない。
「本当に何も思い出してないんだねぇ。あの乙女ゲは、この世界を模して作った魔道具にゃ。カナデをこっちの世界に戻すための入り口でしかないよ」
舞がカナデの胸に手をあてた。
どくん、と、心臓とは違う鼓動が動いた。
「魔力の核が、目を覚ました。これで少しずつ、魔法が使えるようになるよ。日本には皆無だった魔力が、ムーサ王国では普通に流れているからね」
胸の奥が、熱い。
自分の中にある知らなかった力が解放されたのを感じた。
「鈴城はこっちの世界の住人、なんだな」
高校の同級生は、自分をこの国に戻すための召喚師だった。なんて、本当にラノベみたいだ。だが、納得せざるを得なかった。
「そうだよ。本来なら、こっちでの付き合いの方が長いんだにゃ。早く思い出してよ、カナ」
拳で胸をとん、と突かれる。
舞の顔は、笑っているけど少し悲しげだった。
何も言えないでいるカナデの肩を、舞がポンポンと叩いた。
「まぁ、無理しなくってもいいけどにゃ。こっちの世界のカナデは女の子だったから、私もちょっと違和感あるし。まだ、音無って呼んじゃいそうだにゃ」
慰めてくれているのだとわかるが、とんでもない発言の方に気を取られた。
「え? 俺って、女の子だったの?」
舞が半目になった。無言で後ろを振り返る。
セスティとリアナが咄嗟に舞から目を逸らした。
「本当に何も説明してないんだにゃぁ」
恨みがましい声が二人を責めているのがわかる。
「だって、セスは普通にカナと会話したって言っていたから、問題ないと思いましたのよ」
「気が付かなかったんだ。カナは俺の名前を呼んでいたから。てっきり戻っていると思っていたんだよ」
二人の慌てた釈明を聞いて、舞が肩を落とした。
「運命の番に薬も飲まずに会っちゃったオメガとアルファが、まともに会話できると? カナには記憶がなくても知識は入れとくって、話してあったはずだけど?」
舞のツッコミに、二人は言葉なく黙った。
「えっと、つまり俺はこの世界じゃ女の子だったけけど、日本で男に生まれ変わったってことなのか?」
舞が思いっきり首を振った。
「正確には、この世界でもカナデは男だったの。でも、誰も知らなかった。皆がカナデを女の子のベータだと思っていたんだよ。カナデ自身もね」
舞が真剣な顔でカナデを見上げた。
「まぁ、その辺りは、これから真相がわかるよ。国王陛下への謁見の席には、ティスティーナ家当主も出席する予定だから」
「ティスティーナって、ゲームの主人公の姓、てことは」
舞が頷いた。
「カナデの家。当主はカナデの実の御父上だよ」
舞やセスティやリアナの表情は真剣だ。それに、どこか暗い。
良い話ではないのだろうと、感じ取れた。
「そろそろ時間だ。行こう」
セスティがカナデを促した。
「記憶がないと気が付かなくて、すまない。謁見を終えたら、カナデの質問には何でも答えよう」
「ゆっくりで構いませんわ。カナデのペースで失くした思い出を取り戻しましょう」
反対側に立ったリアナが笑いかけてくれた。
「うん。二人とも、ありがとう」
この二人と舞がいてくれれば、大丈夫だ。何となく、そう思えた。
二人に挟まれて、カナデは謁見の間に向かった。
カナデがそう気づき始めたのは、服を着替えたあたりだった。
薬を飲んだ後、たくさんのメイドっぽい女性たちがカナデを浴室に連れて行った。風呂に入れられ全身を磨かれて、服を着せられ髪を整えられた。
着替えた服は正装のようで、これから偉い人に会うのだと否応なく理解できた。
「あの、リアナさん。俺はこれから誰に会うのでしょうか? 今って、どういった状況でしょうか?」
控えの間で隣に座るリアナに、恐る恐る問う。
「国王陛下に帰還の御挨拶をするのですわ。少し前に、マイが戻ったの。一緒に謁見しますから、マイラを待ちなさい」
カナデは首を傾げた。
マイラなんてキャラは、ゲームに登場しない。
(ここって乙女ゲの世界なんじゃないのか? 帰還て、俺、帰ってきたってことなの? そんなイベント、ゲームにはなかった気が)
何となく、乙女ゲの主人公ポジションに異世界転移した夢でも見ているのだろうと思っていた。
(夢じゃなさそうな気もするけど、さすがにこれが現実とか、ラノベみたいな錯覚するのだけは恥ずかしいしな)
とはいえ、この状況をどう理解していいかも、わからない。だから、とりあえず夢が続いている、という認識でいることにした。
「なぁ、リア。マイラって、どこから帰ってくるんだ? ていうか、どんな……」
どんな人? と問おうとした時、控えの間の扉が開いた。
「まぁ、記憶が戻ってるなら、私はそれでいいけどさぁ。朝まで添い寝してたら、そりゃ、リアも怒ると思うよ」
「せめてマイだけは、朝まで耐えた俺を労ってくれないか。心が折れそうだよ」
「ははは、ウケる」
セスと談笑しながら部屋に入ってきたのは、同じ吹奏楽部の鈴城舞だ。カナデに「旋律は愛をのせて」という乙女ゲームを押し付けた張本人だ。
カナデは思わず立ち上がった。
「鈴城! お前、鈴城だよな? 何で、お前までここにいるんだよ。てか、俺、今どうなってんの? お前なら、わかるの? 説明してくれんの? この状況!」
がっつりと舞の肩を掴む。
呆然とカナデを見上げていた舞が、ぽつりと聞いた。
「自分の名前と性別を言ってごらん」
「音無奏、男だよ。何だよ、何なんだよ」
全く意味が分からない。
そんなカナデの顔を眺めていた舞が、首を横に振った。
「全然、記憶、戻ってないよ。二人とも、何を見ていたの?」
舞がセスティとリアナを振り返る。
「え?」
「えぇ⁉」
同じようなリアクションで、二人が同じように驚いている。
「記憶って、何?」
とりあえず舞に聞いてみる。
「あのさ、もしかすると多分だけど、自分が乙女ゲの世界に転移した、とか思ってないかにゃ?」
思いっきり言い当てられて、恥ずかしさに顔が熱くなる。
舞が、あからさまに大きく息を吐いた。
「転移したんじゃなくて、戻ってきただけ。カナデは記憶を消されて異世界に飛ばされてたの。探し出してこっちに連れて帰ってきたのが、召喚師である私にゃ」
バン、と胸を張って舞が得意げな顔をする。
「は? 戻って? 俺が、乙女ゲの世界の住人てことなのか?」
舞の言葉が半分も理解できない。
「本当に何も思い出してないんだねぇ。あの乙女ゲは、この世界を模して作った魔道具にゃ。カナデをこっちの世界に戻すための入り口でしかないよ」
舞がカナデの胸に手をあてた。
どくん、と、心臓とは違う鼓動が動いた。
「魔力の核が、目を覚ました。これで少しずつ、魔法が使えるようになるよ。日本には皆無だった魔力が、ムーサ王国では普通に流れているからね」
胸の奥が、熱い。
自分の中にある知らなかった力が解放されたのを感じた。
「鈴城はこっちの世界の住人、なんだな」
高校の同級生は、自分をこの国に戻すための召喚師だった。なんて、本当にラノベみたいだ。だが、納得せざるを得なかった。
「そうだよ。本来なら、こっちでの付き合いの方が長いんだにゃ。早く思い出してよ、カナ」
拳で胸をとん、と突かれる。
舞の顔は、笑っているけど少し悲しげだった。
何も言えないでいるカナデの肩を、舞がポンポンと叩いた。
「まぁ、無理しなくってもいいけどにゃ。こっちの世界のカナデは女の子だったから、私もちょっと違和感あるし。まだ、音無って呼んじゃいそうだにゃ」
慰めてくれているのだとわかるが、とんでもない発言の方に気を取られた。
「え? 俺って、女の子だったの?」
舞が半目になった。無言で後ろを振り返る。
セスティとリアナが咄嗟に舞から目を逸らした。
「本当に何も説明してないんだにゃぁ」
恨みがましい声が二人を責めているのがわかる。
「だって、セスは普通にカナと会話したって言っていたから、問題ないと思いましたのよ」
「気が付かなかったんだ。カナは俺の名前を呼んでいたから。てっきり戻っていると思っていたんだよ」
二人の慌てた釈明を聞いて、舞が肩を落とした。
「運命の番に薬も飲まずに会っちゃったオメガとアルファが、まともに会話できると? カナには記憶がなくても知識は入れとくって、話してあったはずだけど?」
舞のツッコミに、二人は言葉なく黙った。
「えっと、つまり俺はこの世界じゃ女の子だったけけど、日本で男に生まれ変わったってことなのか?」
舞が思いっきり首を振った。
「正確には、この世界でもカナデは男だったの。でも、誰も知らなかった。皆がカナデを女の子のベータだと思っていたんだよ。カナデ自身もね」
舞が真剣な顔でカナデを見上げた。
「まぁ、その辺りは、これから真相がわかるよ。国王陛下への謁見の席には、ティスティーナ家当主も出席する予定だから」
「ティスティーナって、ゲームの主人公の姓、てことは」
舞が頷いた。
「カナデの家。当主はカナデの実の御父上だよ」
舞やセスティやリアナの表情は真剣だ。それに、どこか暗い。
良い話ではないのだろうと、感じ取れた。
「そろそろ時間だ。行こう」
セスティがカナデを促した。
「記憶がないと気が付かなくて、すまない。謁見を終えたら、カナデの質問には何でも答えよう」
「ゆっくりで構いませんわ。カナデのペースで失くした思い出を取り戻しましょう」
反対側に立ったリアナが笑いかけてくれた。
「うん。二人とも、ありがとう」
この二人と舞がいてくれれば、大丈夫だ。何となく、そう思えた。
二人に挟まれて、カナデは謁見の間に向かった。
10
あなたにおすすめの小説
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけです!
名前が * ゆるゆ になりました。
これからもどうぞよろしくお願い致します!
表紙や動画はAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。
悪役令息(Ω)に転生したので、破滅を避けてスローライフを目指します。だけどなぜか最強騎士団長(α)の運命の番に認定され、溺愛ルートに突入!
水凪しおん
BL
貧乏男爵家の三男リヒトには秘密があった。
それは、自分が乙女ゲームの「悪役令息」であり、現代日本から転生してきたという記憶だ。
家は没落寸前、自身の立場は断罪エンドへまっしぐら。
そんな破滅フラグを回避するため、前世の知識を活かして領地改革に奮闘するリヒトだったが、彼が生まれ持った「Ω」という性は、否応なく運命の渦へと彼を巻き込んでいく。
ある夜会で出会ったのは、氷のように冷徹で、王国最強と謳われる騎士団長のカイ。
誰もが恐れるαの彼に、なぜかリヒトは興味を持たれてしまう。
「関わってはいけない」――そう思えば思うほど、抗いがたいフェロモンと、カイの不器用な優しさがリヒトの心を揺さぶる。
これは、運命に翻弄される悪役令息が、最強騎士団長の激重な愛に包まれ、やがて国をも動かす存在へと成り上がっていく、甘くて刺激的な溺愛ラブストーリー。
後宮に咲く美しき寵后
不来方しい
BL
フィリの故郷であるルロ国では、真っ白な肌に金色の髪を持つ人間は魔女の生まれ変わりだと伝えられていた。生まれた者は民衆の前で焚刑に処し、こうして人々の安心を得る一方、犠牲を当たり前のように受け入れている国だった。
フィリもまた雪のような肌と金髪を持って生まれ、来るべきときに備え、地下の部屋で閉じ込められて生活をしていた。第四王子として生まれても、処刑への道は免れられなかった。
そんなフィリの元に、縁談の話が舞い込んでくる。
縁談の相手はファルーハ王国の第三王子であるヴァシリス。顔も名前も知らない王子との結婚の話は、同性婚に偏見があるルロ国にとって、フィリはさらに肩身の狭い思いをする。
ファルーハ王国は砂漠地帯にある王国であり、雪国であるルロ国とは真逆だ。縁談などフィリ信じず、ついにそのときが来たと諦めの境地に至った。
情報がほとんどないファルーハ王国へ向かうと、国を上げて祝福する民衆に触れ、処刑場へ向かうものだとばかり思っていたフィリは困惑する。
狼狽するフィリの元へ現れたのは、浅黒い肌と黒髪、サファイア色の瞳を持つヴァシリスだった。彼はまだ成人にはあと二年早い子供であり、未成年と婚姻の儀を行うのかと不意を突かれた。
縁談の持ち込みから婚儀までが早く、しかも相手は未成年。そこには第二王子であるジャミルの思惑が隠されていて──。
ふしだらオメガ王子の嫁入り
金剛@キット
BL
初恋の騎士の気を引くために、ふしだらなフリをして、嫁ぎ先が無くなったペルデルセ王子Ωは、10番目の側妃として、隣国へ嫁ぐコトが決まった。孤独が染みる冷たい後宮で、王子は何を思い生きるのか?
お話に都合の良い、ユルユル設定のオメガバースです。
新年に余り物でおせちを作ったら、冷酷と噂の騎士団長様に「運命の番」だと求婚されました
水凪しおん
BL
料理人だった俺が転生したのは、男性オメガというだけで家族に虐げられる不遇の青年カイ。
新年くらいはと前世の記憶を頼りに作ったのは、この世界にはない『おせち料理』だった。
それを偶然口にしたのは、氷のように冷酷と噂される最強の騎士団長リアム。
「お前は俺の運命の番だ」
彼の屋敷に保護され、俺の作る料理が彼の心を溶かしていく。
不器用で、だけどまっすぐな愛情を注いでくれる彼と、美味しい料理で紡ぐ、甘くて温かい異世界スローライフ。
悪役令息(Ω)に転生した俺、破滅回避のためΩ隠してαを装ってたら、冷徹α第一王子に婚約者にされて溺愛されてます!?
水凪しおん
BL
前世の記憶を持つ俺、リオネルは、BL小説の悪役令息に転生していた。
断罪される運命を回避するため、本来希少なΩである性を隠し、出来損ないのαとして目立たず生きてきた。
しかし、突然、原作のヒーローである冷徹な第一王子アシュレイの婚約者にされてしまう。
これは破滅フラグに違いないと絶望する俺だが、アシュレイの態度は原作とどこか違っていて……?
追放されたおまけの聖女♂は冷徹王太子の腕の中から離してもらえない〜今さら戻れと言われても、もうこの人の魔力しか受け付けません!〜
たら昆布
BL
聖女のおまけで召喚されたと思われて追放された不憫受けが拾われて愛される話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる